<射撃ニュース7月>
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(県内全域に「クマ出没警報」発表:宮城)
宮城県は29日、県内全域に「クマ出没警報」を発表した。宮城県内では2025年7月のツキノワグマ目撃件数が過去5年の平均と比べ大きく増加していて、クマによる人的被害のリスクが高まっているため、警報の発表に至った。また、東北森林管理局の調査によると、2025年は県内で、クマのエサとなるブナの結実が「大凶作」となることが予測されていて、8月以降も出没が多くなると見込まれるという。夏休み期間中のため河川敷でのバーベキューや山でのキャンプなど、クマの行動範囲に近づきやすい時期だとして、宮城県では沢沿いや背丈の高いやぶなど、クマの移動ルートになる場所には近づかないよう呼びかけている。
(「二ホンジカ」と「イノシシ」による農作物の被害額が過去最悪に:青森)
青森県は「二ホンジカ」と「イノシシ」による農作物の被害額が過去最悪となったことを明らかにしました。県は、野生動物による昨年度の農作物被害について明らかにしました。被害面積は約19ヘクタール、被害額は6444万円と面積・金額ともに前の年よりも減りました。一方、二ホンジカによる被害額は1937万円で過去最悪となりました。このうちの9割が、黒石市で確認されたリンゴの木が食い荒らされたことによる被害だということです。また、イノシシによる農作物被害は、被害面積が5.7ヘクタール、被害額は1367万円と、こちらも面積・金額ともに前の年よりも増えて過去最悪となりました。これを受け、県は二ホンジカやイノシシの被害が多く確認されている三八地域のほか、東青・中南・上北地域の一部で猟友会と連携した捕獲活動を行うことにしています。
(男子ゴルフでクマ対策強化、自治体や猟友会と連携)
男子ツアーを統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は28日の理事会で、大会会場でのクマ対策のガイドライン強化が報告された。出た場合の中断、再開の仕方や地元自治体や猟友会との連携について対策を主催者、開催コースと共有する。先日の女子ツアーは開幕前日に会場でクマの目撃情報があったため、4日間を3日間に短縮して無観客で開催した。また、来年のレギュラーツアーから導入するポイント制はBMWツアー選手権森ビル杯、日本プロ選手権、日本オープン選手権と日本シリーズJTカップの4大会と、海外で開かれるマスターズ・トーナメントなどメジャー4大会を通常より高ポイントにすることも決めた。
(ヒグマ駆除へ「連携を」:北海道)
羽幌署と町、北海道猟友会羽幌支部苫前部会などがヒグマに対する認識を共有する「ヒグマ対策会議」が29日、苫前地区コミュニティセンターで開かれた。
(「飛騨市鳥獣被害対策サポートセンター」がワンストップで相談から解決まで:岐阜)
森と生きるまち・岐阜県飛騨市では飛騨市鳥獣被害対策サポートセンターの運営を強化。深刻化する鳥獣被害に専門性と地域密着で挑んでいます。岐阜県飛騨市(市長:都竹淳也)では、クマの目撃が増加、イノシシやサル、シカなど野生動物による農作物や生活環境への被害が深刻化しています。そうした課題に対応するため、「飛騨市鳥獣被害対策サポートセンター」を運営強化。被害の現場に寄り添いながら、地域と行政が連携して対策を進めています。岐阜県北部に位置する飛騨市は、総面積の約93%を森林が占める自然豊かな地域です。古くから人々は、豊かな自然の恵みを受けながら、森林を手入れし、里山と共に生きる暮らしを営んできました。一方で、野生動物との共生という課題も浮き彫りになっています。かつて人と動物の生活圏を分けていた「緩衝帯」は、手入れ不足により荒廃。境界があいまいになることで、クマの目撃情報は増加。イノシシやサル、シカといった野生動物の出没が相次ぎ、農作物や生活環境への被害が拡大しています。2023(令和5)年度には、神岡町内や周辺自治体でもクマによる人身事故が発生しており、市民生活の脅威となっています。有害鳥獣による深刻な農業被害や家屋侵入等の生活被害の発生に伴い、 有害鳥獣対策の重要性は年々高まっています。そうした被害に対する総合的な相談体制の整備ときめ細やかな支援が必要です。有識者の指導の下、 知見やデータを活かしながら、集落に合った具体的な防除の手法等に関する助言・提案と、きめ細やかな支援を行っています。あわせて、被害の未然防止として有効な有害鳥獣を誘引する果樹の伐採などの集落環境の整備や集落等が行う野生獣の追い払い活動に対する新たな支援を行うことで、有害鳥獣による被害抑制を図ります。イノシシ被害が顕著、クマ・サルの目撃増加特にイノシシによる農地や水路の掘り起こし、農産物の食害は市内全域で発生。また、サルによる果樹や野菜の被害、さらには住民への接触リスクも高まりつつあります。近年ではシカの目撃や捕獲件数も急増し、対応が急務となっています。市では、飛騨市鳥獣被害対策サポートセンターの運営強化を行い、ワンストップで相談から解決までを目指します。古川町に住む小林さん一家は、イノシシによる自宅敷地内の掘り起こし被害を受け、初めてセンターへ相談しました。連絡後すぐに鳥獣管理士の原田大輔氏が現地を訪問。光と音で動物を追い払う撃退器の貸出から始まり、必要に応じて電気柵の設置や今後の対策提案など、実情に即した丁寧な支援が行われました。「被害を完全に防ぐのは難しいけれど、相談できる場所があるだけでも心強い」「話を聞いてもらえただけで気持ちが楽になった」と小林さんは語ります。鳥獣害対策は単なる技術対応ではなく、精神的なケアや地域全体の意識共有も重要です。原田氏も「個人の孤立した対応では限界がある。情報を共有し、地域で連携してこそ効果が出る」と話します。サポートセンターへの年間相談件数は令和5年度は50件、令和6年度は98件と増加傾向です。センターでは、イノシシやシカ、サルなどの生態に合わせた多様な対策提案のほか、補助制度や機材貸与の案内、集落単位での相談支援まで幅広く対応しています。飛騨市鳥獣被害対策サポートセンターでは、集落・個人からの鳥獣対策の相談に対し、加害獣の特定や被害地の調査、具体的な防除方法の助言・提案などを行い、皆さんが行う鳥獣対策を支援します。
(サギ大量死、巣のある木を「幼鳥が自立していない時期に伐採したこと」が原因:富山)
富山市中心部の富山 城址じょうし 公園をすみかとしているサギ107羽の死骸が先月下旬以降相次いで見つかった。この問題を調べていた市は29日、記者会見を開き、サギの幼鳥が自立していない時期に、営巣していた木を市が伐採したことが原因だったと説明し、謝罪した。市は、伐採によりすみかを失った幼鳥が親鳥からエサをもらえなくなったほか、カラスや猫などの外敵からの攻撃、縄張り争いの激化、暑さによる体力消耗といった複合的な要因で大量死したと推測している。市には公園利用者などからサギのフンや鳴き声について苦情が複数寄せられていた。市は木がなくなればサギが他の場所に散っていくと考え、先月23~27日、巣があった松の木6本を伐採。直後から次々とサギの死骸が見つかるようになった。市は6月下旬までに幼鳥が成長したと判断したが、死骸を分析した結果、幼鳥が多く含まれていたことがわかった。市の担当者は「伐採のタイミングを見誤り多くのサギの命を失い、申し訳ない」と謝罪。サギの生態について知識不足のまま、専門家に相談せずに幼鳥を成鳥と判断したと説明した。
(相次ぐ熊の出没、ハンター不足と法改正)
最近市街地や住宅地に熊が出たというニュース、多いですよね。捕獲に貢献したとして、よく「猟友会」という言葉を耳にすると思いますが、どんな団体で、どんな課題があるのか、10万人以上の会員が所属する狩猟者の全国組織 大日本猟友会の副会長 尾上貞夫さんに伺いました。大日本猟友会 副会長 尾上貞夫さん「活動は、主にやるのは狩猟。そこに社会貢献として、熊害捕獲活動などをやっています。とにかく里に出てきた熊は、可哀想ですが捕獲して殺処分するというのがこれからは基本になると思います。人的被害がかなり多いので。(今猟友会の皆さんとしての大変さ、ご苦労とかってどんな点がありますか?)結局、高齢化。ここ20年ほど前からそういう傾向が出てきてるな。若者はいろんな趣味が今できるからそっちに走るのと、銃を所持するのにかなり厳しい許可、銃刀法から始まって受けていかないといけないので、なかなかハードルが高い趣味になってくる。お金もかかる。後継者を作るにあたってでも、今の先輩方がいる間に若い人を育てないと、これもなかなか難しい」。猟友会は、趣味として狩猟を楽しむ人たちの集まりで、仕事を退職した後、そもそも60代以上で入会する人が多いそう。狩猟には、狩猟免許の取得と、狩猟者登録をする必要があって、猟銃を持つには、厳しい審査をパスする必要があります。猟友会の現状や、熊の狩猟の課題について、1990年代から熊の研究を行っている東京農業大学 森林総合科学科 山﨑晃司教授のお話です。東京農業大学 森林総合科学科 山﨑晃司教授「これまでの緊急的な熊害捕獲、そういうのは猟友会の会員が、半ばボランティアという形で行ってきてたんですよね。猟友会の会員の方たちの平均年齢は、もう60とか70になっていますので5年先、10年先も頼れるかと言うとできないです。さらに本来は、アマチュアの趣味で狩猟している人たちに、そういう重い責任を負わせるということ自体に無理があったわけですから、専門の技術を持った業者とか団体、そういう従事者を育成することを含めて考えていかないと、うまく機能しないと思います。猟友会自体もこれから役割はきっとあって、趣味の狩猟の中で熊をはじめとした動物の数を抑制してくれるはずなんですよね。でもそれはあくまでも、趣味でやっている狩猟の中で実現できる話で、そこにあまり大きな期待をするのではなくて、一方で特に人の生活圏に近いところでは、プロの集団がその仕事をかわりに担っていくという形が理想だと思います」。これまで地域の人たちを守るということで、地元の狩猟者、ハンターが狩猟をやってくれていたけれど今はそれだけでは済まないほど出動の機会が増えています。とてもじゃないけれど猟友会頼みの仕組みでは、維持できないそう。捕獲従事者を確保するために一番いい方法として、行政の内部に行政の職員として、いわゆるガバメントハンター、公的なハンターを抱える取り組みを行っている自治体もいくつかあります。それができないときには、都道府県に登録した専門の技術を持った業者に、担ってもらったり、人材派遣という形で野生動物のモニタリングができる人を、市や町の臨時職員として配置したりするやり方もあるそう。行政の事情に合わせて採用していくことで、かなり対応できるはずだと山﨑さんは話していました。熊の出没が相次ぐ中、9月には、市町村の判断で市街地で猟銃を使用できる改正鳥獣保護管理法が施行されます。改正のポイントや、課題について、再び東京農業大学 山﨑晃司教授に伺いました。東京農業大学 森林総合科学科 山﨑晃司教授「これまでは市街地、あるいは人間の生活している空間に熊が出てきた時に、銃で撃つのが一番早い解決法なんですよね。でもやっぱり、球どこに飛んでいくか分からないし、跳ね返ったりもしますよね。その発砲に関しては、非常に慎重だったわけです。これまでだと警察官が、ハンターに発砲許可を出さないと撃てなかったんですよね。でもそれだと、なかなか許可が出ないという現実があって、そこで環境省管轄の鳥獣保護管理法という法律の中で、市街地での発砲要件を緩和したということですね。ただ、今回法改正がされて、誰でもそういう市街地発砲ができるかというと、かなり技術を持った捕獲従事者でないと、判断と技術が伴わないので、返って危険になると思います」。その危険な部分をどう担保するかが課題になるということでした。山﨑さんは「ヒグマもツキノワグマも今、数が増えている中で、人と野生動物の問題は一層深刻化すると思う。少ないマンパワーで、いかにその動物たちを管理するか。猟友会頼みではない専門の技術を持った人たちに活躍してもらえるように、活躍の場を作り、その育成のために援助するのが大事だ」と話していました。熊への対策は命にもかかわる喫緊の課題。国全体で力を入れて取り組んでほしいです。
(クマが家に侵入!住人が出くわす:岩手)
28日夜、花巻市内の民家にクマが侵入し、台所の食料品を荒らしました。台所で住人がクマと出くわしましたが、けがはありませんでした。28日午後7時半ごろ、花巻市十二丁目の無職、梅木征子さん81歳の家で、夕食を準備しようと台所に向かった娘がクマと出くわしました。クマは中型犬くらいの大きさで、30センチから40センチほど開いていた台所の窓から侵入したとみられます。扉などの音を立てたところ、クマは侵入してきたとみられる窓から立ち去りました。住人にけがはありませんでしたが、台所の棚に置いていたそうめんなど袋入りの麺が荒らされ、市と猟友会が28日夜のうちに「わな」を設置しました。市によりますと、29日午前4時ごろ設置したワナが作動し、確認したところ、体長およそ1.2メートルのオスのクマの成獣1頭が捕獲されていました。クマはすでに駆除されたということです。
(トウモロコシ10本・スイカ5個が食い荒らされる:北海道)
北海道南部の上ノ国町で7月29日、トウモロコシやスイカが食い荒らされる被害が相次ぎました。クマによるものとみられています。29日午前9時ごろ、上ノ国町内郷付近の住宅地で、住人が家庭菜園のトウモロコシ約10本が食い荒らされているのを発見しました。現場から近くの住宅までの距離はわずか約10メートルです。さらに、同日午前11時30分ごろ、上ノ国町北村付近の住宅地でも、別の住人が家庭菜園のスイカ約5個が食い荒らされているのを発見。いずれの現場でもクマの目撃情報はなく、フンや足跡は見つかっていませんが、クマによるものとみられています。警察は周辺の住民に注意を呼びかけるとともに、パトロールを強化しています。上ノ国町ではクマによるものとみられる家庭菜園の被害が相次いでいて、23日に「ヒグマ注意報」を発出しています。また隣接する福島町では12日、新聞配達員がクマに襲われて死亡しています。
(クマとみられる動物と貨物列車が衝突し運転を見合わせていたJR中央線、全線で運転再開:山梨)
JR東日本によりますと29日午後6時ごろ中央本線下りの梁川ー鳥沢間で貨物列車がクマとみられる動物と衝突しました。この事故の影響で下りの高尾ー甲府間が運転見合わせとなっていましたが、午後7時8分に全線で運転を再開しました。
(50代女性が運転する軽トラックがクマと衝突する事故:新潟)
村上市で30日午前、軽トラックとクマが衝突する事故がありました。事故があったのは村上市岩ケ崎の国道345号です。警察によりますと30日午前11時ころ、50代女性が運転する軽トラックが国道を走行中、体長約1メートルのクマと衝突しました。衝突後、運転していた女性が自ら警察へ通報。クマは衝突後に岩ケ崎方面の山中へ逃げていったということです。女性にケガはありませんでした。村上警察署は村上市に通報するとともに、事故現場付近をパトロールし警戒を続けています。
(養豚場にクマ侵入:北海道)
7月30日、北海道古平町の養豚場にクマ1頭が侵入しました。なかには家畜用のブタがいて、ハンターが出動し警戒にあたっています。30日午前9時30分、古平町浜町の平田牧場古平養豚場で「養豚場の敷地内に入っていくクマを見た」と警察に通報がありました。当時、養豚場にいた従業員は避難し無事でした。クマの大きさは分かっていません。クマは養豚場内に侵入していて、なかには家畜用のブタが飼われているということです。現場は山に囲まれていて、警察のほかハンター5人が対応にあたっています。
(ジビエ焼き肉専門店、障害児支援団体が経営:福島)
ジビエ焼き肉専門店「猪鹿鳥(いのしかちょう)」が8月4日、コミュニティー施設「みらいパーク」(福島市松川町金沢)内に7月2日からのプレオープンを経てグランドオープンする。同店を経営するのは、障害児や医療的ケア児とその家族を支援する一般社団法人「みらいの光」(方木田)。「悩みを共有し社会の役に立っている喜びを感じながら、精神的にも金銭的にも潤いのある笑顔あふれる社会になってほしい」との思いから、親子で通える施設づくりと、保護者が有償ボランティアとして作業に加わり、収入を得られる仕組みづくりを進めている。施設内では、ジビエの炉端焼きやドッグフード、弁当などの製造に加え、革細工やユーチューブ動画編集といった業務にも取り組む。代表理事の加治浩子さんは「作業中も、子どもたちがストレスを感じずに過ごせる環境を目指している」と話す。オープンのきっかけについて、加治さんは「イノシシやシカが害獣として駆除され、そのまま捨てられてしまうこともあると聞く。命を大切にしたい思いがあり、無駄にせずおいしく頂こうと思ったのがきっかけ」と話す。店内は、卓上コンロを使って焼き肉ができるスペース(約30席)のほか、焼き肉以外の定食やうどんを食べたい人向けに別棟(約20席)を用意する。「自然に溶け込むような、昔懐かしい雰囲気に仕上げた。焼き肉のにおいが気になる人向けに別棟も用意した」と加治さん。メニューは、イノシシ肉、シカ肉、キジ肉などを中心としたジビエ焼き肉や、定食、デザート、アルコールドリンク類。加治さんの「お薦め」は、希少だという「ニホンジカ」(モモ=1,400円、ロース=2,100円、ヒレ=2,000円)や「エゾシカレバニラ炒め」(1,800円)。「低脂肪・高たんぱく・高鉄分な食材として注目されるジビエ肉。処理場などの視察も行い仕入れている。肉に自信があるので、その肉本来の味を楽しんでもらえたら」とも。クマやウサギなど季節限定のメニューも予定する。今後については、「地域の人々と一緒にコラボイベントやマルシェなどができたら」と加治さん。「現在はプレオープン中で、『(肉の)臭みや味に不安があったが、ここで食べてイメージが変わった』という声を聞く。ぜひ一度味わってもらえたら」と来店を呼びかける。
(クマ出没:宮城)
利府町によると、30日午前4時45分ごろ、利府町沢乙山岸にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、30日午後0時ごろ、仙台市青葉区新川水口にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、29日午後2時20分ごろ、仙台市青葉区芋沢畑前北にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
富谷市によると、29日午後3時ごろ、富谷市石積堂ケ沢にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、29日午前11時45分ごろ、仙台市泉区紫山1丁目にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
栗原市によると、29日午後1時40分ごろ、栗原市栗駒八幡沖東にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
栗原市によると、29日午後1時ごろ、栗原市鶯沢袋島巡にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、28日午後10時40分ごろ、仙台市青葉区上愛子折葉にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、28日午後6時45分ごろ、仙台市青葉区芋沢大竹原にクマが出没しました。
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(男性2人、カモシカに角で太ももを突かれけが:宮城)
