<射撃ニュース7月>
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(イノシシに噛まれ男性がケガ:愛媛)
10日午前、伊方町二見の畑で農作業中の男性(60)がイノシシに右の太ももを噛まれました。イノシシはその後逃走し、現在も見つかっていません。警察などによりますと、10日午前9時半ごろ、畑で農作業をしていた男性がイノシシに噛まれました。男性は噛まれたはずみで転ぶなどしましたが、歩いて帰宅。その後、痛みが引かなかったため午前11時過ぎ消防に通報し、八幡浜市内の病院に搬送されました。命に別状はなく、軽傷とみられるということです。警察官が現場を捜索しましたが、イノシシの出現から2時間近くたっており、逃げた方向も分からないため発見には至っていないということです。警察は保健所や教育委員会を通じて、防災無線での注意喚起や児童生徒らの見守りなどを呼びかけるとともに、引き続き警戒するということです。
(ヒグマ捕獲のハンター報酬交付金増額:北海道)
北海道は7日、農林水産省が道内15市町村に対し、農地周辺でのヒグマ捕獲強化に利用できる新たな交付金の支給を決めたと発表した。主にハンターの待遇改善に使われる見通しで、報酬は最も高い池田町で1頭当たり5万8000円から8万1300円にアップするという。発表によると、初山別村は1頭8000円から3万7000円、美瑛町は1頭2万円から6万円に上がる。1頭あたりの単価は変わらないが、日当の増額や猟銃の弾代補助に活用する自治体もあるという。新たな交付金は、同省が昨年度の補正予算で創設した。利用を希望した市町村向けに、今年度から支給される。これまでは1頭8000円の報酬を出すのみだった。今後は同省と市町村で協議し、地域の実情にあった報酬額を設定できるようになるという。道食品政策課の担当者は「新たな仕組みが広がるよう、他の市町村にも今回の活用事例を紹介していきたい」と話した。
(ほうきのジビエ推進協議会元事務局員、220万円流用:鳥取)
鳥取県の委託を受け県中西部でジビエの認知度向上に取り組む「ほうきのジビエ推進協議会」の元事務局員(コーディネーター)が、県の委託金など約220万円を私的に流用していたことが8日、分かった。
(クロスボウと空気銃を不法所持か:山梨)
クロスボウなどを違法に所持していたとして10日、中央市の会社役員の男が銃刀法違反の疑いで書類送検されました。クロスボウの不法所持の摘発は県内で初めてです。銃刀法違反の疑いで書類送検されたのは中央市に住む50歳の会社役員の男です。県警によりますと、男は今年5月12日、県公安委員会の許可を受けずに自宅でクロスボウ1点と空気銃2丁を所持した疑いです。調べに対し、男は「持っていてはいけないことは分かっていた」など容疑を認めているということです。クロスボウは2022年3月の銃刀法の改正により所持するには都道府県の公安委員会の許可が必要で、無許可で所持した場合は3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。クロスボウの不法所持の摘発は県内では初めてです。
(野生動物の農作物被害額、初めて5億円余りに:愛媛)
昨年度、愛媛県内で確認されたイノシシなどの野生動物による農作物への被害額が、前の年度から大幅に増えて初めて5億円余りに上りました。県は畑に立てているさくの改良の費用を補助するなど対策を進めることにしています。愛媛県によりますと、昨年度、県内ではイノシシや鳥などの野生動物による農作物への被害額が5億845万円に上り、前の年度よりおよそ1億6300万円増えて、2011年度以降、初めて5億円を超えました。被害を出した動物はイノシシが2億6239万円で全体の52%、次いでヒヨドリが6250万円、サルが5505万円などとなっていてます。被害が出た地域別では、南予が3億3246万円と全体の66%を占めたほか、東予で9855万円、中予では7744万円となり、農作物別ではかんきつなどの果樹の被害額が最も多い3億9636万円に上りました。被害額が大幅に増えた要因について、県は野生動物の出没が少なかった地域にも被害が広がったことや、果樹やコメなどの農作物の値上がりをあげています。県は野生動物の侵入を防ぐために畑に立てているさくの改良や補強にかかる費用を補助するなどして、対策を進めることにしています。
(「クマ出没」ドローン使い対応訓練:北海道)
キャンプ場でのクマ出没を想定し、ドローンを活用した「ヒグマ対応合同訓練」が9日、大樹町尾田のカムイコタン公園キャンプ場で行われた。
(県内、クマの食害相次ぐ:秋田)
秋田県内で8日までにクマによるとみられる食害が相次いだ。仙北署によると、8日午前9時45分ごろ、仙北市田沢湖卒田字早稲田のブルーベリー畑でブルーベリーの実が食い荒らされているのを、所有する秋田市の60代男性が発見し、署に通報した。
(シカとの衝突、警戒呼び掛け:北海道)
弟子屈署などは、摩周湖に向かう観光客らが利用する町内の道道で、シカとの衝突事故の警戒を訴える啓発活動を行った。
(クマ出没で登下校時間中心にパトロールを強化:栃木)
那須塩原市は6日、男性2人が相次いでクマに襲われけがをするなど被害が続いていることから地域の住民と協力して小学生の登下校時間を中心にパトロールを強化しています。那須塩原市では6日、山あいの地域にある住宅の庭先などで85歳と77歳の男性2人がそれぞれクマに襲われてけがをする被害が相次いだほか先月30日にも中心部で73歳の男性がクマに襲われてけがをしています。いずれもクマは現場から走り去っていることから警察が付近をパトロールするなどして注意を呼びかけていますが那須塩原市では7日から地域住民と協力して小学生の登下校時間帯を中心にパトロールを強化しています。8日は市と協定を結ぶ「那須塩原市建設業協会」の会員3人が、市の公用車に乗り込んで児童たちの通学路などを巡回しスピーカーで注意を呼びかけながらパトロールしていました。那須塩原市建設業協会の生駒憲一会長は、「実際にけが人が出ているので子どもや保護者も心配だと思う。地域が一体となって不安を少しでも解消できればいい」と話していました。市によりますと、市内では8日もクマが相次いで目撃されているということでパトロールは市内の小学校が夏休みに入る今月18日まで継続する予定だということです。
(中学生が“電気柵”設置:宮城)
野生動物による被害から農作物を守ろうと、宮城・七ヶ宿町の中学生が電気柵を設置しました。サルやイノシシによる農作物への被害が発生している七ヶ宿町。七ヶ宿中学校では、6年前 授業の一環で栽培していたエダマメがサルに荒らされたことから、毎年 生徒が野生動物からエダマメを守るため電気柵を設置しています。8日は、3年生6人が農家の指導を受けながら、エダマメを植えた畑に高さ1.5メートルの支柱を立て、野生動物の侵入を防ぐ電線の高さを調整しながら電気柵で囲っていきました。動物が電線に触れると電気が流れ、驚いて近づかなくなるということです。電気柵は、エダマメが収穫される9月下旬まで設置される予定です。
(名古屋城のシカがピンチ!:愛知)
最盛期には56頭いたという、名古屋城のシカ。現在は2頭まで減少し、“絶滅”の危機が迫っています。『名古屋城総合事務所』の三谷幸司さんによると、現在、名古屋城の内堀で暮らしているのは、ホンシュウジカのメス2頭。年齢は推定14~17歳で、1991年に和歌山城から譲り受けたシカの子孫といわれています。“臆病で警戒心が強い”と言われるシカ。名古屋城では、そんなシカたちに過度のストレスを与えないよう、できるだけ野生に近い状態で放し飼いをしています。三谷さんによると、健康状態は毎日チェック。日常管理として、えさやりや水の提供などを行い、健康状態を保つ世話を行っているといいます。また、週に2回、固形の食べられるものを提供。草もよく食べているといいます。“最後の2頭”となった、メス2頭。三谷さんは、「メス2頭なので、時期がきたらいずれいなくなってしまう。この2頭を大切に育てたいです」とシカへの思いを明かしました。今年6月23日に行われた名古屋市議会では、名古屋城のシカを維持するための対策の必要性について議論する一幕も。広沢一郎名古屋市長は、「名古屋城のシカは、特別史跡名古屋城跡を構成する諸要素にも位置付けられており、また、内堀で飼っていること自体が他城郭と比べても大変珍しく、多くの来場者に親しまれていますので、シカがいなくなってしまう事態は避けたいと考えております」と話し、“絶滅”への危機感を明かしました。同市議会では、自民党名古屋市議団 浅井正仁市議より、「和歌山城と同じ入手経路で、同じ紀州和歌山にあるアドベンチャーワールドに頼んで、名古屋城のシカの絶滅を防ぐのはいかがですか」と、シカの数を増やすための提案も。広沢名古屋市長は、「私としては、シカに永く居続けてほしいと思っています」と心境を明かし、同提案については、「担当職員を派遣させたいと存じます」と答えました。また、観光文化交流局長は、シカを譲り受ける対策の必要性について、「譲り受け先との調整が必要になることや、動物取扱業の変更に伴う体制強化が必要になるなど、様々な課題があると認識しています」と話し、続けて「課題解決に向けて関係局と連携しつつ、調整・検討を進めてまいります」と話しました。そもそも、なぜ名古屋城の内堀でシカが暮らしているのでしょうか。同市議会で質問・答弁が行われた際、名古屋城とシカの歴史も明かされました。観光文化交流局長によると、名古屋城のシカは、江戸時代から内堀で飼われていたことが、「金城温古録」に記録されているといいます。また、浅井市議からは、「金城温古録にも二代徳川光友の頃、シカを飼っていたという記述があります。戦中に食糧難で死滅しましたが、戦後、東山動植物園から3頭のヤクシカを貰い受け、最盛期の昭和52年には56頭まで増えました」とこれまでの経緯が語られました。また、“遊び心のあるネーミングだと思います”と広沢名古屋市長が感想を述べたのが、最後の2頭となったシカの名前。浅井市議によると、「8年前まで名前がなかった」という2頭の名前は、“山村ちゃん”と“もみじちゃん”。以前、1頭が脚のケガをして治療を受けた際、どちらが治療を受けたシカなのか分かるよう、ケガをしたシカに「もみじちゃん」と名付けたことがきっかけだったといいます。さらに、この2頭は親子の可能性もあり、人間年齢に換算すると、60歳と40歳になるといいます。「皆様に可愛がっていただける名前だと思う」と、その名前に広沢名古屋市長より、“お墨付き”をもらった山村ちゃんともみじちゃん。2頭の名前について、広沢名古屋市長は「名古屋城公式ウェブサイトなどで周知を検討してまいります」と述べました。江戸時代から受け継がれてきた“シカの歴史”は、山村ちゃんともみじちゃんで幕を閉じてしまうのか。観光文化交流局長は、「あたたかく見守りながら、育てることを心掛けております」、「今後も名古屋城のシカが来場者から愛され続ける存在となるよう取り組んでまいります」と2頭への思いを語りました。
(「狩猟体験ツアー」を今年も開催:山梨)
各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。日本初のグランピングリゾート「星のや富士」では、2025年10月2日~12月11日の全5回、「狩猟体験ツアー」を今年も開催します。狩猟の見学・体験や、命が食材や伝統工芸品に昇華される一連の流れを体験することで、人と自然と動物のつながりを見つめなおすプログラムです。9年目の開催となる今年は、特別席で焚き火を囲みながら、翌日の狩猟体験への期待値を高める「自然に触れるひととき」を楽しみます。富士北麓では、増えすぎたシカやイノシシが原因となり、農林業に被害を与える「獣被害」や、樹木の皮や植物を食べてしまうことで生態系を崩し、他の動植物に影響を与えてしまうことが問題になっています。その為、毎年、県の定めた管理計画に基づき、猟師が森に入り狩猟を行います。獲られたシカやイノシシはジビエとして一部流通しますが、その割合は捕獲量の約1割に留まり、大部分がそのまま破棄されているのが現状です。星のや富士では、この地域課題に向き合い、開業よりジビエを使った食事を継続して提供してきました。これらの経験や背景から、自然との共生や、命を無駄なくいただくことの大切さを考えるきっかけを提供したいと思い、当ツアーを開発しました。
(クマ被害か、民家の鶏小屋壊れ:岩手)
9日午前7時ごろ、花巻市湯口の民家で「敷地内の鶏小屋の一部が壊され、ニワトリ数羽がいなくなっている」と住人が花巻署に通報した。同署によると、周辺には羽が散乱し、小屋の中にいた4羽中3羽がいなくなっていた。クマによる被害とみられる。
(クマが1日に2回民家の車庫に侵入、同じ冷蔵庫の米袋荒らす:岩手)
1日に2回、クマの被害です。8日朝クマが侵入し、米袋が荒らされた北上市和賀町の民家の車庫に8日夜またクマが侵入し、再び米袋が荒らされました。8日午前4時すぎ、北上市和賀町煤孫の農業、亀田盛一さん78歳の自宅敷地内にある車庫にクマが侵入し、冷蔵庫のすき間から中に保管していたコメを荒らしました。また、8日午後9時半ごろには、クマのうなり声や荒い鼻息が外から聞こえ、亀田さんの娘が警察に通報しました。クマはシャッターをこじ開けて車庫の中に侵入し、朝と同じく冷蔵庫のすき間から、米袋を荒らしました。8日朝、クマに侵入されたことを受け、亀田さん宅では鈴がついたネットを車庫のドアに設置していて、8日夜はその鈴が鳴ったことからクマの接近を知ることができました。同じ場所に1日2回にも及ぶクマの侵入。猟友会は8日夜のうちにわなを設置しました。亀田さんの車庫に侵入してからおよそ2時間後、今度は亀田さんの家から650メートルほど離れた民家の車庫にクマが侵入しましたが、住人は2階に逃げて無事でした。クマはその後、立ち去ったということです。北上市 八重樫浩文市長「人身ですね。これは一番重大な問題ですので、まず何とか、捕獲または駆除をしなければいけないと思っています」。北上市は9日午前、3回目の危機対策本部会議を開き、わなの追加と猟友会などによる捕獲や駆除も視野に入れた動きを確認しました。クマは捕獲されておらず、市は戸締りなど注意を呼びかけています。
(トウモロコシ30本食べられる、クマか:北海道)
クマの出没が相次ぎ「ヒグマ注意報」が出されている北海道砂川市で7月9日朝、農園のトウモロコシや肥料が食い荒らされる被害がありました。クマのものとみられる足跡も見つかっていて、警察が注意を呼びかけています。被害が見つかったのは砂川市一の沢の農園です。午前5時ごろ、農家がクマのものとみられる足跡を発見し、トウモロコシ30本の葉や茎が食べられているのを見つけました。警察によりますと、幅20センチほどの足跡が見つかったほか、肥料50キロも食い荒らされていたということです。道はヒグマの目撃が相次いでいることから、8日から砂川市に「ヒグマ注意報」を出していて、住民に注意を呼び掛けています。
(クマがJR釜石線の列車と衝突:岩手)
