<射撃ニュース3月>

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(農家にわな免許取得助成:大阪)
イノシシによる農作物被害が急増している河南町は4月からイノシシ退治に本腰を入れる。春から秋にかけて農家がわなを仕掛けるための免許取得の費用助成を新設するほか、猟友会への助成も増額し駆除への参加者を増やすことにしている。背景には猟友会の高齢化で駆除回数が減ってイノシシが増加しており、農家自身が捕獲に乗り出さないとならない現状がある。同町によると、被害は町東部の中山間部に集中。狩猟期間(11月15日〜3月15日)を除き、有害鳥獣として捕獲されたイノシシは平成19年度が29頭だったが20年度は56頭に増えた。コメの被害額は19年度の51万1000円から20年度は倍以上と予想。タケノコやスイカ、イモなどの被害も続出している。イノシシによる農作物の被害は、山がある府内のほかの自治体も同じで、府動物愛護畜産課によると、19年度はドングリなどイノシシの餌が豊富だったことから被害総額3860万円と平年より少なかったが、20年度は5000万円を超える見通しだ。農家の鳥獣対策として電気さくや防護ネットなどの設置が進んでいるが、駆除が追いつかないのが現状。猟友会会員の高齢化が進み、駆除の回数が減ったため、イノシシ自体が増えていることが背景にあるという。イノシシ捕獲は鳥獣保護法で規制され、知事が交付する捕獲免許の取得が必要。府は「自分の田畑は自分で守ろう」をスローガンに農家の免許取得を推進しており、20年度から農家が受験しやすい農閑期の12月にも試験を行い年2回に増やした。免許取得の推進は農作物被害の多い高槻市が20年度から実施しており、河南町も21年度当初予算に20人分の取得費用として82万円を計上し4月から農家に呼びかける。猟友会への助成は40万円から60万円に増額。国に対しても、わな用のおり17基分の購入費約190万円を申請している。同町まちづくり推進課は「イノシシによる農作物被害は年々深刻化している。人数を増やすことで、効率的な捕獲を進めたい」と話している。
(2011年開催予定のおいでませ!山口国体・山口大会)
<前略>大会常任委員会が開かれ、クレー射撃を周南市で、サッカー女子を山陽小野田市、同男子を山口市で行うことを決定。デモンストレーションとしてのスポーツ行事に、防府市でビリヤードナインボールを実施することなども決まった。
(銃所持僧侶の逮捕に協力、感謝状:愛知)
豊橋署は30日、タクシー内で男が実弾入りの散弾銃を所持していると110番通報し、殺人予備と銃刀法違反の容疑で逮捕するのに協力した「いなりタクシー」=豊川市山道町=運転手の植本光明さん(62)(豊橋市東小鷹野)と片岡立充社長(67)に感謝状を贈った。同署によると、豊川市の僧侶(48)がさる22日深夜、交際していた女性と連絡がとれないのは夫のせいだと腹を立て、散弾銃を持って植本さんのタクシーで豊橋市内の女性宅へ向かった。植本さんは男が酒に酔い、「これから人を殺しに行く」と言いながら車内で猟銃を組み立てるのを目撃。「道がよく分からないのでコンビニで聞いてくる」と機転を利かせて車外に出、会社に連絡した。植本さんは「日頃から万一に備えて、どうするかを考えていたので慌てずに対応できた」と話していた。
(エアガン製造・販売の社長を起訴猶予処分)
殺傷能力があるエアガンを製造・販売したとして、銃刀法違反等の疑いで逮捕された遊戯銃製造会社の社長ら4人に対し、東京地検は起訴猶予とした。起訴猶予となったのは、東京・北区の遊戯銃製造会社タナカの田中祥元社長(65)ら4人と法人としての株式会社タナカ。田中社長らは、殺傷能力がある回転式拳銃型エアガンを製造販売したとして、2008年12月、銃刀法違反などの疑いで逮捕された。東京地検は、田中社長らが容疑を認めていることや、回収活動にも努力をしているなどの理由で、4人を起訴猶予とした。
(ライフル協が小学生向け教室:福井)
未来の国体、オリンピック選手を目指してもらおうと、福井県ライフル射撃協会は29日、福井市西藤島小で小学生対象のビームライフル体験教室を開いた。2018年開催の2巡目福井国体に向け、ジュニアの育成や強化を図り、競技を広く普及しようと初めて出張型の体験教室を開いた。県内の児童15人が参加した。児童は協会のメンバーにライフルの構え方、的の狙い方を教えてもらいながら、10メートル先にある直径3センチの標的を狙って引き金を引いた。電光掲示板に高い得点が表示されると笑顔を見せていた。県協会の生島賀寿也理事長は「ライフルは集中力が高まる競技。体力がなくてもできるので、ぜひ挑戦してほしい」と話していた。
(エゾシカ料理店マップを作製:北海道)
釧路支庁は27日、エゾシカ肉料理店を紹介する「釧路エゾシカ料理店マップ」を作製した。マップには9日までに登録要請のあった管内12店舗を掲載。エゾシカ料理を浸透させ、PRに役立てる。同マップはエゾシカ肉についての簡単な説明と、釧路市と弟子屈町、白糠町のシカ肉料理店についてメニューと内容、カラー地図で分かりやすく紹介している。
(特定鳥獣保護管理計画技術マニュアル改訂案への意見募集開始)
環境省は、「特定鳥獣保護管理計画技術マニュアル(イノシシ編)、(ニホンジカ編)及び(クマ類編)」改訂案に、平成21年3月27日から4月25日(17:30)までの間、意見募集を行うと発表した。特定鳥獣保護管理計画(特定計画)制度は、地域的に著しく増加または減少している野生鳥獣の個体群の科学的・計画的な保護管理の実施により人と鳥獣との共生を図る目的で創設され、平成21年2月現在、46都道府県で5種について99計画が作成されている。特定鳥獣保護管理計画技術マニュアルは、都道府県が特定鳥獣保護管理計画を作成する際の技術的な参考となる資料。今回、平成12年度に作成したイノシシ編、ニホンジカ編、クマ類編について、その後の状況の変化等を踏まえ、改訂案をとりまとめたとのこと。意見は、郵送、FAX、電子メールで受け付けている。意見提出方法の詳細はプレリリースの「意見募集要項」を参照。