宮城県気仙沼市で26日、散歩中の70代の男性2人がニホンカモシカに相次いで襲われ、軽いけがをしました。警察によりますと、26日午後4時ごろ、気仙沼市三ノ浜の漁港近くの道路で、近くに住む74歳の男性が散歩していたところ、正面から向かってきた1頭のニホンカモシカに角で右の太ももを突かれました。さらにカモシカは、すぐ近くを散歩していた77歳の男性にも向かっていき、同じように角で右の太ももを突いたということです。2人はいずれも自力で歩いて自宅に帰ったあと、病院で手当てなどを受け、けがの程度は軽いということです。カモシカは体長1メートルほどで、2人を襲ったあと、現場から立ち去ったということです。現場は山林に囲まれた、住宅などが点在する地域で、警察はパトロールを強化するとともに、カモシカを見かけても決して近づかず、静かにその場を離れるよう注意を呼びかけています。カモシカに襲われた74歳の男性は「犬と散歩中、道路上にいたカモシカが向かってきて、太ももの内側を角で突かれた。持っていた竹の棒でカモシカの頭をたたいたがひるまず、そのあと、歩いてきたもう1人の男性も襲った。自力で自宅に戻って手当てしたが、夜になっても血が止まらず、病院に行って傷口を縫ってもらった。カモシカはこの辺りではよくあうが、あんな個体は初めてで、また別の人を襲うのではないか」と話していました。
(クマにかまれ男性けが:長野)
長野県警飯田署は28日、同県大鹿村大河原で26日、愛知県知立市の男性会社員(52)がクマに右腕をかまれて負傷したと明らかにした。署によると、クマは体長1メートルほどの成獣とみられ、注意を呼びかけている。署によると、男性は26日午前4時ごろ、南アルプス小日影山(2506メートル)の登山道へ向かって、1人で道路を歩いている際、クマが茂みから現れたという。
(クマにかまれ男性大けが:山形)
25日夜、山形県川西町のトウモロコシ畑で、56歳の男性がクマに頭や手足をかまれ、大けがをしました。町は、近くにクマがひそんでいる可能性があるとして、付近の住民に注意を呼びかけています。察によりますと、25日午後9時ごろ、川西町玉庭で56歳の会社員の男性が、住宅の敷地内にあるトウモロコシ畑の様子を見に行ったところ、クマに襲われました。男性はクマに頭や手足をかまれ、病院で治療を受け、指を骨折するなど大けがをしているということです。町ではクマがまだ近くにひそんでいる可能性があるとして、地元の猟友会に依頼して現場付近にわなを設置するということです。また、付近の住民に対して、自宅や小屋などの扉を開けたままにせず、外出するときは十分に注意するよう呼びかけています。現場は川西町役場から南西に6.5キロほど離れた、住宅が点在する農村部です。近くに住む70代の男性は「クマは出ることもある地域だが、人を襲ったことはこれまでなかったのでびっくりしている。日中だけでなく夜も気をつけないといけない」と話していました。
(狩猟免許取得講座受講者20人の情報、猟友会が誤送信:徳島)
県は24日、狩猟免許取得講座の運営を委託する県猟友会が、受講者20人の名前と住所を記載したファイルをLINE(ライン)グループ内で誤って送信した。
(マダニ感染症「SFTS」新たに3人感染:愛知)
豊田市は23日、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に、市内在住の3人が感染したと発表した。いずれも入院している。今年に入り、市内の患者は5人になった。市によると、新たに感染したのは60~80代の男性。それぞれ農作業や草刈りを日常的にしており、発熱や倦怠(けんたい)感などの症状が出て21日までに入院した。22日の検査でSFTSの陽性反応が出たという。市内では6月、SFTSに感染した50代女性と90代男性が死亡した。
(マダニ媒介の日本紅斑熱、90代男性死亡:千葉)
千葉県は25日、君津市に住む農業の90代男性が、マダニが媒介する日本紅斑熱を発症して死亡したと発表した。日本紅斑熱による県内の死者は2022年10月以来で、06年の集計開始以降では3例目となる。県疾病対策課によると、日本紅斑熱は山や畑に入り、病原体を保有したマダニにかまれると感染する。主な症状は発熱、発疹などで、潜伏期間は2~8日。抗菌薬で治療可能だが、治療が遅れると重症化や死亡することがある。男性は4日に自宅で倒れ、在宅医師の診察を受けた。9日早朝、自宅で動けなくなり救急搬送され、発熱や紅斑などの症状があり入院し治療を受けたが、11日に死亡した。死亡後の検査で陽性が判明した。感染原因は不明。男性は6月末まで畑や草むらで作業をしていたという。日本紅斑熱はダニの活動が活発になる春から秋に多く発生し、今年県内では24日時点で死亡した男性を含め15件の感染が確認されている。同課はダニが多い野山や畑では、肌の露出を少なくして防虫スプレーを使うなどするよう呼びかけている。
(野生イノシシ豚熱、県内7例目:宮崎)
県は23日、高原町で見つかった野生のイノシシが豚熱に感染していたと発表した。野生イノシシの県内感染確認は、4月以降で7例目。周辺を含む県内の養豚農場で異常は確認されていない。
(野生イノシシが豚熱、県内57例目:岡山)
岡山県は23日、浅口市で発見された野生イノシシ1頭が家畜伝染病「豚熱(CSF)」に感染していたと公表した。県内での感染確認は57例目。県によると14日に山中で死んでいるのを地元住民が見つけ、22日に県の検査で陽性が確定。県は発見場所から半径10キロ圏内を感染確認区域に指定し、狩猟者に対して捕獲した野生イノシシの流通自粛を求めている。
(駆除クマが女性襲撃と断定:岩手)
岩手県北上市和賀町山口で今月4日、自宅に侵入してきたクマに襲われ死亡した女性(81)が見つかった事故で、市は28日、現場に残っていた体毛と、11日に同地区で駆除されたツキノワグマのDNA型が一致したと発表、女性を襲った個体だと断定した。市によると、地元猟友会が11日、民家の小屋から出てきた体長約1・3メートルの雄の成獣を駆除し、岩手大農学部が解析していた。市内ではその後もツキノワグマの目撃情報があり、市は戸締まりの徹底や屋外での活動に注意を呼びかけている。
(野生鳥獣による被害が深刻化、連携強化に課題)
クマやイノシシ、シカなどの野生鳥獣による被害が深刻化しているようだ。日本総合研究所の調査によると、野生鳥獣の被害を受けている基礎自治体は、具体的に回答を寄せた自治体のうち、全体の9割にのぼり、被害は全国的に広がっている。農作物や森林が荒らされると、経済的に深刻な打撃となるほか、耕作放棄地の増加も招く。人身被害も増えており、住民の安全も脅かされているという。調査は、昨年11月19日から約1カ月間かけて行われ、全国の基礎自治体(特別区含む)のうち、782の自治体から回答を得た。このうち97・6%の763自治体が、何らかの野生鳥獣からの被害を受けていると答えた。さらに、被害状況が「拡大している」と答えたのは763自治体のうち74・3%を占めた。野生鳥獣からの被害には、95・7%の基礎自治体が対策を講じていた。具体的には「住民による防護柵・罠などの設置費用に対する支援」(72・5%)が最も多かった。「狩猟免許取得費用や研修受講への支援」(66・7%)や「防護柵設置や誘引物除去などによる侵入防止」(55・5%)、「ホームページ(HP)などを活用した情報発信」(50・5%)と続いた。ただ、いずれも地域住民が自ら進んで対応したり、周りと共に助け合うといった行動を前提とした支援だという。多くの自治体では「対策を進めるために必要な予算確保」や「対策を進めるために必要な知識と人材」の確保を課題点として挙げていた。日本総研の担当者は「それぞれの自治体で対策を行ってはいるが、予算や専門人材が不足しているうえ、広域的に、それぞれの立場で積極的に参加するという多主体的な連携は進んでいない。このため、一層の対策を推進することが難しい状況だ」と指摘している。
(なぜ日本人は”ロシアの残虐事件”を見ぬふりで凶暴な猛獣を駆除しないのか)
今年もクマが暴れている。人とクマの共生について取材を続けてきた、経済誌プレジデントの元編集長で作家の小倉健一氏は「日本列島全域で人とクマの距離が危険な水準まで接近している」として、住民の平穏生活を脅かしている実態を指摘する。そして小倉氏はこうも問いかける「なぜ見て見ぬふりを続けるのか」「なぜ駆除しないのか」。日本列島全域で人とクマの距離が危険な水準まで接近している。ヒグマやツキノワグマによる人身被害は深刻化の一途をたどり、住民の平穏な生活を脅かしている。2025年になって、栃木県那須地域では人への襲撃事件が立て続けに発生した。那須塩原市埼玉では、農業を営む73歳の男性が自宅近くでクマに襲われ、重傷を負う事態となった。事件現場はJR黒磯駅からわずか3キロメートルほどの住宅地であり、周辺には田畑や商店、小学校も存在する。早朝、水田の水量を確認しに行った男性は、黒い動物が走り回る姿を目撃した。犬かと思った動物は、体長1.5メートルほどのクマであった。男性は近所の自治会長宅へ駆け込み警察へ通報した。水田へ戻ろうとしたところ、再びクマと遭遇した。クマは最初、自治会長に向かっていった。自治会長が軽トラックの荷台へ逃げ込むと、クマは標的を男性に変えた。そして目が合った瞬間、クマは男性に覆いかぶさり、鋭い爪で頭部を激しく攻撃した。男性は後頭部を35針も縫う大怪我を負った。男性が必死の思いで屋内へ逃げ込むと、クマは網戸に体当たりしてから去っていった。襲撃はあっという間の出来事だったと男性は振り返る。命があったのは奇跡だと語り、子どもが被害に遭う可能性を憂慮し、一刻も早い捕獲を訴えている。この襲撃事件を起こしたクマは依然として捕獲されていない。近隣の市立埼玉小学校では、事件を受けて保護者による児童の送迎が実施されるなど、地域社会は緊張に包まれた。那須地域では、この男性の事件に加え、6月末から7月初めにかけて他に2人がクマに襲われ、重軽傷を負っている。同じ那須塩原市の上塩原でも、別の被害が発生した。塩原温泉郷に近い山あいの地域で、85歳の無職の男性、君島宏さんが被害に遭った。午前5時半ごろ、自宅裏山で日課としているレンギョウの剪定作業中、背後から突然クマに襲われた。君島さんは尻に鋭い痛みを感じて振り向いた。そこには体長1メートルほどのクマがいた。君島さんがとっさに「コラ!」と大声で叫ぶと、クマは驚いて逃げていった。作業時に着用していたヘルメットと厚手のズボンが幸いし、怪我は軽傷で済んだ。感染症予防のため、病院で消毒と抗生物質の投与を受けることになった。専門家は、市街地で人が死亡するような事故は過去にほとんど報告例がなかったと指摘する。クマによる事故が全く新しい段階に入ったという強い警戒感を示している。季節的な要因も被害の増加に関係する。5月から7月はクマの繁殖期にあたる。オスのクマは交尾相手を求めて行動範囲を格段に広げる。この時期、オスは子連れの母グマと遭遇すると、母グマと交尾するために子グマを襲って殺すことがある。そのため、子連れの母グマは極度に警戒心が高まり、神経質になる。人間が意図せず母グマや子グマに近づくだけで、自己防衛のために猛烈な攻撃を受ける危険性が増大するのだ。相次ぐ被害と高まる危険性に対し、住民の間では行政の対応への不満と不信感が募っている。クマを目撃したと通報しても、行政はパトロールをするだけで、具体的な捕獲にはつながらない。聞き取りに時間を取られるだけで無駄だと感じ、地域住民の多くは通報自体を諦めているという実態がある。近年はトウモロコシ畑を荒らし、生ゴミをあさる姿が頻繁に目撃されるようになった。人を恐れなくなったクマが、ついに人を直接襲うようになった。行政は現実を直視し、猟友会が即時に対応できるような法整備を急ぐべきだろう。行政の多くは、クマと出合わないことが最も重要だと呼びかけ、もし出合ってしまった場合は走らずにゆっくりと後ずさりして身を守ってほしいと注意を促す。このような対応は、切迫した現場の危機感とは温度差がある。一部のメディアもまた、現実から乖離した論調を展開している。朝日新聞社の社説(7月23日)は、住民やハンターの安全確保を最優先にすべきだとしながらも、本質的な解決のためには人間と野生動物のすみわけに本腰を入れて取り組むべきだと主張する。また、朝日新聞は市町村長の判断で駆除が可能になる緊急銃猟の導入に触れつつ、ヤブ刈りや餌となる果樹の撤去といった環境整備、専門知識を持つ人材の育成こそが急務であると説く。そして大局的な視点から、人口減少時代の国土全体のあり方の中で生態系の保全を考えていくべきだと締めくくっている。こうした共存を前提とした理想論は、クマの牙や爪の脅威に日々直面している住民の恐怖を理解していない。日本国内のクマ問題を正しく議論するためには、クマという動物が持つ捕食者としての本質を理解することが不可欠である。その理解を深める上で、海外で発生した事件は、日本の甘い認識を根本から覆す重要な教訓を与えてくれる。ロシアから伝えられたニュースは、日本のクマ対策が必ず踏まえておかなければならない、冷徹な現実を我々に突きつける。2025年4月、ロシアの首都モスクワから約125キロメートル離れた森林地帯で、一人の男性がヒグマに襲われ、瀕死の重傷を負う事件が発生した。ロイター通信が報じた内容によれば、被害者の男性は、シカやヘラジカが春に落とす角を収集して生計の一助としていた。男性が森深くで角を探していた際、巨大なヒグマが背後から音もなく忍び寄り、男性を襲撃した。ヒグマは男性に襲いかかると、まず男性の頭蓋骨をかじり始めた。次にヒグマは抵抗できなくなった男性の体をひっくり返し、男性の顔面をむさぼり食べ始めた。絶体絶命の状況下で、男性は意識を失ったふり、すなわち死んだふりをすることで、九死に一生を得た。捕食行動を中断したヒグマは、獲物が死んだと判断したのか、やがて男性をその場に放置して去っていった。重傷を負いながらも意識を取り戻した男性は、自ら緊急サービスに通報した。救助隊が男性を発見するまでには数時間を要した。救助隊は徒歩で広大な森林を捜索し、ようやく男性を発見。男性はその後、ヘリコプターで病院に緊急搬送された。ロシアの多くの地域ではクマの狩猟は合法である。しかし、事件が起きたモスクワ周辺地域は例外的に狩猟が禁止されていた。このロシアの事件が示す事実は一つである。クマは、時に人間を食料と見なす極めて危険な猛獣である。頭蓋骨をかじり、顔面を食べるという行為は、単なる威嚇や自己防衛ではない。それは野生動物が行う純粋な捕食行動に他ならない。日本で頻繁に語られる「共存」という言葉は、クマが本来人間を避け、一定の距離を保つという性善説に基づいている。しかし、里山という物理的・心理的な緩衝地帯が崩壊し、人里の食べ物の味を覚えた日本のクマは、もはや人間を恐れていない。栃木県での襲撃事件や北海道での死亡事故は、ロシアの事件と本質的につながっている。最も重要なのは、クマを保護すべき野生動物と見なす視点と、人の命を奪いかねない危険な猛獣と見なす視点の両方を持ち、現実的な対策を講じることである。住民の安全確保を議論の余地なき最優先事項と定め、危険な兆候を見せる個体、人里への執着を断ち切れない個体については、躊躇なく駆除を実行する断固たる体制を構築する必要がある。猟友会のような現場の知見を持つ専門家たちが、行政の煩雑な手続きに手足を縛られることなく、即座に行動できる権限と法的な後ろ盾を与えるべきである。クマとの共存という美しい理想を語る前に、まず人間社会の安全を徹底的に守り抜くという国家の強い意志が求められている。感傷的な動物愛護の視点から一歩退き、科学的根拠に基づいた厳しい個体数管理を開始することこそ、日本のクマ対策が直ちに実行すべき、唯一の現実的な道である。
(四国でツキノワグマ26頭を確認)
絶滅が危惧されている四国のツキノワグマの生息状況を把握するため、四国森林管理局(高知市)などが2024年に実施した調査で、剣山山系とその周辺地域に少なくとも26頭(前年10頭)が生息していることが分かった。
(クマ大量出没のおそれ…「いつでも」「どこでも」「誰でも」クマと遭遇する可能性あり:秋田)
県内でクマの目撃や農作物への被害が相次いでいます。今後もエサ不足でクマの出没が増えるおそれがあり、県は最高レベルの注意と対策の徹底を呼びかけています。県のツキノワグマ等情報マップシステム「クマダス」によりますと、23日のクマの目撃件数は午後4時時点で秋田市や潟上市などで17件です。 このうち鹿角市花輪では、21日から23日朝にかけて住宅裏の畑で栽培しているスイカが計6個食べられていたということです。県内では、小屋に保管されているコメなどを狙ってクマが侵入したり、飼育していたニワトリが襲われたりする食害も連日のように報告されています。こうした状況を受けて県は、「クマに襲われけがをした人が70人に及んだおととしのような大量出没になるおそれがある。いつでも・どこでも・誰でもクマに会う可能性がある」として最高レベルの注意と、音を立てて人の存在をアピールすること、小屋の扉を開けっぱなしにしないことなど対策の徹底を呼びかけています。また、今年はクマにとって重要な食料となるブナの実の大凶作が予測されているほか、ミズナラの実なども不作となる可能性が高く、クマのエサ不足が深刻化する恐れがあります。
(クマなどの動物と列車の衝突事故防止へ、忌避剤を線路沿い計64キロに散布:秋田)
動物と列車との衝突事故を防ぐため、JR秋田支社は今年度、管内の線路沿い、合わせて64キロの区間にクマなどが近寄るのを防ぐ薬剤を散布することにしています。JR秋田支社によりますと、管内ではクマが大量出没した2023年度、列車とクマの衝突事故が46件、カモシカとの衝突事故が39件発生し、いずれも前の年度を大きく上回りました。これを受けJRは、衝突事故や目撃情報があった線路沿いを中心に、クマなどの動物が近寄るのを防ぐ薬剤、忌避剤の散布を行っています。散布した区間では衝突事故、目撃ともに減少し、一定の効果があったということです。今年度は散布する区間を昨年度の倍に延長し、田沢湖線と奥羽線、羽越線五能線の一部区間、合わせて64キロに忌避剤を散布することにしています。
(鹿は急増していないのに、なぜ深刻化?:奈良)
奈良県天川村の八経ケ岳(標高1915メートル)山頂北に自生するオオヤマレンゲが近年、鹿による深刻な食害に見舞われている。修験者から古来、「天女花」とめでられ、自生地は世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素でもある。しかし、7月8日の花期に自生地を訪れた登山愛好家によると、葉を食べられて枯死状態の木が目立ち、開花が確認できたのは2輪のみだったという。オオヤマレンゲは山地に自生するモクレン科の落葉低木。奈良・大峰山脈の自生地は弥山(1895メートル)から八経ケ岳を経て明星ケ岳(1894メートル)に至る108ヘクタールに点在し、昭和初期の1928年に国天然記念物の指定を受けた。また、7月初旬に咲く白い花は霊場を彩る景観として、同参詣道が2004年に世界遺産登録された際に登録資産「大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)」の構成要素になった。自生地は吉野熊野国立公園特別保護地区にあたるため、環境省吉野管理官事務所(奈良県吉野町)が管理。計8カ所に防鹿柵を設置して保護し、中に紛れ込んだ鹿も追い出している。しかし自生地のうち、八経ケ岳山頂北側の被害が23年ごろから深刻化。24年には開花がまったく確認できず、現地は登山道沿いにあるため、登山客からの指摘が相次いだ。同事務所は「大峰山脈の鹿は近年急激に増えたわけでなく、被害深刻化の原因は不明」としている。25年の被害を指摘したのは橿原市の登山愛好家。「ベテラン登山客の協力も仰ぐなど、環境省は保護活動を強化してほしい」と訴えている。
(外来園芸品種が野生化、廃村に一気に拡大:兵庫)
兵庫県香美町村岡区の山奥にある廃村、小城地区で初夏、人知れず咲き乱れる花がある。欧州原産の園芸品種「ジギタリス」で、朽ちた家屋の軒先や山の斜面、棚田跡など至る所に紫や白の花が咲く。誰かが種をまいて広がったわけではないらしく、研究者はシカの食害による自然環境の乱れを指摘し、同様の事態の広がりを懸念している。
(「狩猟と地域おこしボランティア」日帰り入門編:山梨)
WAVOCが提供する抽選必至の人気科目「狩猟と地域おこしボランティア」(実習演習科目)を、日帰りで体験できるプログラムです。科目を担当する岩井雪乃准教授が引率します。奥多摩のさらに先にある山梨県の丹波山村は、人口500人の小さな村ながら猟師さんが多く、狩猟文化を生かした地域おこしをしています。狩猟を学ばせてもらいながら、丹波山村の地域おこしにつながるボランティア活動をしましょう!