9日正午前、岩手県釜石市を走行中のJR釜石線の普通列車がクマと衝突しました。その後クマが線路上に横たわった状態になり、撤去のため遠野駅と釜石駅の間の上下線で運転を見合わています。運転再開は午後3時半の見込みです。JR東日本盛岡支社によりますと、9日午前11時56分ごろ、花巻駅午前9時49分発釜石駅行きの下り普通列車が釜石市甲子町の洞泉駅~松倉駅間を走行中、クマと衝突しました。その後クマは列車後方の線路上で横たわった状態になりました。JRは係員と猟友会を手配して線路上のクマの撤去を行います。これに伴い釜石線は遠野駅と釜石駅の間の上下線で運転を見合わせていて、再開は午後3時半と見込まれています。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、10日午前6時ごろ、仙台市青葉区大倉名剣原にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、9日午後6時20分ごろ、仙台市泉区小角大満寺にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、9日午後5時40分ごろ、仙台市泉区根白石学校前にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、9日午後8時ごろ、仙台市太白区太白1丁目にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
白石市によると、10日、白石市大鷹沢鷹巣芦ノ又にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、8日午後8時40分ごろ、仙台市青葉区国見ケ丘3丁目にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、9日午前7時10分ごろ、仙台市青葉区熊ケ根石橋にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、9日午前7時10分ごろ、仙台市青葉区熊ケ根石橋にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、8日午後4時20分ごろ、仙台市泉区明通1丁目にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
白石市などによると、8日、白石市福岡八宮不忘山にクマが出没しました。
(イノシシ出没:宮城)
登米市によると、9日午前8時30分ごろ、登米市津山町横山大畑にイノシシが出没しました。
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(クマなどへの「緊急銃猟」可能に、9月から市街地で)
市街地にクマなどが現れた場合、一定の条件下で銃を使える「改正鳥獣保護管理法」が9月から施行されるのを前に、環境省は「緊急銃猟」の手順を示すガイドラインを公表しました。ガイドラインは、クマなどに「緊急銃猟」を行う市町村への説明資料で、実施できる条件や手順などが記されています。「緊急銃猟」が行える場所については、人の日常生活圏であっても安全が確保できる農地や河川敷、クマが建物などに侵入している場合としています。人の往来が激しい中心街や住宅地など人に銃弾が当たる恐れがある場合は行えないとしています。実施の判断と住民の避難や通行制限などの安全確保は市町村が行うとしていて、銃の使用は職員以外への委託が可能としています。9月からの運用に向け、環境省は7月中に、各自治体にオンラインで説明会を実施します。改正前の鳥獣保護管理法では、市街地で銃を使用するクマの捕獲は原則禁止されていて、市街地でクマを撃つためには立ち会う警察官の指示を受けるなどの必要がありました。
(国が「緊急銃猟」のガイドライン示す)
市街地にクマやイノシシが出た際、一定の条件のもと市町村の責任で発砲する「緊急銃猟」が可能となるのを前に、環境省は、市町村向けのガイドラインを公表しました。住宅密集地での猟銃の発砲は、これまで法律で禁止されていて、クマなどを駆除するハンターは、警察官の許可を得るまで発砲できませんでした。9月1日の改正鳥獣保護法施行により、緊急性や安全確保が可能といった条件を満たしていれば、市町村の責任で「緊急銃猟」が可能となります。ガイドラインには、緊急銃猟を行う場合の通行規制や住民の避難など、安全の確保をどのように行うのか、具体例が図で示されています。中心街など人に銃弾があたる恐れがある場所や、自衛のための銃猟は、安全確保が難しいため緊急銃猟の対象外としています。また、ハンターの日当などには環境省の交付金を使うことができ、「負担を考慮した必要十分な日当を設定することが望ましい」と明記されました。浅尾環境大臣は「ガイドラインを自治体の方によく理解していただき、新しい法改正のもとで、戸惑うことなく対応できるようにしていきたい」と述べました。
(市町村の責任で銃使用、クマの駆除可能に)
北海道内でもクマの出没が相次ぐ中、環境省は7月8日、9月から市街地での銃を使った駆除を条件付きで可能にする「緊急銃猟」のガイドラインを公表しました。緊急銃猟は、鳥獣保護管理法に定める人の生活圏にクマなどの危険鳥獣が侵入または侵入するおそれが大きいこと。緊急性が認められること。猟銃以外の方法での捕獲が困難なこと。人に弾丸が到達するおそれがないなどの安全性が確保されていること。これら4つの条件すべてを満たした場合に、市町村の責任で実施可能となります。場所はおもにクマなどが建物に侵入している場合や、河川敷などが想定されています。河川敷での緊急銃猟のイメージですが、手順として市町村は通行禁止などの範囲を決めて住民を禁止区域外に避難させ、通行の制限など安全を確保します。発砲するタイミングなどの裁量は委託したハンターに委ねられるものの、安全確保の確認や中止の判断などは市町村が担います。緊急銃猟は、改正鳥獣保護管理法が施行される9月1日から運用がはじまります。
(原付バイクがシカと衝突、運転の女性が重傷:山梨)
6日夜、富士川町の県道で原付バイクがシカとみられる動物と衝突し、運転していた女性が重傷を負いました。鰍沢警察署によりますと、6日午後8時40分ごろ、富士川町鰍沢の県道で町内に住む77歳の女性が運転する原付バイクが動物と衝突しました。この事故で女性は近くの病院に搬送され、足の骨を折る重傷です。女性の話や原付バイクについていた毛などから、衝突したのはシカとみられるということです。現場は畑などが多くある地域で街灯はなく、警察が詳しい事故原因を調べています。鰍沢警察署管内の市川三郷町と富士川町では今年に入り、車やバイクがシカやタヌキと衝突する事故が11件あり、ほとんどが夜間に発生しています。
(野生イノシシ2頭の豚熱感染を確認:宮崎)
高原町で死んでいるのが見つかった野生のイノシシ2頭がブタの伝染病、CSF=豚熱に感染していることが確認されました。これで県内の野生イノシシで豚熱が確認されたのは合わせて4例となりました。県によりますと、今月4日と5日、高原町の田んぼのそばなどで、いずれも野生のイノシシ2頭が死んでいるのが見つかり、PCR検査の結果、豚熱に感染していることが確認されたということです。県内の野生イノシシで感染が確認されたのは先月20日以来で、これで3例目と4例目です。今回見つかった場所は、4月の1例目の場所から4キロから5キロほどの距離にあり、この一帯で野生のイノシシに感染が広がっているおそれがあるということです。周辺には多くの養豚場がありますが、すべての養豚場でワクチンの接種が終わっているため、今のところ、出荷に影響はないということです。豚熱は伝染力の強いウイルスによるブタやイノシシの感染症で、仮に感染した肉を食べても人体に影響はありませんが、ブタでは致死率が高く養豚業への影響が懸念されています。県は養豚農場へのウイルスの侵入リスクが高まっているとして、野生動物の侵入を防ぐ防護柵の設置や出入りする車の消毒などを徹底するよう呼びかけています。
(県内初めて確認、マダニにかまれ発症か:岐阜)
岐阜県は中津川市に住む60代の女性が、県内で初めてマダニが媒介する感染症に感染していたと発表しました。県によりますと女性は6月26日、自宅周辺の草刈り中、マダニにかまれたことに気づいたということです。その後、発熱や下痢などの症状が出たため、県内の病院を受診し検査したところ、7日にマダニにかまれることで発症するSFTS=重症熱性血小板減少症候群だったことが分かりました。2013年からの報告開始以降、岐阜県で感染が確認されたのは初めてです。女性は現在も入院して治療を受けていますが、快方に向かっているということです。SFTSは致死率が10~30%ほどある感染症で、6月に愛知県豊田市では男女2人が死亡しています。岐阜県は現在、ダニの活動が活発な時期に入っているとして、草むらや野山で活動する際は肌の露出を減らし、防虫スプレーを使うなどして注意してほしいと呼びかけています。
(マダニ媒介の感染症SFTS患者数91人、同時期比で過去最多に)
マダニが媒介する感染症、SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」について、ことしこれまでに全国から報告された患者数は91人と、これまでで最も多かったおととしの同じ時期を上回ったことが、国立健康危機管理研究機構のまとめでわかりました。専門家は「感染が確認されている地域が広がりつつある」として対策を呼びかけています。SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」は、主に原因となるウイルスを持つマダニにかまれることで感染する感染症で、発症したネコやイヌからヒトに感染するケースも報告されています。国立健康危機管理研究機構によりますと、ことしに入ってから、先月29日までの半年間に報告された患者数は24府県で91人に上り、これまでで最も多かったおととしの同じ時期の82人を上回りました。NHKが、各地の自治体に取材したところ、静岡県、愛知県、三重県、香川県、宮崎県の5つの県で少なくとも9人が死亡したと報告されています。また、これまでヒトやペットの感染が確認されていたのは九州から東海地方にかけてでしたが先月、関東地方では初めて茨城県でペットのネコの感染が報告されました。国立健康危機管理研究機構獣医科学部の前田健部長は「感染が確認されている地域が西から東へじわじわと広がりつつある。シカやイノシシといった野生動物が増えているため、これらの動物から吸血するマダニが増えて、患者の増加につながっている可能性がある」と分析しています。そのうえで「マダニは深い山の中だけでなく林道の脇や田んぼのあぜ道などにもいる。夏にキャンプなどで山に行く際は、肌を出さない服装を心がけ、マダニに有効な虫よけをつけることが重要だ」と対策を呼びかけています。SFTSはマダニにかまれて感染するだけでなく感染し、発症したネコやイヌにかまれるなどして感染することがあります。特に注意が必要なのはネコで、国立健康危機管理研究機構によりますと、感染が確認されたネコの報告は全国で調査を始めた2017年は8件でしたが、去年は194件と大幅に増加しています。ことしは3月までに全国で36件が報告されているほか、5月には関東地方で初めて茨城県でペットのネコの感染が報告されました。また、5月にはSFTSを発症したネコの治療にあたった三重県の獣医師が感染し、死亡するケースも出ています。国立健康危機管理研究機構獣医科学部の前田健部長は「ネコの感染が確認された地域も広がっていて、ネコからヒトへの感染にも警戒が必要だ」としたうえで、発症したネコの血液や分泌物には大量にウイルスが含まれているため飼い主や獣医師は特に注意が必要だとして「ペットのネコは室内飼いを徹底し、外に出さないことが重要だ。犬猫用のダニの駆虫薬も活用してほしい」と呼びかけています。
(クマ生け捕り、迅速に:山形)
クマの市街地への出没を想定し、新庄猟友会は6日、舟形町の県猟友会射撃センターで対応訓練を実施した。県内では今年に入りクマが市街地に出没し、居座るケースが相次いでいる。
(狩猟免許の新規取得希望者に「有害鳥獣ハンター養成講座」開講:愛媛)
ノシシやシカなどの問題が深刻化する中、新たに狩猟免許を取得するハンターの養成講座が開かれました。松山市で開講した、「有害鳥獣ハンター養成塾」。県内各地から70人あまりが参加し、狩猟免許取得のための手続きや心構えについて説明を受けました。この講座は、新たに狩猟免許の取得を目指す人に基礎知識などを学んでもらおうと、愛媛県が開いたものです。県によると、昨年度イノシシやシカ、サルなどの野生鳥獣による農作物被害は5億800万円あまりで、統計を取り始めた2010年以降最大となりました。一方、県内で狩猟免許を持つ人は1978年には1万1540人でしたが、昨年度はその半分を下回る5398人で、さらにこのうち75%が50歳以上と高齢化も進み、若い世代の確保が課題となっています。講座はあわせて4回開かれ、3回以上受講した人には免許取得などの費用が補助されるということです。
(霧ヶ峰高原、ニッコウキスゲを苗植え:長野)
霧ヶ峰高原でシカの食害を受けているユリ科の植物、ニッコウキスゲを増やそうと、6日、子どもたちが高原に苗を植えました。霧ヶ峰高原ではかつて夏になるとニッコウキスゲが一帯を黄色に染めていましたが、25年ほど前からニホンジカによる食害が深刻化しいまでは電気柵で囲われた場所でしかニッコウキスゲを見ることができないということです。6日、高原の自然保護に取り組んでいる小和田牧野農業協同組合がニッコウキスゲの苗の植栽を行い、諏訪地域のボーイスカウトの子どもやその家族などおよそ80人が、20センチほどに育った100株あまりの苗をかつて牧草地だった場所に丁寧に植えました。参加した小学2年生の女の子は「シカに食べられずに無事に育ってほしいです」と話していたほか、小学5年生の男の子は「黄色いじゅうたんのようにいっぱいに広がって、いろいろな人たちに見てもらいたいです」と話していました。小和田牧野農業協同組合の藤森聡一組合長は「子どもたちと一緒にニッコウキスゲという諏訪の素晴らしい財産を守り、後世に残していきたい」と話していました。今回植えたニッコウキスゲは、来年の夏に花を咲かせるということです。
(「おとなしくて臆病」というツキノワグマの「常識」を改める必要が:神宮寺 慎之介)