(野鳥の宝庫¢フ感:岩手)
大船渡市内を流れる盛川河口付近で二十八日、野鳥観察会(気仙の野鳥を観る会、NPO法人夢ネット大船渡共催)が開かれ、市民らが鳥の生態や環境に対する関心を高めた。観察会は、盛川で見られる野鳥の名前や姿、色など特徴を学びながら、河川環境にも理解を深めてもらおうと初めて開催。市内外から約二十人が参加した。大船渡町中港の盛川制水門付近に集合した参加者は、気仙の野鳥を観る会の相模洋事務局長(高田町)の説明を聞きながら、それぞれ持ち寄った望遠鏡や双眼鏡を手に、川筋や中州を飛び交うカモメやカモを見つけては観察を楽しんだ。この日は、コガモ、マガモ、オオバン、オオセグロカモメ、アオサギ、ミサゴなどを確認。立根町から参加した女性は「ユリカモメの足が赤くてきれい。きょうはたくさん野鳥の名前を覚えて帰りたい」と話し、双眼鏡を熱心にのぞき込んでいた。河口の川口橋付近には寒風をついて潮干狩りを楽しむ家族連れの姿も。野鳥を観る会の岩城恭治会長は「野鳥も人間と同じく地球にすむ権利がある。野鳥がすめなければ人も住めない」と環境を守る大切さを訴えていた。

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(クレー協会また混乱!麻生太郎会長再選めぐり紛糾)
日本クレー射撃協会は29日、来期の役員を決める理事会と総会を開いたが、麻生太郎会長の再選を支持する執行部と反対するグループが対立して紛糾した。結論が出ないまま太田豊秋会長代行が散会を宣言したが、反執行部派は独自で総会を続けて“新会長”を選出する異例の事態となった。反執行部派は、執行部の協会運営が独善的だなどとして反発。当初、総会に提案される予定だった麻生会長の続投案は諮らなかった。協会内は反執行部派が過半数を占めているため、提出すれば否決される可能性があったという。同協会の大江直之事務局長は「散会宣言後の総会や新会長が法的に有効なのかは弁護士に確認しなければわからない」と困惑している。同協会では2005年度の会計処理などをめぐって内紛が続き、昨年正常化したばかりだった。
(駆除イノシシ肉を特産に:栃木)
農作物の被害を減らすため捕獲したイノシシを特産「ボタン肉」として売り出そうと、栃木県那珂川町は4月、イノシシ専用の町営食肉加工処理施設を開設する。有害駆除と特産品開発の「一石二鳥」を狙った県内初の試みとなる。加工施設は木造平屋建て約90平方メートルで、同町和見に建設した。食品衛生法の食肉処理業の許可を取り次第、開業する。ワナ猟で捕獲したイノシシを買い取って解体し、食肉用に加工して主に地元向けに販売し、初年度は60頭を扱う予定だ。総事業費は3500万円で、国の農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業として1400万円の補助を受けた。加工施設の開業により、ボタン肉の流通ルートが確立し、安定供給が期待できる。このため、町内の馬頭温泉街の旅館や、道の駅ばとうのレストランなどが、イノシシ料理を地元の名物として売り出したい考えだ。町は3月、各店を集めて料理研究会を開き、鍋や丼物など定番料理に加えて新メニューの検討を進めている。町農林振興課によると、2007年度のイノシシによる町内の農作物被害は1900万円に上る。水田の稲や畑のジャガイモ、トウモロコシなどのイノシシの好物が被害を受けた。農産物が少ない冬は、エサを探すイノシシが水田の土手を掘り返すという。山林の荒廃が進み、普段は木の実などを食べるイノシシが、エサを求めて人里に現れる場合が増えている。地元猟友会などの捕獲数は、猟とワナの猟を合わせて07年度は122頭で、08年度も3月22日までにすでに136頭に達している。農作物被害を減らすため、09年度はさらに捕獲数を増やす方針だ。捕獲したイノシシはこれまで、猟友会などが自分たちで食べたり、配ったりしており、地元でも食材にするのは難しかったという。同課の山口守課長補佐は、「ボタン肉の特産地として那珂川町を売り出し、観光客を増やしていきたい」と話している。
(民間初五輪へ精鋭そろう)
バイアスロンで初の民間五輪代表を目指す。06年トリノ五輪代表で留萌市出身の大高友美(32、旭川大高出)、田中珠美(33)、向井文子(24)が28日、パチンコ店などを経営する太陽グループ(東原俊郎社長)に入社し会見を行った。結束が固い“3本の矢”で来年のバンクバー五輪代表を射止める。希望に満ちあふれていた。昨年11月のIBU杯で権利を得て、W杯に参戦することが五輪代表への最低条件。距離で2度、バイアスロンでも五輪に出場した大高は「3人とも一番どん底を経験した。あとは上を目指して頑張るだけ」と意気込んだ。苦難の連続だった。07年に自衛隊を退職後、富山県に拠点を移し競技を続けてきた。日本には射撃と距離が同時に練習できるのは、自衛隊の施設しかなく、練習も1日中できた自衛隊時代とは違い、ゴルフ場でキャディーの仕事と両立。「仕事をするだけでいっぱいだった」(大高)。週3日、2時間確保するのがやっと。さらに射撃は県唯一の射撃場に通ったが、年間通して10回以下しかできなかった。射撃の精度がものをいうバイアスロンにとって致命的だったが、「練習できないもどかしさはあったが、やめたいというのはなかった」と振り返った。太陽グループ所属となって今後は歌志内市の歌志内太陽ファームで仕事と競技を両立。午前を仕事に充て、練習は午後から市内のかもい岳(スキー)と、近隣の浦臼町(射撃)で行う。また今夏はラムソー(オーストリア)で3週間ほどの合宿を計画。練習は主に大高がメニューを組み、実践する。「民間でもできるというのを見せたい」。代表決定は来年1月。民間からの五輪へ、新たな挑戦が始まった。