(グループ猟チャレンジ&レベルアップ事業を実施:群馬)
狩猟者同士の仲間作りや狩猟技能の向上等の支援を行うための「令和7年度グループ猟チャレンジ&レベルアップ事業」として、以下の2つのイベントを開催します。今年度は新たに、実際の狩猟に参加できる「狩猟実習」を企画しました。(注)グループ猟とは、複数人で行う銃猟で、獲物の追出し・誘導をする役と射手に分かれて行う巻狩猟等を指します。
(クマに扮した警察官らが寸劇で対処法伝授:岩手)
岩手県一関市立東山小学校で17日、市職員や千厩署員らによるクマ被害防止講話が開かれた。同校周辺でクマの目撃が相次ぐ中、全校児童約170人がクマに遭遇した時の対処法などを学んだ。この日は同市役所東山支所の担当職員が講師を務め、クマの性質や習性などを解説。その上で、遭遇しないために鈴やラジオなど音が出るものを携帯するよう指導した。その後、地元駐在所の警察官らが寸劇を披露した。クマに 扮ふん して実際に遭遇した場合の対応方法を演じ、「慌てて走り出さず、ゆっくり後ずさりしよう」と呼びかけた。6年生の男児(11)は「いつクマに遭うかと思うと不安。学んだことを生かして命を守りたい」と話した。同支所によると、東山地区のクマの目撃情報は今年度38件(15日時点)で、昨年度1年間の件数(37件)を上回っている。県内では今月、クマに襲われて女性が死亡したほか、各地の学校の敷地内に出没するケースも相次いでいる。同署地域課の佐々木亮課長は「今後も警戒や広報を実施し、クマによる被害のない生活を確保していきたい」と語った。
(土手を背にした場所にクマ追い詰めた想定:北海道)
北海道福島町でヒグマによる死亡事故が起きたことなどを受け、住宅地に出没したクマを駆除する訓練が24日、厚岸町で行われた。厚岸署員や町職員、北海道猟友会厚岸支部のハンターらが参加し、安全を確保して発砲する手順を確認した。住宅地での猟銃使用は禁じられており、現在は駆除しか手段がない場合に警察官の命令で発砲できる。町内の駐車場で行われた訓練は、土手を背にした場所にクマを追い詰めたと想定。ハンターが約50メートル先から距離を詰めながら計3発を発射するまでの動作を取った。同支部長の根布谷昌男さん(72)は「責任の所在を明確にした連携が不可欠」と指摘し、同署の斉藤誉地域・交通課長(58)は「普段から顔を合わせ、互いの関係を深めたい」と話した。9月に施行される改正鳥獣保護法では、市街地でも市町村が周囲に危険が及ばないと判断すれば、ハンターが「緊急銃猟」として銃を使えるようになる。
(“学校にクマ現れた”想定の訓練:北海道)
道内各地でクマの出没が相次ぐなか、学校の敷地にクマが現れたという想定で警察や猟友会などが対応を確認する合同訓練が中標津町で行われました。この訓練は中標津町の義務教育学校計根別学園のグラウンドにクマ1頭が現れたという想定で行われ、警察や猟友会などからおよそ30人が参加しました。はじめに、学校の教員がクマを刺激しないよう注意しながら、子どもたちを校舎へ避難させ、警察に通報しました。このあと、警察官や猟友会のハンターなどが駆けつけ、爆竹などで音を出してクマを追い払おうとしましたが、効果は見られませんでした。このため、猟銃による駆除に対応を切り替え、ハンターが校舎の2階から安全を確保して射撃する手順を確認し、訓練は終了しました。中標津警察署の千葉篤地域課長は「全国でクマの出没が続いていて、この地域でも予断を許さない状況です。関係機関と連携を深めて住民の安心安全を確保していきたいです」と話していました。
(「獣マップ」公開:福島)
福島県会津若松市は24日、ツキノワグマやイノシシの目撃情報などを地図上で示す「獣(じゅう)マップ」を市のホームページに公開した。室井照平市長が同日の定例記者会見で発表した。今年は市街地に近い平野部などでのクマの目撃情報が多い傾向があり、市は防災情報メール「あいべあ」と合わせて情報発信し、市民に注意を呼びかける。マップはクマ、イノシシ、ニホンザルといった野生鳥獣の目撃日時、場所、頭数などが表示される。室井市長は「野生鳥獣の遭遇防止対策や農業被害対策に活用してほしい」と呼びかけた上で「できる限りの対策を講じ、クマを人里に引き寄せない、出合わないよう注意してほしい」と話した。市によると、今年4~6月末のクマの目撃件数は58件(前年同期比17件減)。大戸、湊、河東地区をはじめとした山林に近い集落での目撃が増えているほか、観光地周辺や北会津、神指町などの平野部でも多くの目撃情報が寄せられているという。また、目撃時間帯は朝や夕方が最も多いが、日中の目撃件数も増加しているという。
(電気柵設置講習会:岩手)
相次ぐクマやイノシシなどの大型の動物による農作物への被害を防ごうと、耐久性に優れた「恒久電気柵」の設置方法を農家などが学ぶ講習会が花巻市で開かれました。県によりますと、県内では令和5年度、クマやシカ、イノシシなどの大型の動物が農作物を食い荒らすなどの被害が相次ぎ、被害額は過去最高の5億1700万円あまりに上っています。25日、被害を防ごうと、耐久性に優れた「恒久電気柵」の設置方法について学ぶ講習会が、花巻市石鳥谷町の田んぼで開かれ、地元の農家や自治体の職員などおよそ50人が集まりました。「恒久電気柵」は従来の電気柵が毎年、張り替えが必要なのに比べ1度設置すれば10年以上は効果が持続し、雪による断線の心配もないということです。25日、近くにやぶや川があり、クマやイノシシなどの出没が懸念される田んぼに長さおよそ170メートルの「恒久電気柵」を設置しました。参加した人たちは県の職員にやり方を教わりながらワイヤーが緩まないよう工具を使って設置していました。地元の農家でつくる団体の熊谷俊彦代表は「この地域でもクマによる人的被害やイノシシが田んぼを掘り返す被害が出ている。電気柵の効果が落ちないよう、定期的に草刈りなどを行っていきたい」と話していました。
(「獣マップ」公開、クマ・イノシシの目撃情報をホームページに:福島)
会津若松市は24日、ツキノワグマやイノシシの目撃情報などを地図上で示す「獣(じゅう)マップ」を市のホームページに公開した。室井照平市長が同日の定例記者会見で発表した。今年は市街地に近い平野部などでのクマの目撃情報が多い傾向があり、市は防災情報メール「あいべあ」と合わせて情報発信し、市民に注意を呼びかける。マップはクマ、イノシシ、ニホンザルといった野生鳥獣の目撃日時、場所、頭数などが表示される。室井市長は「野生鳥獣の遭遇防止対策や農業被害対策に活用してほしい」と呼びかけた上で「できる限りの対策を講じ、クマを人里に引き寄せない、出合わないよう注意してほしい」と話した。市によると、今年4~6月末のクマの目撃件数は58件(前年同期比17件減)。大戸、湊、河東地区をはじめとした山林に近い集落での目撃が増えているほか、観光地周辺や北会津、神指町などの平野部でも多くの目撃情報が寄せられているという。また、目撃時間帯は朝や夕方が最も多いが、日中の目撃件数も増加しているという。
(クマ対策で6カ所に「忌避音響装置」:福島)
福島市の市街地でツキノワグマの目撃が相次いだのを受け、市は8月下旬にも、移動経路とみられる荒川沿いの6カ所に忌避音響装置を設ける。市街地への出没のほか、人身・農業被害などを未然に防ぐ。木幡浩市長が25日、定例会見で発表した。福島大食農学類の望月翔太准教授(市有害鳥獣対策協議会アドバイザー)の助言の下、クマの嫌がる高音域を発する装置を配する。設置場所は、あづま総合運動公園西部にある上流域から、フルーツラインの日の倉橋付近の下流域にかけて。ただ、運動公園周辺には安全管理上、設置しない。市は現在、吾妻地区で餌となる放任果樹の伐採や、身を隠せるようなやぶの刈り取りを地元町内会と協力して実施している。
(当時何が起きたのか、クマに襲われた父を守った家族が語る:山形)
先週金曜日の夜、山形県川西町の住宅の敷地内で男性がクマに襲われ、左手の指を折るなどの大けがをしました。クマがどのように襲いかかってきたのか、当時の状況を伺いました。警察によりますと、先週金曜、25日の午後9時ごろ、川西町玉庭の住宅の敷地内でこの家に住む56歳の男性が体長およそ1メートルのクマ1頭に襲われました。男性は、頭や手足をかまれ、薬指を骨折するなどの大けがをして入院中ですが、命に別状はないということです。一部始終を目撃した男性の家族から当時の状況を聞きました。被害にあった男性は、午後9時頃、自宅敷地内のとうもろこし畑で物音を聞いたそうです。被害者の息子「この先に田んぼがあるので(父が)戻ってきたときにこの辺で物音がしてタヌキかなと思ったらクマで」。男性は畑から自宅まで走って逃げようとしましたが、クマが追いかけてきました。被害者の息子「この辺りだったと思うんですが、(父が)足をかまれて転んでしまってそこに頭をかまれて払おうとして左手をかまれた」。被害者の息子と妻がかけつけ、玄関の網戸越しから大きな声を出すとクマは去っていったということです。被害者の息子「やっぱり怖かったですけど、父がやられているのを見てやばいなと思ったので、必死で大声を出してどうにかしようと。何も考えられなくて反射的に大きな声を出した」。地元の猟友会が現場付近に箱ワナを設置していますが、クマは現在もわなにかかっていないということです。近くに住む人「私はここで68年になるけどれも、いままでクマを見たこともないし出合ったったこともない。また襲ったりけがをしたりしないか心配なので早くつかまればいいなと」。近くで畑をしている人「この近辺は山が近いので出るところだろうから気をつけてはいる」。こちらの男性は、畑にネットを張りこまめに草刈りをするなど対策をしているそうです。町によりますと、玉庭地区では男性が襲われる数日前にもクマの目撃情報があったということです。被害者の息子「これからはクマは身近にいるものだと心に刻んで生活していかなくてはならない」。今年クマによる人的被害は、今月18日、米沢市で愛宕山で男性が襲われたのに続き3件目になります。
(「熊鹿フォーラム」を開催:北海道)
エゾウィン株式会社(本社:北海道標津町、代表取締役:大野 宏、以下「当社」)は、2025年9月9日(火)に標津町生涯学習センター「あすぱる」にて開催される「熊鹿フォーラム」(主催:標津町役場農林課)に、当社代表の大野が登壇することをお知らせします。本フォーラムにおいて、当社は、市街地でのクマ出没という喫緊の課題に対し、DXソリューション「クマハブ」を活用していかに対応したか、その具体的な実例である「標津モデル」について、詳細な運用や実際の効果を交えながら解説します。
(致死率27%、マダニから感染「SFTS」が東日本でも拡大の兆し)
マダニを媒介種とする感染症「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)が拡大している。今月に入り、これまで感染例のなかった神奈川県内で確認された。国内初のマダニ感染確認から10年以上を経て、「脅威」は関東にまでおよび、全国的な拡大が懸念されている。SFTSは、ヒトと動物がともに感染する人獣共通感染症の一種だ。マダニから感染することが多く、約1~2週間程度の潜伏期間を経て、発熱や嘔吐(おうと)、下痢、出血症状などを発症する。国内の発症者の約9割を抵抗力の弱い60代以上が占め、致死率は27%に上る。日本で感染が最初に確認されたのは平成25年だが、2000年代に入ってから関連が疑われる感染者は出ていた。これまで感染地域は西日本に集中していたが、今年に入って異変が起きている。神奈川県は17日、ホームページ(HP)で県内でのSFTS感染が確認されたと発表した。女性は6月28日に発熱したという。血小板の減少、白血球の減少などの症状もあり、7月8日に感染が判明した。県が女性から聞き取りを実施するなどして調べたところ女性が県外に出ていないことや、畑仕事や草むしりに従事していた生活状況から、県内で感染したと判断された。秋田県でも今月に入り他県への移動歴があったものの、70代の女性の感染を確認。平成29年に千葉県内で発熱した男性がSFTSに感染していたことが判明した例もあったが、その後は感染報告はなく、東日本での感染拡大が懸念される状況になっている。SFTSの感染拡大にについて、東京医科大の濱田篤郎客員教授(渡航医学)は、国内で生息していた野生動物が感染の源流にいると推測。その上で、開発によって野生動物と人間の生活圏が近づいたことや、アウトドアレジャーの浸透がヒトとウイルスの〝出会い〟の背景となった可能性を指摘する。気象条件も見過ごせない。温暖化によってマダニの活動期間が長くなったことも感染の広がりにつながったとみる。近年に入って感染が顕在化したSFTSは人間にとって未知の部分も多い。濱田氏は「ウイルスを封じ込めるためには、野生動物の動きや感染状況をより詳しく調査する必要がある」と話している。犬や猫などのペットとして飼育されることが多い動物も、SFTSに感染するケースがある。国立健康危機管理研究機構の調べによると、令和5年時点で、感染は犬が約40例、猫は約700例を確認している。ペットの体液や排泄(はいせつ)物などから飼い主などが感染するリスクもある。東京医科大の濱田篤郎客員教授は、特に行動範囲の広い外飼いの猫は感染する可能性が高まると指摘する。今年5月には茨城県で一時屋外へ逃げ、マダニに刺された猫が高熱などを発症して死んだ例も確認されたという。また、動物病院などの医療関係者の感染リスクも見落とせない。国内では平成30年以降、獣医師や動物看護師の感染例が複数確認されているほか、今年6月には、三重県の一見勝之知事が今年に入って県内の獣医師がSFTSで死亡したことを明らかにした。医師は猫の診察を行っており、猫から感染した疑いもある。これを受け、日本獣医師会も全国の動物医療関係者へ注意喚起を行っている。
(スズメなど7種の鳥が「絶滅危惧種」並みに減少)
街中でも見かけるごく身近な鳥のスズメ。4月から8月の繁殖期に多いと3回繁殖し、巣立った幼鳥は、しばらくは親鳥から餌をもらって育つ。東京・銀座や築地周辺などの都心部でも、あちらこちらで巣立ってまもない幼鳥に餌を与えるスズメの親鳥の姿が見られた。そのスズメが急速に減少している。環境省と日本自然保護協会が行っている生物多様性に関する基礎的なデータを集める「モニタリングサイト1000」の調査で、2024年10月に発表された5年に1度のまとめで明らかになった。「モニタリングサイト1000」の調査では、全国各地の様々な環境の中で長期にわたって生き物の生態を見ていく。里地調査では、全国約200カ所ある調査地点で、繁殖期と越冬期にそれぞれ6回、約1キロの距離を歩き、およそ50メートル以内で姿を見たり鳴き声を聞いたりした鳥を記録する。里地調査と森林・草原調査の09年度から20年度のデータの解析で、スズメやセグロセキレイ、ムクドリなど7種の農地や草地など開けた環境に生息する鳥は、15年以降1年あたり-7・4%と急激に減っていた。減少率だけでみると、絶滅危惧種の判定基準に相当する減り方だった。また、19年に発表された前回のまとめでは、05年度から17年度のデータを解析、その中でスズメの1年あたりの個体数変化率が+0・5%だった。今回のまとめにある08年度から22年度のデータの解析では1年あたり-3・6%だった。この15年間の間に約40%減っている計算になる。調査で確認できた鳥類の種数も減っている。種数の減少要因を管理放棄、気候変動、外来種の侵入などの影響で比較してみたところ、気温の上昇の影響が最も大きかったという。「モニタリングサイト1000」の里地調査のデータを利用して人口減少との関係を調べた研究によると、人口減少によって生物多様性が失われることがわかった。里地里山の管理が行われなくなると、農地や草地が森林化し、そこに生息する鳥など生き物が減っていくという。どちらの研究にも関わっている日本自然保護協会の藤田卓さん(52)は、スズメなどのような開けた環境に生息する鳥の減少について「管理されない田や草地が広がり、鳥たちが利用しにくくなっているところに、近年の気温上昇も影響したのかもしれない」と話す。
(南部で大繁殖「キョン」、駆除最前線ルポ:千葉)
千葉県南部で大繁殖し、農作物に被害をもたらしているシカ科の特定外来生物「キョン」。県が封じ込めに本腰を入れ、捕獲頭数は着実に増えているが、生息数の増加には歯止めがかかっていない。県内のキョンは勝浦市の観光施設から野生化したとみられ、特に県南部での生息密度が濃い。そんな地域で外来種と格闘する駆除の最前線に同行した。キョンは体高50センチほどの草食獣で、本来の生息地は中国南東部や台湾。繁殖力が強く、県の推計(中央値)によると、平成18年に1万1800頭だった生息数は、令和4年度には約7万1500頭に急増。生息域を拡大し、農業被害も増加している。さらなる拡大を防ぐためにも、駆除現場は全力を挙げている。記者が同行したのは、御宿町で「オンジュクジビエラボラトリー」としてキョンの駆除作業をしている宮嵜勢太郎さん(40)。埼玉からの移住者で、ジビエや革製品の材料としてキョンを活用している。7月6日の朝、JR御宿駅で宮嵜さんと待ち合わせ、作業道具を積んだ軽トラックに乗せてもらい、10分ほどで未舗装の林道に入った。宮嵜さんは林道脇に前日までに「くくり罠(わな)」18個、「箱罠」7個の計25個の罠を設置。この日、掛かったキョンを回収する作業に同行させてくれた。同町ではキョン1頭の駆除に7000円が支払われる。1人が仕掛けられる罠は30個が上限だという。小川などが脇に流れ、樹木がうっそうと茂る林道は高温多湿。宮嵜さんと、ぬかるむ側面や斜面に仕掛けた罠を見回る。主に仕掛けるくくり罠は、キョンが踏む底面と、それに反応してバネで引っ張りキョンの足をくくる部分で構成。体重40~50キロを超えるイノシシは足1本に10キロ以上の重量が掛かるが、キョンの体重は6~8キロ。足1本当たりにかかる重量はわずか2キロで、その上に動きも素早い。罠には少ない重さでも一瞬で反応する性能が求められる。市販で5千円程度のものがあるが、宮嵜さんら猟師は、それぞれのノウハウを生かし、少しでも性能を上げるための独自の罠を作り上げているという。くくり罠はキョンの思考を想像して仕掛ける。罠を確実に踏んでもらうため、急坂の獣道を選び、キョンが好む餌を仕掛けることも多い。木の葉などで罠を覆い隠し、前後左右に折れた枝を置く。宮嵜さんは「坂道だと前方の臭いを嗅ぎながら下りられない。また人間と同じで、歩くときにわざわざ枝を踏みたがらない。枝をまたいだ先に罠が待っているように仕掛ける」という。数日捕獲できないと、こまめに設置場所を移動する繰り返しだ。残念ながら、この日仕掛けた罠25個に「当たり」はなし。この数なら2日に1日は捕獲できるという。帰路につく際、軽トラを折り返す作業で車がぬかるみにはまって動かなくなってしまった。助けに来てくれた別の猟師に収穫がなかったことを話すと「死んでいるけどさっき取れて、私の車の荷台にあるよ」との一言が。推定で死後半日ほどで、御宿で罠にかかったキョンと対面することができた。キョンとの果てしない戦い。宮嵜さんは「猟師一人一人の作業では駆除に限界があり、撲滅するのは難しい。どの程度の柵の高さなら農業被害が防げるかなど、当事者や捕獲従事者と行政・研究機関が官民一体となって科学的根拠を示していけたら」と訴えていた。
(狩猟歴60年、クマ駆除500頭:宮城)