7月4日、岩手県北上市の住宅で、80代の女性がクマに襲われ死亡しているのが見つかった。死亡したのは、岩手県北上市和賀町の81歳の女性。警察によると、4日午前7時38分ごろ、被害女性が自宅の居間で血を流して倒れているのを、訪問した息子が発見し、110番通報した。被害者の全身には動物の爪のような傷があり、駆けつけた救急隊員がその場で死亡を確認した。警察は状況からクマに襲われたとみて調べているが、被害者を襲ったクマはまだ見つかっていない。この地域は平成の大合併で北上市と合併したものでそれ以前は和賀町という独立した自治体だった。後述するが、北上市の西隣には西和賀町があるが、こちらは現在も基礎自治体として残っている。渓流釣りが趣味の筆者はこの地域にもたびたび足を伸ばしている。だから最初に「北上市和賀町で人がクマに襲われる」との報道を目にした時、「西和賀町に近い、山深い場所の“ポツンと一軒家”で被害に遭ったのかな」と早合点していたが、そうではなかった。西和賀町は秋田県との県境に当たり、東北地方の「背骨」奥羽山脈が通っている場所でもある。なかでも一帯は「和賀山塊」と呼ばれ、クマが生息している地域があることは筆者も知っていた。そんな場所で飽きずに竿を出していたわけだが、正直に言えば、筆者自身はクマへの怖さというものはそれほど感じたことはなかった。というのも、クマが出没して人間に危害を加える危険なシーズンというのは春と秋で、筆者がこの地に出向くのは真夏が多かったからだ。一般的に、真夏はクマの被害は比較的少ないのだ。春は子グマが生まれ育つ時期で、母グマは子グマを守るために神経を尖らせている。この時期のクマは非常に危険だ。そして6~7月は繁殖期になる。繁殖期を迎えた若いオスは、親と別れて、メスを求めて移動する。人里に出没する機会も増える。今はこの時期に当たる。夏の時期のクマは、サクラやクワの実、セリ科などの草本類、アリやハチなどの昆虫類などを食べており、これらを探して広い範囲を行動することもある。ただ、本州に生息するツキノワグマは基本的に臆病な性格なので、人の気配がすれば近づいてこない。秋(10~11月頃)になると冬眠前のクマが体に栄養を蓄えるために食料を手に入れようと躍起になっている。普通は山奥にあるブナの実やクルミなどを食料にするが、実りが悪い場合には人家のある畑などに出現してエサを漁ることもある。その場合でも、まれに鶏などの家畜も襲うことがあるが、やはり人の気配を察知すると一目散に山奥に逃げていくのが習性である。筆者が足を伸ばしていた渓流は、岩手県を南北に貫き宮城県の石巻市まで流れる北上川の支流・和賀川の上流である。北上川と和賀川は北上市で合流する。そこから和賀川沿いを上流に向かうと「錦秋(きんしゅう)湖」と名付けられているダム湖があるが、さらにその先が本格的な和賀川の渓流地域になる。住所的には西和賀町となるが、岩手県でも豪雪地帯としても知られている地域であり、町内を流れているこの和賀川のさらに支流が、筆者が狙う場所であった。むろん近所には人家もほとんどない山奥であるが、夏場に行くことが多かったのでクマの怖さというのはあまり感じなかった。支度をして竿を出す前に岩に腰掛けてタバコを一服する“儀式”は必ず守るようにしていた。それは釣りの先輩から教えられていたことだ。「釣り場に行ったら、竿を出す前にタバコを一服すること。タバコの煙は周囲1キロ以上に流れていくので、クマはそこに人間が入ったことを認識するので出没することはなくなる。3分間ほどゆっくりとタバコをふかすのは釣り人の心にも余裕を与えてくれるから大事なんだ」。果たして先達の金言が、科学的に根拠があることなのかどうかは分からないが、数十年もの間、渓流釣りをして遠くにいるクマを目撃したことはあるが、間近でクマと遭遇したことがなかったのは確かである。また、河原の大きな石ころを藪に向かって投げつけて音を出すこともしていたのが、その効果も皆無ではなかったかもと思っている。今回のクマによる被害が起きたのは、真夏のような暑さとはいえ、ちょうどクマたちの繁殖期真っただ中の季節だ。ただ、テレビのニュースで映像を見ると、被害があった自宅の近所は山の中ではないらしく、近くに水田が見える。あらためて地図で確認すると、クマの被害が起きたのは和賀山塊のある場所からずっと東に下った平地であることが分かった。被害を受けた民家の付近には高速道路のインターチェンジもある。山奥の一軒家の居間にクマが入って、そこで高齢女性と出くわして襲われたのだと思っていたが、どうやらそれは違うようだ。この地域では、先月6月30日からクマの目撃情報や物的被害が相次いで発生していたという。現場は水田や畑が広がる農村地帯で、車の交通量も少なくない場所だ。付近でのクマの被害をまとめると、いずれの被害も同一個体のクマによるものの可能性を指摘する声もある。そうだとすれば、何度も人家や小屋に侵入したクマが、今度はたまたま被害女性宅の居間まで入り込み、そこで被害者と出くわしたということなのか。亡くなった女性は普段着姿であったというから、物音に気が付いて居間にいってみたところクマと遭い被害を受けた可能性がある。警察によると玄関の扉は開いており、家の中からクマのものとみられる毛も見つかっているという。どうやらクマは玄関から侵入した可能性が高そうだ。家畜を襲ったりときには人をも襲ったりするヒグマは北海道にしか生息していない(十数年前に秋田・青森・岩手の3県の県境ではヒグマを目撃したという報道があったが、確認はされていない)。本州のクマは、臆病でおとなしい性格とされるツキノワグマだけだ。ツキノワグマが人家を襲う例は極めて稀だが、過去には本州でも死亡事故が発生している。ただツキノワグマは人里に降りてきても、せいぜいが生ゴミを漁ったりする程度で、人間の気配を感じると一目散に逃げていくのが一般的に知られている彼らの習性だ。クマの生息地区で釣りをすることも多い筆者は、クマが多く生息していると言われる秋田県の北秋田市阿仁(あに)の打当(うっとう)で古老のマタギの方から話を聞いたことがある。また青森や岩手の猟友会の方からも話を聞いたことがあるが、彼らは一様に「臆病なクマが自ら民家に入り込むなんていう例は聞いたことがない」と語っていた。しかし今回の事件ではその“常識”や古老たちの経験則が通用しなくなったことを示していると言えるのかも知れない。北上市で報告されているクマの出没情報はこればかりではなかった。6月下旬、北上市内では白昼の市街地でもクマが目撃されていた。たとえば、北上市内の私立高校の正門から敷地内に入り込み、自転車置き場で何かを探し回るように臭いをかぎまくるクマの姿が捉えられている。クマの侵入を受け、体育など外で行われていた授業は全て中止になったという。ほかにも商業施設や市役所の駐車場でもクマの目撃情報が相次いでいる。市内の小学校では児童の集団下校が行われている。この地域のクマの生態が大きく変わってきているのかもしれない。捕獲に向け北上市は対策を進め、クマに襲われた自宅周辺には猟友会によって罠が設置され地元の猟友会は付近の見回りなどの対応をしている。岩手県は今回の事態を受け、4月に発表したツキノワグマの出没に関する注意報を、2年ぶりに警報に引き上げた。また、北上市は和賀町内の3カ所に自主避難所を開設し、高齢の一人暮らしなどで不安な場合は避難するよう呼び掛けている。自衛策としては、まず戸締りをしっかりして、戸外に生ゴミなどを置かないように徹底することだ。それでも不安な高齢者で一人暮らしの方は避難所に行くなどの対策が必要になるだろう。もし人家に平気で入ってくるクマが何頭も出没することになったら、これは大変なことになる。さらなる被害者が出ないことを祈るばかりである。
(AppBank-4日ぶりに大幅反発)
AppBank<6177>が4日ぶりに大幅反発。同社は7日10時30分、2025年7月4日付で、農林水産省が実施する「令和7年度鳥獣被害防止総合対策交付金(全国ジビエプロモーション事業)」のうち「ジビエ需要拡大・普及推進事業」について、実施事業者に選定されたと発表した。同社の培ってきた強みや実績が、「ジビエ関連情報の発信を通じ、ジビエ関連の消費拡大と需要開拓に資する」という同事業の目的に資すると考えて応募したところ、実施事業者として選定されたという。ジビエ関連情報の発信や、消費者向けプロモーション動画作成および発信などを行うとしている。
(有害鳥獣と呼ばれている野生動物たちによる地域ニュースメディア『いのしか新聞』創刊)
2025年7月4日、有害鳥獣と位置づけられる野生動物たちの“目線”から地域の気配を伝えるニュースメディア『いのしか新聞』が創刊されました。本メディアは、自然環境の中で生きる野生動物たちが「記者」として編集部を構成し、彼らの視点と語りによって、ニンゲン社会の動きや環境との関係性を読み解くという世界観に基づいて運営されています。特派員たちはそれぞれ異なる地域と生態を持ちます。たとえば、西日本水辺支局のヌートリアの特派員は水質の変化に敏感な嗅覚を持ち、北海道・東北の山岳地帯のヒグマの特派員は尾根の気配から季節の乱れを読み取ります。都市潜入課のハクビシン特派員は騒音と街路樹の質感に注目しながら夜の観察を行います。彼らの語りは動物特有の感覚を活かしつつも、読者に寄り添う形で語られており、単なる“かわいらしい視点”にとどまらない構造となっています。本メディアにおいて、ニンゲン社会との接点は「ヒトカス記者タカハシ」という謎の委託記者を通じて担われます。編集部には所属せず、取材対象が「ニンゲン」の場合のみ委託される野生動物とニンゲンの橋渡し的な位置づけです。運営技術には、PythonによるRSSフィード解析/生成AIによる記事の草稿化/Markdown出力を活用した自動編集フローで組み合わされており、メディアプラットフォーム「note」に投稿されています。従来の物語的アプローチとデータ的精度を融合した設計が特徴です。今後の展望として、動物記者による「いのしかレコード」の紹介記事、鳥獣捕獲事業関係者への取材、捕獲罠メーカーとの連携記事、関係省庁との情報連携記事なども想定しており、「動物から見た地域ニュース」を基軸に、関係者との対話のきっかけを育んでいきたいと考えています。どうぞ生成AIによる「いのしか新聞」の世界観をお楽しみください。
(狩猟と舞の共通文化で交流:秋田)
ともに国重要無形民俗文化財に指定されている根子番楽(秋田県北秋田市阿仁根子)とアイヌ古式舞踊(北海道)の交流公演が、13日午後3時から北秋田市の根子番楽伝承館で開かれる。根子集落と北海道平取(びらとり)町の有志が「狩猟」と「伝統芸能」という共通文化を縁に4年前から親交を深め、初めて企画。「貴重な文化交流の機会で、多くの人たちに見てもらいたい」と話している。
(ネコが最低でも年間で3万5千羽のオオミズナギドリを捕食:東京)
国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所、東京大学、北海道大学、かながわ野生動物サポートネットワーク、山階鳥類研究所の研究グループは、海鳥オオミズナギドリの世界最大繁殖地の伊豆諸島御蔵島(東京都)において、島に野生化しているネコの冬季の食性を調べたところ、オオミズナギドリの繁殖のための帰島を人が感知するよりもずっと早いタイミングで、ネコがオオミズナギドリを捕食し始めていることを明らかにしました。この結果は想定外で、これまでの人の調査によるオオミズナギドリの最も早い帰島記録を、ネコが5週間更新するものでした。同時に、ネコがオオミズナギドリを探知し、捕食する能力がきわめて高いことを示唆しています。この新たな知見に基づき、御蔵島におけるネコ1頭あたりの年間オオミズナギドリ捕食数はこれまでの研究チームの推定値である313羽から330羽に更新されました。さらに、本種がネコに捕食される総数は、年間で少なくとも34,980羽と推定されました。また、オオミズナギドリ以外にも、国内希少野生動植物種で国の天然記念物のアカコッコ、準絶滅危惧種で国の天然記念物のカラスバト、オオコノハズクの3種の陸鳥への捕食も確認され、陸鳥全体で最低でも年間2,120羽がネコに捕食されていると推定されました。現在、御蔵島における野生化ネコ対策は、御蔵島村、および有志グループによる小規模な体制にとどまっています。一刻も早く国や都も含めた関係機関が一丸となって問題の終わりを見据えた対策を実施することが切に望まれます。本研究成果は、2025年4月23日に、国際学術誌「Mammal Study」にオンライン掲載されました。
(小屋壊される被害、クマのわな追加で設置:岩手)
今月4日、岩手県北上市の住宅で高齢の女性がクマに襲われて死亡しているのが見つかったことを受けて市が対策本部会議を開き、7日朝、クマによるとみられる近くの小屋が壊される被害が出たことから、わなを追加で設置するなどさらに対策を強化しました。今月4日の朝、北上市和賀町山口の住宅で、この家に住む高橋成子さん(81)が死亡しているのが見つかり、状況からクマに襲われたと断定されました。警察と市は周辺に複数のわなを設置して捕獲を試みるとともにパトロールを強化していますが、警察によりますと、7日午前6時ごろ、現場から南西に400メートルあまりの場所にある小屋の所有者から、「クマに小屋を壊された」と通報がありました。警察官が駆けつけたところクマの姿はありませんでしたが、小屋のトタンの板が剥がされ、中の木の板にクマがひっかいたような傷があったということです。小屋にはコメや野菜が置いてあったということです。また、北上市は、7日午前、非公開で対策本部会議を開き、7日朝の事案を受けて、周辺にわなを追加で設置するとともに、県を通じて県の猟友会への応援要請を検討するなど、さらに対策を強化しました。会議のあと北上市の八重樫浩文市長は、「きのう現場を見てきたが、周辺は住宅もかなり多く、非常に危機感をもって対応している。住民の方には不要不急の外出を避け、外出するときは1人ではなく複数で動いてもらいたい。市としても一刻も早く捕獲や駆除ができるように努める」と話していました。トタンの板が剥がされるなどの被害を受けた小屋と同じ敷地内にある住宅に住む80代の女性などによりますと、4日前の今月3日にもクマが敷地内に侵入し、同じ小屋の中にあったコメを食い荒らされたほか、住宅のドアの一部を壊されたということです。女性は、「市の職員と小屋を見に行ったらクマが出てきて、私たちのほうを見ずに逃げていった。大きなクマでとてもびっくりした」と当時の状況を振り返りました。そのうえで、「物音がすると気になってしまい、昨夜も全然眠れなかった。早くクマが捕まってほしい。これ以上、被害が起きないことを願っている」と話していました。
(クマの目撃相次ぐ コメを食べられる被害も:岩手)
今月4日、高齢の女性が自宅でクマに襲われて死亡した北上市では、8日もクマの目撃が相次ぎました。8日朝、車庫にクマが侵入してコメを食べられる被害もあり、市や警察などは警戒を強めています。今月4日、北上市和賀町山口の住宅で、この家に住む81歳の女性がクマに襲われ死亡しているのが見つかりました。北上市などは、現場周辺に複数のわなを設置して捕獲を試みていますが、捕獲には至っていません。市内では8日も、複数の地区でクマの目撃情報が相次ぎました。このうち和賀町岩崎地区では、住宅の隣の車庫にクマが入り、袋に入ったコメが食べられる被害がありました。この住宅に住む70代の女性によりますと、8日朝4時すぎ、女性の夫が近くの田んぼでクマを目撃したため車庫を確認したところ、車庫に置いて鍵をかけていた冷蔵庫がこじ開けられ、中にあったコメ袋が破かれていたということです。近くには、クマのフンとみられるものもありました。クマは、北の林の方向にいったということです。女性は「高齢の女性が襲われる被害もあったので怖いです。これ以上被害が出ないでもらいたい」と話していました。北上市と警察は、住民に戸締まりの徹底や不要不急の外出を控えるよう呼びかけるとともに、クマの目撃が多い朝や夕方を中心に警戒を続けています。
