<射撃ニュース5月>
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(青森空港で散弾銃が暴発:青森)
青森空港で24日午前9時15分ごろ、旅客ターミナルビルから約70メートルの距離にある建物の室内で散弾銃が暴発する事故があったと、青森県港湾空港課が25日に発表した。滑走路付近などの鳥を銃で追い払う作業を委託されている県猟友会東青支部の会員が銃の保管庫に散弾銃をしまう際に暴発したという。けが人はなく、運航にも影響はなかった。港湾空港課や青森空港管理事務所によると、散弾が控室のモルタル製の壁を貫通し、隣接する車庫に止めてあった消防車の側面が損傷した。本来は弾が入っていない状態で銃を持ち運ばなければいけなかったといい、会員は「使用しなかった実弾を抜くのを忘れてしまった」と説明しているという。

(クマに襲われ男性けが:秋田)
27日午後1時20分ごろ、秋田県大仙市協和船沢の山林で、秋田市の70代男性がクマに襲われ、顔と右腕にけがを負った。大仙署によると、男性は自力で国道13号に出て近くにいた人に助けを求め、秋田市の病院に搬送された。

(豚熱、野生イノシシで拡大)
豚熱(CSF)に感染した野生イノシシが今年に入り500頭以上見つかっていることが、農林水産省への取材で25日分かった。4月以降には新潟、神奈川、京都の3府県でも初めて感染を確認。ウイルスを運ぶイノシシが動き回れば飼育豚への感染が再び広がりかねず、農水省は豚への予防ワクチン接種の対象となる「推奨地域」を必要に応じて拡大する方針だ。養豚場に出入りする人や車両の消毒、野生動物の侵入を防ぐ柵など衛生管理の徹底をあらためて呼び掛けているほか、関係自治体にはイノシシの捕獲数を例年より5割程度増やすことや、ワクチン入り餌を繰り返し散布することなども要請している。

(マダニ感染症、県内今年2例目:静岡)
静岡県は22日、熱海市の50代男性が、マダニが媒介する感染症「日本紅斑熱」に感染したと発表した。県内では今年2例目。県はマダニの活動が活発化する秋にかけて、野山や草むら、畑に入る時は肌の露出を少なくするなどの対策を呼び掛けている。静岡県によると、男性は13日に発熱。19日に発疹が出たため、同日から入院して治療している。命に別条はないという。右大腿(だいたい)部にマダニに刺されたとみられる痕があったが、自覚はなかったという。日本紅斑熱は人から人に感染することはないとされる。

(先月から44回もクマが出没、ハンターを出せずに悩む小さな村:北海道)
おととし、クマの出没が相次いだ後志の島牧村。先月以降もクマの出没が相次いでいますが、猟友会が出動できない状態です。島牧村では、先月から21日までに、クマの出没情報が44件と、去年のおよそ10倍にものぼっています。しかし、猟友会は一度も出動していません。原因は、おととしの夏、2か月間にわたって住宅地にクマが出没したとき、1000万円を越えた報奨金の問題です。議会は新たな条例を作りましたが、村と猟友会の間で話し合いがまとまらず、出動を要請できない状態が続いています。村長は、住民や警察、猟友会と協力するための、新しい枠組みづくりを構想しています。「協議会を立ち上げたいと思ってる。組織体というか、それぞれがどういうかたちでどうヒグマと向き合っていくか、万が一も想定して、みんなが安心できるかたちにしたい」(島牧村・藤澤克村長)村長は、「猟友会の協力は欠かせない」として、関係の修復を急ぎたい考えです。

(獣害ゼロの山村集落:兵庫)
兵庫県丹波市山南町に周囲を山々に囲まれながらも、イノシシやシカによる獣害がない地区がある。その秘訣は、住民総出による防猪柵(金網)の小まめな点検補修。“鉄壁の防御”を誇る集落の取り組みは研究者からも注目されている。集落は同市山南町小野尻地区。このほど獣害対策を研究している兵庫県立大学大学院環境人間学部の院生2人が視察に訪れ、防猪柵を見て回ったり、住民たちの「獣害ゼロ」への心意気に触れた。院生らは同大教授で、県森林動物研究センター(同市青垣町)の主任研究員でもある山端直人さんと視察。同集落の農会長で防猪柵対策委員会の安井寛明委員長(73)らが案内役を務めた。小野尻地区は、他の山村集落と同様、古くから獣害に悩んでいたといい、イノシシやシカの侵入を防ぐために石を積み上げて築いた高さ1・5メートルほどの猪垣(ししがき)が散見できる。“ミニ万里の長城”を思わせる景色だ。住民によると、猪垣は江戸中期に築いたと伝わる。その後はトタン、のり網、小規模の金網へと移り変わり、現在の大規模な金網は、2003年に防猪柵対策委員会を組織し、05―06年度に集落の山際に設置した。その延長は6キロ強にも及ぶ。住民らは、「防猪柵の弱点は扉にある」とし、「イノシシは怪力なので、開閉するため強度の弱い扉の下側のフレームを鼻で持ち上げ侵入してくる」と解説。その欠点を補うため、地面から30センチぐらいの個所に、鉄製のL型アングルを3本取り付けて補強すると共に、扉のフレームに鼻を引っ掛けられないようにするアイデアを紹介した。また、防猪柵の一斉保守点検を年2回、組ごと(6つ)に分かれて実施。目視点検や補修をしやすくするため、また柵の寿命を延ばすためにも、柵の裾に草木が茂らないように定期的に除草剤を散布し、獣や倒木などで柵が破損していたら、その都度補修しており、「小まめな保守点検が重要。そしてそれらのことは農家、非農家に関係なく、住民総出で行うことが何より大切なこと」と力を込めた。院生らは、「どこの集落でも柵の管理が大変と聞くが、小野尻ではそれを住民全員で積極的に行えているところがポイント。獣害ゼロという成果も団結力のたまものだと感じた」「『誰かがやってくれる』ではなく、『自分のこと』として捉えていることが、多彩なアイデアを生み出すことにもつながっているのでは」などと感想を述べていた。安井委員長は、「社会構造の変化でサラリーマン家庭が増え、田畑への愛着が薄れつつある。いかにこの思いを若い世代に引き継いでいくのか、後継者づくりが課題」と話した。市によると、最新18年度の同市の獣害被害額は約3870万円。年々増加傾向にあるという。

(野生イノシシ豚熱多発でワクチン散布:山梨)
山梨県内では3月以降、大月市など県東部で野生のイノシシの豚熱への感染確認が相次いでいる。県は3度目のワクチン散布を始めるなど警戒を強めている。豚熱はCSFウイルスが引き起こす豚やイノシシの伝染病で感染力が強く高い致死率が特徴。県内では、これまで野生のイノシシ19頭に感染が確認されているが、3月以降は、大月市など、県東部での感染確認が目立っている。当初、重点的にワクチンを散布した峡北地域では、一定の効果が認められ、県は、まん延を防ぐため、数回に分けて大月市など7つの市と村の20カ所にエサと混ぜたワクチン800個を散布して予防に努める。農林水産省によると、「豚熱」に感染した野生イノシシは今年に入り、500頭以上見つかり、4月以降、新潟、神奈川、京都の3府県でも感染が確認された。神奈川で感染したイノシシが見つかった現場は、東京、山梨との境界に近く、感染の広がりが懸念されている。

(クマ出没相次ぐ、ニワトリが被害に:岩手)
25日夜、宮古市の民家の敷地にクマが侵入しニワトリが被害に遭いました。周辺では今月、クマの目撃が相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。25日午後9時ごろ、宮古市板屋の75歳の女性が、自宅の敷地内のニワトリ小屋で物音がしたため中を確認したところ、ニワトリ6羽が死んでいるを見つけました。26日朝になり、地元の猟友会などが現場を確認すると、小屋の壁に40センチ四方の穴が開いていたほか、小屋の周辺にはクマのものと見られる足跡がありました。現場は山あいの住宅地で、警察によりますと、周辺では今月だけでクマの目撃情報が14件寄せられているということです。警察は、生ゴミやコメなどクマの食料になるものを外に出しておかないよう注意を呼びかけています。

(列車とシカ接触、2本が運休:北海道)
22日午後7時20分ごろ、JR千歳線サッポロビール庭園―長都間で、小樽発千歳行き普通列車(6両編成)とシカが接触した。乗客乗員約40人にけがはない。点検を経て約30分後に運転を再開したが、車両繰りで普通列車2本が運休した。

(イノシシ4頭出没:宮城)
26日朝、大崎市内の住宅近くの畑で、4頭のイノシシが目撃されました。この付近では、イノシシの目撃情報が相次いでおり、警察が注意を呼びかけています。ビニールハウス脇に、4頭のイノシシがいるのが確認できます。イノシシが現れたのは、宮城県大崎市鹿島台平渡の畑で26日午前6時20分頃、イノシシ4頭が目撃されました。目撃した人によりますと、体長は60センチから90センチほどで、親子とみられ、数分後には4頭で列を作って近くの山林に入っていったということです。 畑などへの被害は、今のところ確認されていません。警察によりますと、付近では1か月ほど前からイノシシ4頭の目撃情報が相次いでおり、大崎市や警察がパトロールするなどして、注意を呼びかけています。

(クマが1両編成の列車に衝突死:北海道)
5月24日午前、北海道函館市の隣、北斗市で列車とクマが衝突し、一部列車に遅れが出ました。けが人はいませんでした。24日午前11時10分すぎ、北海道北斗市茂辺地の「道南いさりび鉄道」の線路上で、茂辺地駅を出て、渡島当別駅に向かっていた1両編成の普通列車がクマと衝突しました。当時乗客と乗員合わせて6人が乗っていましたがケガはなく、まもなく運行が再開されました。この影響で一部列車に遅れが出ました。警察などによりますと、クマはその場で死んでいるのが確認され、4歳ぐらいのオスと見られています。

(畑に足跡点々、目撃の子グマか:青森)
青森県十和田市の市街地で目撃された子グマのものとみられる複数の足跡が21日午前、同市三本木並木西の畑で見つかった。クマは20日夕方以降は目撃されていないが、近くに潜んでいる可能性があるとして、市や十和田署が注意を呼び掛けている。足跡が見つかった現場は、子グマが最後に確認された同市西一番町の旧青い森信用金庫支店から約1.7キロ南の畑。市民が21日午前10時20分ごろに見つけ、十和田署と市、県猟友会十和田市支部が確認した。足跡は計30個ほど。畑を斜めに横切っており、この畑から約30メートル南でも1個見つかった。20日夜から21日朝にかけて付いたとみられる。猟友会は付近にいる可能性があるとし「ごみが荒らされた情報がなく、腹をすかせているはず」と警戒を強める。他の足跡は見つかっておらず、舗装された道路を歩いて移動しているとみている。市教育委員会は県立中学校を含む市内全小中学校に文書や電話で注意喚起した。市は22日もパトロールを実施する。

(クマ出没:山形)
21日午後4時15分ごろ、戸沢村蔵岡の村道でクマ1頭を目撃したと、近くの30代女性が村役場を通じて新庄署に通報した。同署によるとクマは体長約1メートルで、村道から北東の森に向かって歩いていたという。現場は戸沢小の西約500メートル。21日午後3時50分ごろ、鶴岡市油戸の荒倉山でクマ1頭を目撃したと、登山中の市内の60代男性が同市役所に届け出た。鶴岡署によると、下山中の男性が登山道に体長約1メートルのクマ1頭がいるのを見つけた。一度その場を離れた男性が、再び戻るとクマはいなかったという。現場は荒倉山の登山道の油戸側登り口から南に約200メートル。