(鳥獣害対策で地区民が設置したのは:長野)
仁礼町区民でつくる仁礼町区鳥獣害対策委員会(坪井今朝生委員長)は22日、須坂市が事業主体の野生鳥獣被害総合対策事業でサル・イノシシ用電気柵を設置した=写真。市は19年度から維持管理に加え、設置作業も地元に依頼し、同町は2年連続で行った。設置場所は同町福沢から亀倉(高仁神社裏)まで1.1km。前年度の同町西原〜福沢1.5kmや亀倉の1.5kmとつながり、仁礼東側は4.1kmに延びた。事業費約180万円のうち県補助と市費が各半額。市はトタン板や鉄筋、電気柵部材を用意し、100人を超える区民が雨と風の中で設置作業を行った。高さ1.5mほど。下半分はトタン板でイノシシの侵入を防ぎ、上半分は4,000〜5,000ボルトの電流が流れる。柵に近づく行動を抑制するため、外側10mには昨年秋、別の補助金を使って樹木伐採や枝払い、下草刈りをして緩衝帯を設けた。市農林課は「電気柵設置によりイノシシ被害はほぼ防げる。群れで行動するサルは、前年度の状況から30〜40匹のうち入るのは1匹くらいとかなり減る見通し」と話す。今後漏電防止の下草刈りなど維持管理を週1回、全区民が交代で行う計画だ。設置作業に参加した区民は「効果は期待できるが、今後の維持管理が課題」と取材に答えた。市は市内5カ所からの設置要望に対し、3月29日には大日向町で1.1kmを設置するほか来年度以降に塩野、豊丘、仁礼西側を計画する。
(岡山市が鳥獣被害防止計画策定)
岡山市は、深刻化するイノシシやカラスなどの農作物への鳥獣被害額10%軽減を目標にした被害防止計画を明らかにした。昨年2月施行の鳥獣被害防止特別措置法に基づき、国の財政支援を受けて防止対策に取り組む。
(環境の変化が動物の生態に影響:長野)
上下伊那地方の地質や動植物を調査などする市民団体「伊那谷自然友の会」の自然講座が28日、伊那市の伊那図書館で開かれた。同会会員で松本大地域総合研究センター研究員の建石繁明さん(74)=伊那市=が、写真や骨格標本などを交えて、動物の生態などを紹介。市民ら約30人に、自然環境の変化が与える生態への影響や自然の神秘を伝えた。上伊那地方の人たちに自然に目を向けてもらえるようにと、同会が今年度から、伊那市内でスタートさせた4回講座の最終回。来年度は県内の南アルプス(中央構造線エリア)地域が日本ジオパークに認定されたことを受け、地質を中心に同市での講座を計画している。建石さんはクマや鹿、ムササビなどの生態について説明。クマの歯の標本を示し、「人間と同じものを食べるようになったため、虫歯がある」と説明した。雪原に残るクマの足跡、雪に埋もれた未消化の笹が残るクマのふんの写真も紹介、「伊那谷の熊は冬眠していない」と、温暖化など自然環境の影響を示唆。「先入観を持たず、実際に自然の中に入って、物事を見てほしい」と呼び掛けた。
(安芸の宮島サル消える?モンキーセンター全部引き取りへ)
愛知県犬山市の日本モンキーセンターは4月から5年間をかけて、広島県廿日市市の宮島で放し飼いにされているニホンザル全頭約180頭を捕獲し、同センターに専用施設を設けて引き取ることにした。来年度は、餌付けされている主な群約100頭を捕獲する。宮島のニホンザルは、観光や生態研究のため、宮島ロープウエーを運営する広島観光開発と同センターが1962年、香川県・小豆島から47頭を移転させた。ニホンジカと仲良く共生する姿が人気を呼んだが、数が増えて半ば野生化し、最近は、ミカン園を荒らすなど問題になっていた。捕獲は、約10メートル四方のオリを設置し、自然の食料が乏しくなる来年1、2月に主群を餌でおびき寄せて一網打尽にする計画だ。同センターは、カニクイザル放飼場跡約2200平方メートルを改修し、ニホンザル専用施設に充てる。同センターでは現在、数頭のニホンザルを飼育しており、一挙に100頭以上に増えることになる。同センターの加藤章園長は「猿害が起きる前に捕獲することが大切。ニホンザルは派手さはないが、見飽きない面白さがある。センターで大切に飼育していきたい」と話している。
(えひめちゃん4個目卵、カラスが食べる)
兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)は23日、放鳥した国の特別天然記念物コウノトリの雄とペアになった雌の野生コウノトリ「えひめちゃん」が産んだ4個目の卵が、カラスに食べられたと発表した。えひめちゃんは16日以降、3個産卵したが、いずれも雄がその日のうちに巣の外に落としていた。公園によると、4個目の卵は23日午前に確認され、えひめちゃんが巣で温めていた。しかし午後2時すぎ、えひめちゃんと雄が巣を離れたすきに、飛んできたカラスが卵をくちばしで割り、食べたという。その後、カラスは卵の殻を持ち去った。

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(琵琶湖のカワウ、九州にも飛来)
湖や川の魚を食べて漁業に被害を与える水鳥のカワウが、全国最大級の営巣地になっている琵琶湖から、500キロ以上離れた九州まで飛んでいることが、環境省と滋賀県の調査で明らかになった。中部と近畿、四国の15府県でカワウ対策の広域協議会が発足しているが、滋賀県自然環境保全課は「調査で想像以上に遠くに飛んでいることが分かった。これ以上被害を拡大させないためにも、全国的な対策が必要だ」と訴えている。カワウは琵琶湖では3月ごろに飛来し繁殖後、9月に飛び去る。県などは詳しい生態を探るため、2002年から脚に識別票を装着し、飛んだ先を調査してきた。08年9月に琵琶湖から約580キロ離れた熊本県相良村で1羽、10月には約510キロ離れた宮崎県延岡市でも見つかった。これまで関東以西の23都府県で計41羽を確認し、うち23羽は200キロ以上離れた場所だった。カワウは体重の5分の1に当たる350―500グラムを1日に食べる「大食い」で、各地で深刻な漁業被害をもたらしている。琵琶湖で食べると推計される量は漁獲量以上。特産のアユを好むため滋賀県だけでも被害額は毎年約20億円に上る。県は07年には計約3万7000羽だったと推計したカワウが現在は約7万5000羽にまで倍増したとして、09年度から銃を使い、年約3万羽を駆除する予定だ。