(収穫寸前の"夕張メロン"20玉がムシャムシャ食い荒らされる:北海道)
メロンの名産地である北海道夕張市で、農業用ハウスのメロンが食い荒らされる被害がありました。近くでクマの足跡が見つかっていることから警察は、クマの仕業とみて注意を呼び掛けています。7月7日午前8時30分ごろ、夕張市沼ノ沢の農業用ハウスで、収獲間近だったメロン20玉が食い荒らされる被害がありました。ハウスは一部が破られており、周辺には幅15センチのクマのものとみられる足跡が複数見つかりました。警察は、成獣のクマが農業用ハウスに押し入って、中のメロンを食べた可能性もあるとして、パトカーなどで巡回し、警戒を続けています。
(住宅にクマ、窓ガラス割る:宮城)
7月8日午前、宮城県栗原市の住宅の敷地内で体長1メートルほどのクマが目撃され、住宅の窓ガラスが割られる被害がありました。目撃した住人が大声を出したところ、クマは逃げていったということです。警察によりますと、8日午前10時40分ごろ、栗原市若柳の住宅敷地内に「クマがいる」と住人から110番通報がありました。クマの体長は1メートルほどだったということです。通報した住人は仙台放送の取材に「クマと目が合って大声を出したところクマは逃げていった。びっくりした」と話しています。住人にけがはありませんでした。クマは住宅の窓ガラスを割った後、西側にある川の方へ逃げていったということです。周辺には学校などがあり、警察と栗原市は防災無線などで警戒を呼びかけています。
(シカ肉でジビエカレー:岐阜)
東海学院大(各務原市)の学生が、郡上市内で捕れたシカの肉を材料にしたレトルトカレーとカレーパンを商品化した。8月上旬から県内外のスーパーなどで販売する。商品名は「郡上鹿ジビエカレー」と「郡上鹿ジビエカレーパン」。本格的なスパイスで辛めに味付けしたルーに、分厚く切り分けたシカ肉がごろごろと入っている。医療栄養学科4年の5人が、インドカレー店などを営むプラナリゾナンス(岐阜市)と共同で開発した。
(暑い夏、英気養う猪肉:兵庫)
夏場も兵庫県の丹波篠山名物・イノシシの料理を食べてもらおうと、丹波篠山市旅館組合が6日、PRイベント「猪 夏の陣」を、同市北新町の「おゝみや城下町店」で初めて開いた。冬の定番・ぼたん鍋や、焼きぼたんといった6種類のメニューが登場し、観光客らが舌鼓を打った。暑い夏こそ猪肉を食べて、英気を養ってもらおうと企画。組合有志の6施設が出品し、ソーセージやすき焼き、ロースやバラ肉の焼きぼたん、ぼたん鍋の具材をのせた「ぼたんライス」、冷しゃぶ風の「猪しゃぶ」などが全品各500円のワンコインで販売された。客らが列を作って目当ての料理を待つ盛況ぶり。神戸市北区から妻と訪れた会社員男性(52)は「すき焼きという食べ方があるのは初めて知った。おいしかった。ソーセージは味がしっかりしていてビールがほしくなる」。丹波焼を探しに訪れて立ち寄った同市東灘区の会社員女性(29)も「焼きぼたんのあぶらがくせがなく、甘くてよかった」と笑顔を見せていた。
(害獣対策で駆除された鹿皮をアップサイクルした<ハンドバッグ>:静岡)
有限会社ユアスタイル(本社:静岡県伊東市、代表:平田 稔)は、鹿皮革製品をデザインし、クラウドファンディング【キャンプファイヤー】でプロジェクトを2025年7月12日よりリリースします。今回は第2弾で、<鹿皮革>と<セルビッチデニム>の異素材を組み合わせたプレミアムな男女兼用<ハンドバッグ>を数量限定販売します。
(クマ出没:宮城)
栗原市によると、8日午後7時40分ごろ、栗原市若柳川北原畑にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
松島町によると、8日午後1時10分ごろ、松島町手樽左坂にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、7日午後11時30分ごろ、仙台市青葉区錦ケ丘5丁目にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、7日午後3時40分ごろ、仙台市青葉区新川佐手山にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
白石市によると、8日、白石市大鷹沢大町灰坂にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、7日午後7時20分ごろ、仙台市泉区根白石古屋敷にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
栗原市によると、8日午前10時40分ごろ、栗原市若柳川北原畑にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
角田市によると、8日午前8時10分ごろ、角田市小坂日影にクマとみられる動物が出没しました。
(クマ出没:宮城)
富谷市によると、7日午後6時ごろ、富谷市石積堀田にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、7日午前11時ごろ、仙台市太白区秋保町長袋摩賀院山にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、6日午後6時30分ごろ、仙台市青葉区作並日影にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、6日午後0時20分ごろ、仙台市太白区茂庭新組にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、4日午後7時ごろ、仙台市泉区館2丁目にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
丸森町によると、5日午後0時40分ごろ、丸森町大内山王にクマが出没しました。
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(クマに襲われ81歳女性死亡:岩手)
4日、岩手県北上市の住宅の居間で、この家に住む81歳の女性が血を流して死亡しているのが見つかりました。警察はクマに襲われたと断定し、不要不急の外出を控えるとともに、戸締まりを徹底して安全を確保するよう呼びかけています。4日7時半ごろ、岩手県北上市和賀町の住宅の居間で、この家に住む高橋成子さん(81)が血を流して倒れているのを訪ねてきた息子が見つけ、警察に通報しました。高橋さんはその場で死亡が確認され、動物の爪によるとみられる傷が全身にあったことや、クマとみられる動物の毛が住宅に落ちていたことなどから、警察はクマに襲われたと断定しました。警察によりますと高橋さんは1人暮らしで、2日午後に帰宅するところを知人が見かけていて、警察は、それ以降から、4日朝までにクマに襲われたとみて調べています。現場は、JR北上線の横川目駅から南におよそ900メートルの畑の中に住宅が点在する地域で、周辺では、先月からクマが住宅や倉庫などに侵入し、コメを食い荒らす被害が相次いでいます。警察や市は、わなを設置して捕獲を試みるとともに、周辺の住民に対して、不要不急の外出を控え、戸締まりなどを徹底して安全を確保するよう呼びかけています。また、高齢の1人暮らしなどで不安な場合は、市が設置した避難所に避難するよう呼びかけていて、夜間は警察が避難所や地区の見回りを行うことにしています。岩手県北上市で女性が住宅でクマに襲われて死亡したことを受けて、岩手県は4日付けで「ツキノワグマの出没に関する警報」を発表しました。岩手県はクマの出没が相次いでいたことからことし4月、県内全域に「ツキノワグマの出没に関する注意報」を発表していて、4日付けで「警報」に切り替えました。県自然保護課は「廃棄野菜などの生ゴミの管理を適切に行うことや倉庫などの施錠を徹底し、クマを寄せつけない対策を積極的に行ってほしい」と注意を呼びかけています。警察によりますと、現場の住宅がある岩手県北上市和賀町の山口地区では、先月以降、今月3日までにクマの住宅や小屋などへの侵入があわせて9件確認されています。最初は先月3日に車庫の中でクマが確認され、先月26日に温室の中がいるのが目撃されました。その後、先月30日から今月3日までの4日間に、あわせて7件、小屋や住宅の中に入り込んでいるのが集中して確認されています。このうち3件でコメを食い荒らされる被害が起きています。今月1日に小屋でコメを食い荒らされる被害が起きた住宅では、午前と午後の2回、クマが侵入していました。北上市によりますと、現場の住宅がある和賀町山口地区では、クマが住宅や倉庫などに侵入し、コメを食い荒らすなどの被害が3日まで4日続けて発生しています。4日には危機対策本部を設置し、現場の住宅がある和賀町山口地区にクマを捕獲するためのわなを複数、設置しました。また、付近の小学校と中学校に通う児童、生徒の保護者に、下校時の車での迎えを依頼しました。現場周辺では、市の職員や猟友会のメンバーが警察とともにパトロールを行っていますが、夜間は二次被害のおそれがあるとして、警察がパトロールを行うということです。市は和賀地区交流センター、岩崎地区交流センター、和賀町総合福祉センターの3か所に避難所を開設し、高齢の1人暮らしなどで不安な場合は避難するよう呼びかけています。北上市農林部の高橋恵部長は「クマは夜や早朝にも動く動物なので、夜も暑い時期になってきたが玄関などを開けっぱなしにせず戸締まりを徹底してほしい」と話していました。現場近くで市の宿泊研修施設を運営する財団の阿部英志専務理事は、「付近で頻繁にクマの目撃情報があるのは知っていたが、クマは人を見ると逃げていくと聞いていたので、まさか人を襲うところまでいくというのは想定外だ。クマが戸を開けたり倒して侵入したりする事例も聞いているので、正直なところ有効な対策が思いつかないが、とにかく戸締まりを徹底するしかない」と話していました。岩手県北上市が開設した避難所の1つ、岩崎地区交流センターの佐々木清人センター長は「大変なことが起きたと非常に驚いている。近くには学校もあるので子どもたちに被害がないか心配だ。万全の態勢をとって避難所を開設しているので、少しでも不安な人は避難してほしい」と話していました。クマの生態に詳しい岩手大学農学部の山内貴義准教授は「人が住宅の中でクマに襲われて死亡するのはかなり特異的だ」と指摘しています。その上で今回、クマの住宅などへの侵入が相次いでいることについては、同じクマの可能性があるとみています。山内准教授によりますと人口の減少によってクマなどの野生動物が人里に下りやすくなっていることに加え、2023年はクマのエサとなるドングリやブナの実が凶作となり、多くのクマが食べ物を求めて人里に下りてきたことで、人里にエサがあることを覚えたクマが増えたということです。山内准教授は「戸締まりを徹底するとともに、エサとなる農作物がある畑を電気柵で覆うなど、クマを人里に近づけない対策をしっかりとっていくことが非常に重要だ」と話していました。環境省によりますと今年度、クマに襲われてけがをするなどの被害にあった人は先月末までに、長野県で12人、岩手県で10人、新潟県で3人など、全国であわせて37人となっています。このうち長野県で1人が死亡しました。過去の同じ時期と比べると、年間を通じて過去最悪の被害となった2023年度は39人、昨年度は34人で、今年度も同様の多さになっています。また、九州と沖縄、北海道を除いた5月までのクマの出没件数は全国で3194件で、2023年度の同じ時期は2567件、昨年度は3142件でした。このうち、今年度出没件数が多い順に岩手県が740件、秋田県が486件、京都府が207件などとなっています。環境省は、この時期は山の中でクマの食べ物が少なかったり、繁殖期で行動が活発になったりするため、出没情報が増加する時期だとして「特に、近くでクマの出没情報がある場合は、近づきやすい場所に食べ物や生ゴミを放置しないなど、クマを寄せつけないための対策を徹底してほしい」とと注意を呼びかけています。クマの被害が相次ぐ中、政府は、現在は禁止されている市街地での猟銃の使用について、クマが人の生活圏に出没するなどした場合に市町村の判断で特例的に可能とできるよう法律を改正し、ことし9月に施行される予定です。
(クマに襲われ76歳女性が頭などにけが:岩手)
7月3日午後、岩手県奥州市で農作業をしていた76歳の女性がクマに襲われ頭や腕などにけがをしました。7月3日午後4時20分ごろ、奥州市江刺の自宅近くの畑で農作業をしていた76歳の女性がクマに襲われたと、女性の夫から消防に通報がありました。女性は頭や右腕などにけがをして市内の病院に運ばれましたが、命に別条はないということです。警察によりますと、女性は1人で農作業中に体長1mほどの成獣のクマに襲われたとみられています。クマは親子連れで現れ、女性を襲った後、近くの林に逃げていったということです。現場は住宅が点在する地域で警察が付近をパトロールして警戒を強めています。
(庭で花の手入れ中だった85歳、背後からクマに襲われ尻かまれる:栃木)
6日午前5時半頃、栃木県那須塩原市上塩原の民家の庭で住人の男性(85)が花の手入れをしていたところ、突然、背後からクマに襲われ尻をかまれた。男性は尻にかみ痕がつく軽傷を負った。那須塩原署の発表によると、クマの体長は約1メートルとみられる。同日午前10時半頃には、男性の自宅から3~4キロほど離れた同市中塩原の山林で、散策に訪れた那須町の男性会社員(77)がクマに襲われ、手足や頭をかまれた。病院に搬送され、命に別条はないという。同署によると、男性会社員は動物の写真を撮るために1人で同所を訪れた。背後で物音がして振り返ると、親子とみられるクマ2頭(体長約1・7メートルと約1メートル)がおり、このうち親とみられるクマに襲われてけがを負った。市内では、先月30日にも70歳代の男性がクマに襲われ、後頭部付近を30針以上縫う重傷を負った。同署はパトロールを強化するとともに「クマを見かけても近づいたり刺激したりせず、安全な場所に避難してほしい」と呼びかけている。
(新たに4人がマダニ媒介の「日本紅斑熱」に感染:静岡)