(鳥取砂丘近くで熊の目撃情報:鳥取)
鳥取市は22日、市内の鳥取砂丘近くで、成獣とみられるツキノワグマが目撃されたと発表した。砂丘周辺にクマが出没するのは極めて珍しく、市は「周辺の林や茂みに立ち入らないで」と注意を呼び掛けている。市によると21日午後0時45分ごろ、砂丘西側で、車道から海側の林に入っていく体長約1.5メートルのクマが鳥取大職員に目撃された。22日に市などが付近を巡視したが、姿や足跡は見つからなかったという。

(小学校でクマ目撃:新潟)
24日午前5時すぎ、新潟県新発田市荒町の荒橋小学校正門前にいたクマ1頭が、学校の敷地内に入ったと付近の住民が110番通報した。新発田署によると、周辺では午前7時すぎにも50~60センチの1頭と約1メートルの1頭を別の場所で目撃したと住民から通報があった。荒橋小など新発田市内の小学校は25日から通常授業を再開する。同校では当面の間、登校時に職員が通学路を巡視するほか、保護者に児童への付き添いを求める連絡メールを送った。同校近くの荒町下区の班長男性(69)は「逃げているのか隠れているのか、その後のクマの行方が分からないので不安だ」と心配そうに話した。

(クマの足跡か、足利の小学校:栃木)
24日午後2時ごろ、足利市板倉町の坂西北小の校庭で、クマとみられる足跡が見つかった。けが人はなかった。

(クマ出没か、ミツバチの巣箱壊される:栃木)
24日午前5時半ごろ、足利市松田町の住宅敷地内で、ミツバチの巣箱が壊されているのが見つかった。足利署によると、クマによる被害とみられる。現場は三和公民館から北西約1キロ。

(住宅街で「イノシシ」3頭目撃:福島)
20日午前6時50分ごろ、会津若松市の住宅街で「イノシシ3頭がいる」と通行人から110番通報があった。現場近くの民家の畑で作物が荒らされた跡が見つかったが、けが人はなかった。通報から約2時間後、出動した鳥獣被害対策実施隊らがネットで1頭捕獲した。残り2頭は目撃地点から約700メートル離れた阿賀川へ逃げたという。いずれも体長約1メートル。市農林課によると、イノシシは阿賀川の河川敷から市街地に迷い込んだ可能性があるという。現場は国道401号から近く、スーパーなどがある住宅街。被害を受けた60代男性は「50年以上ここに住んでいるが、イノシシが出たのは初めて」と話した。市内では昨年ごろからイノシシが市街地で目撃され、今年は4月に入ってからは3件目。同課が住民に注意を呼び掛けている。

(ツキノワグマ出没、町が注意呼び掛け:岡山)
岡山県吉備中央町は、美原地区で22日にツキノワグマが出没したとして町民に注意を呼び掛けている。15日も町内でクマとみられる動物の目撃情報があり、町は今回の目撃場所付近に捕獲用のおりを設置した。町によると、22日午前10時ごろ、体長約1・3メートルの1頭が水田にいるのを巡回中の町職員が発見したが、クマはすぐに山中へ逃げた。県と町が同日行った現地調査で足跡や歩幅などからツキノワグマと断定した。けが人などは確認されていない。町農林課は「農作業でも音の出る鈴やラジオなどを身に着け、クマを近づけないよう気を付けてほしい」とし、告知放送で全戸に注意を促した。15日には約6キロ北東の上田東の農道(通称・奥吉備街道)で、目撃情報が寄せられた。

(男鹿でクマ、17年以来か:秋田)
秋田県内は24日、クマの目撃が相次いだ。けが人はいなかった。午後4時半ごろ、男鹿市野石字山崎の市道でクマ1頭が目撃された。男鹿市によると、市内でのクマの目撃は2017年以来とみられる。また、24日午後6時55分ごろには、由利本荘市岩城内道川の市道で体長約1メートルのクマ1頭が目撃された。直近の民家まで約100メートル。

(小学校でシカ目撃:岐阜)
岐阜県大垣市内原の江東小学校にシカが現れ、同校そばの理髪店経営大橋英司さん(71)が写真に収めた。周辺地域では最近、シカの目撃情報があった。6月1日からの学校再開を前に、市農林課は「シカは臆病な性格なので向こうから攻撃してくることはない。刺激を与えないようにして」と注意を呼び掛ける。シカは21日午前10時すぎ、校内のビオトープにいるところを、家にいた大橋さんが発見。一度、学校の南へ逃げた後、北の方向へ走り去ったという。同校は同市南部にあり、名神高速が近くにある。「40年以上暮らしているが、シカと出合ったのは初めて。とても驚いた」と大橋さん。ぎふ哺乳動物研究会の梶浦敬一代表は「市南部でシカは秋によく見られるが、山に餌が豊富なこの時期に姿を現すのは珍しい。陽気に誘われたのでは」と話した。

(クマ目撃情報、実はタヌキ?:岩手)
盛岡市松園地区で8~21日、「クマが出た」などの目撃情報が相次いでいた動物の正体がタヌキだった可能性があることが市への取材で分かった。見間違いとは断定できず、市は引き続き注意を呼び掛けている。市によると、同地区では同期間、同市西松園の認定こども園やよい幼稚園・保育園付近でクマの目撃情報が4件寄せられた。最後に目撃された21日、現場に駆け付けた盛岡東署員が同園付近の住宅地で体長約50センチのタヌキを発見。衰弱しており、盛岡猟友会の会員が捕獲して山に放した。市は目撃情報があった場所と捕獲場所が近く、同日以降は付近で目撃情報がないため、クマとみられていたのはタヌキだった可能性があるとみている。

(クマの目撃相次ぐ:青森)
26日夜から27日朝にかけて、弘前市の市街地でクマ1頭の目撃が相次ぎ、警察や市が付近を巡回するなどして警戒を強めています。26日午後11時頃、弘前市青山5丁目の市道交差点で「クマが道路を歩いている」と警察に通報がありました。その後も27日午前5時頃、国道7号の交差点を東に向かって渡っているクマが目撃されるなど、およそ1キロの間で2件の目撃情報がありました。クマは体長1メートルほどで、今のところ人や農作物への被害はありません。弘前市では5月に入ってから山間部で2件の目撃情報がありますが市街地では初めてです。

(島牧村でクマ出没、小学校近くで警戒:北海道)
一昨年、去年とヒグマの目撃が相次いだ北海道の島牧村でクマ1頭が目撃されました。現場は小学校の近くで、警察は警戒を強めています。島牧村元町で26日午前9時ごろ、小学校の校務員の男性が除草剤をまいていたところ、体長1.5メートルほどのクマ1頭を山の中に見つけ、役場に連絡しました。すぐにクマは姿が見えなくなり、男性にけがはありませんでした。現場は小学校からわずか10メートルほどの場所で、小学校では26日分散登校をしていましたが、児童たちにけがはありませんでした。警察が巡回するなど警戒を強めています。

(列車と動物の衝突134件:福島)
2019年度にJR東日本仙台支社管内で起きた列車と動物の衝突は134件(前年度比1件減)で、2年連続で100件を超えたことが同支社のまとめで分かった。同支社は生態系の変化などが原因ではないかとしている。路線別では、本県を走る磐越西線が最も多く31件だった。衝突を動物別に見ると、イノシシが62件で最も多く、全体の半数を占めた。このほかカモシカ27件、シカ13件、クマ18件だった。路線別では、磐越西線に続き、奥羽線29件、仙山線26件、東北線18件、石巻線10件、磐越東線7件となった。東北線や磐越東線などではイノシシが、磐越西線や奥羽線などではカモシカやクマと多く衝突しているという。過去5年度のうち、15~17年度は40~80件台だったが、18、19年度はいずれも130件台で推移した。同支社は「狩猟者の減少やイノシシの増加などが背景にあるのでは」と分析している。同支社は、防止対策として、19年度は磐越西線中山宿―上戸間などに、高輝度青色LEDの発光と動物の嫌う音を発して威嚇する装置を設置。本年度も同線に3台の装置を設置するなどの対策を取る。同支社は「対策を進めることで衝突件数を少しでも減少させ、安定輸送を図りたい」としている。

(クマ人身被害、過去最多20人:新潟)
新潟県は21日までに、2019年度の県内のツキノワグマによる人身被害や目撃情報の件数をまとめた。けがなどの人身被害者数は前年度の6人から3倍以上となる20人で過去最多、目撃・痕跡の報告も1458件(前年度597件)と大きく増えた。近年は春から夏にかけての出没も増えていることから、県は引き続き注意を呼び掛けている。19年度の人身被害は16件20人で、記録がある1994年度以降で最多。餌となるブナの不作などから市街地での出没が相次ぎ、10月には魚沼市で4人が襲われた。人里での人身被害が増えた背景には、餌不足に加え、クマの生活圏の拡大があるとみられている。目撃・痕跡の報告が最も多かったのは10月の447件で、次いで11月の309件。それぞれ前年同月の15~16倍だった。暖冬少雪の影響などから、本来は冬眠に入る12月にも、南魚沼市の診療所でクマ3頭が見つかるなど41件(前年度は7件)の目撃情報があった。本年度に入ってからは、70件(21日午後3時現在)の目撃・痕跡報告が寄せられている。人身被害の報告はない。県によると、目撃情報は例年、クマが冬眠前に餌を探して活発に動く秋に多いが、5年ほど前から春にも増えているという。本県では新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が解除され、登山客の増加も見込まれることなどから、県はクマとの遭遇を防ぐため、ホームページに最新の出没情報を載せている。過去のケースでは、農作業や山菜採りで1人で行動していた高齢者の被害が目立つという。県は、入山時はラジオや鈴など音の鳴る物を携え、クマが盛んに活動する早朝と夕方の入山を避けるよう勧める。県環境企画課は「クマの餌となる生ごみや農作物は適切に処分し、隠れ場所となる住宅地の近くや河川敷のやぶを刈り払うなどして被害を防いでほしい」と注意を促している。

(生ごみ放置に注意、クマ出没で専門家指摘:青森)
青森県十和田市中心部に出没したクマが残したとみられる足跡を、県内の野生動物研究者が23日に現地で調べ、「親離れした若いクマが食べ物を探し回ったのだろう」との見方を示した。今後、市内に生ごみや農作物の残さが放置されると、餌場と認識して繰り返し出没する可能性があり、注意が必要だと指摘している。

(山や水辺、クマ近くにいるかも:山形)
県内でクマの目撃が相次いでいる。新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言の解除により、今後はレジャーなどで山や川に足を運ぶ人が増えることも想定されるが、クマが活動的になる時期とも重なる。長井市では20日、クマによる今年初の人的被害が発生した。不意の遭遇を避けるためには、音で自らの存在を知らせるなどの対策が有効となる。県みどり自然課によると今年の目撃件数は、18日現在で30件。例年5月下旬から増加する傾向にあり、昨年も年間450件のうち5割以上の232件が5~7月に集中した。県警地域課のまとめでは、過去5年間で12件の人的被害が発生している。今後は緊急事態宣言の解除に合わせ、山菜採りや登山に出向く動きが活発になると見込まれ、クマと鉢合わせる危険性は必然的に増しそうだ。遭遇のリスクは山だけにとどまらない。20日に長井市平山で起きた事故は、高齢の男性が川沿いの遊歩道を散歩中の出来事だった。昨年9月に最上町で男性がクマに襲われけがをしたケースも、アユ釣りの最中だった。川沿いの茂みなどはクマの移動経路とされており、水辺に近づく際も十分な注意が欠かせない。県みどり自然課は山や河川といったクマの行動範囲に入る場合、ラジオや鈴などで音を出し、自身の存在を知らせることが重要と指摘。万が一クマと遭遇した際は背を向けず、ゆっくりと後退してその場を離れるようアドバイスしている。県警はツイッターやメール配信サービス「やまがた110ネットワーク」を通じ、クマの出没情報などを発信。目撃箇所周辺ではパトカーによる巡回も行い、さまざまな手段で注意喚起に当たっている。県警地域課は「クマは身近に潜んでいると思って、一人一人が注意をしてほしい」と呼び掛けている。