(野生動物による被害、年間40億円:韓国)
カササギ、イノシシ、キバノロ、カモ、キジ、スズメなど野生動物が全国の電力施設や農産物に与えた被害額が昨年1年間で555億ウォン(約40億4100万円)に上ったことが、環境部の調べで27日までに分かった。このうち、カササギによる被害は電力施設を中心に397億7300万ウォン(約28億9600万円)と圧倒的に多く、全体の72%を占めた。環境部の関係者は「電信柱のカササギの巣によって発生する停電に伴う生産中断、修理コストなどを合計した額だ」と説明している。以下、イノシシ(55億7800万ウォン=約4億500万円)、カモ類(34億6300万ウォン=約2億5200万円)、キバノロ(24億1700万ウォン=約1億7600万円)、カモメ(13億3200万ウォン=約9700万円)、チョウセンリス(4億8500万ウォン=約3500万円)、キジ(4億6600万ウォン=約3400万円)、ガン類(1億2000万ウォン=約900万円)、スズメ(5000万ウォン=約400万円)の順となっている。
(イノシシ料理に挑戦:群馬)
沼田市生活研究グループ(原あさ子会長)は、同市白沢町の同町創作館で、イノシシ肉と古代米を使う料理に初挑戦した。狩猟期間中に市内で捕獲したイノシシの利用法を考えるのが目的。ミンチ状の肉とおからを混ぜ、みそだれで焼くイノシシハンバーグを試作した。試食した市の農業関係者は「和風の味付けでヘルシー。沼田ならではのメニューになれば」と期待していた。同市上発知町のサラダパークぬまたで5月に開かれる県植樹祭で、沼田をPRして約1300食配る予定の「だんご汁」50人分も作り、調理手順や味付けを検討した。

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(山梨県議会 県立射撃場の移転計画:山梨)
<前略>県立射撃場の移転計画について、中止を求める意見書を県に提出するよう求めた地元住民からの請願1件を不採択とし、閉会した。
(伊勢原射撃場の環境対策に着手:神奈川)
神奈川県教育局は2009年度、鉛弾対策のため休止していた県立伊勢原射撃場の環境対策(再整備)工事に着手する。全弾回収型施設とするため、散弾の飛散を防ぐための柵や壁を設置するとともに、銃弾の回収を容易にして地下水への影響を防止するためのアスファルト舗装、防音壁の設置などを行う。8月までに工事を発注する見通し。09〜10年度の2カ年で施工する計画。
(コンビニで銃発砲、店員撃たれ負傷:埼玉)
二十七日午前二時五分ごろ、埼玉県秩父市野坂町二のコンビニエンスストア「サンクス秩父野坂町店」で、客を装った男が男性アルバイト店員(37)にレジカウンター越しに拳銃を突きつけ「分かるな。金を出せ」と脅した。男はカウンターから出てきた店員ともみ合いになり、拳銃数発を発砲。店員は左足を撃たれたが、拳銃を奪い取って事務所から一一〇番した。約五分後、駆けつけた秩父署員が強盗殺人未遂容疑で男を現行犯逮捕した。男は自分の拳銃で右足首を負傷し、店員とともに病院に収容された。店員は弾丸が貫通するけがをしたが、命に別条ないという。秩父署の調べでは、男は住所や職業不詳の自称永田健一容疑者(60)。拳銃は回転式で、入手先や動機などを調べている。現場は西武秩父駅から南へ約二百メートルの国道140号沿いの住宅地で、近くに小学校がある。
(農林被害軽減、捕獲シカ肉を加工:香川)
香川県小豆島町のふるさと村で26日、小豆郡内で昨年秋、農林業被害軽減のため捕獲された野生ニホンジカの肉を、つくだ煮などに加工調理した試食会が行われた。捕獲は、獣害対策のため、同県などの補助を受け同町と土庄町の許可の下、同県猟友会小豆支部が銃やワナで実施。加工調理は、捕獲後に埋設処分されるシカの肉を有効活用し特産品化することで、捕獲事業費や猟友会員のボランティア協力の費用の足しにするため試行している。前回(昨年8月)は焼き肉料理が試食されたが、今回は初めて調理加工料理に挑戦。テーブルには、小豆島町内のつくだ煮業者らが約10キロの肉を加工したしぐれ煮や、みそ煮、すき焼き風つくだ煮、ワイン煮込み料理などがズラリと並べられた。呼びかけ人の同町の旅館業、浜口勇さん(65)と、地元企業や県、町職員、猟友会、森林組合関係者ら計17人が試食し、「脂身が少なく、異なる味付けが楽しめた」「加工の方法で軟らかさが違う」と評していた。商品化には衛生面の許可条件、安定供給などクリアすべき課題がいくつかあるが、同町の坂下一朗町長は参加者に「小豆島の特産品としてアピールできるか今後も研究してほしい」と要請していた。野生ジカの小豆郡内の推定生息数は約1500頭で、郡内の農林業被害は計約1600万円にものぼる。近年は毎年、春と秋に被害地域を中心に計約200頭を捕獲している。
(サクラ、「ウソ」についばまれ咲かず:京都)