宮城県蔵王町鳥獣被害対策実施隊の佐藤秀一さん(83)=同町遠刈田温泉=が駆除したクマの頭数が今月、500頭になった。有害鳥獣の駆除を目的とした同隊(52人)最年長で、狩猟歴60年のベテラン。「クマの食害をなくそうと頑張った結果」と語る一方、クマが人里に出没する頻度が増え「この数年で駆除のペースが一気に増えた」と共生の難しさに思い悩む。500頭目の捕獲は1日早朝。遠刈田温泉七日原の畑のそばに仕掛けた箱わなに雌のツキノワグマ(約50キロ)がかかり、足かけ57年で到達した。クマはその後も3、5、15日と立て続けに捕獲された。人や農作物への被害を防ぐことができたが「かわいそうだから、500頭を区切りに、もうやりたくないという気持ちもある」と漏らす佐藤さん。200頭を契機に仲間とクマの供養塔を設け、折に触れて、独自の供養を続けているという。近年、クマの出没が増えたと感じている。200頭目(1989年8月)から400頭目(2019年5月)まで約30年も要したのに、そこから500頭目まで6年余りしかかからなかった。岩手県北上市の女性が自宅でクマに襲われ亡くなるなど、獣害の増加は蔵王町にとどまらない。「クマは本来、臆病な動物。何とか共生できないだろうか」と願う。佐藤さんは父親の影響で狩猟を始めた。秋から冬にかけての狩猟期間は銃を持って山に入った。農作物被害があると、実施隊の同僚隊員と箱わなを設置し、毎朝交代で巡回。クマが捕獲されれば隊員同士で連絡を取り合い、駆除した。80歳を過ぎ、体力的な衰えなどを感じて銃の免許を返上した。現在は箱わなや、くくりわなで人里を荒らす有害鳥獣に対応する。長年の経験に裏打ちされた知見は他を圧倒しており、わなを仕掛ける場所や、わなの隠し方は若手の手本となっている。町によると、昨年度、町内の各実施隊が捕獲したツキノワグマは計10頭(11月15日~翌2月15日の狩猟期間を除く)。佐藤さんが所属する遠刈田隊が6頭で最多だった。大日本猟友会(東京)の佐々木洋平会長(83)=岩手県一関市出身=は「1人で500頭も捕獲するのは並大抵のことではない。大したものだ。(クマによる被害が増える中で)専門的な知識を持つ人がいるのは貴重だ」と話した。
(納屋にあった米の保管庫が壊され、米袋1袋をクマに破られる:岩手)
28日午前、岩手県一関市の住宅敷地内にある納屋で保管していた米袋がクマに破られているのが見つかりました。一関警察署によりますと、28日午前5時半ごろ、一関市厳美町の住宅の敷地内にある納屋で木製の米の保管庫が壊され、中にあった米袋1袋が破られて散乱しているのを住人の男性(65)が発見し、一関市役所に通報しました。壊された保管庫の木製の板や米袋にはクマの爪で引っかかれたような跡があるということです。住人の男性が28日午前0時半ごろに納屋を確認したときには異常はなく、午前5時半ごろまでの間に被害が発生したとみられるということです。現場は民家が点在する農村地域で、警察が付近の住民に注意を呼びかけています。
(クマに襲われたか、飼い犬やニワトリの死がい見つかる:岩手)
7月24日午前、岩手県の岩泉町では住宅の飼い犬が、花巻市ではニワトリ1羽が死んでいるのが相次いで見つかりました。いずれもクマに襲われたものとみられています。24日の午前9時ごろ、岩泉町小本にある住宅の敷地内で、この家の飼い犬が死んでいて、その傍らに体長1mほどのクマがいるのを近所に住む男性が発見し、警察に通報しました。犬には引っかかれたような傷やかじられたような痕があったということで、警察はクマに襲われたとみて調べています。通報の後、クマは近くの山に立ち去ったとみられていて、男性にけがはありませんでした。男性は、入院中であるこの家の住人から犬の世話を頼まれていたということです。また、同じ時間帯には花巻市石鳥谷町北寺林でも、住宅の敷地内にあるニワトリ小屋で1羽が死んでいるのを、この家に住む84歳の男性が発見しました。警察によりますと、死んだニワトリはこの小屋で飼育されていた8羽のうちの1羽で、クマに食べられたような形跡があったということです。男性は前日の午前11時ごろまでは、ニワトリ小屋に異常がないことを確認していましたが、死がいを発見した当時、小屋の扉は押し倒された状態だったということです。残りの7羽の行方も分かっておらず、警察はこの7羽もクマに食べられた可能性があるとみて、警戒を強めています。
(クマが鶏舎に侵入か、ニワトリ26羽が死ぬ:長野)
長野県中野市の養鶏場で26日、ニワトリ26羽が死んでいるのが見つかりました。いずれも長野県が開発したオリジナル地鶏「信州黄金シャモ」で、鶏舎に侵入したクマに襲われたとみられ、警察などが注意を呼びかけています。被害にあったのは、中野市七瀬の養鶏場です。警察によりますと26日午前11時前、近所の人から「ニワトリを食い荒らした跡がある」という内容の110番通報がありました。ニワトリ26羽が死んでいて、近くにはクマとみられるフンのほか、畑のトウモロコシが食べられた跡がありました。連絡を受けた県が急きょ設置した監視カメラには、26日午後9時頃に体長約1メートル30センチの成獣とみられるクマ1頭が映っていました。このクマがニワトリを襲ったと見られますが、発見出来ていません。飼っていたのは、2005年に長野県が開発したオリジナル地鶏の「信州黄金シャモ」1500羽で、「歯ごたえ、うま味、風味」の三拍子がそろった地鶏として生産やPRに力を入れていました。養鶏場の経営者の男性は、「こんなことは初めてです。今は何よりも残った鶏を守ることが大切なので見守りに力を入れたい」と話していました。
(クマに襲われたか?養殖サーモン500匹以上死ぬ:青森)
青森県むつ市大畑町の養魚場で、養殖サーモン500匹以上が死んでいるのが見つかり、付近の状況からクマに襲われたと見られています。山口養魚場によりますと、25日午前8時ごろ、直径5メートルほどのいけすの排水パイプが抜けて水位が下がっていたほか、酸素を供給する水車もケーブルが抜けて止まっていました。このため、いけすの中にいた出荷を目前に控えたサーモンおよそ1500匹のうち、500匹以上が酸欠で死んでいたということです。また一部には食い散らかされた跡があることから、養魚場では、クマがサーモンを捕ろうと動き回り、排水パイプや水車のケーブルに引っかかったのではないかと推測しています。山口養魚場は、2021年8月の大雨で壊滅的な被害を受けていて、そこから復興を遂げた後、再び被害に遭いました。今回の被害額は200万円から300万円と見られていて、養魚場ではむつ市に依頼してわなを仕掛けました。そして26日朝、1頭のクマが掛かっているのが見つかりました。
(ドローン・麻酔銃使用も捕獲できず:山形)
23日にさくらんぼテレビの近くに出没したクマについて。クマはその後、山形市北部の住宅街で相次いで目撃され、警察はドローンを使って行方を追ったが捕獲には至らなかった。クマは23日午前4時半、山形市落合町にある市の総合スポーツセンター周辺で目撃され、その後午前9時前には北西に約500メートルの長町で。その後も千歳地区で相次いで目撃された。市によると、いずれも同じ個体とみられるという。JR羽前千歳駅周辺の閑静な住宅街は一時騒然。市や警察がパトロールし注意を呼びかけたほか、近くを歩く人のそばに警察が付き添うなど、物々しい雰囲気に包まれた。周辺は住宅が密集する地域のため、警察はドローンを使って見失ったクマを空から探すことにした。県警は2025年5月、災害や山岳遭難などの捜索のため「山形ドローン協会」と協定を締結、捜索に活用するのは今回が初めて。まず試みたのは温度でクマの居場所を探す方法。体温を感知し、クマがいる部分だけが赤くなる想定だったが…。23日の山形市は最高気温が37℃に迫る暑さだったため、屋根や道路などほとんどが真っ赤になってしまい、クマを認識することはできなかった。かわりに映像を目視で確認していくと…。捜索の結果、落合町にある住宅の敷地内でクマを発見した。午後7時、獣医師が現場に駆けつけ、麻酔銃を使って捕獲を試みる。クマがいたのは木の上。生い茂った葉の中を目がけて、麻酔銃を放たなければならない。そして、麻酔銃は命中したというが、クマはゆっくりと木を下りたあと近くの畑に逃げて行った。その後、日が暮れたことで捜索は難航。市の猟友会は箱わなを設置したが、現在もクマの捕獲には至っていない。市は千歳地区周辺の住民に「不要不急の外出を控えること」や「生ごみや果物などを屋外に放置しないこと」など注意を呼びかけている。
(市街地に出没のクマを駆除、銃器を使用:山形)
25日朝、山形市北部でクマ1頭が確認され昼過ぎに駆除されました。山形市では、おととい住宅の敷地にクマが出没し、市や警察がクマの行方を探していました。きょう駆除されたクマは同一の個体とみられています。山形市や警察によりますとけさ、山形市北部の嶋北や檀野前にクマがいるとの目撃情報が寄せられたということです。その後警察が壇野前の農地にクマがいるのを確認し、近くの県道を通行止めにしたほか市の職員や猟友会などが対応にあたりました。そして、クマはきょう昼過ぎに駆除されました。警察によると、銃器を使用したということです。山形市ではおととい落合町の住宅敷地にクマが侵入したほか、付近でも目撃情報が相次ぎ、市が箱ワナを設置するなど対応を続けてきました。きのう昼ごろにはきょうクマが確認された現場から比較的近い山形市馬洗場地内の高速道路でガードレールにつかまっている体長1メートルほどのクマが目撃されています。また、きのう午後9時半ごろには山形市嶋北でクマと車が衝突する事故も起きていました。山形市ではきょう駆除された個体と同じ個体の可能性もあるとみており専門家と協力して調べが進められています。おとといからのクマの出没では小学校が休校になったほか小学校の水泳記録会が中止になるなど影響が出ていました。山形市では、このクマによる人への直接の被害は確認されていないとしています。
(クマに襲われたとみられる犬が死亡しているのを発見:岩手)
24日午前、岩手県岩泉町でクマに襲われたとみられる犬が死んでいるのが見つかりました。警察によりますと、24日午前9時ごろ、岩泉町小本の住宅で飼い犬が死んでいるのが見つかりました。近所に住む男性が見つけたもので、横たわる犬の傍らには体長1メートルほどのクマがいたということです。発見した近所の男性は、入院して不在の住人に代わって住宅の管理と犬の世話を任されていたということで、この男性にけがはありませんでした。警察がくわしい状況を調べているほか付近の警戒にあたっています。
(スイカとトウモロコシをクマが食い荒らす:北海道)
24日あさ、北海道の江差町で畑のスイカなどが食い荒らされた跡が相次いで見つかりました。クマによる被害とみられています。赤い果肉の部分が無くなり皮だけになったスイカ。24日あさ、江差町椴川町で住人の女性から「自宅の畑に行ったらスイカとトウキビがクマに食べられていた。」と警察に通報がありました。家庭菜園のスイカ10個、トウモロコシ10本ほどがクマに食い荒らされたとみられています。また、およそ200m離れた別の家庭菜園でも囲いが壊され、スイカ20個ほどが食べられました。近くではクマの足跡も見つかっています。隣の上ノ国町でもクマによる食害が相次いで確認されていて警察が警戒を強めています。
(クマがスイカやメロンを食い荒らす被害、窓を割られる住宅も:北海道)
北海道の上ノ国町で畑のスイカなどがクマに食い荒らされる被害などが相次いでいることから、道は先ほど上ノ国町全域にヒグマ注意報を発表しました。22日午前7時ごろ、上ノ国町木ノ子の住宅で家庭菜園のメロンとスイカが食い荒らされた跡が見つかりました。23日も同じ家庭菜園で新たにスイカ4個が食べられていた跡が見つかり、近くにフンが落ちていたことから警察はクマによる被害とみています。木ノ子地区では被害に遭った家庭菜園のすぐ近くの住宅でも、22日、クマに窓を割られる被害がありました。住人の男性によりますと、22日午前1時ごろ犬の鳴き声と窓ガラスが割れる音が聞こえ見に行ったところ、窓ガラス1枚が割られていたほか、網戸にはクマの爪で開けられたとみられる穴があったということです。被害は木ノ子地区からおよそ10キロ離れた上ノ国町の中心部でも。警察によりますと22日、住宅の裏にあったコンポストが荒らされたほか、3カ所の家庭菜園でスイカ6個、とうもろこし30本ほどがクマに食べられたとみられるということです。相次ぐ出没を受けて道は23日、上ノ国町全域にヒグマ注意報を発表し、町はあす捕獲のための箱わなを設置する方針です。
(車道でヒグマがエゾシカの首元をくわえ林の方へ引きずっていくのを視聴者が撮影:北海道)
北海道・羅臼町で生きたエゾシカを襲うクマが目撃されました。7月27日午前10時20分ごろ、羅臼町礼文町付近の国道335号線で、体長約1メートルのクマがオスのエゾシカの首元をくわえて林の方へ引きずっていくのを車に乗っていた男性が撮影しました。通報で警察も現場にかけつけ、付近で警戒活動を続けています。
(ツキノワグマ目撃で注意呼びかけ、夏祭りも中止:奈良)
26日朝、奈良県宇陀市の市道でツキノワグマ1頭が目撃され、市などが付近の道路を通行止めにして注意を呼びかけています。この影響で、27日に予定されていた地域の夏祭りが中止となりました。26日午前7時前、宇陀市の室生ダムの湖畔を通る市道で、ジョギングをしていた市の職員が、クマ1頭を目撃しました。職員が撮影した写真には、ガードレールに前足をかけるような格好のクマの姿が写っていて、専門家が写真を確認したところ、体長1.5メートルほどのツキノワグマと分かりました。目撃されたクマはガードレールを乗り越え、ダム湖のほうに向かったということで、市では、クマが目撃された道路を通行止めにするとともに、警察とともに付近のパトロールにあたっています。市によりますと、ダム湖の周辺では、これまでクマの生息が報告されていない中、24日もクマの目撃情報が3件寄せられていて、同じクマの可能性が高いとみて、注意を呼びかけています。一方、ダム湖のそばにある運動場では27日、地域の夏祭りが予定されていましたが、祭りの実行委員会は安全を確保するため、中止を決めました。
(クマ出没で27日までバーベキュー広場利用中止:新潟)
26日午前5時半ごろ、秋田県潟上市天王字江川上谷地の県道に体長約1メートルのクマ1頭がいるのを、車で走行中の秋田市の70代女性が目撃、五城目署に届け出た。署によると、女性が秋田市方向から男鹿市方向へ走行中、クマが進行方向右側から横切った。クマは県道西側の天王グリーンランド方向に去った。民家まで約70メートル。目撃場所付近には道の駅てんのう、潟上市役所などがある。道の駅内の公園を管理する潟上パークセンターは安全確保のため、27日までバーベキュー広場を利用中止にした。
(クマと貨物列車が衝突:岩手)
25日午後9時15分ごろ、青森県南部町の青い森鉄道の区間を走行中の貨物列車がクマに衝突した。この影響で、IGRいわて銀河鉄道の下り最終普通列車(盛岡発滝沢行き)が運休し、約100人に影響した。
(ジビエ処理の認証取得が伸び悩み、人手不足が壁)
シカやイノシシなど国産ジビエの人気が高まる中、取り扱う食肉処理施設を対象とした国認証の取得が伸び悩んでいる。農林水産省が肉の安全性を担保しようと2018年に認証制度を創設したが、取得したのは全国に700以上ある施設のうち31施設にとどまっている。業者側の設備投資や人手不足が壁になっており「小規模な施設で対応するのは難しい」との声が漏れる。農水省によると、ジビエ処理施設は23年度時点で全国に約770カ所ある。肉の利用量は2729トンで、16年度と比べ倍増した。農作物の鳥獣被害防止のため捕獲量が増える中、低カロリーで高タンパク質な食用肉としてファンが増加。飲食店やホテルで活用が広がるほか、ペットフード向けの需要も高まっている。ただ、認証取得は広がっていないのが実情だ。「1人でやっているような加工場では取得は難しいのではないか」と話すのは、高知県香美市で加工施設を営む橘木岳大さん(39)。狩猟から解体、加工を1人で担っており、個体ごとの流通履歴を記録する要件を満たすのが困難だという。
(食害増、鳥獣を資源に:青森)
全国でクマやシカの食害が深刻化する中、駆除された野生鳥獣の肉や皮をジビエ料理や雑貨に変える動きが県内で広がっている。従来は山に埋めたり燃やしたりして廃棄していたが、新たな地域資源として注目を集めている。2022年3月にオープンしたイタリア料理店「イルフィーロ」(弘前市)は、県内外で調達した野生鳥獣の肉を料理して提供している。狩猟免許を持つオーナーシェフの林隆寛さん(33)が腕を振るい、「天然イノシシとフォアグラのパテ」「日本鹿のグリル」など、1年を通じて3~6品のジビエ料理を取りそろえている。弘前市内にはクマやイノシシなどの大型野生鳥獣に対応するジビエの加工施設がない。そのため林さんは、津軽地方のカモは保健所の許可を得て自ら仕留め、ローストなどにしているが、それ以外は和歌山県や北海道で捕獲・処理された肉を利用している。林さんは現在、国の補助金を受けた市内初のジビエの加工施設開設に向けて土地の選定などの準備を進めている。完成すれば県内で捕獲されたクマやイノシシの肉も提供できるといい、「あくまでジビエはお酒やタバコと同じ 嗜好しこう 品。興味のある人には食べる機会を設けたい」と話す。野生鳥獣の皮をおしゃれな雑貨として売り出す例も出てきた。県内の雑貨メーカーや県産業技術センターなどが集まりスタートしたプロジェクト「青森ジビエクラフト」は23年8月から、ニホンジカの皮を使ったスマホポーチを販売している。販売元「青森ホリック」(青森市)の金子祐子代表(63)は「捨てられるだけではもったいない。商品化のサイクルをうまく確立したい」と意気込む。農林水産省によると、23年度の野生鳥獣の食害の被害額は全国で163億円。県内では同年度の被害額9161万円のうち、クマによる被害が4161万円で過去最高額を更新するなど、被害の拡大も懸念されている。政府は食害の削減や農山村地域の所得向上を目指し、ジビエの活用を促している。18年には流通するジビエの安全性を確保しようと「国産ジビエ認証制度」を制定し、今年6月時点で国内31の加工施設を認証した。今年度予算では「鳥獣被害防止総合対策交付金」として99億円を計上し、全国の加工施設の整備費などを支援している。ただ、県内のジビエ加工を巡る状況は良好とはいえない。現在、県内で実質的に稼働している加工施設は西目屋村営の「ジビエ工房白神」のみ。動物によっては肉の旬と食害が増える時期が一致しないケースもあり、無計画に利活用を進めても食害の減少につながらない可能性がある。鳥獣対策に詳しい岐阜大の鈴木正嗣教授(野生動物管理学)は「そもそも目的が食害対策なのか地域振興なのか、各事業者が目的を明確化して戦略を立てることが大事だ」と指摘する。
(ジビエ加工施設開設へ:青森)
全国でクマやシカの食害が深刻化する中、駆除された野生鳥獣の肉や皮をジビエ料理や雑貨に変える動きが県内で広がっている。従来は山に埋めたり燃やしたりして廃棄していたが、新たな地域資源として注目を集めている。2022年3月にオープンしたイタリア料理店「イルフィーロ」(弘前市)は、県内外で調達した野生鳥獣の肉を料理して提供している。狩猟免許を持つオーナーシェフの林隆寛さん(33)が腕を振るい、「天然イノシシとフォアグラのパテ」「日本鹿のグリル」など、1年を通じて3~6品のジビエ料理を取りそろえている。弘前市内にはクマやイノシシなどの大型野生鳥獣に対応するジビエの加工施設がない。そのため林さんは、津軽地方のカモは保健所の許可を得て自ら仕留め、ローストなどにしているが、それ以外は和歌山県や北海道で捕獲・処理された肉を利用している。林さんは現在、国の補助金を受けた市内初のジビエの加工施設開設に向けて土地の選定などの準備を進めている。完成すれば県内で捕獲されたクマやイノシシの肉も提供できるといい、「あくまでジビエはお酒やタバコと同じ 嗜好しこう 品。興味のある人には食べる機会を設けたい」と話す。野生鳥獣の皮をおしゃれな雑貨として売り出す例も出てきた。県内の雑貨メーカーや県産業技術センターなどが集まりスタートしたプロジェクト「青森ジビエクラフト」は23年8月から、ニホンジカの皮を使ったスマホポーチを販売している。販売元「青森ホリック」(青森市)の金子祐子代表(63)は「捨てられるだけではもったいない。商品化のサイクルをうまく確立したい」と意気込む。農林水産省によると、23年度の野生鳥獣の食害の被害額は全国で163億円。県内では同年度の被害額9161万円のうち、クマによる被害が4161万円で過去最高額を更新するなど、被害の拡大も懸念されている。政府は食害の削減や農山村地域の所得向上を目指し、ジビエの活用を促している。18年には流通するジビエの安全性を確保しようと「国産ジビエ認証制度」を制定し、今年6月時点で国内31の加工施設を認証した。今年度予算では「鳥獣被害防止総合対策交付金」として99億円を計上し、全国の加工施設の整備費などを支援している。ただ、県内のジビエ加工を巡る状況は良好とはいえない。現在、県内で実質的に稼働している加工施設は西目屋村営の「ジビエ工房白神」のみ。動物によっては肉の旬と食害が増える時期が一致しないケースもあり、無計画に利活用を進めても食害の減少につながらない可能性がある。鳥獣対策に詳しい岐阜大の鈴木正嗣教授(野生動物管理学)は「そもそも目的が食害対策なのか地域振興なのか、各事業者が目的を明確化して戦略を立てることが大事だ」と指摘する。