(知床のクマ、ポリ袋誤食も:北海道)
世界自然遺産の北海道・知床で、生ごみなどの不法投棄が後を絶たない。一帯は世界有数のヒグマの生息地で、今月にはポリ袋やペットボトルをくわえる姿も目撃された。クマが生ごみを口にして味を覚え、人間に近づけば餌がもらえると学習してしまう恐れがあり、関係者は「絶対に捨てないで」と呼び掛けている。斜里町では17日、地元のガイド会社の吉田理人さんがペットボトルを口にした子グマの姿を見て「悲しい気持ちになった」と振り返った。付近では4月、誤食したとみられるポリ袋が混じったクマのふんも見つかった。知床財団は「食べ物の残りなどの投棄は大きな危険につながる」と訴えている。

(ヒグマに注意を、足跡や目撃情報も:北海道)
厚真町内で人里に近い山林や道路周辺にヒグマが出没する時期を迎えた。昨年は5月下旬から7月にかけて多くの目撃情報があったことから、町など関係機関が注意を促している。

(異例の「出没多発警報」発令:石川)
石川県小松市内でクマが相次いで目撃されていることを受け、市は初めて出没多発警報を出して、住民に警戒を呼びかけています。小学校では子どもたちにクマよけの鈴を持たせるなど対応に追われています。26日午前7時半ごろ、小松市中海町の石川ゴルフガーデン近くの路上で、通りかかった男性が体長およそ1メートルのクマが道路から茂みに入っていくのを目撃しました。猟友会などが付近でクマを探しましたが、これまでのところ見つかっていません。これを受け、近くの小学校では子どもたちにクマよけの鈴を持たせて下校させる対応を取りました。小松市内ではここ数日、国道8号や加賀産業道路に近い郊外や山沿いの住宅地でクマの目撃情報が相次いでいます。小松市は、この時期に同じ地域でクマが相次いで出没するのは例がないとして、「クマ出没多発警報」を出して、住民に警戒するよう呼びかけるとともに、パトロールを強化することにしています。

(ハクビシン食害深刻、イチゴ農家悲鳴:青森)
八戸市市川地区で、イチゴ農家がハクビシン被害に頭を悩ませている。ビニールハウスに穴を空けて集団で侵入し、熟した実を食い散らかすため、作物だけでなく農業施設の被害も深刻だ。被害額は数百万円に上るとみられ、市は猟友会に箱わなの設置を依頼するなどしている。

(CSF(豚熱)発生前後の金華山におけるイノシシ個体群の動向をはじめて把握:岐阜)
国立大学法人東海国立大学機構岐阜大学 応用生物科学部の鈴木正嗣教授、淺野玄准教授、同附属野生動物管理学研究センターの池田敬特任准教授、國永尚稔元研究員、の研究グループは、「岐阜市金華山一帯のイノシシ被害対策協議会」の中で、金華山におけるイノシシ生態調査を実施しています。その過程で、本研究グループは岐阜市と岐阜森林管理署と協力し、カメラトラップ調査(図1)で、CSF発生前後の岐阜市金華山におけるイノシシ個体群の動向をはじめて把握しました。また、CSF対策のために、さらなるイノシシの生態調査が必要であると提言しています。

(クマ出没:宮城)
栗原市によると、27日午前8時20分ごろ、栗原市志波姫堀口十文字にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
利府町によると、26日午後7時5分ごろ、利府町しらかし台2丁目付近の道路沿いにクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
栗原市によると、26日午前7時15分ごろ、栗原市築館下宮野川南にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
仙台市によると、22日午後7時ごろ、仙台市泉区実沢入八乙女滝下にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
栗原市によると、24日昼ごろ、栗原市築館高田3丁目でクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
仙台市によると、22日午前11時10分ごろ、仙台市太白区秋保町湯元太夫にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
仙台市によると、21日午後、仙台市宮城野区岩切入山付近にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
利府町によると、5月22日昼前、利府町神谷沢北沢付近にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
栗原市によると、22日午前11時45分ごろ、栗原市築館高田2丁目にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
栗原市によると、5月22日午前、栗原市栗駒桜田東有賀にクマが出没しました。

(四国のツキノワグマの絶滅を回避するための提言書)
公益財団法人日本自然保護協会(会員約2万4千人、理事長:亀山 章)、日本クマネットワーク(会員324名 代表:佐藤喜和)、認定特定非営利活動法人四国自然史科学研究センター(会員:109人 理事長:濱田哲暁)は、2017年から3年間、「四国ツキノワグマを守れ!-50年後に100頭プロジェクト-(地球環境基金事業)」として、50km四方の広域に延べ144台の自動撮影カメラを設置した現地調査等に取り組んできました。この度、その結果に基づいた『ツキノワグマ四国地域個体群保護のための提言』(別紙)をまとめ、環境大臣他、行政機関に提出しました。四国のツキノワグマ地域個体群の絶滅を回避するために、この提言に基づき、国をはじめとする行政機関が連携して保護策を実施することを求めます。

(ツキノワグマ、大人の雄はニホンジカが好き?)
ツキノワグマは性別や年齢によって食べ物の選び方が異なり、ニホンジカを食べる割合は、5歳以上の大人の雄が雌や子供より高いとの調査結果を、東京農工大などの研究チームが日本哺乳類学会誌で発表した。クマの食べた物を体毛から間接的に調べる方法で約150頭の食性を分析。ドングリが主食となる秋でも、大人の雄はシカなどを一定量食べる傾向があったという。ツキノワグマは本州と四国に生息し、食べ物を求めて生息地の森林から人里へ出没して住民にけがをさせる事例が例年散見される。チームの長沼知子・東京農工大特任助教(生態学)は「老若男女での食生活の違いが明らかになったことで、人里へ出没するクマの特徴を検証するなど、クマの科学的な保護管理に役立つ」と話している。

(「神様がくれた機会、しっかりやれ」:栃木)
新型コロナウイルス感染拡大で来夏に延期された東京五輪に関する事象を取り上げる不定期連載。第12回のテーマは、1980年モスクワ五輪ボイコットから24日で40年となるのを受けて、「最もついていない男」からのメッセージだ。クレー射撃元日本王者の石原敬士さん(77)はモスクワ大会を含めて2度、五輪代表に選ばれたが出場できなかった。それでも若い選手へ、延期を積極的にとらえるよう励ました。神主という職業柄か、石原さんが現役選手を励ます言葉には力の及ばない出来事を受け入れ、良い方へ転換しようという“諦念”が感じられた。「モスクワ五輪のボイコットは国が決めたことで、しようがなかった。今回(の新型コロナウイルス感染拡大)も世界的状況で、しようがない。『機会を与えられたのだから精進しなきゃ』と1年を過ごしていけば、必ずいいことがある」栃木・鹿沼市の古社、古峯(ふるみね)神社の第84代宮司。現役時代は『鉄砲神主』の異名をとった。先代宮司で1954年の全日本選手権・トラップ種目を制し、日本クレー射撃協会副会長も務めた父の重殷(しげたか)さんに、幼い頃から教え込まれた。小3で大人にまじって初めて大会に出場し、62年にスキート種目で世界選手権初出場。五輪で同種目が初採用された68年メキシコ大会の代表になった。しかし協会が不祥事を起こして五輪への選手派遣を辞退する。協会は70年、今度はアマチュア規定違反で日本オリンピック委員会(JOC)を一部門としていた日本体協(現日本スポーツ協会)から除名され、72年ミュンヘン大会は挑戦すらできなかった。「射撃は年配になってもやれる競技だから、メキシコの時は先があると思っていた。ミュンヘンの時は、その前から国際大会にも出られず、駄目だと分かっていた」76年モントリオール大会は国内予選で現財務相の麻生太郎(79)らに敗れた。79年には199点と当時の世界タイ記録を出すなど絶好調。国内予選1位で翌年のモスクワ大会代表となった。「金メダルじゃなきゃ嫌だと取り組んでおり、最高に当たってもいた」。そんな中でのモスクワ大会ボイコット。再三の五輪出場機会喪失で、当時「最もついていない男」とも報じられた。だが本人は「精進してきた他の選手には気の毒だと思ったが、僕は『しようがない』と思っていた。悔しいと思っても現実はどうにもならない」と穏やかに振り返る。2016年、次女の奈央子(45)がリオデジャネイロ大会に出場。東京の代表にも内定した。「娘には『1年間、もっと稽古できる。しっかりやればメダルに近づく。神様が授けてくれた機会だから、しっかりやれ』といっています」。自身も聖火ランナーとして鹿沼市内を走る予定だったが延期に。「ジョギングなど訓練をできる機会をもらえたと思っていますよ」。40年越しの“五輪初出場”へ、意欲をみなぎらせている。

(アイガモ農法、田植え前にカラス駆除:兵庫)
兵庫県新温泉町対田の農事組合法人「アイガモの谷口」がアイガモ農法で飼育するヒナをカラスから守ろうと、今春も田植え前にタカを使ったカラス駆除を行った。3年前から依頼されている京都府福知山市の鷹匠(たかじょう)、衣川正幸さんが、南米原産のハリスホークの雌雄2羽にカラスを攻撃させた。衣川さんは10年以上前にタカなどの飼育を始め、現在は約15羽を飼っている。主にキジやカモの狩猟を手掛けるが、カラスの駆除も請け負っている。今年は4月上旬から1~2週間に1回、風のない日に実施した。衣川さんが腕にタカを載せて水田周辺を巡回。カラスを見つけたタカは、衣川さんの合図で飛び立つと、高さ2~3メートルの低空飛行で一気に加速し、爪やくちばしで攻撃した。仕留めたカラスはエサにもなる。カラスの数は年々減っているといい、衣川さんは「粘り強くタカの存在感をアピールし続け、あそこは危ないという意識をカラスに根付かせなければ」と話している。

(頑張る外国人に鹿肉配布:長野)
外国人の自助・自立支援に取り組む市民グループ「あづみの国際化ネットワーク」(AIN、丸山美枝代表)は24日、安曇野市の穂高会館で、市内在住の外国人に鹿肉約40キロを配布した。頑張っている外国人を応援したいと、ジビエの加工販売を手掛ける松本市内田の山崎商店から寄贈された鹿肉で、韓国やベトナム、フィリピン、ベナンなど6カ国の人たちが受け取りに訪れた。

(名学芸大生考案の鹿料理を提供へ:愛知)
豊田市北小田町でジビエ料理(野生鳥獣肉)を提供している「山里カフェMui」は、名古屋学芸大管理栄養学部(日進市)の卒業生たちが考案した鹿肉料理を六月一日から提供する。レシピを店のホームページ(店名で検索)で公開。広くジビエのおいしさを知ってもらう。店では、オーナーで猟師の清水潤子さん(48)が地元の山で有害鳥獣として駆除した動物を調理し、提供。全国で駆除された動物の多くが廃棄される中、清水さんは命を無駄にせずに肉として食べてもらおうとジビエ料理の普及に取り組んでいる。新たな可能性を広げようと昨年、知人を介して同学部講師の南亜紀さん(45)にレシピ作りを依頼した。南さんは「社会の役に立つなら」と、当時四年生だった学生四人に卒業論文の課題として提案。鹿肉は鉄分やタンパク質などが豊富といい、学生たちは一年かけ、栄養バランスも考えた三十五品を考案した。この中から清水さんが季節や材料などを考慮し、毎月、数品ずつ提供する予定。

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(散歩中の男性クマに襲われけが:山形)
20日午後、長井市で、散歩していた80代の男性がクマに襲われ、けがをしました。20日午後3時ごろ、長井市平山の遊歩道を散歩していた、近くに住む85歳の男性が突然現れたクマに頭をひっかかれました。男性は頭を4針縫うケガをしましたが、命に別状はないということです。クマは北の方角へ逃げていったということです。クマは体長が80センチメートルほどで、警察は、周辺をパトロールして注意を呼びかけています。