静岡県は新たに4人がマダニ媒介の「日本紅斑熱」に感染したと発表しました。過去最多のペースで感染が確認されています。感染が確認されたのは、熱海保健所管内の70代の男性と女性、東部保健所管内の50代女性、中部保健所管内の20代男性の合わせて4人です。県によりますと、4人はいずれも発症前に農作業や草刈りなど野外で活動していて、自覚はないものの、マダニに咬まれたことで感染したとみられます。4人は快方に向かっているということです。県内では2025年に入り、日本紅斑熱の感染者はこれで12人となりました。過去最多だった前年は6月までに4人確認されていて、2025年は前年と比べて3倍のペースで感染者が確認されています。日本紅斑熱は、マダニに噛まれることで感染しますが、人から人への感染はありません。マダニは、春から秋にかけて活動が盛んになることから、県は、野山や草むらなどに入る場合は、肌の露出を少なくするよう、呼びかけています。
(国内9例目の“ダニ媒介脳炎”:北海道)
道央圏に住む70代の女性がマダニに刺され、ダニ媒介脳炎を発症しました。ダニ媒介脳炎の確認は国内で9例目で、すべて北海道で発生しています。道央圏に住む70代の女性は、6月上旬、自宅の庭で作業をしていたところ、背中をマダニに刺されていることに気が付きました。女性は数日後に頭痛や発熱などを発症し、刺されてから10日後に病院を受診しましたが、症状が治まらなかったことから、道立衛生研究所が検査するとダニ媒介脳炎であることが判明しました。道によりますと、女性は現在、回復傾向にあるということです。ダニ媒介脳炎はウイルスを持ったマダニに刺されることで発症するため、道は、野外で活動する際には肌の露出を少なくしたり、虫よけを使用するように呼びかけています。刺された場合は、無理に自分で引っ張らずに、皮膚科などで頭部が残らないように除去してもらうことが重要だということです。ダニ媒介脳炎の国内での発症例は、これで9例目となり、すべて北海道で確認されています。
(サギ70羽超死ぬ、暑さ原因か:富山)
富山市の富山城址(じょうし)公園で6月28日以降、園内をすみかとしていたサギが70羽以上死んでいるのが見つかった。公園を管理する市によると、園内には100羽以上がすみついており、暑さが続いたストレスが原因となった可能性があるとしている。30日に実施した鳥インフルエンザの簡易検査は陰性だった。死んだサギは6月28日に2羽、29日に3羽、30日に40羽、今月1日に6羽、2日は19羽、3日は7羽が確認された。死骸は市と指定管理者で回収している。市公園緑地課によると、サギは汗腺がないため体温調整をしにくく、ここ数日続いた高温がストレスになったとみている。園内のサギを巡っては、ふんの臭いや大きな鳴き声の苦情を受けて、市が6月23~27日に営巣していた松6本を伐採した。市は伐採とサギの大量死は無関係との見方を示している。
(山形新幹線がイノシシと衝突:山形)
5日午前7時半ごろ、山形新幹線上りのつばさが山形・福島県境でイノシシと衝突し、この影響で山形新幹線と奥羽本線の上下合わせて4本に遅れが出ました。JE東日本山形支店によりますと5日午前7時27分ごろ、山形新幹線つばさ(新庄5時40分発、福島行き)が山形県米沢市の板谷駅と福島市の庭坂駅の間を走行中、イノシシと衝突し、停車したということです。つばさは庭坂駅で車両点検を行った結果、運転に支障のないことを確認し、8時15分に運転を再開しました。この影響で山形新幹線は上り1本と下り1本に最大44分の遅れが出て、約650人に影響が出たほか、奥羽本線の福島~米沢間で普通列車の上り1本と下り1本に最大40分の遅れが出て、約50人の乗客に影響が出たということです。
(10代女性巡査が訓練で射撃、女性警官2人けが:愛媛)
愛媛県警は4日、同県松前町の県警察学校射撃場で、射撃訓練中に実弾1発が跳ね返り、女性巡査2人に当たったとみられると発表した。いずれも太ももが腫れた程度の軽傷だという。県警教養課によると、3日午後3時40分頃、女性巡査(10歳代)が射撃場で拳銃を発砲した直後、近くにいた別の女性巡査(20歳代)とともに太ももに痛みを訴えた。実弾が跳ね返り、2人に連続して当たったとみられる。訓練内容や設備に不備はなく、安全管理は適切だったとしている。
(市街地で相次ぐ目撃、クマ対策本部設置:福島)
福島県福島市でクマの目撃情報が相次いでいることを受け、市は3日、危機管理対策本部を設置した。同日の会議で、クマの移動経路となる河川敷に、クマが嫌がる音やにおいを出す装置を設置する実証事業や、市の公式LINE(ライン)から目撃情報を迅速に通報できるシステムの導入など新たな対策を示した。市によると、今年4~6月の目撃件数は62件となり、過去5年間の平均25.6件の2倍以上となっている。このうち、3割に当たる20件が住宅街となっており、6月30日以降は市街地の河川敷でクマの出没が相次いでいる。会議では、クマが身を隠すことができる河川敷のやぶの伐採を加速させるよう国と県に要請することや、ドローンに搭載した熱源探知を活用したクマの捜索を検討することも確認した。本部長の木幡浩市長は「クマの出没が頻発しており、いつ人的被害が出てもおかしくない。横断的な対策を行っていきたい」と述べた。
(農作物を守るために有害鳥獣対策本部を設置:大阪)
近年、高槻市においてシカやイノシシ、アライグマなどの有害鳥獣による農作物への被害が大変深刻化しています。この状況を受けて、市では令和7年7月4日(金曜日)に「有害鳥獣等特別対策本部」が発足されました。本部体制を強化することで、農業者の安心感を高め、猟友会などさまざまな関係機関との連携を深める取り組みが期待されています。市のシカの推定生息密度は、令和5年度には過去最高の1平方キロメートルあたり平均20.4頭に達しました。この数値は、近隣の自治体と比較しても高く、シカによる農作物への影響も著しいものとなっています。また、令和6年度にはシカ146頭、アライグマ110頭の捕獲が記録されるなど、これらの動物が人間の生活圏に入ってくるケースが目立つようになっています。これまで高槻市では、シカやイノシシなどによる農作物被害に対して、市や猟友会、JA、実行組合が連携し、有害鳥獣対策協議会を設置して対策を進めてきました。しかし、被害がさらに深刻化していることを考慮し、この協議会の活動を後押しする形で、特別対策本部が設立されることとなりました。このような取り組みは、都市部に位置する自治体としては全国的にも珍しい試みであり、農業の現状を踏まえて、より強力な対策が求められています。対策本部の発足にあたっては、高槻市内の様々な関係者が集まり、発足式を原公民館で開催しました。ここでは市の被害状況や今後の取り組みについての報告があり、また、地元農業者の意識を高めるため、猟友会と共に猟犬の紹介や捕獲のための大型箱ワナの仕掛け方、電気柵の設置方法に関する実演も行われました。濱田市長は、対策本部の設立に際し、「農業者の方々が安心してその活動を続けられるよう、また有害鳥獣問題に取り組む関係機関の連携を深めることで、活動をさらに促進していく所存です」との意気込みを語っていました。特別対策本部の発足を契機として、今後の対策協議会では捕獲活動や防護柵の設置への補助を強化する方針です。高槻市が進める有害鳥獣対策は、地域の農業を守るためだけでなく、地域全体の安全・安心を確保するためにも重要な取り組みです。農業者、その家族、ひいては地域住民の生活を支えるためには、さらなる連携と具体的な行動が求められています。これからも高槻市の取り組みから目が離せません。
(“市街地での目撃情報相次ぐ”、「クマ出没警報」に切り替え:山形)
県は、市街地でのクマの目撃情報が相次いでいるとして、これまで出していた「クマ出没注意報」を「クマ出没警報」に切り替えました。県内では先月26日、東根市にある山形空港の滑走路などでクマ1頭が目撃され、地元の猟友会が滑走路近くの林にわなを設置し、およそ6日間にわたって警戒が続きました。県によりますと空港での事例も含め先月30日までの1週間で、市街地でのクマの目撃件数は11件にのぼりました。このため警報を発令する基準に達したとして、5月8日に出していた「クマ出没注意報」を3日、「クマ出没警報」に切り替えました。警報の発令期間は来月31日までとなっています。県によりますと、クマの目撃は市街地に限らず相次いでいて、ことしに入ってから先月末までの目撃情報は403件と、去年の同じ時期と比べ248件多くなり、去年1年間の348件をすでに上回っているということです。県はホームページにクマの目撃情報を地図上に示した「クマ目撃マップ」を掲載していて、クマが出没することが多い早朝や夜間の外出は特に注意するほか、果実や野菜、それに生ゴミなどクマのエサとなるものを放置しないよう呼びかけています。
(高齢女性がクマに襲われ死亡を受け警戒続く:岩手)
4日、北上市の住宅で高齢の女性がクマに襲われて死亡しているのが見つかったことを受け、警察と市が引き続き現場の周辺でパトロールを行い、警戒を続けています。6日朝も現場から北に3キロほどの場所でクマが相次いで目撃されたということで、住民に注意を呼びかけています。4日朝、北上市和賀町山口の住宅で、この家に住む高橋成子さん(81)が死亡しているのが見つかり、状況からクマに襲われたと断定されました。警察と市は、現場付近に複数のわなを設置してクマの捕獲を試みていますが、依然として捕獲には至っていません。周辺では、4日以降もクマの目撃が相次いでいますが、6日も午前5時ごろと午前5時半ごろ、現場から北に3キロほどの場所で川沿いなどを歩くクマの姿を住民が相次いで目撃したということです。警察と市は、6日も早朝からパトロールを行うなど警戒を続けているほか、地元の猟友会は出没に備えて待機しているということです。現場近くに住む60代の男性は「家族には犬の散歩などで外に出ないように注意している。これまで外でクマに遭遇することはあったが、家の中にまで入ってくるケースは、ここ最近、急に出てきたので警戒している。クマには早くどこかに行ってほしい」と話していました。警察と市は、周辺の住民に、不要不急の外出を控えるとともに、戸締まりを徹底するよう呼びかけています。
(スギ・ヒノキが戦後植えられ森林変化、捕獲されたクマは「やせ細っていた」:山梨)
全国各地でクマの出没が相次ぐ中、山梨県内でも目撃情報が急増している。6月は50頭以上が出没したうえ、今年初めての人身被害も起きた。県などは注意を呼びかけているが、背景には、すみかである森林の変化があるとされ、「原因を作ったのは人間」という声も上がっている。山梨県自然共生推進課によると、2021年~23年の4~6月は50~70頭台の目撃情報が寄せられていたが、昨年は126頭に急増。今年は減少したものの84頭が目撃されており、同課は「県外で被害が出て関心が高まっており、目撃情報が多く寄せられるようになったのでは」としている。6月は29日時点で54頭が目撃されており、大月市や富士吉田市などの中学校や観光スポット近くなど、人の生活圏に近い場所での出没もあったほか、都留市の中央道富士吉田線上り線で、走行中の車とクマが衝突する事案も起きた。28日朝には、北杜市武川町柳沢の大武川の河川敷で、釣りをしていた東京都の60歳代男性がクマに襲われた。鼻の骨を折ったり、腕をかじられたりする大けがを負ったといい、クマの行方はその後わかっていない。山梨県は昨年から、ホームページでクマの出没場所をまとめたマップを掲載。X(旧ツイッター)にも専用アカウントを開設し、出没情報を速報しており、遭遇した場合は、▽慌てず急な動作をせず、静かに立ち去る▽クマを見ながら後退し、背中を見せて走り出さない▽襲われたら地面に伏せ、両腕で首や頭、顔を守る――ことなどを呼びかけている。「クマが人里に下りるようになったのは、戦後に林業用にスギやヒノキが植えられるようになったことが原因の一つ」。森林の保全やクマなど野生動物の保護活動に取り組む一般財団法人「日本熊森協会」山梨県支部の坂名井良子支部長は、相次ぐクマの目撃情報の要因をこう指摘する。この結果として、クマの餌となる木の実がなる樹木が減少してしまったという。さらに拍車をかけたとみられるのが、山梨県内で2019年に確認されたドングリの実るミズナラなどの樹木が枯死してしまう「ナラ枯れ」だ。病原菌が原因でナラやシイなどの広葉樹が枯死する樹木の伝染病で、山梨県のまとめでは2024年度には県内全市町村でナラ枯れを確認。被害量は3326立方メートルで、ピーク時から減少しているものの、前年度比で1・5倍に増えた。ドングリはクマが脂肪を蓄え冬眠するのに必要だが、栄養不足や冬眠ができずに人里に下りてきてしまっている可能性もあるという。甲斐市の獣医・山口美知雄さん(68)は昨年7月、甲州市内の民家付近で目撃されたクマの捕獲作業に参加。捕獲されたクマに麻酔を打ち、近くの山に放ったが、「かわいそうなくらいやせ細っていた。餌がないために人里に下りてきたのでは」と振り返る。結局、そのクマはその後、死んでしまったという。坂名井支部長は「クマの食料不足は人間のせいでもある」としたうえで、「若い世代にこうした現状を伝えるような取り組みをするなど、森を元の姿に戻す努力が必要だ」と指摘した。
(全国でも出没する「アーバンベア」注意点は?:福島)
県内でも出没の頻度が増えた都市に出没する熊「アーバンベア」。人との距離が近くなったことで熊によるけが人もでています。熊の生態に詳しい専門家は、市街地の中でも特に熊が出没しやすい場所があるといいます。*北海道大学大学院 獣医学研究院下鶴 倫人 准教授「例えば川のそばで山から繋がるようなルートが存在する場所はリスクのある地域。川とか体を隠して移動できるようなルートさえあれば、ある日突然街中にポツンと出てきてしまうということは起こり得る」。専門家は、熊を市街地に寄せ付けない環境作りが大切だと指摘。ごみを放置したり、果樹園や森林を野放しにするのではなく、熊が寄り付かないよう地域ぐるみで対策をする必要があるといいます。熊が出没した地域の人が気をつけるポイントもあります。専門家を取材した記者は…。*福島中央テレビ報道部・平瀬史敦記者「市街地に住んでいる人にとって、玄関を開けたら熊がいるというのは想像できない人もいるかもしれませんが、今や熊は場所を選ばず出没する状況にあります。近くで熊の出没情報があった場合、窓をしっかり締めたり、子どもだけで外出させず保護者が付き添ったり備えなければなりません」。専門家よると、熊はこの時期が繁殖期のため行動範囲が広がっているといいます。熊の目撃や出没の情報が近くであった場合は注意が必要です。
(実際の仕掛けでツキノワグマの捕獲法をアドバイス:石川)
本格的なクマの出没シーズンを前に津幡町で猟友会向けの研修会が開かれました。これは県が毎年開いているものです。5日は地元の猟友会や自治体職員など約20人が参加し兵庫県の野生鳥獣対策連携センターの職員からクマの生態について学びました。さらに、実際に使っている罠のより効果的な使い方のアドバイスを受けました。野生鳥獣対策連携センター上田剛平さん:エサ箱を天井の際につけておいて、箱自体をクマが触ったら扉が落ちるようにする。エサ箱がそんな簡単にとれないようにして罠の中でクマにごそごそしてもらう。この研修会は加賀市と白山市でも開かれる予定です。
(「千葉県有害鳥獣捕獲協力隊」の隊員募集について:千葉)