日本桜名所百選の笠置山(京都府笠置町)の山上で、開花前のソメイヨシノの花芽が、スズメ目の野鳥「ウソ」についばまれ、ほとんど咲かない状態が近年続いている。ふもとの桜に誘われ、山上の笠置寺を訪ねてがっかりする参拝客も多いといい、同寺は今年から、花芽の付くのが遅い山桜への植え替えで対策に乗り出した。笠置は古来、桜の名所として知られた。大正時代に篤志家が参道に植えた100本近くのソメイヨシノをはじめ、一帯の国道や木津川沿いにも多く、吉野の桜になぞらえて「笠置千本」とも呼ばれた。笠置寺の小林慶範住職(73)によると「昔は、地元の子らが空気銃で狙って遊ぶので、ウソは寄りつかなかった」が、近年は花芽のある12月から3月ごろまで、ウソが明け方や夕方に現れてついばみ、朝には花芽の皮が地面にたくさん散っている。ムササビが止まり、細い枝が落ちる現象も起きている。町役場も毎年、府の許可を得て駆除を試みているが、ウソは明るい時間帯に現れないため銃を使えず、効果は上がっていない。信仰や観光の場でもあり、駆除よりも「ウソの食べにくい品種に順次、換えていく」(小林住職)ことを優先し、2月には境内で山桜30本を植えた。今後、参道でも山桜を植樹。「ソメイヨシノほど派手ではないが、花を楽しみにする参拝客の期待に応えたい」という。宇治市広野町の市植物公園によると「蜜(みつ)を吸って本来は受粉に役立つ鳥が、花の房ごと食べてしまう現象を『盗蜜』といい、近年増えている。森や山で鳥の食べ物が減ってきたからではないか。農薬の1種を幹に塗って防ぐ方法が考えられる。山桜に換える効果は分からないが、本来の植生に近くなるのは良いこと」という。
(鳥の「羽」で鳥の「姿」描く:愛知)
一宮市開明のプラスチック加工会社社長村松欣一さん(67)が、鳥の羽で作った鳥の姿の壁掛けを、同市起の尾西歴史民俗資料館で展示している。29日まで。村松さんは27年前、自宅の横に作った小屋でキジやキンケイを飼っていた。朝早く餌をやりに行くと、野犬に金網を破られて、一面に羽が散らばっていた。かわいがっていた鳥を失った悲しみから羽を拾い集め、羽で「寿」という文字を描き、額を作った。最近になって当時の気持ちを思い出し、3年間で70点ほど作品を作った。猟に出掛ける友達や鳥を飼っている友達から鳥の羽をもらい集め、カラスやツル、フクロウなどの姿に羽を張る。胸の部分は胸の羽を、翼には翼の羽を配し細部にこだわる。ニワトリなどの羽を染色し、テレビで見たブラジルのハチドリを作ることもある。孫の男の子が拾ってきたキジバトを育て、肩に止まるまでになったという鳥好きの村松さん。会場にはツルやメジロ、ニホンキジなどを表現した36点を展示。「今度は、カワセミの雄が雌に求愛行動しているところなど、動きのある作品を作りたいですね」と張り切っていた。
(豊後大友宗麟鉄砲隊:大分)
「豊後大友宗麟鉄砲隊」(大倉正憲隊長、十五人)が、大分市で古式火縄砲術の保存と歴史の伝承活動をしている。貴重な工芸品でもある火縄銃を保存するとともに、国内でいち早く火縄銃の製造に乗り出した豊後大友氏の進取の気性を学び、広く紹介することを目指していて、各地で演武を披露している。鉄砲隊は四年余り前、古式火縄銃の愛好者だった塚本政弘さん(故人・初代隊長)のもとに仲間が集まり、発足した。隊員は「豊後火縄銃保存会」(秦洋一会長)の会員でもある。隊全体で、全国各地から集めた幕末の古式火縄銃六丁を所有している。中には二十キロもの重さがある大筒もある。各隊員は甲冑(かっちゅう)を骨董(こっとう)品店から取り寄せたり、手作りしたものを着用して演武に臨む。火薬を詰めて発砲するまで、所定の動作があり、それらは塚本さんが調べ、情報収集するなどしたもの。隊員は毎週土曜、豊後大野市の射撃場に集まって練習し、細かな動きを確認している。「火薬を詰めたり、縄に火を付ける一連の動作が確実に決まるまでは発砲しない」と大倉隊長。二十八日には大分市の高崎山の春休みイベントで、高崎山おさる館横の芝生広場で演武を披露する。午前十時、大友宗麟の詰め城だった高崎山の万寿寺別院に甲冑姿で参拝した後、同十一時から伝統の所作を紹介する。
(光る目を数えてシカの生息調査:京都)
府中丹広域振興局は26日夜、福知山市内で、農林産物に多くの被害を与えているニホンジカなどの生息実態調査をした。スポットライトで照らしながら車で農道、林道などを走って頭数を確認するライトセンサス方式によるもので、調査委託を受けた市有害鳥獣駆除隊(芦田和彦隊長)の隊員ら42人がペアを組み、延べ2000キロ近くのコースを回った。調査結果は近くまとめる。管内の福知山、綾部、舞鶴3市で、07年度の野生生物による農林業被害額は稲、豆類など約1億2000万円(うち福知山市約5200万円)に上り、農林家の経営意欲を減退させ、放棄耕作地の増加に拍車をかけている。有害鳥獣としてニホンジカなどの生息実態を調べ、捕獲対策を進めるため、調査を計画した。調査は旧市域11コース、大江4コース、三和、夜久野各3コースで午後8時から約4時間実施。それぞれ出没が多い地域の農道、林道、作業道を車でゆっくり走り、助手席の隊員が手にしたスポットライトで周囲を照らし、光る目を数えた。ニホンジカやイノシシの頭数を調べるだけでなく、大きさ、角の有無などから雌雄や世代の推定もした。ニホンジカは、かつて夜久野地域での出没が中心だったが、東域に年々広がっており、三岳、雲原地域ではかなりの頭数が確認されている。瘤木、大呂、喜多、上野条、下野条などを回った芦田隊長は、ニホンジカ約150頭(イノシシはなし)を確認。「以前から独自に調査をしていますが、02年の調査時に比べると、旧市域は20倍ほどに急増しています。10頭ほどの群れも多い。車で回れない場所が多く、実際は調査結果の2倍から10倍程度の生息数になると思う」と話していた。同局によると、07年度に市内で有害鳥獣として捕獲されたニホンジカは2054頭で、このうち94%の1927頭が旧市域だった。イノシシは979頭で、このうち旧市域が341頭。また、市は同じ内容で07、08年度の4月、10月に合わせて4回調査を実施している。このときのニホンジカの確認数は1156頭−1618頭、イノシシは9頭−31頭だった。
(ニホンジカ食害、対策協が報告会:長野)
南アルプスのニホンジカ食害対策に取り組む関係機関でつくる対策協議会(会長・小坂樫男伊那市長)の活動報告会が南箕輪村の信州大農学部で開かれ、同学部の調査チームなどが報告をした。調査チームは、昨年夏にシカ防護柵が設置された仙丈ケ岳では「高山帯のほとんどの植物が食べられている」「シカの踏み荒らしで土壌浸食が進んでいる」と指摘。防護柵の検証や土壌流出の調査などを課題として挙げた。