(野生のイノシシ2頭が豚熱感染:群馬)
県は20日、長野原町で野生イノシシ2頭の豚熱(CSF)感染が新たに確認されたと発表した。県内での感染事例は計26頭となった。監視対象農場の新たな指定はないという。

(イノシシ被害、過去最悪か?:鹿児島)
徳之島地区では、イノシシによる農産物食害のエリアが拡大の一途にある。2019年/20年期産サトウキビに対する南大島農業共済組合の同被害認定面積は前期の2倍強の2673㌃(19日現在査定)。特に徳之島町が77%を占めた。出没〝生息エリア〟の拡大が顕著化した背景に、対策施設の「管理不足」を指摘する声が絶えない。南大島農業共済組合(本所・伊仙町)によると、徳之島地区の19/20年期産キビに対する同農業保険の認定状況は、▽総被害筆数127筆(うち全損49筆)、計2673㌃で前期比1517㌃増に倍増した。町別では▽徳之島町2061㌶(1382㌶増)▽天城町4323㌃(82㌃増)▽伊仙町180㌃(50㌃増)。被害補償額は減収量や平均糖度などで査定中。キビ共済の補償は台風やメイチュウなど病害虫被害が主だったが、イノシシ被害は過去6年間で最高を更新。同共済制度史上でも最多の可能性が高い。同島地区のキビ共済加入率は約36%(面積率約41・7%)と低く、未加入や未申告分を含めたイノシシ食害の実体面積は「その数倍以上」との指摘も。地域的には、徳之島町が3倍強に急増。同町農林水産課糖業担当によると、従来は島北部の中山間地域を中心とした被害エリアだったが、最近は海岸部のほ場にもテリトリーを拡大。無縁視された集落エリアでも出没が始まり、野菜・果物類にも被害が波及。エリアの拡大傾向は天城、伊仙両町でも同様に顕著化しているという。徳之島、天城両町は11年度~14年度にかけて鳥獣被害対策事業(国・県補助)でイノシシ侵入防止柵(高さ約140㌢、網目10㌢)を総延長約157・3㌔にわたって設置した。各地域に保守管理も委ねているが、掘削や松枯れ倒木などによる損傷部分の補修に手が回らず、「里に下ったイノシシが山に帰れずに、逆にコロニーを形成している」など指摘も根強い。ほか、農家の高齢化や機械化に伴って畑に足を運ぶ回数の減少、いわゆる「人の気配の薄れ」を背景に挙げる声もある。

(住宅街にクマ出没:岩手)
盛岡市西松園の住宅街で18日夜、「クマが歩いている」と盛岡東署に通報があった。目撃場所は、幼稚園のすぐ南側の斜面で、付近の住民は「こんな住宅街まで来るのは珍しい」と警戒している。クマが目撃されたのは、JR盛岡駅から北に約6.5キロの、一戸建てが並ぶ住宅街。小学校や幼稚園に近く、付近は通学路にもなっている。18日午後11時半ごろ、車で走行中の人が、芝生の斜面を歩く体長1メートルほどのクマを目撃したという。同署が付近を捜索したが見つからなかった。斜面のすぐ向かいにある「やよい幼稚園」の島川健康(たけやす)事務長は「子どもが遭遇すると危ない。保護者と情報を共有して注意する」と警戒した。隣の学習塾で教える菊池匡子(きょうこ)さん(37)も「(西約1キロの)四十四田ダム周辺の森などで目撃されることはあるが、住宅街の真ん中に出て驚いている。保護者に送り迎えを頼みたい」と語った。同署によると、約10日前にも隣接する同市東松園の住宅街で目撃されており、「同じクマではないか」とみている。県猟友会の菅野範正専務理事は「親離れしたばかりの子グマが、好奇心に駆られて人里に出てきたのでは」と推測した。岩手県自然保護課によると、2019年の県内のツキノワグマ目撃件数は2806件。農作物に被害を与えるなどしたクマの捕獲は352件で、集計を始めた1978年以降で最多だった。菅野専務理事は「林業の衰退などで人が山に入らなくなり、クマが降りてきやすくなった」と話す。夏に目撃が増えることから、県などが注意を呼び掛けている。

(中心街でクマ出没:青森)
20日正午ごろから夕方にかけ、青森県十和田市中心街でクマ1頭の目撃情報が相次いだ。体長約1メートルで、ツキノワグマの子グマとみられる。現場は市役所付近など官庁街通りのほか、民家や学校施設が密集する市街地。市農林畜産課によると、中心市街地でのクマ出没の記録はないという。市や十和田署、地元猟友会などが現場周辺を捜索したがクマは見つかっておらず、21日も警戒する。市は「ジョギングなど夜間、早朝の外出は控えてほしい」と注意を促している。市と同署への通報などを総合すると、20日午前11時55分ごろ、同市西十二番町で国道102号を横切るクマが目撃された。クマはその後、市役所、市野球場、中央公園、十和田奥入瀬合同庁舎駐車場付近で姿を確認。午後1時35分ごろに八甲公園付近で、午後6時5分ごろ、同市西一番町の旧青い森信用金庫北園支店近くで目撃されて以降、行方が分からなくなっている。市や警察、消防は車両で付近をパトロールし、市の依頼で市内の民間団体が小型無人機「ドローン」で上空から捜索した。市教委は全25小中学校にクマ出没を連絡。下校時の保護者送迎を依頼した。また、市農林畜産課は県猟友会十和田市支部に出動を要請し、メンバー6人が巡回した。同支部メンバーの1人は、目撃されたクマが親グマから巣立った子グマの可能性を指摘。別のメンバーは「市街地なので銃は使えない」と対応に頭を悩ませ、「クマは1日30キロも移動するため、どこから来たクマか判断できない。市街地での目撃はこれまで聞いたことがない」と警戒を強めた。十和田署は21日午前7時から北園小周辺を中心に車両8台で警戒する予定。市もパトロールを継続する。

(クマの足跡発見、警戒続く:青森)
十和田市の中心街でクマの目撃が相次いでから1日が経ちました。新たにクマの足跡が発見され、警戒が続いています。21日午前10時半前十和田市三本木並木西の畑に握りこぶしほどのクマの足跡が複数見つかりました。市や猟友会が確認したところ、足跡は20日夜から21日朝にかけてのもので、南に向かっていました。クマの姿は確認できませんでした。クマは体長1メートルほどの子グマと見られ、20日正午過ぎ、十和田市役所周辺の中心街で目撃が相次ぎました。中心街でのクマの目撃は初めてです。十和田市によるとクマは20日、北園小学校付近と中央公園、それに近くの体育センターから中央公園へ戻る姿が確認されています。その後西一番町付近で目撃されたあと、21日およそ2キロ離れた畑で足跡が発見されました。目撃現場近くの北園小学校では21日朝、子どもたちが保護者に付き添われて登校し、警戒が続いています。21日はクマの目撃情報がありませんが、市や警察はまだ近くにいる可能性があるとして、引き続き注意を呼びかけています。

(住宅街でイノシシの出没情報:佐賀)
佐賀県警伊万里署は19日、伊万里市大坪町の住宅街で同日午前7時49分ごろ、イノシシ1頭が出没したとして、メールで注意を喚起した。署は「イノシシを見かけた際は、目を合わさず、近づかないようにして」と呼びかけている。

(アライグマ、県南部で初確認:熊本)
芦北町の山間部で特定外来生物のアライグマが捕獲され、町が住民に注意を呼びかけている。熊本県によると、同町を含めて県南で確認されたのは初めて。県と町によると、4月12日、町から有害鳥獣捕獲の許可を受けた住民が同町横居木に仕掛けた有害鳥獣用のわなに、幼獣と見られる1匹が掛かっていた。体長約60センチで、雌雄は不明。住民はアライグマだとすぐに気付かず、5月7日になって県に知らせた。既に殺処分されて個体は残っていないが、住民が撮影した写真に特徴的なしっぽのしま模様が写っていたことなどで県はアライグマと断定した。アライグマは今年4月以降、熊本市内で4匹が相次ぎ捕獲されている。過去には玉名市や御船町でも見つかっている。県芦北地域振興局農林部林務課は「確認は現時点で1匹のみで親がいるかや、県南で生息域が広がっているかは分からない」としている。芦北町では今のところ農作物などの被害報告はないが、生態系への影響やごみ捨て場を荒らすことも懸念され、町は「目撃しても近づかず、情報提供してほしい」と呼び掛けている。

(イノシシの出没について:佐賀)
佐賀県警伊万里署は20日、伊万里市黒川町の塩屋東交差点付近で同日午前7時35分ごろ、イノシシ2頭が出没したとして、メールで警戒を呼びかけた。同市では、19日にもイノシシ1頭が目撃されている。

(イノシシの親子計10頭の目撃情報:熊本)
熊本南署は20日、熊本市西区河内町河内の河内川沿いで同日午前9時15分ごろ、親子のイノシシ計10頭程度が目撃されたとして、メールで警戒を促した。

(道南のクマ目撃、去年の3倍に:北海道)
道南では4月末までのクマの目撃が去年の同じ時期の3倍に増加していて、警察は注意を呼びかけています。道警函館方面本部によりますと、渡島・桧山地方でことしに入ってから4月末までに寄せられたクマの目撃は32件で、去年の同じ時期の10件と比べて3倍以上に増えました。このうち森町と鹿部町を管轄する森警察署の管内では去年の同じ時期の目撃情報は1件でしたが、ことしは噴火湾沿いの国道5号線の近くなどで目撃が相次ぎ10件に増えました。道警函館方面本部によりますと、ことしは雪どけが早かったためクマの活動時期が早まった可能性があるということです。道内では過去5年間に山菜採りをしている最中にクマに襲われる事故が6件起きていて、このうち1人が亡くなっているということで、警察は「クマの目撃情報がある場所には近づかず、山に入る際には鈴や笛で人がいることを知らせてほしい」と呼びかけています。

(クマ目撃、小学校は警戒:石川)
宝達志水町にある小学校の防犯カメラが20日、体長1メートルほどのクマの姿をとらえた。町内では4月末からクマの目撃が相次いでいて、町では注意を呼び掛けている。20日午後。画面下から突然現れた1体の黒い影。体長1メートルほどのツキノワグマとみられている。写っていたのは、宝達志水町にある志雄小学校の防犯カメラ。20日は休校中で児童はいなかったがクマは、正面玄関のガラス戸に手をかけたりあたりを物色するようなしぐさをみせたあと…突然、身をひるがえし、走り去っていった。21日朝、小学校では分散登校が始まり、警察などが周辺をパトロールするなか多くの保護者が児童を送迎していた。去年、県内でクマの目撃情報は350件。特に5月から7月かけて目撃が増えている。宝達志水町でも毎年、この時期に増加していて、ことしは4月末からクマの目撃が3件、相次いでいる。町によるといずれも成獣よりも小さい体長1メートルほどのクマだが、同じ個体かどうかはわからないという。今回のクマについて町の担当者は、親離れしたばかりの子熊が里に迷い出てきた可能性があると話す。宝達志水町では、20日、小学校の近くで成獣の足跡も発見されていて、町では万一、クマに出会っても走らず、静かに立ち去るよう呼びかけている。

(クマの目撃情報:新潟)
三条市は21日、同日午前5時15分頃に北五百川地内、市道小滝線沿い小滝橋付近で、クマ1頭が目撃されたと発表した。地元住民が目撃し自治会長経由で市に連絡があった。