千葉県におけるイノシシやキョンなどの有害鳥獣対策の強化・促進のため、「千葉県有害鳥獣捕獲協力隊」の隊員を昨年度に引き続き、7月22日(火曜日)から募集します。狩猟免許は取得しているものの捕獲には取り組めていない方などに、捕獲技術を習得していただくこと等で有害鳥獣捕獲の新たな担い手確保につなげる「参加隊員」と、千葉県の有害鳥獣問題に共感いただける方などからふるさと納税の寄附による支援をいただく「支援隊員」があります。なお、今年度は参加隊員に「捕獲コース」を新設し、9月に募集を開始予定です。
(参加無料のハンター体験:兵庫)
狩猟免許を持たない18歳以上の三木市民を対象に、ハンター(猟師)に直接指導を受けながらシミュレーターのクレー射撃やわなの見学、ジビエ(野生鳥獣肉)の試食などが楽しめる体験会が21日、県立総合射撃場(三木市吉川町福井)である。体験を通じて、有害鳥獣の捕獲に携わる若者の担い手確保につなげようと、市が参加者を募っている。
(市街地へのクマ出没から住民の安全を守る:北海道)
北海道・標津(しべつ)の成功事例「標津モデル」を全国へ。実証済みのDXソリューションで、迅速な対応体制を構築。エゾウィン株式会社(本社:北海道標津町、代表取締役:大野 宏、以下「当社」)は、市街地に出没するクマへの対策を強化し、住民の安全を確保するための、野生鳥獣対策DXソリューション「クマハブ」の提供を開始します。近年、全国で深刻化する市街地でのクマ被害に対し、本ソリューションは、ハンター、警察、自治体職員など、これまで個別の無線連絡に頼らざるを得なかった関係者全員が、リアルタイムに位置情報や状況を一枚の地図で共有できる統合プラットフォームです。組織の壁を越えた連携を実現し、迅速かつ安全なクマ対応体制の構築を強力に支援します。当社は地元である北海道標津町において、警察、役場、ハンターが一体となりDX技術を活用して鳥獣対策に取り組む、先進的な枠組み「標津モデル」を構築・実践してきました。本ソリューション「クマハブ」は、この「標津モデル」を成功に導いた中核システムです。実際の春熊駆除における実証で、関係者が同じ情報を共有しながら連携することで、住民の安全を確保しつつ、迅速な対応を実現しました。この標津町での成功実績が、全国の自治体で導入可能なソリューションとしての「クマハブ」提供開始の礎となりました。また、全ての行動記録がデータとして残るため、若手ハンターへの技術継承や、より効果的な対応を検討するための訓練ツールとしても活用できることが確認されています。
(海で駆除されたヒトデを里山で活用:愛知)
海で駆除されたヒトデを、里山で動物から苗木を守るために活用します。中部空港がある愛知県常滑市の鬼崎漁港では、底引き網にかかってしまうなど漁業に被害を及ぼすヒトデを駆除しています。ヒトデの臭いをシカやイノシシなどが嫌うという研究報告があったため、中部空港が植林活動をしている岐阜県大野町の山で、ヒトデの入った袋を木につるしたところ、イノシシやシカなどによる苗木の食害を防ぐ効果が確認されました。25日は鬼崎漁協や中部空港の職員らが、天日干ししたヒトデをはさみで小さく切って袋に詰めた後、大野町へ向かう車に積み込みました。「海洋生物の栄養源は山から出てくるミネラルが重要になるので、植林活動に(ヒトデが)有効になれば漁業者としてもうれしい」(鬼崎漁協 平野正樹さん)。中部空港は「この取り組みを毎年続けていきたい」としています。
(畑に出没した後も沢に2時間居座り、ハンターが「駆除」:北海道)
北海道上川地方の南富良野町の畑の近くにクマが出没し、ハンターによって駆除されました。警察によりますと、2025年7月5日午前11時ごろ、畑の所有者の男性が畑作業中にクマを目撃しました。クマは体長約1メートルで、畑から約200メートル離れたところにいました。南富良野町によりますと、その後クマは近くの沢に移動し、2時間ほど居座りました。畑が近くで人が作業していることや、農作物の被害の恐れがあるため、駆け付けたハンターが発砲し、クマが駆除されました。警察によりますと、現場は民家から約300メートル離れた場所でした。
(民家にクマ侵入、米袋破られる:岩手)
3日午前10時45分ごろ、北上市和賀町山口の民家に成獣のクマ1頭が侵入した。勝手口内に置いていた米袋が破られ、米が食べられた。住人は2階に逃げ、けがはなかった。北上署によると、クマは開いていたガラス戸から侵入。住人の女性(70)は物音がしたため2階に避難し、110番通報した。民家の西方向へ逃げたという。現場は和賀川の南方で、水田が広がる農村地帯。1日午前にも同じ地域内の民家敷地内の小屋にクマが侵入し、米の貯蔵庫が壊された。
(クマがイノシシ用のわなにかかる:福島)
会津美里町の山林で、イノシシ用のわなにクマがかかっているのが見つかり、危険と判断されて駆除されました。警察によりますと、4日午前5時半ごろ、会津美里町松沢の山林で、「クマがわなにかかっているようだ」と通報がありました。警察官が駆け付けたところ、体長およそ1メートルのクマ1頭がイノシシ用のわなにかかっていました。周辺でクマによるけが人や建物などの被害は確認されていませんが、町はわなにかかったクマに近付くのは危険と判断し、クマは駆除されたということです。
(畑に居座ったクマを駆けつけたハンターにより駆除:北海道)
2025年7月5日昼ごろ、北海道南富良野町でクマが出没し、駆け付けたハンターによって駆除されました。クマが出没したのは南富良野町幾寅の畑です。7月5日午前11時ごろ、畑仕事をしていた人が「クマを見かけた」と警察に通報しました。警察や町役場によりますと、現場に駆けつけた警察官がクマを発見しましたが、クマがその場に1時間ほどとどまったため、町役場を通じてハンターに連絡しました。5日午後1時ごろ、ハンターが体長約1メートルのオスのクマ1頭を駆除したということです。
(IT企業発のジビエ処理加工施設「さつまのジビエファクトリー」:鹿児島)
ダブルビーゼット株式会社(本社:鹿児島市名山町、代表取締役:馬場添 佳)は、2025年4月、鹿児島県薩摩郡さつま町に日本初となる“IT企業発”のジビエ処理加工施設「さつまのジビエファクトリー」を立ち上げました。私たちはWEB制作、WEB広告代理店でありながら、お金の価値やテクノロジーが大きく変わりゆく時代だからこそ、人間が自然の中で「生きていく力」や「食べていく力」が本質的に重要なのではないかと考え、鹿児島でIT事業と一次産業の二刀流でジビエ事業に取り組みます。7月4日より全国のご家庭でも気軽にジビエを楽しんでいただけるよう、自社通販サイトでの販売をスタートします!ロゴやサイト制作も全て自社のスタッフによるものです。
(シシ肉でソーセージ作り:石川)
小松市松東みどり学園2年生の親子約50人が5日、同校でイノシシ肉を使ったソーセージ作りに挑んだ。学区にある獣肉処理加工施設「ジビエアトリエ加賀の国」(同市江指町)の職員4人を講師に招き、地域の獣害対策につながるイノシシ肉の利活用を学んだ。小松、加賀、能美、川北の4市町は農林水産省の「ジビエ利用モデル地区」に指定されている。施設は地区の加工拠点として北陸3県で唯一、国のガイドラインに基づいて適切な衛生管理を行う「国産ジビエ認証」を取得し、イノシシ肉や加工品を販売する。授業は保護者らでつくる「育友会」が、ジビエアトリエの活動を知る機会にと親子レクリエーションの一環として開いた。
(クマ出没:宮城)
富谷市によると、6日午前10時30分ごろ、富谷市石積塚田にクマが出没しました。
(イノシシ出没:宮城)
登米市によると、6日午前2時37分ごろ、登米市東和町米谷宮ケ沢にクマが出没しました。
(イノシシ出没:宮城)
登米市によると、5日午後7時ごろ、登米市東和町錦織大町にイノシシが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、4日午前9時ごろ、仙台市太白区茂庭松場にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
色麻町によると、4日午後2時ごろ、色麻町王城寺にクマが出没しました。
(イノシシ出没:宮城)
登米市によると、4日午前8時20分ごろ、登米市東和町錦織石倉にイノシシが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、3日午前10時20分ごろ、仙台市泉区館7丁目にクマが出没しました。
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(「親子のクマに襲われた」80代の男性けが:福島)
2日朝、福島県西会津町で80代の男性がクマに襲われ、けがをしました。警察によりますと、午前6時ごろ「80代の男性がクマに襲われた」と、男性を見掛けた近くの住民から消防に通報がありました。男性は左耳からあごにかけてひっかき傷を負い、病院に運ばれましたが命に別状はありません。男性は病院に運ばれる前、近くの住民に「散歩中に親子のクマに襲われた」と話しているということです。警察は現場の周辺の警戒を強めるとともに、周辺の住民に注意を呼び掛けています。
(マダニに咬まれたか、70代男性が重症熱性血小板減少症候群(SFTS)により死亡:香川)
香川県綾歌郡内に住む70代の男性が、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)により死亡したと発表しました。0代の男性は、6月23日に発症。その後、発熱や全身倦怠感・消化器症状・白血球減少・血小板減少などの症状が出て、きのう(7月1日)入院先の病院で死亡したということです。香川県によりますと、男性はマダニに咬まれたと推定されるということです。香川県内での死亡例は、今年2例目となります。重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、マダニにより媒介されるSFTSウイルスによる感染症で、6~14日の潜伏期間を経て、発熱・消化器症状(食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛)が多くの症例で認められるということです。また、頭痛や筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、呼吸不全症状、出血症状などを起こし、日本の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者の致命率は約30%と報告されています。感染経路は、マダニを介したものが中心ですが、ペット等の動物から人への感染も報告されています。対症療法が主体となりますが、病状の進行が予期される場合には、抗ウイルス薬(ファビピラビル)を使用することも検討されます。香川県は、マダニに咬まれないよう、【画像(3)(4)】のように「肌を露出しない」「防虫スプレーを活用する」「作業着は外で脱ぐ」「作業後はマダニをチェック」するよう、注意を呼び掛けています。
(山中死亡の男性2人、イノシシに襲われたか:徳島)
先月26日、徳島市で、イノシシのわなを見に行って山の中で死亡しているのがみつかった70代の男性2人について、警察が詳しく調べたところ、太ももに深い傷があったことなどがわかりました。警察は2人がイノシシに襲われたとみて調べています。先月26日、徳島市渋野町でいずれも市内に住む若木昭さん(75)と、宮崎照夫さん(76)が、イノシシのわなを見に行ったまま行方がわからなくなり、その後、山の中で死亡しているのが見つかりました。警察によりますと、2人はわなの近くの側溝や地面に倒れていたということで、警察が詳しく調べたところ、若木さんは太ももに深い傷があり、大量に出血したこと、宮崎さんは足元に衝撃を受けて倒れ、首を強く打ったことによって、死亡したとみられることがわかりました。また、2人の体にはイノシシのものとみられる毛がついていて、現場の状況から襲われたとみられるということです。いずれも経験豊富な猟友会のメンバーだったということで、警察は詳しいいきさつを調べています。
(豚熱、野生イノシシ:岡山)
岡山県は2日、吉備中央町、岡山市で発見された野生イノシシが家畜伝染病「豚熱(CSF)」に感染していたと発表した。県内での感染確認は53、54例目。県によると、吉備中央町で25日、岡山市中区で26日、いずれも地元猟師が仕掛けた箱わなで捕獲。1日に県の検査で陽性が確定した。県は発見場所から半径10キロ圏内を感染確認区域に指定し、狩猟者に野生イノシシの流通自粛を求めている。
(「クマ出没アラート」4日から発信:青森)
むつ市は、クマの出没に関する情報をよりわかりやすく発信しようと、目撃された場所を文字情報だけでなく地図でも表示する「クマ出没アラート」を、4日からLINEの公式アカウントで発信することにしています。むつ市では、先月1か月間のクマの出没があわせて108件と、去年の同じ時期のおよそ6倍に上り、今月に入ってからも、連日、目撃情報が寄せられています。むつ市では、これまで、クマが目撃された場所や目印となる地点の文字情報を市の防災メールなどで配信していましたが、より便利にわかりやすく伝えようと、位置を地図上でも示す「クマ出没アラート」を、4日からLINEで発信することにしています。市の公式アカウントで「クマ出没情報」の受信登録を行うと、市内でクマが目撃された場合に、その時間や場所を知らせる「クマ出没アラート」が、スマートフォンに通知されるということです。また、クマを目撃した場合には、専用の入力フォームにクマの頭数や大きさなどを入力し、スマートフォンの位置情報機能を活用して、より詳しい場所を市に通報できるようになるということです。むつ市の山本知也市長は、「クマが出た場所を地図上で確認できるようになるので、『どこに出ていてどこが危ない』という情報をしっかり周知していきたい」と話していました。
(5月のクマ目撃情報521件、けが人も:岩手)
県内で、ことし5月に報告されたクマの目撃情報は521件で、過去最多となった去年の同じ月より減りましたが、この5年間の平均は大きく上回っています。県内では、5月にクマに襲われて3人がけがをしていて、県が注意を呼びかけています。県によりますと、県内でことし5月に報告されたクマの目撃件数は521件で、去年の同じ月と比べて40件減りましたが、昨年度までの5年間の平均よりおよそ80件多くなっています。5月下旬には、北上市のショッピングセンターの近くや住宅街で複数の目撃情報が寄せられました。また、5月には、八幡平市と宮古市で、あわせて3人がいずれも山林で山菜採りをしていた際にクマに襲われてけがをしたほか、6月も4人がクマに襲われていて、人への被害が相次いでいます。県は、家の外にエサになるものを置かないといったクマを人里に近づけない対策や、山林に立ち入る場合は、鈴やラジオといった音が出るものを持つといった被害を防ぐ対策を徹底するよう呼びかけています。
(クマ・ニホンザル・イノシシの目撃情報等をマップ上で公開:福島)