(植樹祭会場跡地でエゾシカ食害:北海道)
苫小牧市柏原の第58回全国植樹祭会場跡地に、昨年6月植えたエゾヤマザクラの苗木が、エゾシカに食い荒らされている。道によると、半数に食害が及び、回復の見込みが厳しいものもあるという。2007年6月の全国植樹祭開催後、約8ヘクタールの会場跡地を、道は「記念の森」として活用することにしている。環境教育や森林関連のイベント、森づくりボランティアの活動の場を考えている。昨年6月には、植樹祭1周年記念として、ボランティア関係者や一般市民が大勢集まり、式典会場跡地にエゾヤマザクラの苗木93本を植え、地球環境を守る森林の大切さを胸に刻んだ。この苗木が狙われた。幹や枝が折られていたり、樹皮が食い荒らされ、状況からシカの仕業と判断している。胆振森づくりセンター(苫小牧)などが調べたところ、93本のうち47本が食害に遭ったことが判明。回復の状況を見守っている。ダメージが大きい木については枯死する恐れもあるといい、「回復が見込めなければ、植え替えが必要になるかもしれない」と同センター。事態を受けて道は、サクラの幹に、シカが嫌がる忌避剤のトウガラシエキス入りネットカバーを巻き付ける対策を取った。しかし、木が成長したり、時間が経過すると、ネットカバーや忌避剤の効果も薄れるため、いずれ再び食害に遭う可能性もある。式典会場跡地では、今後も植樹行事が予定されている。道森林活用課は「せっかく植えた木が食害に遭うのは避けたい」とし、対策を検討していく考えだが、近くでNPO法人が「バットの森づくり」として植樹したアオダモ苗木も食害を大きく受けていて、森づくりの強敵に関係者は頭を悩ませている。
(森林動物研究センター29日に一般公開:兵庫)
開設2年になる県森林動物研究センター(丹波市青垣町沢野)が29日、初めて研究成果を一般に公開する。「兵庫の野生動物〜野生動物との共存を考える」をテーマに、研究施設を公開するほか、シカ肉料理の展示販売、野生動物の命を題材にした子ども向けのデジタル紙芝居などを企画している。無料。研究成果発表会は午前11時と午後1時からの2回、野生動物の生息状況調査や森林の植生調査などから明らかになってきた獣類別の生息現状や対応方針について研究スタッフが発表する。午前10時〜午後4時の施設公開では、野生動物に関する様々な標本がある標本収蔵室などを公開し、生態などを担当スタッフが解説する。展示物では、クマやシカなどの在来種とアライグマなどの外来野生動物に関する被害対策の現状や課題を紹介する。森林動物専門員の活動状況や、県内で撮影された野生動物の珍しい写真、屋外で使う防護さくなどを展示する。子どもでも楽しんでもらえるように、骨や毛皮にさわったり、顕微鏡をのぞいたりできる体験コーナーも設ける。
(オリでイノシシ捕獲:長野)
山ノ内町は昨年6月、イノシシ対策で町内4カ所に特殊オリを設置したが、24日には横倉地籍で町内2カ所目となる捕獲が確認された。オリにかかったイノシシは、体長90センチ程度と比較的小型で、2歳程度と推測される。横倉では、昨年6月のオリ設置から捕獲がなかったため、先に隣接する前坂地籍との中間地点の上野地区にオリを移動、それから間もなくの捕獲となった。町内には上条、須賀川、菅、横倉の4カ所にオリが設置されている。昨年8月下旬に菅地籍で同時に2頭が捕獲されこれが特殊オリでの第1号となったが、それ以降の捕獲は確認されていなかった。農作物の食べ荒らしや田畑荒らしの難敵だけに、横倉の関係者も「本当に良かった」と、ひとまずほっとしている。
(餌付け自粛相次ぎ昨年より1割減:福島)
県内に飛来するカモやハクチョウの数が、昨年より約1割減少したことが、県の調査で分かった。鳥インフルエンザの感染拡大を懸念し、飛来地での餌付けの自粛が相次いだことが背景にあるとみられ、県自然保護課は「エサを求めて飛来地の分散化が進んだのではないか」とみている。調査は1月11、13の両日、ガン類、カモ類、ハクチョウ類を対象に県内の飛来地全330カ所で実施。飛来数は24種計6万5751羽で、昨年より8622羽減った。同課によると、調査地点のうち、餌付けできるのは昨年の36カ所から17カ所に減った。湖や川の全面凍結が25カ所と、昨年より17カ所多かった。飛来地は10カ所増えており、エサを求めた結果、飛来地が県外も含め分散したとみられるという。減少率が最大だったのは福島市の「あぶくま親水公園」付近の阿武隈川で、ハクチョウ類は192羽(昨年比553羽減)、カモ類は1276羽(同8234羽減)だった。同公園は県内有数のハクチョウの飛来地だが、餌付けが中止された。いわき市の夏井川など餌付けを自粛した地点は、いずれも飛来数が減少したという。
(銃器事件の摘発強化へ:中国)
2009年3月25日、中国公安部は10月31日まで、全国で銃器犯罪の取り締まりを強化する方針を発表した。北京晩報の報道。公安部は全国の公安機関に呼びかけ、違法に流通する銃器の摘発と、これらを販売する違法集団の取り締まり、製造拠点や販売網の撲滅活動を展開する。さらに、銃器犯罪の多発地区やその背景を精査し、管理体制の確立に向け各地で調査活動を行う。中国での銃器犯罪の実態については08年10月、米紙「ウォールストリート・ジャーナル」が、中国での「銃器文化」の急速な台頭を報じた。銃犯罪の報道件数も急増しているが、厳しい報道規制の現状からすると、実際の数は計り知れないとした。
(ライフル銃がズドン!危険なわなで泥棒が死亡:イタリア)
イタリア南部シチリア州の州都パレルモ近郊にある農園に押し入ろうとした泥棒(31)が、農園主が仕掛けた防犯用のわなにはまり、死亡した。わなは、ライフル銃の引き金と農園のドアをワイヤでつないだ構造。泥棒は農園入り口のドアを開けた直後、胸に銃弾を受けて即死したという。“事件”を警察に通報した泥棒の仲間2人が事情聴取を受ける一方、農園主も訴追される可能性があるという。