(クマ目撃2件:青森)
弘前市に例年よりも早く、クマの目撃情報が寄せられている。20日までに、岩木山周辺で2件目撃されており、山菜採りシーズンが本格化する中、市などは注意を呼び掛けている。市と弘前署によると、13日午後8時ごろ、同市百沢の百沢街道を進行中の普通貨物車を運転する市内の男性が体長1・5メートルほどのクマに遭遇。避け切れずに衝突したが、クマは逃げていった。2件目は16日午前5時30分ごろ、十面沢に山菜採りに訪れていた市内の男性が、道路を横断するクマを目撃した。市は、クマによる人的被害を防止するため、目撃情報があった地点に、目撃された日付と注意を呼び掛ける文言が書かれた看板を設置。このほか、市の広報車や広報誌などで注意喚起を行っている。県自然保護課によると、今年は暖冬少雪の影響でクマが冬眠から早く目覚めた可能性がある。同課自然環境グループマネージャーの平井勝博さんは「冬眠明けのクマは餌を求めて行動範囲が広くなっている。山菜採りに行く際は、特に早朝や夕方に気を付けてほしい」と注意を呼び掛けている。

(クマ目撃情報:島根)
松江市は20日、同市宍道町上来待でクマの目撃情報が2件あったと発表した。小中学校に情報提供し、現場に看板を設置して注意を呼びかけている。市によると、同日午前5時55分ごろ、県道海潮宍道線の学園入口バス停から約100メートル北の地点で、クマらしき動物が道路を横切るのを車で通りかかった人が目撃。同9時40分ごろには、約1・4キロ東の市道佐倉・田根線で、コミュニティーバスの運転手が、道を横切って佐倉川に降りるのを目撃したという。子グマほどの足跡が確認されたという。市道付近の目撃現場は水田や里山がある中山間地。水田にはクマのものとみられる足跡が南側の山までまっすぐ伸びていた。

(クマ対策に取り組むべきは誰なのか:北海道)
HBC北海道放送で5月24日に「クマと民主主義~記者が見つめた村の1年10カ月~」(午後3:00、北海道ローカル)が放送される。クマ対策に揺れ続ける北海道の小さな村の取材を通して、日本の地方が抱える民主主義の課題に迫る。住宅地にクマが現れると、ハンターが出動するのは当たり前だろうか。山と海に挟まれた住宅地に約1400人が暮らす、北海道後志管内の島牧村。一昨年の夏、毎晩のようにクマが住宅地に現れ、庭や小屋を荒らした。村は地元の猟友会に頼り、2カ月後にクマを駆除。騒動は終わったかに見えた。しかし毎日のように日中にクマが現れている現在、村にハンターの姿はない。きっかけは、ハンターの育成に力を入れてきた村の政策に、議会が異を唱えたことだった。クマをめぐって生まれた人の対立。解決策が決まらないまま、時間だけが過ぎていく。同番組ではその背景を探るうち、住民が抱く村の民主主義への疑問が明かされていく。クマ対策に取り組むべきなのは、誰なのか。1年10カ月の取材を通して、日本の地方が抱える民主主義の課題を見つめる。

(イノシシやクマの被害防ぐために:富山)
県内では近年、イノシシによる農作物被害や、クマの平野部などへの出没が相次いでいます。こうした被害を防ぐため県内の専門家による話し合いが20日行われ、今後のイノシシ管理計画などを取りまとめました。20日に開かれた県環境審議会の野生生物専門部会では、イノシシによる農作物被害などの軽減を目指す県の管理計画案が示されました。イノシシ管理計画は2013年から実施してきましたが、従来豚コレラと呼ばれていたCSF=豚熱の感染が去年、野生のイノシシに広がったことや、農作物の被害額が昨年度に過去最多の8330万円にのぼったことなどで、新たな計画の実施が必要とされていました。新たな管理計画案には、イノシシの捕獲目標数を定めることや、年に2回ワクチンを散布することが盛り込まれています。新たなイノシシ管理計画は、専門家による会議を重ね、ことし10月から実施する予定です。また会議で県は、クマによる人身被害防止のため、クマのえさとなるカキなどの伐採に対し補助金を出して支援するとしました。

(駆除したクマを地域資源に:青森)
世界自然遺産・白神山地がまたがる青森県西目屋村は、獣害対策で駆除したクマを地域資源にしようと、肉の加工工場の整備や、皮を使った工芸品作りに乗り出した。周辺で活動してきた「目屋マタギ」の「命を無駄にしない」という伝統を受け継ぎながら、産業活性化につなげる狙いだ。ブナの原生林が広がり、多種多様な動物が生息する白神山地。麓にある村は長年、クマやサルによるリンゴ畑などへの獣害に悩まされてきた。獣害対策で昨年度捕獲したクマは過去10年間で最多の38頭。死骸は全て廃棄してきたが、駆除を担う地元猟友会のメンバーから「もったいない」との声が上がっていた。

(「クマとの関係考えよう」:北海道)
道内のヒグマ研究者や猟師らでつくる市民団体「ヒグマの会」(会長・坪田敏男北大教授)は、ヒグマの生態や安全対策を紹介する小冊子「ヒグマ・ノート」を2千部作成し、関係団体などに配った。イラストを多用して子どもでも分かりやすい構成とし、学校の授業でも活用してもらいたいと、道と札幌市にも350部ずつ配布した。小冊子はA5判31ページのフルカラー。クマの行動範囲や好物などを紹介しているほか、クマと出合わないようにするには鈴などで「音を出す」ことが重要だと指摘し、出合ってしまった時の対処法については「走って逃げない」などと記した。

(クマ出没注意!看板設置:北海道)
人里に近い山林や道路周辺にヒグマが出没する時期となり、山菜採りに行く人は注意が必要だ。様似町内では4日に鵜苫で親グマと子グマが一度に7頭も目撃されていて、町はクマ出没注意の看板を設置し、通行者に警戒を呼び掛けている。

(道の駅、鹿肉ジンギスカンを発売:長野)
「道の駅 信州新町」を運営する信州新町地場産業開発機構(長野市)などは20日、ジビエ(野生鳥獣肉)を使った「鹿肉ジンギスカン」を発売する。長野市ジビエ加工センターで処理したニホンジカ肉を使用する。味は「にんにく」「黒コショウ」の2種類を用意。高タンパク・低カロリーの食材として注目されるニホンジカ肉の新商品で、ジビエ人気を後押しする。鹿肉ジンギスカンは道の駅の「信州新町」と「中条」で取り扱う。価格は1袋780円。市ジビエ加工センターは2019年7月に本格稼働した。衛生面の安全性を証明する国産ジビエ認証も取得しており、同センターで加工したジビエは市内外の飲食店にも販売している。19年度の食肉用加工処理頭数はニホンジカとイノシシで計500頭強に上っている。

(移動販売でジビエ料理提供:山口)
移動販売で営業する飲食店「青空レストランBistro AMABILE(ビストロ アマービレ)」が5月17日、山陽小野田のSC・おのだサンパークで営業を開始した。宇部のレストラン「ビストロ アマービレ」(宇部市中央町)のオーナーシェフで猟師の財満将広さんが、新業態として始めた同取り組み。「青空レストラン」をテーマに、ジビエ肉を使った料理を中心に提供。2トンのフードトラックに、厨房機器や冷蔵・冷凍庫など一般的な飲食店の設備を備え、同SCや市内の公園などのほか、依頼のある場所に出向いて営業する。新型コロナウイルスの影響を受け、1カ月ほど前から準備を進めてきた。財満さんは「3月27日に宇部のレストランを移転オープンしたが、外食自粛で通常営業がままならない状況だった。営業形態を考える中で、これまでイベント出店を多くしてきた経験から三密のリスクも低い屋外での提供に注力しようと決めた」と話す。現在提供するのは鹿肉を使った「キーマカレー」(800円)や「ガーリックチキンカレー」(600円)、オマールエビや地元産ブトエビのスープを凝縮させた「オマールカレー」(1,000円)や「シカ串」「イノシシ串」(以上500円)、「牛ロース串」(400円)などの肉メニュー。14時からのカフェタイムには「フレンチトースト」(500円~)も用意する。今後は山陽小野田や宇部市内の飲食店ともコラボしてテークアウト商品や弁当の代理販売も予定するほか、店をPRする場としての同時出店なども行う予定。「ご縁があってフードトラックを譲り受けることになり、『やるしかない』と即決だった」と財満さん。「コロナの影響はまだまだ続くと言われている中で、他店とも協力し合いテークアウト商品の販売拠点にもしていけたら。当面はサンパークでの営業。走るレストランとして要望にも応じて展開していけたら」とも。

(本川特産のキジ、ふ化始まる:高知)
高知県吾川郡いの町本川地域で特産のキジのふ化が始まった。5月末までに約2千羽がかえる予定で、生産者は「元気に大きく成長してもらいたい」と話している。いの町葛原の「本川手箱きじ生産企業組合」では現在、オス100羽、メス200羽ほどを飼育。例年は5回ほどに分けて計約5千羽をふ化させるが、今年は新型コロナウイルスの影響で需要が少ないため、2回で約2千羽に抑えるという。今季1回目のふ化は12~14日にあり、職員が生まれたてのひなを箱にすくい入れて飼育小屋に移送。小屋からはピイピイと甲高い鳴き声が響いていた。40日ほど小屋で育てた後、約10キロ離れたいの町大森のキジ舎で放し飼いにし、来年1月ごろから県内外に出荷される。本川手箱きじ生産企業組合の山本周児理事長(61)は「今年も今まで通りおいしい肉が提供できるようにしていきたい」と意気込んでいる。

(クマ出没:宮城)
富谷市によると、21日午後2時47分ごろ、富谷市大亀和合田二番にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
栗原市によると、21日午前10時ごろ、栗原市栗駒片子沢外鳥屋にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
富谷市によると、21日午前11時10分ごろ、富谷市西成田郷田二番にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
仙台市によると、19日午後4時30分ごろ、仙台市太白区太白2丁目にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
大崎市によると、5月上旬から中旬にかけて、大崎市鹿島台平渡付近にイノシシが出没しました。

(クマ出没:宮城)
栗原市によると、20日午後1時ごろ、栗原市築館照越午房森付近にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
松島町によると、19日午後6時5分ごろ、松島町桜渡戸中島にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
仙台市によると、17日午後6時30分ごろ、仙台市泉区大沢1丁目にクマが出没しました。

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(クマに襲われ女性2人けが:富山)
17日午前9時半ごろ、富山市石田で農作業中の近所の女性2人が相次いでクマに遭遇した。富山南署によると、飲食店経営の今井幸子さん(84)が右腕と右脚をかまれ、無職の小倉登美子さん(92)が驚いて転倒した際に左脚を骨折した。いずれも重傷とみられる。猟友会が午後1時すぎ、2人を襲ったとみられる1頭を駆除した。今井さんは自宅近くの畑で、小倉さんは自宅敷地内の家庭菜園で、それぞれ農作業をしていた。現場は富山地方鉄道布市駅から南西に400メートルほどの、田畑の中に住宅が点在する地域。

(山菜採りの71歳男性、クマに襲われたか:北海道)
15日午後4時45分ごろ、後志管内古平町浜町の無職酒井清勝さん(71)が山菜採りに出かけたまま帰宅しないと、妻から余市署に通報があった。同署などによると、酒井さんは15日昼前に「タケノコを採りに行く」と妻に書き置きを残し、1人で乗用車で出かけたとみられる。通報を受け、同署や消防、猟友会などが16日、約50人態勢で自宅近くの山中を捜索。酒井さんの携帯電話や長靴、リュックサックが見つかったが、本人は見つからず、午後5時に捜索を終了した。同署などは、現場の状況から、ヒグマに襲われた可能性もあるとみている。

(死んだ野生イノシシが豚熱、県内初:神奈川)
神奈川県は11日、相模原市で死んだ野生イノシシが見つかり、家畜伝染病「豚熱(CSF)」に感染していたことを確認したと発表した。同県内でCSFが確認されたのは初めて。