クマ・ニホンザル・イノシシの目撃情報等をマップ上で公開しています。農業被害対策や野生鳥獣との遭遇防止対策等にご活用ください。
(サル・シカなどによる農作物被害8645万円:徳島)
シカやサルなどの野生鳥獣による、2024年度の農作物の被害額は8645万円だったことが、県のまとめでわかりました。県のまとめによりますと、2024年度の野生鳥獣による農作物の被害額は8645万円と、前の年度と比べ880万円あまり増えました。被害額の9割以上が「シカ」「イノシシ」「サル」によるもので、「シカ」が3461万円、「イノシシ」が2758万円、「サル」が1868万円でした。また、捕獲された数は3種合わせて2万8208頭と過去最多を更新し、内訳では「シカ」と「サル」が過去最多となっています。県は侵入防止柵の設置などの従来の対策に加え、GPSで「サル」の位置情報を把握し、効果的な捕獲につなげる取り組みや、遠隔で罠を監視できるICT技術の導入などにより、高齢化が進む狩猟従事者の負担軽減につなげたいとしています。
(特定外来生物『ヌートリア』稲への被害深刻:静岡)
コメを食べられるありがたみを実感する日々が続くなか、稲を食い荒らすヌートリアが農家を悩ませています。浜松市の生産者は2025年の収穫量が約2割減ると話し、深刻な状況です。浜松市の水路脇に仕掛けられたわなに入っていたのは、特定外来生物ヌートリアです。南米原産の大型のネズミで、日本には太平洋戦争の前に軍服の毛皮として利用するために持ち込まれたといわれています。浜松市は業者に依頼し、捕獲を進めています。農林水産省によりますと、ヌートリアによる農作物への被害額は、1年間で約5000万円。過去5年間、横ばいです。このうち、約半分はコメへの被害です。浜松市浜名区三ヶ日町でコメを作っている、河合さんです。2025年に収穫する田んぼの稲がヌートリアの被害を受けました。<大崎地区埋立組合 河合実代表>「御覧の通り、(ヌートリアの)通り道もありますし、稲が倒れていて、食べられたあとも分かる。ここは大崎地区なんですが、全体を通して収穫は2割前後の減少が予測できます」。三ヶ日町の大崎地区では毎年約20トンのコメを収穫していますが、2025年はヌートリアの影響から収穫量が減る見込みで、生産者は肩を落としています。2018年、浜松市の佐鳴湖でSBSのカメラがとらえたヌートリアの姿です。浜松市ではここ数年ヌートリアの目撃情報が増加傾向にあります。浜松市によりますと2021年度は229件。2024年度は619件と、その数は倍以上に。地元の農家によりますと目撃情報の増加と比例してコメへの被害も増えているといいます。コメの高騰を巡り、2025年の新米には大きな期待がかかっていますが、かつて私たちが自分たちの都合で持ち込んだとされる外来生物が影を落としています。
(希少な野鳥の収容、昨年度は過去最多168羽:北海道)
昨年度、道内でけがなどをして収容された希少な野鳥の数が160羽以上にのぼり、統計を取り始めてから最も多かったことが環境省の調べで分かりました。環境省は絶滅のおそれがあるシマフクロウやタンチョウ、オジロワシ、それにオオワシについて、事故などでけがをしたり、死んだりした状態で見つかった場合、釧路湿原野生生物保護センターに収容しています。環境省によりますと、昨年度、センターに収容された野鳥はあわせて168羽にのぼり、1994年度に統計を取り始めてから最も多くなりました。このうち、国の特別天然記念物のタンチョウは53羽で、収容原因としては車と衝突する事故が最も多く、20件でした。また、オオワシは52羽と、前年度のおよそ2.4倍に急増しました。列車と衝突して死んだエゾシカを食べている際に、別の列車にはねられる事故が相次いでいるということです。環境省釧路自然環境事務所は「収容数が過去最多となり、残念だ。成長したタンチョウのヒナが道路に飛び出して事故に遭うケースが増えるのでドライバーはスピードを出さず注意して運転してほしい」と呼びかけています。
(カメラとAI活用しシカ生息密度を調査:栃木)
シカによる樹木などへの被害が相次ぐ中、日光森林管理署は1日までに「瞬間サンプリング法」によるシカの生息密度調査を日光市内の国有林で始めた。同法はカメラと人工知能(AI)を活用して局所的なシカの密度を推計することが可能で、生息状況をリアルタイムで把握し効果的な捕獲につなげる。
(ヒグマ出没対策の訓練、ドローン使って位置を把握:北海道)
十勝の幕別町で、キャンプ場にヒグマが現れたという想定の訓練が行われ、ドローンを使ってクマの位置を把握する手順などを確認しました。幕別町にあるキャンプ場で行われた1日の訓練には、警察官や町の職員、猟友会のメンバーなどあわせて20人が参加しました。訓練では、キャンプ場にヒグマが出没したという連絡を受けて駆けつけた警察官や猟友会のハンターが、現場の状況を確認したあと、爆竹を鳴らしてクマを茂みに追いやったり、ドローンを使ってクマの位置を把握したりしました。そして猟友会のハンターが、銃を使ってクマを駆除するまでの一連の流れを確認していました。帯広警察署の小藤田清光地域課長は「全道でヒグマの目撃情報が増えているので、遭遇した場合には落ち着いてゆっくりとその場を離れるなどの対応をしてほしい」と話していました。
(クマ出没に備え訓練:東京)
東京・あきる野市でクマの出没に備える訓練が行われました。訓練は学校にクマが現れた想定で行われ、警視庁や猟友会などが参加しました。五日市警察署の管内ではクマに関する通報が6月に9件あり、「遭遇した時は慌てず距離をとってから通報してほしい」と呼びかけています。
(わなでクマ1頭捕獲:青森)
青森県黒石市高舘地区の農道付近で1日、ツキノワグマ1頭が箱わなで捕獲された。市農林課によると、6月上旬に各地に箱わなを設置して以降かかったのは2頭目。目撃情報も近年ないペースで寄せられており、市は警戒を呼びかけている。1日に捕獲されたのは体長約1メートルの雌。箱わなにかかっているのを見つけた近隣住民が午前7時ごろ市に通報した。6月24日にも竹鼻地区の農地で体長約1.3メートルの雄が1頭捕獲されていた。市内では本年度、クマの目撃や痕跡に関する情報が6月15日までに10件報告されており、既に前年度の年間実績8件を上回っている。うち7件は上十川地区に集中しており、市は追加の箱わな設置や広報車による注意喚起を行っている。市農林課の担当者は「ツキノワグマに遭遇する可能性は特に農家が高い。農作業をする時は複数人で、ラジオをつけて音を立てながらやるなど、クマを近づけないための対策をしてほしい」と話した。
(6旅館が猪肉料理提供:兵庫)
兵庫県の丹波篠山市旅館組合が7月6日午前11時―午後2時、丹波篠山おゝみや城下町店(丹波篠山市北新町、市役所北側)でイノシシ料理の食べ比べイベント「猪 夏の陣」を行う。組合員6軒が猪肉を使った1品ずつをワンコインの500円で提供する。ホロンピアホテル(同市中野)は「猪ソーセージ」、料理旅館高砂(同市二階町)は「ぼたんライス」、タノシックリゾート西紀荘(同市遠方)は「猪しゃぶ」、丹波篠山ロッヂS.P.H(同市東吹)は「猪すきやき」、料理旅館池富(同市立町)は「焼ぼたん」、ユニトピアささやま(同市矢代)は「名物ぼたん鍋」を提供する。また、潯陽楼(同市二階町)、新たんば荘(同市郡家)もスタッフとして関わる。昨年9月、丹波篠山国際博のプレイベントとして、料理旅館高砂とタノシックリゾート西紀荘によるぼたん鍋の食べ比べイベント「ぼたん鍋感謝祭」を行った。今年は同国際博の一イベントとして、さらに参加店を増やし、ぼたん鍋以外の料理も提供する。檜田哲也組合長は「暑い夏こそ猪肉を食べて英気を養ってほしい」と言い、いずれも理事の林大司さん(料理旅館池富)は「旅館は普段、接するお客さんが限られているので、顔見せ的なイベントでもあり、ぜひのぞきに来ていただければ」、藤井恵一さん(潯陽楼)は「丹波篠山の魅力の一つになれば」、水口義人さん(タノシックリゾート西紀荘)は「丹波篠山が誇る食材を多くの人に知ってほしい」と来場を呼びかけている。
(シカ肉を特産に:群馬)
東京電力福島第1原発事故を受け、一部を除き群馬県産シカ肉の出荷制限が続く中、南牧村桧沢の食肉処理加工施設「ナンモクジビエ」で1日、県産シカ肉の出荷が可能になる。県内2施設目。施設の代表で、昨年まで村地域おこし協力隊だった宮崎大輔さん(34)は「村で困っているシカの処分にも貢献し、シカ肉を村の特産品にしたい」と意気込んでいる。
(「山の日」にジビエを楽しむ新たな取り組みが始動)
ジャパン・マルチハンターズ株式会社は、毎年8月11日を「山の日」と定め、ジビエを食べる日として「山の日ジビエキャンペーン」を開催します。このキャンペーンは、シカやイノシシなどの野生鳥獣による農作物被害を軽減し、地域の経済循環を促進することを目的としています。参加店舗には手軽に楽しめるジビエ料理が提供され、消費者は新しい食体験を通じて、自然と共生する意識を高めることが期待されます。地域を盛り上げるこの取り組みに、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
(五感で学ぶワークショップを開催:大阪)
包丁ブランド「堺一文字光秀」を展開する一文字厨器株式会社(所在地:大阪府大阪市中央区難波千日前14-8)は、2025年10月5日(日)、同店2Fのイベントスペース「ICHITOI」にて、鹿肉の捕獲から加工・販売までを手掛ける「タバジビエ」代表・保坂 幸徳氏をゲストに迎えた体験型ワークショップを開催します。堺一文字光秀の切れ味鋭い包丁を使い、鹿肉の簡易解体デモンストレーションを実施。ジビエとそれを取り巻く自然環境や社会課題について、見て学べる機会となっています。参加者の皆さまには、実際にロースト鹿を複数の包丁で切り比べて頂き、包丁の違いによって変わる食感や断面の美しさを体感することができます。体験後には、タバジビエ自慢の鹿肉バーガーを実食。五感で学び、味わい、つながるーそんな特別なワークショップです。
(山梨でジビエを満喫:江澤香織)
ジビエにはシカやイノシシ、鳥など様々な野生動物がありますが、山梨県で認定しているのは特に生息数が増大しているニホンジカ。県内の農作物や林業に対するシカの被害は年々深刻になり、害獣駆除を行ってきましたが、捕獲したニホンジカは命ある大切な天然資源であり、県の特産品や町おこしとして有効活用できないか、ということで、2017年より認証制度が制定されました。消費者が目安にしたいのは、「やまなしジビエ認証マーク」。このマークを掲げた飲食店は、認証制度の基準を満たしたニホンジカのジビエを扱っているという証しになります。ジビエについて知りたいなら、まずは狩猟をきちんと学びたい、ということでやってきたのは丹波山(たばやま)村。東京・奥多摩や埼玉・秩父との都県境、多摩川源流地域の小さな村です。都内から車で約2時間ほどで、風光明媚(めいび)な山々と清らかな水、見渡す限りの豊かな自然が広がっています。今回お邪魔したのは「丹波山村狩猟学校」。自分たちで狩猟、解体、加工、販売までを手がけている「タバジビエ」が運営し、丹波山村の狩猟文化を伝えています。甲府出身で、山梨に携わる仕事がずっとしたいと思っていた、という代表の保坂幸德さんは、かつて東京の一般企業で働いていましたが、自ら狩猟免許を取って丹波山村に移住し、地域の活性化に尽力しています。「地元の猟師はこだわりの強い人ばっかりで、仕留め方や解体の仕方にも、それぞれの美学がある。それがジビエのおいしさにも反映しているんじゃないかと思います」と語ります。狩猟学校は、不定期ですが週末を中心に開催され、ネットで開催日を案内しています。誰でも気軽に参加できるので、狩猟にちょっと興味がある人から、真剣に猟師を目指している人、現役の猟師さん、狩猟免許を取ったもののどう活動していこうか迷っている人など、様々な人が学びに来ています。ジビエ料理の講座もあるので、ただジビエをおいしく食べたい人や、料理に興味のある人なども。子供と一緒に参加している家族もいました。今回は狩猟の基礎講座と、ジビエ料理の講座を受講。基礎講座ではおよそ2時間、免許の取得方法や具体的な道具の使い方、猟師としての心構えや地域とのコミュニケーション術など、知識から実践まで広範囲にわたって丁寧に解説されます。自分たちで撮った、狩猟のかなりリアルな現場の映像を流したり、わな猟は目の前で実際に穴を掘ってわなを仕掛けるところまでの作業を実践したり。講師の実体験に基づいた、熱意ある説明に引き込まれ、狩猟は全くの素人でも、知識として面白く学べる講座でした。さらに興味が深まれば、山に入って猟を行う実践講座に参加することもできます。
(イノシシ出没:宮城)
登米市などによると、3日午前9時40分ごろ、登米市中田町浅水長谷山にイノシシが出没しました。
(イノシシ出没:宮城)
登米市によると、3日午前8時ごろ、登米市中田町浅水新三号にイノシシが出没しました。
(クマ出没:宮城)
栗原市によると、2日午後4時30分ごろ、栗原市金成有壁熊口にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、1日午後11時ごろ、仙台市太白区茂庭松場にクマが出没しました。
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(住宅街でイノシシにぶつかり76歳男性けが:長野)
長野市宮沖の住宅街で28日朝、通行中の76歳の男性が出没したイノシシにぶつかってけがをしました。イノシシは見つかっておらず警察や市などが付近の住民に注意を呼び掛けています。警察や消防によりますとイノシシが出没したのはJR安茂里駅近くにある長野市宮沖の住宅街で、28日午前8時前「イノシシに押し倒された」と別の通行人から消防に通報がありました。イノシシにぶつかったのは近くに住む76歳の男性で転倒により頭や手にけがをしましたが会話はでき命に別条はないということです。被害に遭った男性の息子によりますと、「朝ごみを出しにいったときに急にイノシシが駐車場の方から出てきて足にぶつかった」ということです。イノシシは体長およそ1メートルの成獣とみられていますがその後、見つかっていません。
(住宅の軒先で男性がクマに襲われ首や頭にけが:栃木)