(ハンバーガーショップに現れた強盗を一般客が射殺:アメリカ)
ハンバーガーショップに現れた強盗と店内で食事していた一般客が店内で銃撃戦を行い、強盗が射殺されるという事件が起きたそうです。アクション映画でありそうなシーンが本当に起きてしまったような光景で、事件現場周辺はパニックを通り越してあっけにとられたような状態だったとのこと。アメリカ・フロリダ州のマイアミにあるバーガーキングで、現地時間3月24日の午後4時頃に強盗と一般客が銃で撃ち合うという事件が起きたそうです。事件当時、学生などたくさんの食事客が訪れ店内はにぎわっていたそうです。そこにスキーマスクを着用した強盗が現れ、従業員に銃を突きつけて金銭を要求したとのこと。強盗と従業員がもみ合っている様子を見た一般客が隠し持っていた銃で強盗に発砲。強盗は床に倒れ込み、そのまま死亡したそうです。発砲した客も強盗に何発が撃たれており、すぐにジャクソン・メモリアル病院に運び込まれたとのこと。撃たれた一般客の方は重傷ではあるが命の危険性はないそうです。普段映画でしか目にすることのない光景に周辺はあ然となり、混雑した大通りを行き来する通行人もあっけにとられていたそうです。

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(路上で発砲?1人けが:大阪)
25日午後9時45分ごろ、大阪市西淀川区柏里2丁目付近の通行人から、「銃を撃つ音が聞こえた」と110番通報があった。西淀川署員が駆けつけたところ、路上に血だまりのようなものが残されていた。西淀川署によると、同市福島区内の病院に銃で撃たれた傷跡がある男性が搬送されたといい、同署はこの男性が何者かに撃たれた疑いがあるとみて殺人未遂容疑で調べる。同署によると、撃たれた男性は45歳前後。右太ももと右手首の2カ所にけがを負って病院に搬送されたが、命に別条はないという。近くの住民らによると、現場近くの喫茶店から出てきた男性と、路上にいた別の男らとが口論となり、直後に発砲音が聞こえたという。現場から走り去る車が目撃されており、撃った男らが乗って逃げたと同署はみている。通報から15分後に同市福島区の病院に男性が搬送され、傷跡を不審に思った病院が府警に通報。男性は誰かに病院に連れて来られたとみられるが、捜査員が病院に着いたときは男性1人だったといい、回復を待って事情を聴く。現場近くに住む主婦は「言い争うような声が聞こえた後、『パーン』という乾いた音が響いた。数十秒後にまた音がした。『撃たれた。弾が当たった』という叫び声が聞こえ、『誰か、病院へ連れて行ってくれ』といううめき声がした」と話した。現場はJR神戸線塚本駅の南約200メートルの住宅街で飲食店も立ち並んでおり、事件があった時間帯は飲食客らが行き交っていたという。帰宅途中の会社員女性(32)は「毎日この辺を歩いている。治安のいい地域と思っていたのでとても怖い」。近くに住む女性は「普段は静かなところなのに一体何が起きたのか」と声を震わせた。
(シカ食害県越え対策)
農作物のシカの食害を減らそうと、ともにユズが基幹産業の香美市と徳島県那賀町の関係団体でつくる広域対策協議会の研修会が25日、同市物部町大栃の公民館で行われた。猟友会メンバーや両市町の担当者ら約20人が参加し、捕獲の効率を上げる方法などを確認した。両市町は県境で接しており、ユズの樹皮をはぐなどのシカによる農産物への被害は、香美市で年間855万円、那賀町で1590万円(ともに2006年度)に上る。協議会は07年3月に結成され、防護柵の設置や捕獲機材の整備、シカ肉のメニュー化などに協力して取り組んできた。研修会では、農業・食品産業技術総合研究機構近畿中国四国農業研究センターの上田弘則主任研究員が講演。全国の事例をスライドで紹介しながら、シカの頭数を減らす効果的な方法について話した。狩猟と合わせて「集落の餌のコントロールが必要」と強調。秋に雑草を刈ると、冬に新しい雑草が生えてシカの餌になるとした。さらに防護柵の下をシカがくぐり抜けないようにする工夫を紹介した。26日には、那賀町で電気柵や金網柵の効果を検証する。
(人間の髪の毛にイノシシ除け効用?:マレーシア)
人間の髪の毛がイノシシの侵入を防ぐ効果があるとして、サバ州のオイルパーム農園で使われている。科学的根拠は分からないという。プラウ・セバティック島にある農園の管理人をしているヌインさんによると、これまではヤシの苗木を植えても、翌日にはイノシシに全て掘り起こされ食い荒らされていた。しかし人間の髪の毛を苗木の回りに撒くと、イノシシが近づかないのだという。人間の気配を察知して逃げるのだとみられる。同島の農園に限っていえば、このイノシシ除け対策の成功率は95%に上るという。ヌインさんは、以前働いていたサンダカンの農園でこの方法を学んだそうで、髪の毛はタワウの理髪店で1袋5リンギ(約135円)で調達している。200袋もの髪の毛を集めるのには3カ月かかるという。
(サル追い犬認定式:大分)
津久見市では農作物に深刻な被害を与えているサルに対し『犬猿の仲』と言われる犬を使った新しい取り組みを始めました。オレンジのベストを身につけた5頭の犬たち。津久見市では猿を追い払うための犬「モンキードッグ」が誕生しました。津久見市では、ここ数年、みかんなどの農作物が野生のサルに食べられる被害が深刻になっています。警察犬訓練士の吉田壽男さんの指導のもと、サルを追い払うための「犬」の養成が去年12月から行われてきました。サルの追跡を想定し、山中で臭いを嗅ぎわけるなどの訓練を受けた5頭の犬。適性テストに合格したため、吉本市長から追い払い犬としての認定証が交付されました。吉本市長は「サルの駆除はなかなか打つ手がなくて困っていたがこれがうまく行けば全県下にも広がると思いますので大変期待しています」と話していました。サル追い犬は今後、散歩の際パトロールを行うほか、サルが出没した時には追い払うために山に入るということです。