(鹿の革で作るキーホルダー:長野)
松塩筑猟友会は7月27日午前10時半~午後4時半、松本市神林の信州スカイパーク東管理棟2階ホールで「鹿の革のキーホルダー作り」=写真イメージ=を開催する。「未来につながるこどもワークショップ」(主催・市民タイムス)に出展しての開催で、講師は松塩筑猟友会会員と麻績村地域おこし協力隊の平林さん。所要時間は15~30分。参加無料で予約不要。「ほか、鹿の角を使ったアイテム販売や作成、熊の毛皮展示なども行います。いずれも予約不要ですので、お気軽にお立ち寄りください。このワークショップを通して、お子さんたちに山のことに興味を持っていただけたら幸いです」としている。
(ジビエのホットドックや草木染めの体験:長野)
八ヶ岳山麓の高原リゾートに地域の魅力を発信する新たな施設が完成しました。鹿肉を使った、ボリュームたっぷりのホットドックなどを提供するのは、茅野市北山の「東急リゾートタウン蓼科(たてしな)」に完成した複合施設です。一帯は別荘やホテルなどが立ち並ぶエリアで、森林の保全や自然との共生を考えながら、地域の魅力をより広く発信できる拠点を作ろうと企画されました。こだわりの雑貨や信州みやげを扱うショップ、草木染めやアロマオイル作りなどの体験ができるスペースも併設しています。
(ジビエ加工場、親子ら招き見学会:静岡)
狩猟などで捕獲した野生動物を食肉(ジビエ)に加工する処理工場が浜松市天竜区佐久間町に開設された。26日、地域外の親子連れらを招いた見学会があり、獣肉活用の意義を学んだ。施設はJR飯田線・城西駅近くにある「佐久間の星の駅 奏(かなで)」で、食堂を改装して1月に開業した。水窪町で地元産品などを扱う「碧(あおい)」と地元の猟師が運営し、狩猟者から搬入を受け入れ、食肉は自社で販売するほか小売店などに出荷する。これまで近隣に加工場がなく、動物を捕獲しても肉は自家消費するしかない場合が多かった。この日は明石石油(中央区)などの社員・家族37人がシカの解体作業を見学した。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、28日午前5時10分ごろ、仙台市太白区茂庭合ノ沢南にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
丸森町によると、27日、丸森町砂ノ入にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
栗原市によると、26日午前8時55分ごろ、栗原市築館下高森下にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
栗原市によると、25日午後5時ごろ、栗原市鶯沢袋千刈田にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
栗原市によると、25日午後3時30分ごろ、栗原市鶯沢南郷中日照にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、25日午前10時10分ごろ、仙台市太白区秋保町境野峠下にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
栗原市によると、25日午後3時ごろ、栗原市志波姫八樟新田にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、25日午前7時50分ごろ、仙台市青葉区折立3丁目にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、25日午前4時40分ごろ、仙台市泉区明通4丁目にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、24日午後4時30分ごろ、仙台市青葉区芋沢権現森山にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、24日午後4時ごろ、仙台市青葉区上愛子芦見にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
富谷市によると、25日午前11時ごろ、富谷市石積刈又前にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
丸森町によると、25日午前7時40分ごろ、丸森町舘矢間山田小原瀬西にクマが出没しました。
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7/24
(被害減らぬ地域で行政に募る不満:栃木)
行政に通報しても捕獲につながるわけではない。聞き取りに時間がかかるだけ――。クマの目撃が相次ぐ栃木県の那須地域では、住民の間で行政対応に対する不信感がくすぶる中、実際に人が襲われる事案が相次ぎ、地域は緊張に包まれている。県警によると、今年4月から6月までの間に寄せられたクマの目撃情報は60件に上り、過去最多だった昨年度の件数に迫っている。人とクマの距離が縮まる中、現場を歩いた。6月30日、那須塩原市埼玉で近くに住む農業の男性(73)がクマに襲われた。現場はJR黒磯駅から3キロほどの住宅地で田んぼや畑のほか、商店や小学校などもある。午前6時半ごろ、水田の水量を確認しに行った男性は、黒い犬のような動物が走り回っているのを目撃した。よく見ると犬ではなく、体長1・5メートルほどのクマだった。近所の自治会長宅で警察に通報したが、水田に戻ろうとしたところで再びクマに遭遇した。クマは最初に自治会長に向かったが、自治会長が軽トラックの荷台に逃げ込むと標的を変え、男性に向かってきた。目が合った瞬間、男性に覆いかぶさり、ツメなどで頭部を攻撃。男性は後頭部に35針を縫う重傷を負った。男性が辛くも屋内に逃げ込むと、クマは網戸に体当たりして去って行ったという。このクマはまだ捕獲されていない。男性は「あっという間の出来事だった。命があったのは奇跡だと思う」と振り返り「子どもが被害に遭うかもしれない。早く捕まえないと安心できない」と話す。襲撃現場近くの同市立埼玉小ではクマの出没を受け、保護者による児童の送迎を実施。その後、クマの目撃情報がなかったため、7月11日に終了した。那須地域では、6月末から7月初めにかけ、この男性のほか立て続けに2人がクマに襲われ、重軽傷を負う事態となった。7月6日には、同市上塩原の塩原温泉郷近くの山あいで無職の君島宏さん(85)が被害に遭った。午前5時半ごろ、自宅の裏山で、日課のレンギョウの剪定(せんてい)作業中に背後からクマに襲われた。君島さんは「お尻に鋭い痛みを感じて振り向くと1メートルほどのクマがいた」と振り返る。とっさに「コラ――」と大声で叫ぶとクマは逃げていった。ヘルメットと厚手のズボンを着用していたことが幸いし軽症だったが、感染症予防で病院で消毒と抗生物質の投与を受けている。クマ被害の相次ぐ状況を受け同市では、市町村の判断による「有害鳥獣捕獲許可」の発行を検討している。ただ、同市ネイチャーポジティブ課の担当者は「わな設置により、クマをおびき寄せることになる」と慎重な姿勢を見せている。一方で、地元住民の間では行政対応に対する不満も募っている。那須地域には、夏休みに多くの親子連れやキャンプ客が訪れるため、被害者が増えることが危惧される。君島さんは「『クマを見た』と通報しても、行政はパトロールをするだけで意味がない。通報するのは観光客ばかりで、地域住民は聞き取りに時間をとられるだけで通報するだけ無駄だと諦めている」と眉をひそめる。君島さんによればかつてはクマは森の中で、サクランボやタケノコを食べる程度だったが、近年はトウモロコシ畑を荒らし、生ごみをあさる姿が目撃されている。わなにかかったシカがクマに襲われた痕跡を見たこともある。君島さんは「今年はついに人を襲うようになった。クマも人を恐れなくなっている。行政は現実を直視し、猟友会が即時対応できる法整備を急ぐべきだ」と強く訴える。県自然環境課は「クマは行動が読めない。一番重要なのは出合わないこと。もし出合ってしまったら走らずに、ゆっくりと離れて身を守ってほしい」と注意を呼びかけている。
(猟友会幹部に聞く「アーバン・ベア」の理由と対策:栃木)
那須塩原市内で6月末から7月初旬にかけ、人がクマに襲われて負傷する被害が3件相次いだ。このうち1件は民家や学校が集まる同市埼玉(さきたま)の市街地が現場となり、県内では市街地でのクマによる人身被害は初めてだった。全国的にも人里近くに出没し、人を怖がらない「アーバン・ベア」が問題になっている。県猟友会那須北支部の小川次男(おがわつぎお)支部長(81)にクマの生態や市街地に出没する理由、効果的な対策などを聞いた。 -埼玉でのクマによる人身被害をどう受け止めるか。「いつ、どこでクマが出没してもおかしくない時代になったということ。自然災害と同じで防ぐのが難しいので、常に『まさか』を考えて行動することが大切だと考えている」。-クマが市街地など人里近くに出没する理由は。「クマの個体数が増えてブナやミズナラ、コナラの実など本来のエサが減ったため、麓まで下りてきているのではないか。人里の食べ物の味を学習した個体が定着することもあるのではないかと思う。クマによるものと思われるトウモロコシの食害が実際に市内で確認されている。繁殖期は雄グマの行動範囲が広くなって子グマを襲うこともあるため、母グマは雄が近くにいると子グマを連れて逃げる。気が立っていて行動範囲が広くなる」
(担当者なら知っておきたい ニホンザル対策の基本と実践:岐阜)
ニホンザル被害は農業だけでなく、住宅地への侵入や人への威嚇行動など生活にも深刻な被害を及ぼしており、さらに人身被害に発展するおそれもあります。効果的な対策には、地域と行政の体制づくりと防除対策・環境整備・捕獲を一体的に実施することが重要ですが、断片的な対応により効果が上がらない事例がみられます。そこで、ニホンザル管理の専門家を招き、地域レベルでの対策を学び考えるシンポジウムを開催します。
(AIカメラでクマを検知、防災行政無線の自動放送:富山)
クマによる被害を防ごうと、富山市ではAIカメラでクマを検知し、防災行政無線の自動放送を行う全国初のシステムの実証実験がきょう始まりました。富山市の熊野川の河川敷にはAIシステムとつながったカメラが8台設置されています。きょうの実証実験ではクマの剥製が使用されました。AIがクマと判断した場合、防災行政無線に情報が送られ、自動的に放送される仕組みです。AIカメラと防災行政無線が連動するシステムの運用は全国で初めてです。防災行政無線「試験地域のカメラにクマが検知されました。まだ周囲にひそんでいる可能性があります」。カメラがクマを検知してからおよそ3分で防災行政無線から自動音声が流れました。あわせて地元住民や市の職員などに自動でメールが送信されるということです。 富山市 中島光輝森林政策課長 「今まではクマが出たら、現地確認を必ず行ったうえで放送を流すなりマスコミに情報を流すなりしていたんですけども、カメラの性能を生かしまして、瞬時にクマだと注意喚起が行えると考えております」。熊野地区では2019年に7頭のクマが駆除されるなどクマの出没が多い地域です。地元の防犯組合もこのシステムに期待を寄せています。熊野校下防犯組合連合会 堀江貞夫会長「情報としてリアルタイムに流れるというのが一番。時間差があると動物も動きますし危険の周知の徹底しにくくなる。文明の利器を利用して危険を知らせるというのは今後もどんどん開発して進めていってもらいたいと思います。できればうちらが出なくてもいいような体制を作っていただきたい」。防災行政無線と連動するAIカメラは、今後、富山市では大沢野地域にも5台設置される予定で、山田地域での設置も検討されています。
(住宅街にいるクマ、警察などが麻酔銃で対応し捕獲を試みる:山形)
住宅街に入り込んだクマの画像がこれです。住宅の敷地内、家のそばを歩いていることがわかります。山形市の住宅街でクマが目撃され、その後、落合町の住宅敷地にクマがいることが確認された問題で、現場では麻酔銃を使用し対応にあたっていることがわかりました。クマに麻酔銃が当たったという情報もあり、今後のクマの動きが注目されています。クマは、きょう午前9時前、山形市長町一丁目の万歳橋から東に200メートルほど行ったところで最初に目撃されました。現場は馬見ヶ崎川が流れていて、最初に目撃された場所は、近くに山形済生病院などがある住宅街です。その後、午後1時15分ごろには、クマが最初の目撃場所からほど近い住宅の敷地内にいると通報がありました。その後に目撃されたのは午後4時半ごろで、警察官が住宅街を移動しているクマを目撃したということです。警察がドローンを使い上空から捜索を行い、クマは落合町の民家の敷地にいることが確認されていました。冒頭のクマの画像は、ドローンでとらえたものです。これまでに人的・物的被害は確認されていません。
(クマ、鶏45羽襲う:青森)
青森県黒石市は23日、同市沖浦権現平の養鶏場で、鶏45羽がツキノワグマに襲われて死ぬ被害に遭ったと発表した。
(「クマが“犬かき”で海を泳ぐ」:岩手)
海を泳ぐクマの姿を捉えた映像が岩手県大船渡市で撮影された。4本の足を使い“犬かき”のような泳ぎ方で海を進む姿が話題となっている。専門家は「珍しいことではない」と説明する一方で、「夏はクマにとって最もエサが少ない時期」と警鐘を鳴らす。岩手県内の2025年のクマ出没件数は2024年を上回り、学校や住宅地への侵入や人身被害も増加。夏季の食料不足が行動範囲を広げる背景にあるという。大船渡市三陸町扇洞漁港付近で7月2日午後1時頃、海を泳ぐクマの姿が撮影された。映像には4本の足を使い、まるで犬かきのような泳ぎ方でクマが海を進む様子が映っている。撮影者に気づいたのか、カメラの方向に目を向ける場面もあった。この珍しい光景について、野生動物の生態に詳しい森林総合研究所東北支所の大西尚樹さんは「クマが泳ぐのはそんなに珍しいことではない。たぶん森林の方から来て何か目的があって泳いでいたと思う」と説明する。大西さんによれば、夏はクマにとって最もエサが少ない時期だという。「普段は標高の高い所にいるけれど夏だけ降りてくる個体もいる」と季節的な行動パターンを解説する。6月27日には北上市の専大北上高校の防犯カメラが、敷地内に侵入するクマの姿を捉えた。道路を渡って校門から入り、自転車置き場付近をゆっくり進み、グラウンド付近を駆け抜けて姿を消した。この映像を見た大西さんは「おびえている様子も特に感じないので、ちょっと慣れてしまっているかもしれない」と分析する。人里に近づくクマが増えている現状が浮き彫りになっている。2025年4月から6月までの出没件数は1562件で、2024年を123件も上回っている状況だ。県内のクマによる人身被害も増加傾向にある。7月に入り北上市和賀町山口では、住宅の居間でクマに襲われた81歳の女性の死亡が確認されるなど、2025年度の人身被害は7月20日時点で12人に達している。これは前年の同時期と比べて6人も多い数字だ。大西さんは人が住む地域の近くにいるクマは深夜に活動する傾向が強いと指摘し、具体的な注意点を2つ挙げている。「まず音を出す。こちらの存在に気付いてもらう、クマの方が耳がいいので」と話し、朝の散歩などの際にはクマ鈴やラジオを使い音を出しながら行動してほしいとしている。また「ごみは朝出しましょう。夜の間に出してしまうとその臭いで町内自体に呼び寄せてしまう」とごみの出し方にも注意を促している。クマによる被害を防ぐためには、私たち一人一人の心がけが何より重要だ。この夏、クマとの不幸な遭遇を避けるため、専門家のアドバイスを心に留めておきたい。
(家庭菜園のスイカ17個を食い荒らし、住宅の窓ガラスも破壊:北海道)
北海道南部の上ノ国町で、22日からクマによる農作物などへの被害が相次いでいます。23日午前7時前、上ノ国町木ノ子の住宅裏の家庭菜園でスイカ4個が食い荒らされているのを住人が発見しました。食い荒らされたスイカのすぐ近くには、クマのものとみられるフンが…この家庭菜園では、22日もクマがスイカ約13個を食い荒らしていました。さらに別の場所でも被害が…22日午前4時半ごろには住宅の窓枠が壊され、ガラスが割られていました。クマによる被害とみられています。相次ぐ被害を受け、北海道は上ノ国町全域にヒグマ注意報を出し警戒を呼びかけています。
(高校生の農業クラブ県大会:長野)
農業を学ぶ高校生が研究成果を披露する学校農業クラブ県大会で、害獣として捕獲されたニホンジカの肉を加工して6次産業化に取り組む上伊那農業高(南箕輪村)畜産班が優勝し、来月の北信越大会に駒を進めた。生徒たちは市内の新山地区で捕獲されたシカを校内の食肉処理施設で解体し、特製のつけ込み液で味付けして燻製(くんせい)にしたジャーキー「でぃあでぃあ」を販売するなど活動。味付けに使うさんしょうなどの栽培も自ら手がける。年間、数頭から10頭程度のシカを加工し、地域の祭りなどで販売する。顧問の境久雄教諭は、獣害を減らすには「継続しておいしく食べてもらうことが大事」と力を込める。
(焼肉店で、ワンちゃんと同伴すると「エゾシカの骨」をプレゼント:北海道)
岩井畜産は7月21日~9月30日の期間、同社の運営する焼き肉店「楽しい煉屋」(北海道滝川市)において、テラス席にて愛犬を同伴して食事をした人を対象に、エゾシカの骨をプレゼントしている。
(クマ出没:宮城)
栗原市によると、23日夜、栗原市若柳川北境田にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、22日午後5時45分ごろ、仙台市太白区秋保町境野七森にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、23日午後0時ごろ、仙台市青葉区芋沢横向山にクマが出没しました。
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7/23
(原因不明のサギ大量死104羽:富山)
富山市中心部の観光名所・富山城址公園をすみかとしているサギが、相次いで死んでいる。市によると、先月下旬から約100羽の死骸が見つかった。一度にこれほど大量に死ぬのは珍しく、市の要請を受けた環境省が原因の調査を始めた。サギは堀沿いのマツやサクラの上に営巣していた。6月28日、巡回していた業者が堀で2羽の死骸を発見。その後も次々と死骸が見つかり、死んだサギは今月18日までに104羽に上る。環境省が実施した鳥インフルエンザ検査は陰性で、同省は別の検査を行っている。市公園緑地課によると、公園では先月23~27日に6本のマツを伐採し、堀の水を入れ替える作業を行った。2日ほどかけて水を抜き、藻の発生を防ぐ薬品も入れたが、これらが大量死に関係しているかは不明だ。公園では3年前からサギが増え、今春には約100羽の営巣が確認されていた。千葉県我孫子市鳥の博物館の脇水徳之学芸員によると、野鳥の大量死では、台風の後に小型の鳥が低体温で死んだり、海鳥が強風で海に落ちて溺死したりするケースはあるが、「これほど多くのサギが死ぬのは異例」とする。暑さとの関係を指摘する声もあるが、「サギだけがまとまって死ぬことは考えにくい」とし、「解剖や生理学的な試験をもとに死因を究明することが重要だ」と話している。
(ブナの実2年ぶり「大凶作」の予測:山形)
クマの食料となるブナの実について、林野庁東北森林管理局は、ことし秋の実りが2年ぶりに「大凶作」になるという予測を発表しました。県は、クマが食料を求めて人の暮らす地域に現れる可能性が高まるとして警戒を呼びかけています。東北森林管理局は、クマの好物の一つであるブナの実の実りを予測するため、毎年、ブナの開花状況を調べていて、ことし県内では21か所で調査を行いました。調査では、花がまったく付いていなかった地点が17か所、ごくわずかに付いていた地点が3か所、木の全体にたくさんついていた地点が1か所でした。このため県内のブナの実の実りは2年ぶりに、4段階で最も悪い「大凶作」と予測しています。県は今月、クマの目撃が相次いだとして「クマ出没警報」を発令していますが、今回の予測を受けて今後、クマが食料を求めて人の暮らす地域に現れる可能性が高まるとして警戒を呼びかけています。
(猟銃や箱わなの有効性は?)