6月30日朝、栃木県那須塩原市の住宅の軒先で70代の男性がクマに襲われて、首や頭を35針縫うけがをしました。警察が付近をパトロールするなどして、住民に注意を呼びかけています。警察によりますと、30日午前6時半ごろ、那須塩原市埼玉で、近くの住民から「クマが走り回っている」などと通報がありました。警察官が現場に駆けつけると、近くに住む73歳の男性が首や頭にけがをしたまま、付近の住宅に避難していて、その後、病院に搬送されました。目撃者の話などから、この男性は、農作業をしているときに体長1.5メートルほどのクマに遭遇し、近くに住む親戚に伝えようとしたところ、この家の軒先で頭や首をかまれたということです。男性は命に別状はありませんでしたが、首や頭を35針縫うけがをしたということです。現場は、那須塩原市の市街地に近い住宅などが建ち並ぶ地域で、500メートルほど先には小学校もあります。那須塩原市や周辺の山あいの市と町では、ここ最近、クマの目撃情報が相次いでいて、警察が付近をパトロールするなどして、住民に注意を呼びかけています。警察に通報した70代の男性によりますと、クマに襲われた男性は、農作業をしていたときに遭遇し、近くに住む親戚に伝えようとしたところで、クマにかまれたと話していたということです。この男性は、「親戚からクマが出たという連絡があったので、車で現場に向かおうとしたら、自宅のすぐそばにいて、庭の畑に入ってきました。さらに車に追突してきたので、すぐに警察に通報しました。この近くでクマが出たことはないので、パニックになりました。早く捕獲されてほしいです」と話していました。また、この男性の妻は、クマに襲われていた状況を目撃していたということで、「自宅の軒先で首のあたりをかまれ、血が止まらなかったので、すぐに家の中に避難してもらいました。クマは網戸を破って入ってこようとしたあと、どこかに逃げていきました」と話していました。住民がクマに襲われた場所からおよそ500メートル先にある那須塩原市の埼玉小学校では、児童の安全を確保するため、30日の下校の時間帯は、保護者に車で迎えに来てもらう対応を取りました。小学校では、午後2時半ごろにすべての学年の授業が終わったあと、校門付近に保護者の車が次々と到着し、児童が足早に乗り込んで、自宅に向かっていました。1年生の児童を迎えに来た母親は「まさか小学校の近くでクマが出るとは思わず、怖いと感じました。子どもがまだ小学校に上がったばかりなので、早く捕まってほしいです」と話していました。埼玉小学校の海老澤康雄校長は「クマが確保されるまでは、子どもたちの安全を最優先に考えて対策をしていくつもりです」と話していました。
(クマに襲われ男性けが:岩手)
30日午前4時40分ごろ、盛岡市東松園の松園中近くで、同市の男性(81)が成獣とみられるクマに右側頭部を引っかかれた。市内の病院に運ばれ、命に別状はない。盛岡東署によると、男性が同校の正門前交差点付近で草刈り中、クマ1頭に襲われた。通行人が110番通報した。署員らが付近を警戒し、注意喚起した。
(イノシシ被害相次いだ鹿児島市、捕獲期間拡大で2倍超の3478頭を駆除:鹿児島)
鹿児島市内で有害鳥獣として捕獲されたイノシシが2024年度は3478頭と、前年度の1673頭から2倍以上に増えたことが分かった。市は市街地で住民がかまれてけがをする被害が相次いだことなどから、3月16日~10月31日だった捕獲許可期間を通年に拡大。駆除の強化とともに、餌場となる住宅地近くの竹林や家庭菜園などの適正管理を呼びかけている。市生産流通課によると、捕獲許可は主に農作物に被害を及ぼす鳥獣が対象。ただ、近年は住宅地に出没するイノシシが増え、21年度に54件だった目撃情報が24年度は229件と年々増加している。人的被害も23、24年度に4件発生した。このため、24年度はイノシシとシカについて許可期間を拡大。その結果、イノシシの捕獲が倍増し、シカも前年度の316頭から482頭に増えた。捕獲後は一部をジビエ(野生鳥獣肉)として活用するが、大半は埋設処分している。一方で、当初は国・市合わせて1万1400円だった1頭当たりの報奨金(捕獲活動支援補助金)が、想定以上に捕獲頭数が増えたため、後半は残りの予算枠内での案分となった。市は25年度予算に有害鳥獣対策として4030万円を盛り込むが、年間捕獲頭数の予測は難しく、対応が追い付かないという。同課は「野生生物が本来いるべき山から下りてこないよう、人とのすみ分けが大事だ」として、イノシシを寄せ付けない環境整備を訴えている。
(地域ぐるみでクマ対策:秋田)
秋田県内でクマの出没が相次ぐ中、被害防止対策に地域ぐるみで取り組む団体が秋田市にある。飯島南小学区にある14町内会などで構成する飯島南地区町内会連合会だ。住民同士で協力し、学校周辺の木の伐採や通学路の草取り、出没情報の共有などを積極的に行っている。
(クマ対策、法改正で県がマニュアル策定へ:山口)
クマによる人的被害対策として、緊急時に自治体の判断で市街地での猟銃の使用が法改正で可能となったことを受け、県が対応マニュアルを作成することになりました。全国的に市街地でのクマの出没が相次いだことを受け、2025年4月の法改正で従来は禁止されていた市街地での猟銃の使用が、自治体の判断で可能となりました。猟銃の使用には「緊急に危害を防ぐことが必要になっていること」「迅速に捕獲できる手段がほかにないこと」など条件が必要で国は今月上旬にガイドラインを示す方針です。これを受け県は自治体向けの対応マニュアルを策定することを、県議会で明らかにしました。7月24日から国が開催する説明会を踏まえ、秋ごろまでにまとめる方針です。
(アライグマ、十勝で食害深刻:北海道)
特定外来生物のアライグマが十勝管内で急増し、農業被害が深刻化している。農家らは箱わなを設置し捕獲を進めているものの、旺盛な繁殖ペースに追いついていないのが実情だ。駆除を担う猟友会の高齢化と人手不足も追い打ちをかけ、関係者は危機感を募らせている。専門家は被害拡大を防ぐため、早期の捕獲・駆除の重要性を訴える。
(模造拳銃22丁を所持疑いでミリタリー用品販売会社の経営者夫妻を書類送検:香川)
輸入した模造拳銃を持っていた疑いで、ミリタリー用品販売会社の経営者夫妻が書類送検されました。香川県のミリタリー用品販売会社社長の女(39)と役員の夫(47)は、人にけがをさせる能力を持つ金属製の模造拳銃22丁を持っていた疑いで書類送検されました。この会社では、主にオーストリアから仕入れた模造拳銃を1丁につき数万円から十数万円でサバイバルゲームの会場や店のサイトなどで販売していて、年間2500万円ほど売り上げていたとみられます。調べに対し、2人は「模造拳銃を持っていたことに間違いありません」「よく確認せずに仕入れた」などと容疑を認めているということです。
(銃刀法違反などの疑いでアパート経営者の男(58)逮捕:群馬)
旧日本陸軍のものとみられる銃などを違法に所持していたとして、50代の男が逮捕されました。銃刀法違反などの疑いで逮捕されたのは、群馬県太田市のアパート経営・岡田寿容疑者(58)です。岡田容疑者は去年12月、小銃3丁や刀2本、火薬などを持っていた疑いがもたれています。警察によりますと、小銃のうち2丁は旧日本陸軍のものとみられるということです。岡田容疑者の自宅などからは銃や刀などあわせて150点ほどが押収されていて、調べに対し、「趣味で収集していて、骨とう市で購入した」と供述しているということですが、「自分の認識と違う部分は納得がいきません」と容疑を一部否認しています。
(ライフル射撃場に蒲池猛夫さんのブレザー:宮崎)
宮崎市田野町の県ライフル射撃競技場に、1984(昭和59)年ロサンゼルス五輪の射撃競技金メダリスト・故蒲池猛夫さん(高原町出身)のブレザーが展示されている。68(同43)年のメキシコ五輪出場時の物とみられる。地元に飾ってほしいと、蒲池さんの知人を通じて県ライフル射撃協会に昨年寄贈された。競技場の開場日は自由に見学できる。「蒲池さんを知らない県民も多い」と同協会の川崎清次事務局長。2年後に本県で開く国スポに照準を合わせ「県民の射撃への関心が高まり、競技人口増加につながれば」と期待。
(“拳銃のようなもの”は「エアガン」か:北海道)
札幌市西区の飲食店などで、先月30日に目撃された拳銃のようなものを持った男。HTBが入手した写真から、男が所持していたのは拳銃ではなく、エアガンの可能性が高いことが分かりました。先月30日午前6時ごろ、札幌市西区の飲食店で撮影された写真。床には拳銃のようなものが置かれています。この店に居合わせた人によりますと、券売機の前に立つ白いシャツの男性が食券を購入した後、床に置かれた拳銃のようなものを手に取り、そのまま店内のテーブル席に座ったということです。30日午前6時ごろ、札幌市西区西町北4丁目の飲食店で、店員から警備会社を通じて、「拳銃のようなものをテーブルに置いた客がいる」と警察に通報がありました。警察によりますと、男は拳銃のようなものを手に持って入店し、5分から10分ほど食事をして、店を出て行ったということです。男の年齢は50代くらいで身長170センチほど、白色のシャツと黒色のズボン姿でメガネをかけていました。男が持っていたのは、殺傷能力がある本物の拳銃なのでしょうか。札幌でエアガンなどを取り扱う店の店長に、写真を見てもらいました。M.I.U AIRSOFT 長根和弘店長:「ケーエスシーという日本のメーカーが出しているオート9。総称としてエアソフトガンの一種になっちゃうので、殺傷能力とかがあるような銃にはならないですね」。今回目撃された拳銃のようなものは、映画「ロボコップ」に登場する銃を模したエアガン「M93Rオート9シリーズ」の可能性が高いと話す店長。プラスチック製のBB弾を入れて、サバイバルゲームなどで使われることが多いということです。店長は本物の銃と勘違いされないためにも、エアガンはケースなどに入れて持ち運ぶのがマナーだと話します。M.I.U AIRSOFT 長根和弘店長:「一般の方に勘違いでもさせてはいけないというのが前提のルールとしてある。銃・武器の形をしたおもちゃなので、ガンケースとかそういうものに入れて、何が入ってるか、何を持ってるか分からない状態で持ち運ぶのが最低限の1番最初のルール」。警察は銃刀法違反の可能性も視野に調べていますが、もしエアガンだった場合でも周りを驚かせる非常に迷惑な行為です。
(山形空港、クマの捕獲ならず:山形)
26日山形空港にクマ1頭が侵入したことを受け、猟友会は箱わな3基を設置して捕獲を試みていますが、きょうも捕獲には至っていません。空港内ではきのう早朝にクマが目撃されて以降、目撃情報はありませんが、東根市によりますときのう午後6時ごろ、空港北側の郡山橋近くの村山野川でクマが目撃されたほか、きょう午前6時ごろ、空港北側の長瀞小学校東側の休耕田でクマの足跡が発見されたということです。県山形空港事務所では、空港に侵入したクマと同一のクマか確認できないため、猟友会と話し合った結果、あさってまでパトロールを強化し、定期便の運航に支障がないようにしたいとしています。
(クマ出没、新幹線乗客から通報:福島)
30日午後1時10分ごろ、福島市方木田字葉ノ木立の荒川河川敷でクマ1頭を目撃したと東北新幹線に乗車している男性から110番通報があった。福島署によると、体長は約1メートル。市や県、同署が捜索した。市農業企画課などによると、クマは目撃場所から荒川を東に向かい、河川敷のやぶの中を歩いたり、川を泳いで渡ったりして移動。荒川と阿武隈川の合流地点付近では、市鳥獣被害対策専門員が麻酔銃を命中させたが、その後もクマは動き回り、阿武隈川の河川敷を南下した。最後に目撃されたのは、午後7時10分ごろで、同市鳥谷野付近の阿武隈川河川敷だった。市などは日没と同時に捕獲作業を中断、福島署は夜間もパトロールを行い、警戒を続けた。市教委学校教育課によると、付近の福島一中、岳陽中は部活動を中止、清明小の児童は教職員に付き添われて集団下校した。クマの生態に詳しい福島大学食農学類の望月翔太准教授(40)によると、目撃されたクマは子グマとみられる。望月准教授は「クマはこの時期に親離れする。水場を求めて河川敷を下ってきた可能性があり、通勤時などに見つけた場合でも刺激を与えないでほしい」と注意を呼びかけている。
(銃でクマ1頭駆除、現場周辺に通行規制:青森)
青森県平川市の市街地に1日、クマが出没し、同日午後6時10分ごろ、同市館田地区で1頭が射殺、捕獲された。人的被害は確認されていない。同日午後4時15分ごろ、大光寺地区で見つかったクマを市、警察、市猟友会が石郷地区、館田地区と追跡。弘南鉄道弘南線館田駅から南東に1キロほどの水田にいたところに数発を発砲、射殺した。市猟友会によると、クマは体長1.3メートル、推定体重120キロ、推定3歳のメス。同日はこのほかにも朝から広船、新屋、杉館などの各地区で目撃情報が相次いでいた。市猟友会の工藤重克さん(74)は「人家が近い場所だっただけに、けが人が出なくて何よりだった」と胸をなで下ろしていた。現場周辺では通行規制がかけられ、市民には放送で注意が呼びかけられるなど騒然とした。近くの平賀西中学校では同日夕、生徒たちが校舎内で待機し、保護者たちが迎えの車で次々と駆け付けた。捕獲された現場の近くに住む80代の男性は「クマが田んぼ近くを走っているところを遠目に見たが、結構大きかった。平野部のこの地域にクマが来たのは記憶にない。どこから入ってきたのか」と驚いた様子だった。
(県産ニホンジカ肉の「出荷・検査方針」に定める出荷施設の追加について:群馬)
群馬県内で捕獲された野生鳥獣肉(シカ肉)は、群馬県が定める「出荷・検査方針」に基づき管理されるものに限り、出荷制限を一部解除しています。このたび、ナンモクジビエ(南牧村)について、「出荷・検査方針」に定める管理・検査体制が整備されていることを確認できたため、出荷施設として追加しました。これにより、県内でシカ肉の出荷可能な施設は2施設となります。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、2日午前11時15分ごろ、仙台市青葉区芋沢宅地にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、1日午後6時50分ごろ、仙台市泉区館4丁目にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
角田市によると、2日午前5時50分ごろ、角田市高倉入ノ坊にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、6月28日午後6時30分ごろ、仙台市青葉区作並岩谷堂西にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、6月29日午前9時40分ごろ、仙台市泉区福岡岳山にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、6月29日午後6時10分ごろ、仙台市泉区寺岡2丁目にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、6月28日午後5時50分ごろ、仙台市太白区坪沼北ノ上にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
富谷市によると、30日午前3時50分ごろ、富谷市西成田にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
栗原市によると、30日午前7時30分ごろ、栗原市若柳大袋にクマが出没しました。
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