(猟銃所持許可取り消し巡り提訴:北海道)
砂川市に住む猟友会の支部長の男性がおととし要請を受けてヒグマを駆除した際、民家のある方向に発砲したことを理由に道の公安委員会から猟銃を所持する許可を取り消されたのは不当だとして、この処分を取り消すよう求める訴えを札幌地方裁判所に起こしました。訴えを起こしたのは、北海道猟友会砂川支部長の池上治男さん(71)です。訴状などによりますと、池上さんはおととし8月、砂川市の要請を受けて警察官や市職員の立ち会いのもとでヒグマを駆除しました。その際、民家のある方向に発砲したとして銃刀法違反などの疑いで書類送検されたあと起訴猶予になりましたが、去年4月、道の公安委員会から猟銃を所持する許可を取り消されたということです。池上さんは、ヒグマの背後には斜面があったため発砲しても斜面の上に建つ民家に危険が及ぶことはなく、公安委員会の処分は不当だとして取り消しを求める訴えを12日、札幌地裁に起こしました。提訴のあと、池上さんは「当時はヒグマが何度も出没し危険な状況だった。住民の安全のために要請を受けて駆除したのに処分されるのは納得できない」と話しました。一方、公安委員会の事務を担う北海道警察本部は、「提訴された事実を承知しておらず、コメントは差し控える」としています。ヒグマが出没した場合、市町村は、現場が住宅や農地から近いかや、人を恐れる様子がないなどの切迫した状況かどうかといった基準をもとに危険性を判断します。そして駆除が必要だと判断すると、あらかじめ道の許可を得た「捕獲従事者」に出動を要請します。「捕獲従事者」になれるのは、狩猟免許があり、猟銃やわなを使ってヒグマを駆除できる人で、道によりますと猟友会の会員など地元のハンターがほとんどだということです。夜間や住宅が密集する地域の場合は、原則、猟銃を使うことができませんが、状況に応じて警察官がハンターに猟銃による駆除を命じるケースもあります。道によりますと、おととし市町村の要請を受けてハンターなどが駆除したヒグマは879頭でした。

(マダニ原因か、日本紅斑熱に感染:熊本)
4~10日の熊本県感染症情報によると、マダニが媒介する日本紅斑熱の患者1人が報告された。県内では今年に入って2人目。県健康危機管理課によると、氷川町の50代女性が発熱などの症状で医療機関を受診。検査で感染が分かった。4月中旬には下益城郡の80代女性も感染しており、2人は仕事やレジャーで畑や山林に入った際、ダニに刺されたとみられる。日本紅斑熱は春から秋にかけて患者が増加。発熱や発疹などの症状があり、抗菌薬で治療する。同課は「山や森林などマダニの生息地では肌の露出を少なくし、帰宅後はすぐにシャワーを浴びるのも有効」と予防対策を呼び掛けている。県内50定点の医療機関で調べている感染性胃腸炎は42人(前週比29人減)、突発性発疹18人(22人減)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎17人(19人減)。全数報告分は日本紅斑熱のほか、梅毒、レジオネラ症、百日ぜきが各1人だった。

(住宅地でクマ、同じ個体か目撃8件:宮城)
仙台市泉区北東部の住宅地近くで16日朝から17日夕にかけ、ツキノワグマの目撃情報が計8件あった。大きさや行動範囲から同じ個体の可能性が高く、市と泉署が周辺住民に注意喚起した。目撃された場所と順番は地図の通り。最初は16日午前6時20分ごろ、明通4丁目にある調整池ののり面に体長約1メートルのクマがいるのを、住民が見つけた。同日午後1時55分ごろには、七北田大沢木戸でもクマを見たとの通報があった。16日午後3時35分ごろには明石南5丁目に出没。17日にかけ、近接する向陽台1丁目や向陽台5丁目、山の寺2丁目でも目撃情報が相次いだ。最後は17日午後6時半ごろ、大沢1丁目で確認された。オス、メスの区別は不明だが、親離れしたばかりの若い個体とみられる。市環境共生課は「クマは薄暗い時間帯に餌を求め活発に活動する特性がある。早朝や夕方の外出時は注意してほしい」と呼び掛けている。

(ツキノワグマ出没10%増:青森)
青森県自然保護課によると、2019年に県内で報告されたツキノワグマの出没件数は443件で、前年より10・8%増えた。出没件数が400件以上になるのは、16年から4年連続。足跡や爪痕の確認を含む目撃が413件(前年比37件増)、農作物の食害が25件(同4件増)、人的被害が5件(同2件増)だった。人的被害は渓流釣りや山菜、キノコ採りなど、山中での被害が多かった。出没場所は深浦町が最多で94件、むつ市93件、弘前市42件、大間町39件、青森市23件と続いた。松村浩二課長は「入山する際はクマの活動時間帯となる早朝や夕方を避け、複数人で入山するほか、クマ鈴やラジオを携帯してほしい」と話す。また県食の安全・安心推進課によると、農作物は弘前市、大鰐町など15市町村でリンゴ、トウモロコシ、スイカなどがクマの被害に遭い、被害総額は1610万円に上った。

(ニホンジカの生息数過去最多に:岡山)
岡山県は、農作物被害の原因となっているニホンジカの生息数について2018年度末の推計結果をまとめた。中央値は8万8780頭で、県が独自集計を始めた14年度から4年連続増で過去最多を更新した。増え幅は鈍化しているものの、適正な生息数には遠く、狩猟者の育成強化などで抑制を図りたい考えだ。生息数は、駆除すべき数を把握するため、捕獲数や目撃情報、ふんの状態、アンケート調査などを基に算定。18年度末は8万6960~9万800頭と推計され、中央値は17年度末(8万7470匹)と比べて1・5%増にとどまった。増え幅は過去最も小さい。県は、23年度までの10年間で生息数を半減させるとした国の方針を基に、県内の同年度末の生息数を適正とする3万1834頭に減らす目標を設定。捕獲用のわなの規制緩和や狩猟期間の延長などの対策に取り組んできたが、捕獲数は15年の1万4799頭をピークに減少し、18年は1万1536頭だった。19年度からは、わな猟免許を所持しているのに行使していなかったり、自身の田畑周辺でしか使っていなかったりする人たちを対象にシカの捕獲指導を始めた。21年度までの1年ごとに6市町村ずつ開催する。19年度は津山、真庭、赤磐市、鏡野、奈義町、西粟倉村の各会場で現地実習を2、3回実施し、計約50人が参加した。18年のシカによる県内の農作物被害額は3529万円(17年3110万円)。ピーク時の3分の1程度まで減少しているものの、5年ぶりに増えた。被害額の抑制にはさらなる捕獲数確保が必要だ。県鳥獣害対策室は「目標達成は依然厳しい状況だが、生息数の増加傾向のピークは過ぎ、着実に成果は出ている。効率的な捕獲対策に取り組み、人間とうまく共存できるレベルにまで減らしていきたい」としている。

(クマ被害現場には入らないで:秋田)
4年前、山に入った4人がクマに襲われて死亡した秋田県鹿角市の山林で警察などが立ち入りを規制している現場付近に近づかないよう注意を呼びかけました。鹿角市十和田大湯の山林では、4年前の5月から6月にかけ、タケノコ採りで山に入った人が相次いでクマに襲われて、4人が死亡しました。鹿角市はその後、春から秋にかけて現場の山林への立ち入りを規制していて、16日は警察や市の職員など16人が、注意を呼びかけるチラシを配りました。警察官などは、被害があった山林周辺の県道を通る車を止めて、入山禁止のエリアには入らないことや、それ以外の場所でも山林では2人以上で行動することなどを呼びかけていました。警察によりますと、秋田県内では今月5日、仙北市の山林で山菜採りをしていた70代の男性がクマに襲われ、顔などにけがをする被害が出ているということです。鹿角警察署地域課の成田宏課長は、「ことしもクマの目撃が相次いでいるので、入山禁止のエリアには入らず、山菜採りをする場合にはいつクマが出てもおかしくないと警戒して行ってほしい」と話していました。

(ニホンジカの調査、本格化へ:山形)
県は今年3月に策定したニホンジカ管理計画に基づいて2020年度、生息調査や捕獲を本格的に実施する。調査範囲を拡大するほか、新たに捕獲に向けた費用を予算化。ニホンジカの県内への侵入初期とみられている現段階で早めに対策を打ち、農作物や森林被害などの未然防止に努める考えだ。県みどり自然課によると、県内でのニホンジカの目撃情報は17年に41件だったが、18年は122件に急増。19年も71件の目撃があり依然として繁殖、定着の可能性が高い状態という。一方で狩猟などによる捕獲頭数はここ数年、1~10頭程度にとどまっている。生息調査は、17年から実施している「ボイストラップ」と呼ばれる方法を拡充する。雄ジカが繁殖期に独特の鳴き声で雌を呼び、一夫多妻の群れをつくろうとする性質を踏まえた調査。専用の録音機を樹木に設置して、声を分析することで周囲に何頭の雄ジカがいるかを解析し、生息数を割り出す。これまでに調査を実施したのは目撃情報があった庄内地域の1、2カ所程度だったが、20年度は県中央部の山々を中心に20カ所程度で行う。生息数が多いエリアなどの全体的な傾向をつかみ、捕獲に向けたデータを収集する。このほか、冬場は風や雪を避け、群れでまとまって過ごす習性があるとされることから、19年度に開始した越冬地の把握も続ける。19年度は遊佐町と鶴岡市に定点カメラを設置して調査したものの、暖冬のためか具体的な場所は確認できなかったという。20年度はこうした生息、越冬地の調査を基に捕獲を進めるため、県猟友会への委託費用として約260万円を予算化した。同課の担当者は「本県はまだ深刻な状態ではなく、この状態を維持することが重要。実態を調査し、効率的な捕獲を通して生息数の増加や生息域の拡大を抑制していきたい」と話している。

(「ツキノワグマ出没警報」発令:富山)
県内でクマに襲われてけがをする被害が相次いでいることをうけて県は、ことし初めて「ツキノワグマ出没警報」を出し警戒を呼びかけています。17日は、富山市石田の住宅街にクマが現れ、畑作業をしていた84歳の女性がクマに腕や足をかまれるなど2人が大けがをしました。また5月3日にも上市町の山中で猟をしていた80代の男性が、クマに襲われて頭にけがをする被害が起きていて、県はことし初めて「ツキノワグマ出没警報」を出しました。県は、いまの時期は冬眠あけのクマが食べ物を求めて活発に活動する時期だとした上で、ことしは暖冬の影響などで、例年よりもクマの活動が早くなっているとしています。その上で朝や夕方はクマが活発に動くため農作業や山に入ることは控えるとともにクマが隠れやすいやぶや河川敷の草を刈り取るよう呼びかけています。また、外で作業にあたる際にはすずやラジオを持参するなど、十分な対策を取ってほしいとしています。

(ハクビシン4月から9頭目捕獲:愛知)
狩猟免許を持ち捕獲許可を受けている新城市海老須山の夏目保夫さん(68)が11日、同地観音堂前の空き家で箱ワナを使い、4月から9頭目となるハクビシンを捕獲した。ハクビシンは、鳥獣保護法により狩猟鳥獣に指定されている。「白鼻芯」と言われるように顔の鼻筋に通る白い一本の線が特徴的。本来、東南アジアを中心に台湾、中国に生息し、もともと日本にはいなかったと言われる。長い尾を持ち、頭から尾の付け根まで60~70センチほど、尾の長さは約40センチ、体重は3キロ程度。日本全域に分布し、昼間は樹洞、岩穴、人家の屋根裏などで休憩し、夜になると餌を探しに外に出る。近年、ハクビシンによる果物、野菜などの農作物への被害、家屋への侵入及び建物の破損・汚損などが増加している。夏目さんは、シカ、イノシシなどの有害鳥獣駆除を長年行っており、ハクビシンについては須山・千原田周辺で2018年度に33頭、19年度に23頭を捕獲した。「それでもハクビシンが減っている様子はない」と言う夏目さんは「空き家が増えるとハクビシンにとっての住環境が良くなる。これは田舎の問題ではなく、空き家が増加している町場の問題でもある」と話す。被害を少なくするために「今は捕獲に狩猟免許が必要だが、ネズミ捕りのように一般人でも捕れるように法改正をしてほしい」と訴えている。