ここ数日、北海道福島町でクマの目撃が相次いでいる。7月12日午前3時には、新聞配達員の男性が襲われ死亡した。 そこで今回は、札幌市のヒグマ防除隊隊長の玉木康雄さんに話を伺う。―箱わなも仕掛けたということだが、猟銃を使った駆除は難しいのだろうか。「ニュースの映像でしか地域の地形がわかりませんが、非常に平らな場所である場合、銃を撃ったときに銃弾が止まるような場所がないというのは、引き金を引くときにためらわれる要因の一つと思われます」「そういった場合に我々がよくやるのは角度をつけて打つ、要するに上の方から、例えば建物の2階ですとか、そういった角度をつけて射撃することはできないわけではないと思います。 ただ、今の法律の中でそれを行う場合は、警察官職務執行法などの特殊な法律を使い、地元のハンターや行政、警察との連携をとらないと、そこまでの手段というのはなかなか難しいと思います」。―一発で仕留めなければならない難しさもあると聞いたが。「クマは非常にタフな動物。心臓や肺、 いわゆるバイタルパートという部分を打ち抜いても、反撃する能力を身に宿したまま藪の中に潜んでしまう」「最終的に絶命したとしても、しばらくの間その近辺に近寄ることができない。場合によっては致命傷と思われた傷さえも克服して、逃げ延びることもあり得る」「例えば札幌市内でどうしても任務として捕獲しなくてはならない案件の場合、確実に仕留められる、バイタルパートと脊椎を同時に貫通できるような非常に難易度の高い射撃が求められる。住宅街が周りにあるという地形では、当然地元のハンターの方も相当神経を使って発砲しなくてはならない。難易度は高いかなと思います」。―6人のハンターがいま現地に入っているという話だが、クマを狙うにあたって発砲ができる条件には、どういう組み合わせが考えられるか。「まずはハンターの連携ですね。例えば非常に命中精度の高い技量を持ったハンターでも、100%というのは難しい。そして2番目の射手の方との連携がちゃんと取れているかなど、たくさんの条件をクリアしなくてはならない。地元の方々や猟友会の方々は一生懸命頑張ってらっしゃると思いますが、条件をそろえるのは難しい。周りの方々のご協力もきっと必要かと思いますので、お願いしたいと思います」。―猟銃を使わず、箱わなで捕まえるのが現段階でベターな方策だと考えられるか。「そう思います。難易度の高い射撃よりも、今回の場合は箱わなに入ってくれることをまずは祈りたい。 そのためには、とにかく誘因物を他に出さないこと。また、襲われないようになるべく出歩かない」「そうはいっても、日常生活は営まなければならない。地域で協力しながら、車で移動したり出歩く時間を考えたりしていただければと思います」。―福島町は山に近い場所だが、ハンターの方は山に行って探すことはあるか。「もちろんです。山に行って捜索することもあります。ただ、今回は複数の目撃がある。いまは繁殖期で雄が行動範囲を広げているので、複数目撃されたうちの一頭が、全く別の個体の可能性もある。それらの特定もできない中で、地元の方々は非常に難しい判断をしている」。
(大繁殖「キョン」、駆除最前線ルポ:千葉)
千葉県南部で大繁殖し、農作物に被害をもたらしているシカ科の特定外来生物「キョン」。県が封じ込めに本腰を入れ、捕獲頭数は着実に増えているが、生息数の増加には歯止めがかかっていない。県内のキョンは勝浦市の観光施設から野生化したとみられ、特に県南部での生息密度が濃い。そんな地域で外来種と格闘する駆除の最前線に同行した。キョンは体高50センチほどの草食獣で、本来の生息地は中国南東部や台湾。繁殖力が強く、県の推計(中央値)によると、平成18年に1万1800頭だった生息数は、令和4年度には約7万1500頭に急増。生息域を拡大し、農業被害も増加している。さらなる拡大を防ぐためにも、駆除現場は全力を挙げている。記者が同行したのは、御宿町で「オンジュクジビエラボラトリー」としてキョンの駆除作業をしている宮嵜勢太郎さん(40)。埼玉からの移住者で、ジビエや革製品の材料としてキョンを活用している。7月6日の朝、JR御宿駅で宮嵜さんと待ち合わせ、作業道具を積んだ軽トラックに乗せてもらい、10分ほどで未舗装の林道に入った。宮嵜さんは林道脇に前日までに「くくり罠(わな)」18個、「箱罠」7個の計25個の罠を設置。この日、掛かったキョンを回収する作業に同行させてくれた。同町ではキョン1頭の駆除に7000円が支払われる。1人が仕掛けられる罠は30個が上限だという。小川などが脇に流れ、樹木がうっそうと茂る林道は高温多湿。宮嵜さんと、ぬかるむ側面や斜面に仕掛けた罠を見回る。主に仕掛けるくくり罠は、キョンが踏む底面と、それに反応してバネで引っ張りキョンの足をくくる部分で構成。体重40~50キロを超えるイノシシは足1本に10キロ以上の重量が掛かるが、キョンの体重は6~8キロ。足1本当たりにかかる重量はわずか2キロで、その上に動きも素早い。罠には少ない重さでも一瞬で反応する性能が求められる。市販で5千円程度のものがあるが、宮嵜さんら猟師は、それぞれのノウハウを生かし、少しでも性能を上げるための独自の罠を作り上げているという。くくり罠はキョンの思考を想像して仕掛ける。罠を確実に踏んでもらうため、急坂の獣道を選び、キョンが好む餌を仕掛けることも多い。木の葉などで罠を覆い隠し、前後左右に折れた枝を置く。宮嵜さんは「坂道だと前方の臭いを嗅ぎながら下りられない。また人間と同じで、歩くときにわざわざ枝を踏みたがらない。枝をまたいだ先に罠が待っているように仕掛ける」という。数日捕獲できないと、こまめに設置場所を移動する繰り返しだ。残念ながら、この日仕掛けた罠25個に「当たり」はなし。この数なら2日に1日は捕獲できるという。帰路につく際、軽トラを折り返す作業で車がぬかるみにはまって動かなくなってしまった。助けに来てくれた別の猟師に収穫がなかったことを話すと「死んでいるけどさっき取れて、私の車の荷台にあるよ」との一言が。推定で死後半日ほどで、御宿で罠にかかったキョンと対面することができた。キョンとの果てしない戦い。宮嵜さんは「猟師一人一人の作業では駆除に限界があり、撲滅するのは難しい。どの程度の柵の高さなら農業被害が防げるかなど、当事者や捕獲従事者と行政・研究機関が官民一体となって科学的根拠を示していけたら」と訴えていた。
(クマの猛攻撃「うつぶせ」防御に驚きのエビデンス)
今年はクマによる被害が急増している。7月に入り、北海道と岩手県で計2人が亡くなった。秋田大学の医師グループらがクマに対する「防御姿勢」の有効性を科学的に確認した。「朝、出勤すると、すでに2人が救急外来に搬送されていて、治療を受けていました。受傷者は目をそむけたくなるほど、凄惨な状態でした」クマに襲われてできる傷、いわゆる「クマ外傷」の凄まじさについて、治療にあたった整形外科の石垣佑樹医師(現秋田大学大学院・整形外科学講座)はこう話す。「頭の皮がめくれ上がり、頭蓋骨が見えていた。顔面がえぐられて骨折し、眼球が飛び出ている人もいた」2023年10月19日。北秋田市の中心部にクマが現れ、早朝から夕方にかけて、次々と6人を襲った事件。石垣医師が患者の生命を維持するための措置を施していると、さらに3人の受傷者が運び込まれた。北秋田市民病院の救急外来は騒然とした。重傷者は秋田市内の高度救命救急病院に転院搬送された。秋田大学医学部附属病院の土田英臣医師は、クマが人を殴打するように攻撃するパワーの凄まじさを、こう語る。「車同士の衝突事故で顔面を強打したときなどでなければ生じない、『高エネルギー外傷』と呼ばれる所見です」。23年、同病院に搬送されたクマによる外傷患者20人のうち、顔面を負傷した人は9割を占めた。目や鼻を中心に攻撃され、眼球破裂で失明した人が3人、鼻が完全にとれてしまった人も1人いた。クマが人の頭部を狙う、というデータはほかにもある。NPO日本ツキノワグマ研究所の米田一彦所長は、クマの生息する府県で発生した事故を明治中期の1897年から2016年まで調査した(狩猟中の事故などを除く)。全1993件、2255人の被害者の損傷部位の割合は、頭部44%、手腕部25%、足部12%。23年度は、頭部44%、手腕部34%、足部7%だった。「明治期から現在まで傾向に大きな違いはなく、クマは主に人の頭を攻撃するとみられる」と、米田さんは話す。米田さんは研究を重ね、10年ほど前から、こう訴え続けてきた。「クマに遭遇した場合、立った状態で攻撃を受けるのが最も危険。ただちに腹ばいに伏せて顔を地面につけ、両腕と手で頭部や首筋を守ってください。致命的なダメージを防ぐことが重要です」(米田さん)。4年前に改訂された環境省の「クマ類の出没対応マニュアル」にも、うつぶせになって頭部を守れ、と記述されるようになった。クマ外傷は深刻だ。どうすれば、被害を最小限に防ぐことができるのか――。石垣医師は冒頭の事件の受傷者6人の中に、クマから執拗に攻撃されながらも、重傷を免れた人がいることに気づいた。そして、環境省のマニュアルにも記されている「うつ伏せによる防御姿勢が有効なのか、検証しようと考えた」という。被害者の一人は、「ほぼうつぶせの姿勢で、クマの致命的な攻撃をかわしていた」(石垣医師)。石垣医師は、「同様のケースがあるのでは」と、20年度から4年間に秋田県内でクマに襲われて医療機関を受診した人のカルテ情報を収集し、解析した。23年度に同県内で発生したクマによる人身事故は62件、70人。このうち、うつぶせによる防御姿勢をとったのは7人(10%)で、その7人の中に重傷者はいなかった。「手で覆いきれなかった頭頂部を爪で引っかかれたり、腕をかまれたりした傷はありましたが、致命的となる首や顔面の受傷はなかった」(同)。頭を覆っていた指や手の切断もなかった。つまり、「うつぶせ」は防御姿勢として有効だということだ。実はこれまで、「防御姿勢」の有効性について、科学的なエビデンスはなかった。SNS上では「机上の空論」「うつぶせになって顔や頭を守っても食われるだけ」「攻撃こそ最大の防御!」と、防御姿勢を疑問視するコメントも少なくなかった。石垣医師は言う。「今回の研究結果を示せたことで、防御姿勢の信頼性が高まった。市街地での人身事故で重傷化を防ぐことは可能だと思います」。最近、クマによる人身被害が特に多いのが岩手県だ。今年度は12人(7月4日時点)が襲われ、昨年度1年間の10人をすでに上回った。冬眠明けの春先は山での事故が多かったが、6月以降は人里でクマと遭遇するケース、いわゆる「アーバンベア」による被害が増えている。クマは目の前に立ちはだかったものを排除しようとする性質があるという。市街地でクマを見たら、「瞬時に車内や建物内に逃げ込んでください」と、前出の米田さんはアドバイスする。もしくは物陰に身を隠して、じっとしている。電信柱や木立のような、全身は隠れないものでも効果があるという。「クマは目が悪い。頭と胴、手足があることで、相手が人間だと認識する。じっとしていることが大切で、手足をばたつかせては意味がありません」(米田さん)。唐突に至近距離で出合ってしまえば、身を隠す間もない。そんな時は、うつぶせになって、防御姿勢をとることだ。「防災というより、減災の考え方です。被害を最小限にして、救助を求めることが大切です」(同)。
(東日本に迫るマダニ感染症、シカやイノシシ以外にアライグマも媒介しているかも?)
近年、西日本を中心に報告されてきたマダニ媒介感染症が、東日本でも広がりを見せています。特に、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の感染が神奈川県で初めて確認され、静岡県でも日本紅斑熱とともに過去最多の報告数を記録しました。この感染拡大の背景には、これまで農山村地域に生息していたマダニが、人間の生活圏に入り込んできていることが挙げられます。そして、その一因として、外来種であるアライグマがマダニを市街地へ運び込んでいる可能性が指摘されています。近年、日本各地でマダニ媒介感染症の報告が増加し、その脅威が身近なものとなっています。マダニは草むらや森林だけでなく、公園や庭など身近な場所にも生息しています。「幼虫」→「若虫」→「成虫」と成長し、小さな幼虫や若虫もウイルスを保有する可能性があり、見過ごされがちですが、どの段階でも感染源となりえます。春から秋にかけて活発になり、人間だけでなく、ペットや野生動物にも寄生して広範囲に移動します。最近、マダニ媒介感染症で注目されているのは、外来種であるアライグマの存在です。アライグマは、都市部や住宅地周辺に出没することが増えており、その体に付着したマダニを人里に持ち込む「運び屋」の役割を果たす可能性が指摘されています。このアライグマの活動が、これまで農山村地域に多かったマダニやそれに伴う感染症を、私たちの生活圏へと近づけていると考えられます。マダニ媒介感染症を防ぐ上で、最も重要なのは「マダニに刺されないこと」です。草むらに入る際は長袖・長ズボンを着用し、虫よけ剤を使いましょう。帰宅後は体をよく洗い、ペットも確認してください。もし刺されたら、無理に取らず病院を受診してください。
(温暖化でシカ増加→食害で土砂災害)
温暖化の影響で山にシカが増え、草木を食い荒らした結果、土砂災害が頻発する――。一部の科学研究は温暖化が予想外の災害を引き起こしている可能性を指摘する。二酸化炭素(CO2)などの排出で温暖化を招いた人類は、夏の酷暑や集中豪雨に続く自然界の新たな「しっぺ返し」に直面しているという。人類の活動は想像以上に広い範囲にわたる影響を自然に及ぼしているのかもしれない。滋賀・岐阜の両県にまたがる伊吹山は日本百名山の1つだ。この山では24年7月1日、梅雨前線の停滞で大雨が降り土石流が発生した。続いて15日、25日にも土石流が起きた。土石流は山や谷の土砂が大雨や長雨で水と混ざり、一気に下流へ流れる現象だ。その速さは時速20~40キロメートルに達し、家屋や畑などを一瞬で破壊する。伊吹山で短期間に土石流が相次いだ原因を探ると、豪雨と並ぶ「犯人」が見えてきた――動物園などでつぶらな瞳が人気を集めるシカだ。岐阜県と岐阜大学が共同で設置する岐阜県野生動物管理推進センターの調査によると、伊吹山の周辺には22年6月時点で1平方キロメートルあたり32~61頭のニホンジカが生息している。これは適正な生息密度(約3~5頭)の約6~20倍に達する。まるで多くの住人が暮らす都市部のように、シカが集まって暮らしている。伊吹山は希少な高山植物の宝庫だ。他では見られない固有種のコイブキアザミやルリトラノオをはじめとする約600種の多様な植物が分布し、山頂の周辺は国が天然記念物に指定している。だが、10年代から草木を食い荒らすニホンジカの食害が目立ち始めた。20年以降には中腹や山頂で植物が減り、山肌が露出した。伊吹山がそびえる滋賀県米原市は、シカの食害が土石流を招いた一因だと分析している。山が本来持つ地面に降った雨水などを地中にためる「保水力」が、植物が減って損なわれたためだという。林野庁などによると、森林では地面に降った雨水の流れを樹木や草が阻み、地中に浸透させる。そのため森林は降水の多くを一時的にためる「天然のダム」と呼ばれる。ニホンジカは草食で、1日あたり3~5キログラムもの植物を食べるとされる。シカが草木を食い荒らすと、土の表面が露出する。すると山の保水力は失われ、水は地中に浸透せずに一気に下流に流れる。伊吹山では水が周辺の砂利や土砂を巻き込んで土石流が発生した可能性がある。では、なぜ伊吹山には多くのニホンジカが生息しているのか。一部の科学研究はその原因を人間が作った可能性があると指摘する。人類が引き起こした温暖化などの影響で、野生動物が生息域を広げている――。東京農工大学の小池伸介教授らは4月、温暖化と人間の活動範囲の変化がニホンジカを含む野生動物の増加につながったとする研究結果を発表した。英科学誌「コミュニケーションズ・アースアンドエンバイロメント」に論文を掲載した。1978~2017年のデータを基に、ニホンジカなどの6種の野生動物を調べた。日本列島を5キロメートル四方ごとに分析すると、標高が高い場所などに生息域が広がっていた。特にニホンジカは2倍以上に拡大した。小池教授は「温暖化でシカが冬を越しやすくなったことが要因だ」と話す。冬の寒さが和らいだためだ。さらに降雪量の総量が減り、餌が少ない1~3月にも草木が雪に埋もれずに食べやすくなった。伊吹山でもこうした環境の変化でニホンジカが増えた可能性がある。シカが貴重な植生を損ない、土石流まで招くとしたらどう対処すればいいのか。小池教授は「シカの生息数を適正に維持しつつ、生存する範囲を分けるのが重要だ」と指摘する。実は「厄介者」のニホンジカも人間の都合に翻弄された歴史を持つ。戦前から乱獲で個体数が減り、終戦直後には全国で1000頭以下まで減少したとされる。危機感を抱いた政府や自治体は保護に力を入れた。子どもを産む雌の狩猟を禁止し、一部の県では雄も含めて禁猟した。すると生息数は1970年代に回復に転じた。ところが80年代以降には数が増え、農作物や草木を食い荒らす被害が目立ち始めた。環境省や農林水産省は、わなの設置によるシカの捕獲などに力を注いでいる。狩猟と保護政策、そして温暖化――。わずか100年ほどの間にニホンジカは人間に振り回されてきた。現在では人間を襲う土石流をシカが招く恐れが出ている。人類が自然界の「しっぺ返し」を避けるためには、自らの行いが生態系に及ぼす影響を注意深く探る必要がある。
(狩猟の世界、魅力発信:福島)
狩猟の魅力や情報を発信する「ふくしま狩猟ワールド2025」が20日、いわき市のいわき産業創造館で開かれ、参加者がハンターの世界に興味を深めた。県の主催。新規狩猟者増を目的に、本年度2回目の開催。県によると、県内の狩猟者登録数は減少傾向で高齢化も進んでいる。東京電力福島第1原発事故の影響で避難指示などが出された地域は特に担い手が不足しているという。茨城県の猟師でユーチューバーでもあるNozomi(のぞみ)さんが「狩猟生活の理想と現実~それでも狩猟って楽しい!」と題して講演した。Nozomiさんは捕獲したイノシシなどの解体の過程、調理法などを紹介した。Nozomiさんは狩猟から得た学びにも触れ「自分の力で解体する作業などを通して、畜産家らの努力や命のありがたみを感じた」と話した。会場ではイノシシやシカを使ったジビエ料理の試食、模擬銃やわなの展示などが行われた。狩猟ワールドは8月23日に郡山市でも開かれる。
(ハンターの後継者不足解消へ、狩猟体験会:兵庫)
イノシシなど農作物などに被害を及ぼす有害鳥獣を捕獲するハンターの担い手を増やそうと、18歳以上の三木市民を対象とした狩猟体験会が開かれました。18歳以上の三木市民を対象としたこの体験会は狩猟の魅力を知り、有害鳥獣を捕獲するハンターの活動に興味を持ってもらおうと県立総合射撃場を運営する野生鳥獣対策連携センターと三木市などが企画しました。兵庫県三木市では10年ほど前からイノシシやアライグマが農作物を食べたり踏み荒らすなどといった被害が深刻化していて市内の猟友会に所属するおよそ120人のハンターが捕獲活動に取り組んでいます。この日は43人の市民が参加し、ハンターの指導を受けながら、模擬銃を使ったシミュレーターでクレー射撃を体験。また捕獲で使用するわなの見学の他、鹿肉のバーベキューなどのジビエ料理を試食しました。ハンターとして活動するにはライフル銃やわなを扱うための狩猟免許の取得し、猟友会に所属する必要がありますが、現在、三木市内で活動するハンターは60代から70代が多く高齢化が進んでいるということです。三木市は今後もPRなどを行い、狩猟の担い手を増やしていきたいとしています。
(蚊取り線香ならぬ「獣よけ線香」)
「獣よけ線香」。今回はAmazonで専用のケースとセットになっているものを購入し、価格は商品代の1649円と送料の460円を合わせた2109円だった。分厚い蚊取り線香のような形をした獣よけ線香が合計10巻、金属でできたケース。獣よけ線香には唐辛子の成分が入っていて、嗅覚の鋭い動物たちにとってはかなり嫌な香りがするらしい。数日間にわたって獣よけ線香を使い続けてみたのだが、その間は一切畑が荒らされることがなかった。これはしっかり効果があると言っていいのではないだろうか。獣よけ線香、すごい……!