(もっと知って野鳥のこと:神奈川)
市立大岡小学校の3年2組の児童がこの1年、大岡川周辺の野鳥に関する調査を続けてきた。児童は野鳥の種類を調べたほか、小学校に野鳥を呼ぶためにアイデアを出してきた。「まちの人たちにも野鳥と仲良くなってほしい」と願い、3月19日には、弘明寺商店街内で活動発表会を行った。3年2組では、昨年4月にまちの観察を行い、その中で児童から「ツバメの巣が木ではなく、ビルの壁に作られたのはどうしてか」と疑問が出た。この疑問を解決するために「大岡の野鳥!?調さたい」を結成。天気別にツバメの様子を観察するなどして、理解を深めていった。その中で巣が作られた店舗がツバメを大切に考えていることを知り、人間との関わりを調べることに。10月に商店街の買物客など859人にアンケートを実施。その結果、8割以上の人がツバメが好きだということが分かった。児童の関心はツバメからほかの野鳥にも広がり、学校周辺にどんな野鳥がいるかを調査。8種類のカモを含む37種類の野鳥を発見した。想像以上に多くの野鳥がいたことに驚いた児童は、学校にもいろいろな鳥を呼びたいと考え、リンゴなどの果物を置いたエサ台を設置。数種類の鳥がやって来たという。アンケートの中で「野鳥と仲良くなりたくない」という人が約15%いたことから児童は「まちの人にもっと野鳥に興味を持ってほしい」と考え、弘明寺商店街中央のさくら橋で研究成果の発表会を実施。「大岡で見られる一番小さい鳥は」などのクイズが出題されたほか、37種類の野鳥の発見場所をまとめた地図や野鳥に関するカルタが披露された。双眼鏡も用意され、目の前の大岡川にいる野鳥について児童が解説する場面も見られた。担任の菅谷泰尚教諭は「子どもたちが自分のまちを見るようになり、野鳥を通してごみなどの環境問題も考えるようになった」と成長を感じている様子。男子児童は「自分が住むところにこんなに野鳥がいるとは思わなかった」と話し、これからも野鳥と触れ合っていきたいとしていた。菅谷教諭によると、4月にクラス替えがあるため、「調さたい」が調べた野鳥に関する情報は今後、南区役所に提出するという。
(電柱上の産卵、初確認 放鳥コウノトリ:兵庫)
県立コウノトリの郷公園は二十四日、同市野上の保護増殖センター前の電柱上で営巣している放鳥コウノトリのペアが、卵三個を産んだと発表した。電柱を使った巣で放鳥コウノトリが産卵するのは初めて。自然界では、百合地、城崎町戸島、赤石、郷公園内に続いて今年五組目の産卵となった。この巣はコウノトリの感電防止のため、十七日に行った電柱を一メートルかさ上げする緊急工事の末に完成。十八日から二羽は休みなくわらなどを運び、数日前から卵を抱くような様子を見せていた。この日、郷公園の職員らは電柱を見下ろす山に入り、三十メートルほど離れた急斜面から望遠レンズで確認した。二羽は交代で巣を行き来し、時々立ち上がってはふ化を促すように卵を転がすしぐさも見せた。周辺では二年連続の繁殖を願う地元住民も見守った。このペアは同センター周辺で営巣するたび、感染症予防や安全面の配慮から巣を撤去され続けたが、産卵が近いことから特別に電柱上での営巣を許されていた。昨年も飼育ケージの「屋根の上」で産卵しており、二年続けて一風変わった場所でのおめでたとなった。卵は順調なら四月中旬にもふ化する見込み。

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(48歳僧侶、タクシー内で銃組み立て「今から人殺しに行く」:愛知)
散弾銃で知人女性の夫を殺害しようとしたとして、愛知県警豊橋署は、同県豊川市小桜町、僧侶白井美智隆容疑者(48)を銃刀法違反(携帯制限違反)の疑いで現行犯逮捕し、殺人予備の疑いと合わせて名古屋地検豊橋支部に送検したと24日、発表した。白井容疑者は「夫を殺すつもりはなく、脅すつもりだった」と殺意を否認しているという。署によると、白井容疑者の逮捕容疑は22日午後10時20分ごろ、豊橋市富士見台4丁目のタクシーの車内で散弾銃1丁と実弾65発を持ち、市内に住む女性(48)の夫を殺害するために実弾2発を散弾銃につめた疑いだという。白井容疑者は親しくしていた女性が電話に出なくなったことに腹を立て「頭をぶち抜きます」と女性の留守番電話に伝言を残し、タクシーの車内で、射撃用として所持を県公安委員会から許可されている散弾銃を組み立てて運転手に「今から人を殺しに行く」と話したという。運転手が道を確認するふりをして車内から降り、タクシー会社を通じて110番通報。駆けつけた署員がタクシーの中にいた白井容疑者を現行犯逮捕した。
(宮島のサル、全匹捕獲へ:広島)
世界遺産の島・宮島(廿日市市)の弥山などに生息するニホンザルの捕獲作戦が4月に始まる。47年前、島外から持ち込まれたサルが半ば野生化。約140匹に増え、人への危害や文化財への被害も懸念される。当初導入した宮島ロープウエー運行の広島観光開発(同市)と日本モンキーセンター(愛知県犬山市)は全匹を捕獲することを決め、24日に地元説明会を開いた。捕獲作戦は4月に始める。まず、弥山山頂付近のロープウエー獅子岩駅近くで、サルの群れに餌付け。慣れてくる12月ごろ、大型おり(約10メートル四方、高さ約2メートル)を設置。年明けまでおりで餌付けし、1度に80―90匹を捕獲する。その後、モンキーセンターの専用施設に移送し飼育する。単独行動のサルには、小型おりによる捕獲も検討。ただ、原始林が残るなど宮島の自然から「サルを回収するのは容易ではない」(モンキーセンター)とし、5年計画で全匹捕獲を進める考え。この日、宮島町であった説明会では、市や広島県、地元住民団体から計画の了承を得た。今後も年1回のペースで会議を開き、地元に作業状況などを説明していく。

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