(春山もクマに注意、ベテラン猟師「対抗は銃でしか」:岐阜)
新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛が続くなか、人の密集を避け、近くの山で散策をと考える人もいるだろう。しかし、地元の山でも、十分な準備をせずに入ればクマに出合う恐れも。春はクマとの遭遇が増える時期。専門家は「出合わないための工夫」を呼びかけている。4月中旬、岐阜県高山市内の中学校裏で小型のクマを目撃したという情報が市役所に寄せられた。「臨時休校中ではあっても周辺に子どもがいる可能性もあり、注意が必要」と市の担当者は言う。高山市内では4月にクマの目撃が少なくとも7件、隣接する下呂市でも7件あった。岐阜大学の浅野玄(まこと)准教授(野生動物医学)は、「春と秋は、人とクマの行動が重なるので注意が必要」と話す。本州や四国にはツキノワグマが生息する。東海地方では5月ごろまでには冬眠を終え、えさを探して活発に動き出すという。この時期は、山菜採りなどで山に入る人も増える。人が好むタケノコや根曲がり竹などの山菜は、クマも好んで食べる。元来は警戒心が強いクマは、人の存在に気づくと自ら離れていくというが、お互いにササの茂みなどで山菜に夢中になっていると、気づかずに鉢合わせになり、驚いて襲ってくるケースもある。冬眠を終えた今ごろの時期は、子グマを連れた母グマもいて、小さな子グマに気づかずに近づくと、襲われてしまうこともある。浅野さんは、山に入る際は、自治体が公表している目撃情報を確認することが必要だという。岐阜県は地図上に目撃情報を示した「クママップ」をホームページ(HP)で提供しており、愛知県もHPに目撃情報の一覧を掲載している。山の中では、1人で行動せず、鈴や笛、ラジオなど音の出るものを携帯して、人の存在をクマに伝えることが重要だ。遭遇した場合は、後退しながら静かにその場を離れる。人よりも速く走れるため、走って逃げても意味がなく、かえってクマを刺激してしまう恐れも。力も圧倒的に強い。浅野さんは「万が一、出合ってしまった場合、無事に助かる100%の方法はない。遭遇しない方策を心がけるしかない」と話す。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言のもとで、高山市をはじめ各地の自治体は「いましばらくは来訪を控えて」などと呼びかけている。「クマは銃でしか対抗できない」。狩猟歴50年のベテラン猟師、岐阜県高山市の梅地清澄さん(71)は語る。梅地さんと、ひと気がない春先の山に入り、注意すべき点を教えてもらった。市街地から車で40分ほど離れた林道の脇、ササの茂みで梅地さんが腰をかがめた。「根曲がり竹だ」。クマが好んで食べる大型のササ、チシマザサの別名だ。梅地さんによると、春先のクマは、木に咲くコブシの花や、ザゼンソウやミズバショウなどの花も食べる。梅地さんは「昔に比べて山奥にエサがないのか、住宅や人が立ち入る場所の近くにクマが出てくるようになった」と話す。山菜採りなどで入る身近な場所でも、クマに遭遇する危険性は、けっして低くない。岐阜県によると、県内では昨年度、850件(暫定値)の目撃があり、前年度の約3倍に増加。襲われて14人がけがをした。愛知県でも昨年度は豊田市の山間部など奥三河地方で目撃が相次ぎ、過去5年では最多の27件に達した。生息数が少ないとされる三重県でも近年は年間20~30件の目撃がある。梅地さんは、何度もクマを仕留めた経験があるという。「普段はノソノソ歩いているが、驚いて向かってくる時は、ほかの動物より機敏で動きが速い。あっという間に近づいてくる」。襲われて大けがを負った猟師の知りあいもいる。「いまも近くにいるかもしれない。危ないぞ」。梅地さんは、ササの茂みを見やり、注意を促した。記者も、出合わないための準備が必要だと感じた。

(イノシシ被害に困り果て、捕獲用に竹檻:京都)
イノシシによる農作物の被害に悩む京都府福知山市夜久野町水坂の住民有志6人が、捕獲用の竹檻を作った。現在は市に申請中で、許可が取れれば使用を開始する。「うまくイノシシがかかり、田畑の被害を減らすことができれば」と期待している。以前からイノシシによる農作物被害はあったが、昨年はこれまで狙われなかったサトイモ畑まで荒らされたほか、田のあぜを破壊されるなど、被害が特に多かった。このため昨年6月には、市から鉄製の捕獲檻をレンタルして設置。成獣2頭と幼獣4頭を捕獲できた。さらに今年は対策を強化しようと、安価で作ることができるうえに、自然の素材を使うため、警戒心を抱かせず捕獲率が高い-とされる竹檻を作ることにした。水坂自治会の農区長を務める須藤悦夫さん(62)が呼びかけ、住民5人が加わり3月29日に作業を開始した。竹は地元の地主が提供。計4回の作業日を設け、奥行き180センチ、幅90センチ、高さ250センチの1基を完成させた。檻の中には米ぬかを置き、イノシシが入ると扉が落ちる仕掛けで、公民館近くの空き地に設置する。須藤さんは「今年は暖冬で、頭数が増えていると思うので、一匹でも多くのイノシシを捕獲し、地域の農作物を守りたい」と話している。今後も竹檻作りを続け、設置数を増やすことにしている。

(尾瀬の植生、50年前と大きく変容:群馬)
ニホンジカの食害が深刻化している群馬・尾瀬国立公園の尾瀬ケ原で、自生する植物が50年前と比べ大きく変化していることが、最新の学術調査で明らかになった。シカが食べる草丈が高い在来種を中心に43種が減少し、入れ替わるように小型の種が増えていた。こうした状況が続けばかつての姿を取り戻すのは難しくなるとして、調査した専門家は「被害を受けやすい場所から対策を急ぐべきだ」としている。東京農工大などの研究班が、1966~68年の前回調査と、現在の植物の状況を比較した。半世紀にわたる植生の変化を尾瀬ケ原の広い範囲で調べたのは初めて。尾瀬ケ原にある湿原や低木林、河畔林などの13の植物群落で計285カ所調べた。このうち12の群落で、前回調査より明らかに少なくなったり、確認できなくなったりした植物があり、ニッコウキスゲやサワギキョウなど43種に上った。茎や枝を食べられたとみられ、根を掘り返され土壌が壊れた場所もあった。増加したり新たに確認されたりしたのは9群落の90種で、マイヅルソウなど小型でシカに食べられにくい植物が目立った。外来種の増加はほとんど見られなかったという。群落がある環境別では、低層湿原が食害を受けやすいことが分かった。尾瀬ケ原周辺の至仏山や燧ケ岳でも、絶滅危惧種や食害を受けやすい植物が集まる場所があり、保全対策が必要なことが明らかになった。研究に当たる同大大学院の星野義延教授(植物管理学)は植物の大幅な入れ替わりが起きている可能性があると指摘。「低層湿原など被害を受けやすい場所から、シカの侵入を防ぐ柵の設置や、捕獲などの対策を急ぐべきだ」と話す。調査は2019年度までの3年間実施した第4次尾瀬総合学術調査(事務局・尾瀬保護財団)の一環。尾瀬では1990年代半ば以降、栃木県の日光方面から入り込んだとみられるシカが確認されている。

(ニホンカモシカ、ヤギに似る:宮城)
ニホンカモシカという名前は知っていても、実際にその姿をはっきりと見たことがある人は、それほど多くはないかもしれません。見た目で雄と雌の見分けは難しく、共に頭に短い角が生えています。シカという名前が付いてはいますが、シカの仲間ではなく実はウシ科の仲間です。体重が30~40キログラムで、身近ではヤギに最も近い動物です。東北の動物園では盛岡市の動物園でしか飼育していません。おそらく、観光地の触れ合い動物園のようなところでも飼育はしていないと思います。以前、宮城県内のとある温泉旅館に泊まった際に、早朝、今、川の向こう岸にニホンカモシカがやってきていると館内放送が流れました。窓の外には、本当にこんな急斜面を登っていけるのかと思うほどの絶壁に近い岩肌を上手に登っていく姿にとても感動しました。ヤギも高いところが大好きで、高さのある台を用意してあげればすぐに登ります。似ているのですね。ニホンカモシカは、特別天然記念物に指定されている絶滅危惧種ですが、宮城県では比較的生息数が多く、かなりの住宅密集地内にも出没したりします。山道を車で走っていると、道路脇に出てくることも珍しくありません。狩猟の対象動物ではないためか、人と遭遇してもゆっくりと遠ざかる感じで、あまり恐れるしぐさは見せません。昼・夜行性ですが、特に昼間に食事をすることが多いです。春には広葉樹林の葉や草を選んで食べ、秋には枯れ葉やドングリの実を食べます。冬は原生林のササの葉や針葉樹の葉を食べてしのぎます。やはり、ヤギもほとんど同様のものを食べるので、食性もとてもよく似ています。私がヤギを初めて飼育した時、枯れ葉や木の小枝を平気でもりもり食べるのには驚きました。ですから、枯れ葉を食事にできる動物は、雪が積もる季節の前までは、食料に困ることはありません。どこかで、毛色が白に近い灰色から黒褐色のふさふさとした毛に覆われた、ヤギくらいの大きさの動物を見掛けたら、それはニホンカモシカの可能性が高いです。そこに、鬼のように短い角が生えていれば、それは間違いなくニホンカモシカでしょう。写真は、宮城県川崎町の山道の道路脇から撮影したニホンカモシカです。

(人とクマの「折り合い」探して:秋田)
大学時代の学生サークルから始まり、クマと向き合って18年になる。近藤麻実(まみ)さん(36)は岐阜県や北海道などでクマの研究を重ねてきた経験を買われ、秋田県に今春新たに採用された。自然保護課鳥獣保護管理班の任期付き職員として、クマの被害が絶えない秋田で対策に取り組む。

(テレビ番組「罠師」銀賞:静岡)
静岡放送が制作したテレビ番組「SBSスペシャル 罠(わな)師-片桐邦雄・ジビエの極意」(2018年5月放送)がこのほど、ドイツ・ハンブルクで開催されたテレビ番組と産業映像作品の国際コンクール「ワールドメディアフェスティバル」のドキュメンタリー部門ライフスタイルカテゴリーで銀賞を受賞した。同番組は、ジビエ料理を看板に掲げた日本料理店「竹染」(浜松市天竜区)を営む片桐さんの生きざまを紹介。手作りのわなで鹿やイノシシを生け捕り、新鮮な状態での解体、調理にこだわる片桐さんの自然への敬意をカメラに収めた。約4カ月間にわたって片桐さんを密着撮影。当時ディレクターとして制作に臨んだ同社報道制作局ライブセンターの柏木秀晃取材編集部長(48)は「命と真剣に向き合う姿勢が世界の人々に認められ、うれしく思う」と喜びを語った。同番組は18年11月に日本民間放送連盟賞テレビ番組部門グランプリ、19年3月にJNNネットワーク協議会賞の特別番組賞を受賞している。