(獣害対策用特殊樹脂ネット「イノシカスライダー」発売:東京)
前田工繊は、獣害対策用特殊樹脂ネット「イノシカスライダー」を発売する。同社は、1972年の設立以来、インフラの整備・維持に携わる会社として、土木資材の製造・販売ならびに各種繊維を原料とした産業資材および不織布の製造・加工・販売を行うことで業容を拡大してきた。「イノシカスライダー」は、独自の特殊成型技術により、高い表面滑性を実現した樹脂ネット。鹿や猪は移動に適した硬い蹄を持つが、「イノシカスライダー」の滑りやすい表面形状により、蹄を持つ偶蹄目動物の侵入を抑制することができる(忌避原理:①イノシカスライダーに足を乗せる、②滑るので進めない、③あきらめて引き返す)。軽量で柔軟性がある樹脂ネットは、製品をアンカーで地面に固定するだけで施工完了。設置場所に合わせてカットもしやすく、構造物まわりの調整も簡単だ。また、獣害対策用製品に多い簡易フェンスでは、積雪などの外的要因で変形する恐れもある。従来のフェンスや電気柵と異なり、「イノシカスライダー」は積雪や落石にも強く、変形しにくい構造であるため、設置後の維持管理が容易となる。「イノシカスライダー」は、現場の状況や獣害の課題に応じて柔軟に活用できる。特に傾斜地で効果が期待できる。また、鹿や猪が現地に自生する草木を食べてしまうことで、草木が葉や根を張ることによる土壌保持力がなくなり、雨水で土壌が流れやすくなると、土砂崩れなどの災害を招く。「イノシカスライダー」は、法面緑化に影響を及ぼす獣害から植生を保護し、強く安定した土壌づくりに貢献する。
(83歳狩猟歴60年、クマ駆除500頭:宮城)
宮城県蔵王町鳥獣被害対策実施隊の佐藤秀一さん(83)=同町遠刈田温泉=が駆除したクマの頭数が今月、500頭になった。有害鳥獣の駆除を目的とした同隊(52人)最年長で、狩猟歴60年のベテラン。
(「防獣ネットはりました」イノシシの巣発見で緊急対策)
タレントの磯野貴理子さんが自身のインスタグラムを更新。「きり田んぼ便り3」を投稿し、田んぼでの最新の活動を報告しました。磯野さんは、「きり田んぼ便り3」と題し、「防獣ネットはりました」と報告。防獣ネットを張るきっかけになったのが、「きり田んぼのすぐ近くにあったイノシシの巣 (周辺の草を倒して産床をつくります)」とイノシシの巣の写真と共にイノシシの習性について説明しました。田んぼの管理では栄養面にも配慮しており、「発酵鶏糞をまきました、リン酸や窒素などが苗の栄養になります」と投稿。こうした有機肥料の活用は、稲の健全な成長を促す取り組みの一環とみられます。田んぼ周辺の自然環境についても触れられています。キジのつがいに出会ったエピソードや、作業前に出会ったツバメについても「暑そうだったな」と記しており、農作業の合間に自然を観察する余裕も持っている様子がうかがえます。この投稿に、「猪の巣が近くにあったんですね」「お米は収穫するまで、大変ですよね」「キジのつがい、可愛いですね」「イノシシの巣!?はじめて見ました!!」などの声が寄せられています。
(サルが車のサイドミラー持ち『サル』:京都)
宇治田原町では以前よりサルによる農作物への被害も起きていて20年ほど前から「サルパトロール」を行っています。【宇治田原町の担当者】「今まではそういった(サイドミラーの)被害はなくて本当にサルがやったのかなと、どうやってできるのかと。最終的には追い払いをすることによって里に出てこなくなるようにするのが目的」。そこで取材班はサルパトロールに密着。隊員の三好さんが持つのはサルのおおまかな位置が分かる受信機。町は1匹のサルに発信機を装着。サルは集団行動をするため、その位置から近くに群れがいることが分かるといいます。そしてサルを発見したら、人のいる場所や畑に近づかないようエアガンでの威嚇射撃や爆竹などの音で追い払います。パトロールに同行すると、サルを見つけました!目の前に現れた多くのサル。さらにパトロールを続けるとまたまた受信機が反応!この日はサイドミラーや農作物への被害は確認できませんでしたが、取材を続けていると目に入ってきたのが…町のあちらこちらにミラーとみられるものの破片が落ちていました。もしかするとこれもサルの仕業なのでしょうか。そもそもなぜサルがミラーを狙うのか。ヒントを得ようと取材班は福知山市にある動物園を訪れました。およそ40年間ニホンザルを飼育してきた園長なら何か知っているのでは?【三段池ラビハウス動物園 二本松俊邦園長】「初めて聞きました。鏡に写ってる自分は絶対認識できないので、そこにサルがおると思うんですね」。園長によるとサルは鏡に写る姿を見て別のサルがいると認識。敵が攻めてきたと思いミラーを攻撃したのではと推測します。また被害の多く出ている軽トラックは、エンジンを切る際、自動でサイドミラーが閉じないタイプが多いことから、『狙われやすい』と分析します。では、飼育施設に鏡を設置するとサルはどのような反応をするのか、緊急調査しました。そして設置からわずか1分。「すでに1匹覗きにきていますね。次々とサルがミラーを覗きにきています。警戒しているようです。どんどんサルが集まってきました」。鏡にうつる姿にざわつくサルたち…。およそ5分後。【二本松園長】「騒ぎ出しましたね」。サルたちは、パニック。メスや子ザルたちは遠くから見守ります。鏡をおいていたおよそ1時間にわたってサルの威嚇は繰り返されました。(Q:宇治田原町では何が起きている?)【二本松園長】「びっくりして叩いたら折れて、やっつけたつもりで。叩いたらこのサルはいないようになるということで、潰すのが癖になったんでしょうね。当分やるでしょうね」。ミラーにカバーをしても、取って持っていくサルがいるということで、"人間のエリア"と"サルが生活するエリア"を分けることしか対策がないというのが現状だそうです。
(クマ出没:宮城)
白石市によると、23日、白石市福岡深谷二ノ萱にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
栗原市によると、23日午後0時20分ごろ、栗原市金成片馬合長泥にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、22日午後8時30分ごろ、仙台市泉区福岡岳山にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、22日午後8時10分ごろ、仙台市青葉区新川佐手山にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
涌谷町によると、22日、涌谷町関谷沖名にクマとみられる動物が出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、22日午後0時ごろ、仙台市青葉区大倉斎野神にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、22日午前5時30分ごろ、仙台市青葉区芋沢大勝草中にクマが出没しました。
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(70代男性がクマに襲われる、農作業中に頭をひっかかれ病院搬送:秋田)
21日午前4時55分頃、秋田県北秋田市坊沢で同市の70歳代男性がクマに襲われたと、男性の息子から119番があった。男性は頭をひっかかれ、けがを負い、市内の病院に搬送された。命に別条はないという。北秋田署などによると、男性は畑で農作業中に襲われた。その後、クマは現場からいなくなったという。
(山の中の市道でクマに襲われ、65歳の男性軽いけが:山形)
山形県米沢市で18日朝、山の中の市道を散歩していた65歳の男性がクマに襲われ、足首に軽いけがをしました。警察によりますと、18日午前5時半ごろ、米沢市赤芝町にある愛宕山の市道で散歩をしていた65歳の男性がクマに襲われ、足首をかまれました。男性は足首に軽いけがをして、自力で病院まで移動して手当てを受けたということです。警察によりますと、男性は、親子とみられるクマ2頭が道路脇の茂みから突然出てきて対峙(たいじ)する形になり、体長1メートルほどの親とみられるクマにかみつかれたということです。これまでに男性を襲ったクマは見つかっておらず、警察は現場近くのパトロールを強化したほか愛宕山への入山を控えるよう呼びかけています。また、山の入り口には「熊に注意」という看板が設置されたということです。山形県は、クマの目撃情報が相次いでいるとして、7月3日に「クマ出没警報」を出して、山に入る際は、ラジオや鈴などの音が出る物を身につけて自分の存在を知らせるほか、クマが出没することが多い早朝や夜間の外出は特に注意するなど対策の徹底を呼びかけています。
(飛び出してきたシカをよけようと、バイクの19歳男性が転倒:兵庫)
19日午前1時ごろ、兵庫県香美町香住区土生の国道178号で、バイクを運転していた豊岡市の男性会社員(19)が、沿道の斜面から飛び出してきたシカ1匹をよけようとして転倒し、左腕骨折の重傷を負った。県警美方署によると、男性は知人と出かけたツーリングの帰りだったという。現場は兵庫県豊岡市へ抜ける土生トンネルの入り口から約200メートル手前の緩やかな坂道。
(クマと車衝突:秋田)
17日午後3時半ごろ、秋田市手形からみでんの市道で秋田市の60代女性が運転する乗用車とクマが衝突した。女性にけがはなかった。現場は秋田高校や旭川小学校に近く、周辺の警戒のため、一時的に下校を見合わせた生徒や児童もいた。秋田東署によると、現場はからみでん交差点から旭川橋の間にある市道。女性が手形田中方向から外旭川方向へ走行中、右側から飛び出してきた体長約1メートルのクマとぶつかった。クマはその後、飛び出してきた方向に戻ったという。
(クレーンゲームの景品に殺傷能力、”おもちゃの拳銃”約1万6000丁)
おもちゃとして、クレーンゲームの景品となっていた商品が拳銃と同等の殺傷能力を持っていることがわかりました。警察庁によりますと、新たに確認されたのは「リアルギミックミニリボルバー」という商品で、中国で製造されて輸入されていました。本体と弾はプラスチック製ですが、実弾が発射できる構造で、銃刀法で所持が規制されている拳銃と同等の殺傷能力が確認されたということです。輸入元の会社からおよそ1万5800丁が31道府県の78企業に卸されていて、主にゲームセンターのクレーンゲームの景品になっていたということです。このような商品を所持したり販売したりすることは銃刀法で禁じられています。所持している場合は、速やかに最寄りの警察署まで届けるよう警察庁が呼びかけていて、これまでに全国でおよそ450丁が回収されたということです。おもちゃを称した違法な商品はほかにも少なくとも16種類が確認されていて、警察庁が購入しないよう求めています。
(東京海上日動、クマ出没に「緊急銃猟」保険)
東京海上日動火災保険は、自治体向けに「緊急銃猟時補償費用保険」の提供を開始する。クマなどの危険鳥獣に対する「緊急銃猟」に伴う損失補償費用をカバーする保険。保険開始時期は9月1日以降を予定する。2025年4月に「鳥獣保護管理法」の改正により新設された「緊急銃猟制度」に対応したもので、ヒグマ・ツキノワグマ・イノシシの出没による人的被害の深刻化を受けて整備された。緊急銃猟は、住宅地などの日常生活圏に侵入した危険鳥獣に対し、自治体の判断で対処できる制度。住民の安全確保を前提に、自治体が主体となり銃猟を指示・実行できる。緊急銃猟は、自治体職員以外のハンターなどに委託が可能だが、責任は自治体が負うこととされている。「緊急銃猟時補償費用保険」では、銃猟の実施に伴い発生する第三者の財物損害などに対して、自治体が行なう損失補償に要する費用を最大3,000万円まで補償する。環境省が策定したガイドラインに基づき、跳弾や弾丸の貫通による建物損壊といった損失が対象。保険料は、前年度の危険鳥獣の出没件数に応じて自治体ごとに算出される。人身事故については国家賠償法により対応されるケースが想定されているため、本保険の対象外となる。2023年度は全国で198件の危険鳥獣による人身被害は219人が負傷、6人が死亡するなど過去最多を記録した。
(ヒグマ駆除後に役場に電話相次ぐ、猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘:北海道)
7月12日未明、北海道福島町で「男性がクマに襲われた」という通報があり、警察などが付近を捜索。新聞配達を行っていた52歳の男性が倒れているのが発見され、その場で死亡が確認された。この事態を受けて福島町役場は、同日中に福島町一円にヒグマ警報を発令。《ヒグマは、生ゴミ等に誘引され市街地に出没している可能性が高くなっております。(中略)ヒグマと遭遇する機会を減らすため、夕方から早朝までの時間帯の外出を自粛されますようお願いいたします》と呼びかける事態となっていた。北海道猟友会で松前・福島地域の担当者が地域のクマ事情を明かす。「2年くらい前ですかね、大千軒岳という山がありまして、大学生がヒグマに襲われて死亡する事故がありました。それ以降も、山すそや住宅地での目撃情報はあったものの、街中を悠々と歩いてるっていうのは、これまであまりなかったと思います」事態が動いたのは18日午前3時半のこと。福島町の住宅街にある藪の中で、ハンターによってヒグマ1頭が駆除された。駆除されたヒグマの体長は208cm、体重218kgで、8歳から9歳と推定されており、男性を襲った個体とは別の個体と見られている。クマの駆除をめぐる問題といえば、2023年の秋田県美郷町の事案が記憶に新しい。当時を知る全国紙記者が振り返る。「秋田県美郷町の畳店にクマの親子3頭が侵入。捕獲された後、猟友会によって駆除されました。地元住民などからは『安心した』などと声が上がる一方、役場には『駆除しないでほしい』などの抗議の電話が殺到。多くが県外からの電話でした。なかには『クマを殺すならお前も死んでしまえ』などの過激な電話もあり、秋田県知事が『これに付き合っていると仕事ができません。業務妨害です』と言及する事態になっていました」。今回も駆除に踏み切ったことで、福島町役場にも苦情電話が殺到している状況だ。取材に応じた福島町役場の職員が明かす。「今朝からですね、ひっきりなしに電話がかかってきています。20件くらいでしょうか(11時取材時点)。『クマを殺すな』という感じで動物愛護団体の方からや、個人の方などさまざまですね。こちらとしては『はい』『はい』とお話しをお聞きして対応している形です。強い口調で、『クマがいる土地に人間が住んでるような形なので、それでクマを殺すのはどうなのか』などとおっしゃる方もいらっしゃいました」。前出・猟友会の担当者は野生クマが人里に降りてくるという流れは止まらないのではと危惧する。「最近の傾向として、クマがシカの肉をよく食べているんですよ。大雪で餌がなくて死んでしまったシカや、ハンターさんが獲ったあとに残された個体……クマは、そういったものを食べているわけですね。それで、だんだんと肉食に慣れてきている、そんな印象です。ですから、やはり基本に立ち返って、クマを人里に呼び寄せない取り組みが本当に大事になってきます。ゴミをゴミステーションに早めに出さないとか、クマの餌になりそうなものを長い時間、外に置かないとか、そういった対策の徹底が求められるということですね」。「市街地にクマは出ない」という一般論は通用しなくなってきているのかもしれない。
(襲撃クマ、人のごみ食べる「成功体験」重ね行動範囲拡大か:北海道)
「われわれの想定を超えている」。ヒグマが人間の生活圏に繰り返し侵入した異例の事態に、北海道福島町の鳴海清春町長は驚きを隠さなかった。駆除されたヒグマは12日に新聞配達員を襲撃した後も住宅地に現れ、町を混乱させた。専門家は、この個体が人の出すごみを食べる「成功体験」を重ね、徐々に行動範囲を人里まで広げたと分析し「全国どこでも起こり得る問題だ」と警告する。襲撃現場近くでは7月に入り、ヒグマがごみを漁った痕跡が複数回確認され、事故後もスーパーや住宅のごみ置き場が荒らされた。クマの生態に詳しい酪農学園大の佐藤喜和教授(野生動物生態学)は、問題個体が偶然人のごみを口にしたことをきっかけに、ごみへの執着を強めた可能性があると指摘した。ヒグマは一度肉の味を覚えると、肉に強い執着を示すようになることが知られている。ただ、今回の個体は男女2人を襲撃したことが判明したものの、2回の襲撃の間に4年の空白がある。
(県内初事例、SFTS発症:秋田)
マダニに刺されて感染する重症熱性血小板減少症候群=SFTSの患者が県内で初めて確認されました。県保健・疾病対策課によりますと、由利本荘保健所管内の70代の女性は6月末に39℃台の高熱や血小板減少などの症状が出て7月11日にSFTSと診断されました。県内では初めてです。SFTSはウイルスをもったマダニに刺されることによって感染する感染症で、治療が遅れると死亡する恐れもあります。女性の行動歴から、6月下旬に他県に旅行に行き、草むらを散策した際に刺されたと思われるということです。女性は入院中ですが、症状は改善しているということです。県は全国的に感染者が増加しているとして注意を呼びかけています。
(マダニ媒介感染症、60代女性が発症:神奈川)
神奈川県は17日、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を松田町の60代女性が発症し、調査の結果、自宅周辺で感染したと推定されると発表した。県内由来の初の確認事例で関東でも初。SFTSは、2013年に海外渡航歴のない感染者が山口県で初確認されて以来、西日本から徐々に感染地域が広がっており、今年4月時点のまとめで東端は静岡県だったという。女性は6月28日に発熱や下痢などの症状を訴えた後に入院し、県衛生研究所の遺伝子検査でSFTS陽性と確認された。その後、行動歴などを調査していたが、自宅周辺での畑仕事や草むしりの際にマダニにかまれたと推定されるとの結論に至ったという。県によると、重症化して死に至る例が1割以上あり、今年4月末までに国内で117人が亡くなった。松田町の女性は退院し、快方に向かっている。県は、肌を露出しない服装や、かまれた場合はマダニを無理に払おうとせずに医療機関を受診するよう呼びかけている。
(豚熱に感染した野生イノシシの確認について:群馬)
群馬県が令和元年10月1日から実施している野生イノシシの豚熱検査において、7月17日の遺伝子検査で1頭の陽性が確認されました。これにより、県内における野生イノシシでの豚熱感染確認事例は370頭目となりました。
(野生イノシシ2頭が豚熱:岡山)
岡山県は16日、総社市でそれぞれ発見された野生イノシシ2頭が家畜伝染病「豚熱(CSF)」に感染していたと発表した。県内での感染確認は55、56例目。県によると1日に道路脇の竹やぶで、6日に河川敷で、いずれも死んでいる個体が見つかった。いずれも15日に県の検査で陽性が確定。県は発見場所から半径10キロ圏内を感染確認区域に指定し、狩猟者に対して捕獲した野生イノシシの流通自粛を求めている。
(駆除のクマ、男性襲った個体とDNA型一致:北海道)
北海道は19日、渡島管内福島町で18日に駆除されたヒグマのDNA型を分析した結果、同町内で12日に襲われて死亡した男性の衣服から採取したクマの体毛のDNA型と一致したと発表した。道によると、このDNA型は2021年に同町内で女性を襲って死亡させた個体とも一致し、道は同一個体が2人を死亡させたと断定。道内で1頭のクマにより複数人の死者が出た事故は49年前の1976年以来となる。
(4日前からつけ狙っていたか、男性が母親に相談:北海道)