(ジビエを大槌の名物に:岩手)
野生のシカ肉を使ったジビエ料理を地域の名物にしようと、大槌町では、地元の有志がカレーの試食会を開きました。大槌町でジビエ料理の普及に取り組んでいるのは、地元の猟友会やシカ肉の加工業者などでつくるグループで、大槌駅前のカレー店で開かれた試食会にはおよそ10人が集まりました。「ひょうたん島の鹿カレー」と名付けられたこのカレーは、根ショウガでじっくり煮込んで臭みを消したのが特徴で、参加者は、食べ応えのある鹿肉を美味しそうに食べていました。これまで県内のニホンジカは、原発事故の影響で出荷制限がありましたが、大槌町では、今月から放射性物質の検査をし、国の基準を下回った場合に出荷できるようになります。このグループでは、ジビエ料理を地域興しにつなげたいと考えていて、今後、飲食店などと共同して、商品開発をさらに進めていくことにしています。カレー店の植山竜太郎店長は「美味しいと食べてもらえてうれしかった。豚肉などと比べても、ひけをとらない味なので、多くの人に食べてもらいたい」と話していました。シカ肉の加工業者の兼澤幸男さんは「町の新しい産業にしたい。新型コロナウイルスで飲食店は大変だと思うが、起爆剤として元気を出してもらえたらうれしい」と話していました。

(鹿肉加工工場あす稼働:岩手)
大槌町の食肉加工業MOMIJI(兼沢幸男社長)が同町安渡に整備した県内唯一の鹿肉加工工場は18日稼働する。狩猟後、1時間以内に工場に搬入、処理し臭みのない安心安全な鹿肉を提供。鳥獣の農作物被害が深刻化する中、官民協働で捕獲や加工処理、角や皮を利用した商品開発、人材育成などを一体的に行う「大槌モデル」の一環で、同町発の持続可能な産業モデルとして期待が高まる。工場名は「ジビエWorks~三陸やま物語~」。1日1頭の処理を目標とし、鹿肉は検査機関で放射性物質の検査を受け、基準値を下回ったものを出荷する。狩猟から処理、加工が早いため、臭みがない鹿肉を提供できる。町内の精肉店でも取り扱う。

(ジビエ料理、自宅で気軽に:山口)
県は野生鳥獣肉「ジビエ」の普及と消費拡大につなげようと、イノシシとシカの肉を使った料理のレシピ集を作りホームページ(HP)で公開している。考案したのは県立大看護栄養学部の学生。作りやすさに加え栄養面にも気を配り、動画で調理方法を紹介する。イノシシ肉を使った黒酢あんかけやチーズソテー、牛肉の代わりにシカ肉を用いた下関名物の「瓦そば」など7品の作り方を説明。炒めたシカ肉や「岩国れんこん」を白飯にのせた「やまぐち食べちゃる鹿ない!丼」などユニークな料理も。それぞれカロリーや塩分量も記し、一部はQRコードから学生の調理風景を動画で確認できる。県農林水産政策課によると、県内の2018年度の野生鳥獣による農林業被害額は約4億7500万円。イノシシ約2万頭とシカ約6千頭を捕獲したが、食材としての活用は5%にとどまる。県は昨年度、若者の視点をレシピに取り入れるため同大に開発を委託。「臭い」「硬い」といったイメージが出にくい味付けを学生が考え、学内外での販売や試食会を重ねた。レシピ集は調理の注意点や栄養面も紹介している。同課HPのほか、ジビエ販売店や道の駅でも配る予定。同課は「ヘルシーで栄養価も高い。自宅で気軽に作って」と呼び掛ける。

(料理通しスポーツ少年ら応援:宮城)
石巻市泉町1丁目に総菜屋「季節のおいしい食卓『SONO』」が13日、オープンした。アスリートフードマイスターの資格を持つ店主の小川奈津美さん(35)は、スポーツに一生懸命に取り組んでいる子どもたちや家族のために、6月からジビエの鹿肉メニューなどを提供する。静岡県伊東市出身で東日本大震災後、岩手県住田町、気仙沼市を経て、石巻市に移り住んだ小川さん。小さい頃からスポーツが大好きで水泳、体操、バレーボール、ソフトテニス、剣道に打ち込んだ。現在はジョギングが趣味。週1、2回のペースで約5キロを走っている。小川さんは「スポーツが大好きな子どもたちを応援したい。料理を通して少しでも心身ともに健全な育成に貢献できれば…」と力を込める。ジビエとはフランス語で、狩猟によって食材として利用される野生の鳥獣を指す。鹿肉をメニューに選んだのには理由がある。栄養価が高い上に低カロリー、高タンパク質で、鉄分も豊富だという点だ。「貧血防止に加え、スポーツ選手が筋肉を付ける上でも良い食材」と説明する。石巻地方では、鹿の生息域が拡大し、牡鹿半島を中心に出没。農作物の被害などが相次ぎ、駆除が急務となっているのも背景にあり、鹿肉のおいしさを広めたい考えもある。既に鹿肉をミンチにしてのミートソース作りにも挑戦。試食した友人らの反応も良く、ペンネやパスタ、シュ-マイなどの具材として利用したい考え。鶏肉や豚肉を使ってのメニューも検討中という。小川さんは「ジビエだけでなく、石巻ならではの魚介類や野菜などを使用した地元食材も使って、体にも良いおいしいものを皆さんに味わってもらいたい」と話している。

(民家や学校近くにクマ:秋田)
秋田県内で12日、民家や学校近くでのクマの目撃が相次いだ。午前7時45分ごろ、秋田市河辺北野田高屋の国道13号で、体長約1・7メートルのクマ1頭が道路を横切るのを、運転していた同市の70代男性が発見し、110番した。近くの民家まで約20メートル。秋田東署が近隣の小中学校にも注意を呼び掛けた。

(プラスチックの袋くわえるヒグマ目撃:北海道)
今月、世界自然遺産の知床で、プラスチックの袋をくわえるヒグマが目撃されました。「知床財団」は、新型コロナウイルス対策で周辺のごみ箱が撤去された影響でゴミの投棄が増えているとみて、こうした行為をやめるよう呼びかけています。知床で自然保護活動や研究を行う「知床財団」は今月5日、知床の幌別地区でプラスチックの袋をくわえる子どものヒグマを撮影しました。また別の場所では、プラスチックの袋が含まれたヒグマのふんも見つかりました。「知床財団」によりますと、新型コロナウイルス対策で、周辺のコンビニなどのゴミ箱が撤去された4月に入ってから、知床国立公園やその近隣で生ゴミや空き缶などの投棄が目立っているということです。プラスチックの袋をくわえるヒグマを撮影した「知床財団」の村上拓弥さんは「知床ではヒグマなどの野生生物が人に近いところで生活している。人が捨てたゴミを食べたヒグマは人を襲う可能性も高まるので、絶対にやめてほしい」と話しています。

(住宅地近くでクマ1頭目撃:山形)
13日午前10時半ごろ、米沢市通町5丁目でクマ1頭を目撃したと、同市の10代女性が米沢署に届け出た。同署によると、クマの体長は約1メートル。妹とともに犬の散歩をしていた女性が、線路沿いの雑木林から音がすることに気付き振り向いたところ、走り去るクマを見つけた。現場はJR奥羽本線戸板踏切の北西約20メートル。住宅地のすぐそばで、同署は14日朝もパトカーで巡回するなど警戒を行う。

(シカの群れあらわれる:北海道)
北海道内は外出自粛が続いていますが、釧路市では街中にシカの群れが現れました。午前8時半ごろの釧路市中心部、弊舞橋付近です。ロータリーに現れたのはなんと、エゾシカの群れ。少なくとも7頭確認できます。その後エゾシカは1キロほど離れた草地で体を休めているのが見つかりました。時ならぬ珍客、でしたが、エゾシカの目撃通報はことしも相次いでいて、警察や市は事故などに注意を呼び掛けています。

(クマの目撃情報:新潟)
三条市は18日、前日(17日)正午頃に同市笹巻地内の市道福沢通学線と原笹巻福沢線の交差点付近でクマ1頭が目撃された、と発表した。市民が目撃し、猟友会経由で18日に市に報告があった。市では、周辺集落にチラシを配布し、注意喚起を呼びかけるという。なお市ではクマに遭わないために「むやみに山に入らない、近づかない」「農作業、外出の際は、鈴など音の出るものを身につける。また、クマの活動の活発な朝・夕を避ける」よう注意喚起を行なっている。また、もしクマに遭ったら「慌てず騒がない。大声で叫んだり、石などを投げて興奮させたりしない」「その場から逃げる時は走らない。クマは逃げるものを追う習性があるので、背中を見せて逃げると危険。クマに気づかれたら、クマから目を離さず、出来るだけゆっくり後ずさりしながらその場から遠ざる」よう呼びかけている。さらにクマを引き寄せないためには、「柿や栗などクマの食料となる木の実は早めに収穫する。生ゴミ、不要となった農作物や果実は、人家の周りや農地に放置せず、父に埋めるなど処理する」よう呼びかけている。

(クマ出没:宮城)
仙台市によると、15日午前0時40分ごろ、仙台市青葉区芋沢大竹原にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
栗原市によると、17日午前8時20分ごろ、栗原市築館下宮野山畑にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
仙台市によると、16日午後4時20分ごろ、仙台市泉区向陽台1丁目にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
利府町によると、18日午前11時45分ごろ、利府町菅谷孝行松下付近にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
仙台市によると、16日午後3時35分ごろ、仙台市泉区明石南5丁目にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
仙台市によると、16日午後1時55分ごろ、仙台市泉区七北田大沢木戸にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
仙台市によると、13日午前11時30分ごろ、仙台市太白区秋保町湯元上原にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
富谷市によると、10日午後5時ごろ、富谷市穀田瀬戸ノ沢にクマが出没しました。

(クマ出没:宮城)
利府町によると、11日午前8時30分ごろ、利府町葉山1丁目にクマが出没しました。

(イノシシが出没か:佐賀)
佐賀県警唐津署は12日、唐津市のJR唐津駅付近で同日午前6時ごろ、イノシシ1頭が出没したとして、メールで警戒を呼びかけた。

(クマ目撃:青森)
八戸市妙犬森の蟹沢浄水場付近(18日午後2時半ごろ、1頭)。三沢市塩釜のバスロータリー付近の雑木林(18日午前10時15分ごろ、1頭)。

(クマ出没:北海道)
札幌市によると、18日、札幌市南区藤野でクマが出没したような痕跡が見つかりました。

(クマ出没:埼玉)
秩父市によると、18日午後7時10分ごろ、秩父市影森にクマが出没しました。

(クマ出没:岩手)
金ケ崎町によると、18日午後5時15分ごろ、金ケ崎町西根鶴ケ岡の川沿いにクマが出没しました。

(クマ出没:青森)
八戸市によると、18日午後2時30分ごろ、八戸市妙犬森付近の山中にクマが出没しました。

(クマ出没:岩手)
一関市によると、18日午後2時ごろ、一関市舞川道場にクマが出没しました。

(クマ出没:長野)
長野県警によると、18日午後1時50分ごろ、飯山市瑞穂の田畑にクマが出没しました。

(クマ出没:北海道)
北海道警によると、18日午前7時18分ごろ、奈井江町美唄及茶志内の高速道路沿いにクマが出没しました。

(イノシシ出没:福島)
会津美里町によると、17日夜、会津美里町丸山付近にイノシシ3頭が出没しました。

(イノシシ出没:福島)
会津若松市によると、17日午前6時33分ごろ、会津若松市堤町付近にイノシシが出没しました。

(イノシシ出没:福島)
会津若松市によると、16日午前7時ごろ、会津若松市北滝沢2丁目付近にイノシシが出没しました。

(イノシシ出没:栃木)
栃木県警によると、16日午前5時30分ごろ、足利市緑町付近の河川敷にイノシシが出没しました。

(イノシシ出没:兵庫)
兵庫県警によると、13日午後9時30分ごろ、神戸市灘区鶴甲3丁目付近にイノシシが出没しました。

(イノシシ出没:兵庫)
兵庫県警によると、12日午後7時17分ごろ、神戸市東灘区住吉山手8丁目付近の路上にイノシシが出没しました。

(イノシシ出没:兵庫)
兵庫県警によると、11日午後9時ごろ、神戸市中央区諏訪山町2丁目付近の路上にイノシシが出没しました。

(イノシシ出没:群馬)
渋川市によると、13日、渋川市有馬の水田にイノシシが出没しました。

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