7月12日に北海道福島町でクマに襲われ死亡した新聞配達員の佐藤研樹さんに関し、新たな事実がわかりました。佐藤さんをよく知る人物の証言です。「仕事に行くときにクマを目撃して怖いという話を3回ぐらい聞いた。目をつけられていたのか」(亡くなった佐藤さんを知る人)。佐藤さんは襲われる4日ほど前から頻繁にクマと遭遇し、身の危険を感じていたというのです。さらに。「事件の前日、母親に『ナイフ持って行った方がいいかな?』と話したらしい。すごく神経質できちんとしている人だから、クマが怖いというのと、新聞を配達しなければいけないという思いがあったようだ」(亡くなった佐藤さんを知る人)。恐怖を感じながら、強い責任感で新聞配達を続けた佐藤さん。息子を亡くした佐藤さんの母親は、UHBの取材に対して「新聞配達の仕事の時間を遅らせてもよかったのではないか。痛くて、苦しかったと思う。かわいそうでならない」と胸の内を語りました。佐藤さんを襲ったクマは、18日未明にハンターにより駆除されました。しかし、このクマには恐ろしい前歴が。4年前にも人を襲っていたことがわかったのです。2021年7月、福島町で77歳の女性がクマに襲われて死亡しました。当時、町民の間には衝撃が走りました。DNA鑑定の結果、このクマと佐藤さんを襲って死亡させたクマの型が一致したのです。なぜ4年の空白を経て、再び人を襲ったのでしょうか。ウシ66頭を襲ったヒグマ「OSO18」特別対策班のリーダーを務めた藤本靖さんは。「クマの方が強いと思ってしまうと同じような襲撃を繰り返す傾向は強い。たまたま(4年間)機会がなくて大事に至らなかった」(南知床・ヒグマ情報センター 藤本靖さん)福島町に出されていた「ヒグマ警報」は解除されました。しかし。福島町では21日も、一部の公共施設の営業を中止するなど警戒が続いています。町ではクマが侵入するのを防ぐために電気柵を設置しました。山と市街地を分断するよう、距離は約1.5kmに及びます。また、監視カメラを設置するなど対策を強化しています。なぜ、福島町でクマによる被害が続くのでしょうか。クマの生態に詳しい、北海道大学大学院の坪田敏男教授は。「北海道南部は北海道全域の中でもクマの密度の高い場所のひとつ。何回も人里に出てきてしまうと、通常の状態とは違うので攻撃を仕掛けてくることも十分ある」(北海道大学大学院獣医学研究院 坪田敏男教授)。市街地への出没を防ぐためには何に気をつけたらいいのでしょうか。「残飯や生ごみを口にさせないのが一番大事。やぶ払いや草刈りをして、オープンな場所を作るのも有効」(坪田教授)。手を緩めることのない対策の継続が望まれています。
(クマ出没の国内女子ツアー54H短縮で無観客開催へ:宮城)
国内女子ツアー「明治安田レディスゴルフトーナメント」を主催する日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は、あす2日目(18日)に第1ラウンドを開始し、54ホールの短縮競技として開催することを発表した。無観客で実施する。16日(水)にコース内でクマが発見されたことで初日(17日)の競技を中止とし、安全確保と対応策の検討を進めていた。この日は午前9時30分頃から富谷市職員4人、猟友会3人、地元警察2人がコースを巡回。協議の結果、1日遅れでの開催を決めた。猟友会がゴルフ場および周辺を調査した結果、クマの足跡は若干あるものの居住性は認められず、現在コース内にクマがいることは極めて低いと判断。開催を決めた一方で、できる限りの安全対策をとって開催することが望ましい、と加えている。
(ヒグマ対策で木の伐採:北海道)
北海道福島町では、ヒグマによる犠牲者が出た後もゴミ置き場が荒らされるなど、市街地への出没が続いていることを受けて、ヒグマが実を好んで食べる木を伐採するなどの対策が進められています。このうち、今月14日にヒグマに荒らされたとみられる、福島町三岳にあるゴミ置き場から400メートルほど離れた住宅の近くでは、17日、町から要請を受けた地元の建設会社の担当者たちがヒグマがエサとして好むクルミの木を伐採しました。また、ヒグマが身を隠すことがないよう町内の空き地などで背丈の伸びた草を刈り取る作業も行われました。作業にあたった60代の男性は「クルミの実を狙ってクマが山から下りてくるので要請があれば早めに撤去しています。今回のヒグマ被害を受けて伐採の依頼が数多くきています」と話していました。また、町は17日も、防災行政無線で住民に向けて「クマを寄せつける恐れのあるゴミは事前に出さず、回収日の当日に出すようお願いします」と、改めて協力と警戒を呼びかけました。
(全員軽傷の“防御姿勢”)
連日、クマが出没しています。遭遇しても全員、軽傷で済んだ身を守る方法を医師が発表しました。クマに襲われた湊屋啓二さん「クマに襲われて、このまま死ぬんだなと思って覚悟した。そのくらい攻撃すごい」。おととし10月、自宅の車庫の扉を開けたところクマと遭遇し、襲われた男性。頭蓋骨が見えるほどの深い傷を負ったほか、耳たぶをかみちぎられましたが、九死に一生を得ました。クマに襲われた湊屋啓二さん「顔に徹底して襲ってくるので、反対向けて必死になってブロックしていたが、ここをかまれて、この間からも耳かみちぎられて」。海道、東北、中部地方などで相次ぐクマによる被害。亡くなるケースも発生していることから、各地で注意が呼び掛けられています。 被害が多い秋田県でクマ被害の救命処置・治療経験が豊富な医師が「クマ遭遇時の防御姿勢」について論文発表しました。秋田大学大学院 石垣佑樹医師「防御姿勢を取れた人、全員が重傷化を防いでいた」。クマの攻撃から全員、重傷化を防ぐことができたという、その“防御姿勢”とは…。秋田大学大学院 石垣佑樹医師「寝そべって、地面に伏す。頭と顔面、頸部(けいぶ)を腕で守り、腹側を守るような姿勢が正しい防御姿勢」。石垣医師によりますと、おととしクマに襲われた秋田県内の被害者70人のうち、うつぶせになって頭や顔を守るなど防御姿勢を取れたのは7人で全員、軽傷でした。秋田大学大学院 石垣佑樹医師「実際に防御姿勢を取ることで重傷化を防げた可能性がある」。なぜこの姿勢だと、重傷化しないのでしょうか。秋田大学大学院 石垣佑樹医師「(背中は)骨や筋肉もあり、大きな血管もあまりないので、重傷化しにくいのでは」。
(マダニが媒介する感染症「日本紅斑熱」の患者が過去最多の16人に:静岡)
マダニが媒介する感染症「日本紅斑熱」の患者が、2025年に入り過去最多の16人となりました。静岡県は注意を呼び掛けています。静岡県によりますと日本紅斑熱の感染が確認されたのは、熱海保健所管内に住む70代の女性と、神奈川県内在住の70代の女性です。いずれもマダニにかまれて感染したとみられ、容体は快方に向かっているということです。日本紅斑熱の患者は2025年にはいり過去最多の16人となっています。また、東部保健所管内では、2人がマダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)と診断されました。県は草むらや畑に入る際は肌を露出しないようにするなど注意を呼び掛けています。
(シカの農作物被害額530万円余、捕獲対策強化へ:群馬)
南牧村で昨年度、確認されたシカによる農作物の被害額は530万円余りにのぼり、前の年度と比べて8倍余りに急増したことがわかりました。村は、捕獲対策を強化することにしています。南牧村によりますと、昨年度、村内で確認されたシカによる農作物の被害額はおよそ535万円で、前の年度と比べて8.5倍に急増しました。村は、野生動物が畑に侵入するのを防ぐ柵やネットなどの購入費用の4分の3、最大7万5000円を補助する取り組みを行っていて、昨年度は住民7人が利用しています。一方、シカがこうしたネットを乗り越えて畑に侵入する被害も確認されています。南牧村で、およそ80品目の花を育てる農家の岩井麻希さんです。3年前、新たに開墾した畑の土を消毒するために地面に張っていたビニールが、侵入してきたシカに破られました。当時、畑の周囲には、柵やネットを張り巡らせていましたが、シカはそれらを乗り越えて入ってきたとみられるということです。岩井さんは「最近は人間を怖がらないシカが増えていて、対策が難しい。対策に追われないような環境になってほしい」と話しています。こうした状況を受けて、村では、猟友会と連携してシカの捕獲を強化しています。昨年度は、あわせて414頭のシカを処分したということです。ただ、猟友会に捕獲の奨励金としてシカ1頭につき1万円を支払っているほか、「わな代」や追い払うための「花火代」など予算上の負担が大きくなっているということです。南牧村振興整備課は「シカの個体数が増えていて、今年度も被害が報告されるなど対応に苦慮している。被害を未然に防ぐため猟友会と連携し、積極的に捕獲していきたい」と話しています。南牧村では、捕獲されたシカの肉を有効活用しようと、食用肉に加工処理する施設が新たに開設し、今月から稼働を始めました。新たな加工処理施設は「ナンモクジビエ」で、去年まで村の地域おこし協力隊の隊員だった、宮崎大輔さんと妻のテオドーラさんが運営しています。狩猟免許を持つ宮崎さんは、隊員として、シカなどの野生動物の駆除を行ってきましたが、十分に活用されず処分されるシカ肉を地域の資源に転換したいと考え、村の補助金を活用して施設を作りました。今月から、県の許可を得て、村内で捕獲されたシカを加工して出荷できるようになり、2人はペット用のジャーキーとスティックを作っています。近く、村内の道の駅で販売を始める予定で、年内には、人が食べられる商品の販売も計画しています。宮崎大輔さんは「シカが全面的に悪いわけではないので、活用せずに処理することに胸を痛めてきた。今後はシカを、村の魅力を発信する貴重な地域資源に育てていきたい」と話しています。また、テオドーラさんは「知り合いの飼い犬に試食してもらったところ、食いつきもよく、自信作となりました。衛生面に非常に気を遣って作っているので、大事なペットの安全なおやつとしてぜひ手に取ってほしい」と話していました。
(市街地で人を襲うクマをどうするか、「森に返せばいい」は通用しない)
岩手県北上市和賀町の民家の居間でクマに襲われた高齢女性(81)が死亡していたのが発見された事件は7月4日の早朝のことだった。あれからわずか1週間でクマによる第二の死亡事件が起きてしまった。12日午前2時49分ごろ、北海道福島町三岳の住民から「新聞配達員がクマに襲われ、引きずられていった」と110番通報があり、捜索の結果、午前4時41分に草藪の中で男性の遺体が発見された。全身に爪痕、そして腹部を中心に噛まれた痕があったという。男性は毎朝、自転車で新聞配達をしていた。現場は福島町役場から北に700メートルほどの市街地で、小学校やグループホームも徒歩圏内にある。山中ではなく住宅街での襲撃という事実が、事態の深刻さを際立たせていると言えるだろう。目撃者は「叫び声が聞こえた後、玄関を開けたら、目の前でクマが人に覆いかぶさるようにしていた」と証言している。クマはその後、男性を草むらに引きずり込んだ。警察は、クマの特定と駆除に向けた捜索を続けている。また道は、12日から1カ月間にわたり、福島町全域に「ヒグマ警報」を発出した。2022年5月に注意報や警報の制度ができて以来、「警報」の発出は初めてのこと。まさに異常事態と言っていい。今回の福島町のケースは、ヒグマによるものと見られている。一方、岩手の女性が襲われた事件は、ツキノワグマの仕業とされていた。現場付近では罠が設置され、7月11日、ツキノワグマ1頭が駆除された。現在、DNA鑑定で事件への関与が調べられている。同じクマでも北海道に生息するヒグマと本州に生息するツキノワグマでは凶暴性が全く違う。もちろん、ヒグマのほうがツキノワグマよりも遥かに凶暴とされている。体格では、ヒグマは体長2~3メートル、体重200~500キロ(最大700キロ)に達する一方、ツキノワグマは体長1.5メートル、体重80~150キロ(最大200キロ)程度とされている。大きさがまるで違うのだ。過去の事例では、ツキノワグマを人が追い払ったケースも報告されているが、ヒグマによる襲撃は突発的かつ致命的なケースが多い。ウマやウシなどの大型動物を襲う例もある。北海道では、23年にも福島町の大千軒岳で登山中の大学生がヒグマに襲われ死亡している。福島町では現在、警察や消防が24時間態勢でパトロールするほか、地元の猟友会とともにクマを捜索している。クマを見つけたら駆除する方針だという。近年、クマの出没が山林を超えて住宅地にも及ぶ傾向が強まっている。環境省は、今年9月からの「改正鳥獣保護管理法の施行」を前に、「緊急銃猟ガイドライン」を公表した。そこでは、市街地でも一定の条件下で猟銃による駆除を認める方針を示している。発砲には以下の4条件すべてを満たす必要がある。1. クマなどの危険動物が生活圏に侵入しているい。2. 人への危害防止の緊急性があるい。3. 他の手段での捕獲が困難であるい。4. 発砲によって人への危険がない。しかし、これで人間に危害を及ぼす恐れのあるクマの駆除ができるかといえば、事はそう簡単にはいきそうもない。ハンターの高齢化や人手不足、自治体と猟友会との連携不足に加え、動物愛護団体などからの抗議もあり、対応は容易ではないのが現実だ。23年には、秋田県でクマがスーパーに侵入し、従業員を負傷させた事例で駆除後に苦情電話が多数寄せられたことが大きな話題となったのは記憶に新しい。これに対し、佐竹敬久・秋田県知事は「毅然とした対応をとるべきだ」と述べた発言も報じられているが、同様の苦情が今後も自治体や猟友会関係者に寄せられる可能性がある。「自治体に抗議をしているのは都会に住んでクマの出現がない地域の住人が好きなことを言っているとしか思えません。もし自分が暮らす地域にクマが出たとしたら子どもを含めて家族の命を守るために必死になるのは当たり前のことです。それも市街地に出没し、民家にも侵入しているとなれば駆除するのは当然です。クマが森に住めなくなった環境は人間が作り出したという意見があるのも分かりますが、そんな程度の問題ではない。命がかかっているのですから現実を直視すべきです」(秋田県の大手紙デスク)。クマが人間の生活圏に頻繁に出没するようになった背景には、山間部の過疎化や里山の荒廃、クマの餌資源の変化など複合的な要因がある。とはいっても、人里に出没するクマを「山に返す」方法にも限界があり、安全確保と生態系保全の両立が求められている。そして、岩手、北海道で相次いで起こったクマによる被害が起こったという現実は、従来よりも踏み込んだクマ対策が必要な時期に来ていることを示唆していると言えるだろう。「クマが人を襲うのは山菜採りなどで偶然出会ってしまった場合に限られる」という従来の前提も、今回の福島町のような市街地での致命的な事故を受けて見直す必要があるかもしれない。共生を目指す議論は重要だが、現実には人的被害が明確に発生しており、命を守る対応の優先度が問われている。地域住民の不安にどう応えるか、科学的データに基づく冷静なリスク評価と、持続可能な管理体制の構築が急務だ。
(昨年度の野生動物の農作物被害額が増加、捕獲頭数は最多:大分)
イノシシやシカなどといった野生動物による農作物の被害額は、県内では昨年度、およそ1億5700万円で、前の年度を上回りました。一方で、捕獲頭数は8万6000頭余りと、こちらは過去最多となりました。県によりますと、県内で昨年度、イノシシやシカなどの野生動物による農作物の被害額はおよそ1億5700万円で、前の年度に比べて1600万円ほど増加しました。地域別では、竹田市や豊後大野市を管轄する豊肥振興局管内が4669万円で最も多く、次いで日田市などを管轄する西部振興局管内が3044万円、大分市や由布市などを管轄する中部振興局管内が2697万円などでした。鳥獣別では、イノシシが9618万円、シカが3653万円など、この2種類で全体の84%を占めました。一方、イノシシの捕獲頭数が4万4000頭余りと前の年度の1.6倍になるなど、有害鳥獣の捕獲頭数は県内全域で8万6000頭余りと過去最多となりました。県では、今年度から、農業系の学科で学ぶ高校生や大学生を対象に、セミナーや狩猟体験ツアーを開くなどして、狩猟者の確保・育成を進める取り組みや、ニホンジカの生息密度の調査に取り組んでいて、鳥獣被害を減らすための対策を今後も強化していきたいとしています。
(シカの農作物被害額530万円余、捕獲対策強化へ:北海道)
南牧村で昨年度、確認されたシカによる農作物の被害額は530万円余りにのぼり、前の年度と比べて8倍余りに急増したことがわかりました。村は、捕獲対策を強化することにしています。南牧村によりますと、昨年度、村内で確認されたシカによる農作物の被害額はおよそ535万円で、前の年度と比べて8.5倍に急増しました。村は、野生動物が畑に侵入するのを防ぐ柵やネットなどの購入費用の4分の3、最大7万5000円を補助する取り組みを行っていて、昨年度は住民7人が利用しています。一方、シカがこうしたネットを乗り越えて畑に侵入する被害も確認されています。南牧村で、およそ80品目の花を育てる農家の岩井麻希さんです。3年前、新たに開墾した畑の土を消毒するために地面に張っていたビニールが、侵入してきたシカに破られました。当時、畑の周囲には、柵やネットを張り巡らせていましたが、シカはそれらを乗り越えて入ってきたとみられるということです。岩井さんは「最近は人間を怖がらないシカが増えていて、対策が難しい。対策に追われないような環境になってほしい」と話しています。こうした状況を受けて、村では、猟友会と連携してシカの捕獲を強化しています。昨年度は、あわせて414頭のシカを処分したということです。ただ、猟友会に捕獲の奨励金としてシカ1頭につき1万円を支払っているほか、「わな代」や追い払うための「花火代」など予算上の負担が大きくなっているということです。南牧村振興整備課は「シカの個体数が増えていて、今年度も被害が報告されるなど対応に苦慮している。被害を未然に防ぐため猟友会と連携し、積極的に捕獲していきたい」と話しています。南牧村では、捕獲されたシカの肉を有効活用しようと、食用肉に加工処理する施設が新たに開設し、今月から稼働を始めました。新たな加工処理施設は「ナンモクジビエ」で、去年まで村の地域おこし協力隊の隊員だった、宮崎大輔さんと妻のテオドーラさんが運営しています。狩猟免許を持つ宮崎さんは、隊員として、シカなどの野生動物の駆除を行ってきましたが、十分に活用されず処分されるシカ肉を地域の資源に転換したいと考え、村の補助金を活用して施設を作りました。今月から、県の許可を得て、村内で捕獲されたシカを加工して出荷できるようになり、2人はペット用のジャーキーとスティックを作っています。近く、村内の道の駅で販売を始める予定で、年内には、人が食べられる商品の販売も計画しています。宮崎大輔さんは「シカが全面的に悪いわけではないので、活用せずに処理することに胸を痛めてきた。今後はシカを、村の魅力を発信する貴重な地域資源に育てていきたい」と話しています。また、テオドーラさんは「知り合いの飼い犬に試食してもらったところ、食いつきもよく、自信作となりました。衛生面に非常に気を遣って作っているので、大事なペットの安全なおやつとしてぜひ手に取ってほしい」と話していました。
(全国で相次ぐクマ被害、遭遇しやすい時間帯と場所は)
全国各地で相次ぐクマによる被害。きのう15日は奈良県でも高齢女性が襲われました。クマによる事故を防ぐために注意する時間帯や場所について、日本ツキノワグマ研究所の米田一彦理事長に聞きました。きのう15日朝5時ごろ、奈良県五條市で80代の女性が自宅の敷地内でクマに襲われ、顔にけがをしました。命に別状はありませんでしたが、逃げたクマはまだ捕獲されていません。今月の近畿と徳島のクマの目撃情報をみると、京都が最も多く96件、兵庫が13件、滋賀が7件、奈良が6件、和歌山が5件、大阪と徳島が1件となっています。日本ツキノワグマ研究所の米田一彦理事長によると、これからは都市部でも注意が必要になります。今年はどこでクマが出没してもおかしくない状況で、特に奈良県は今後も注意してほしいと呼びかけています。背景には、奈良県に隣接する三重県ではツキノワグマを“保護の対象”としていることがあります。クマを捕獲した際は人里から離れた場所に放しているので、自然と生息数は増え、被害も増えることが予想されるということです。クマに遭遇しないための対策はーー。米田さんによると、特に薄暗い朝や夕方はクマと遭遇しやすいです。犬の散歩中に襲われるケースもあります。クマも人を避けるように生活しているので、突然人と出会ってしまうと驚いて何らかの反応を示す可能性があるということです。注意が必要な場所は、山際や川沿い。クマとの遭遇事故のピークは交尾期の6月が多く、7~8月は減少傾向となります。10月に入ると、木の実などを食べに出てくる可能性が高まるので注意が必要だということです。
(“市街地にヒグマ出没”の想定で警察や猟友会が訓練:北海道)
クマの出没が相次ぐなか、北海道豊頃町では、市街地にヒグマが現れた想定で警察や猟友会が訓練を行いました。訓練には、警察官や猟友会のメンバー、それに町の職員など20人あまりが参加しました。参加者たちは、まず、ヒグマが河川敷から市街地に向かっているという通報を受けてそのクマの大きさや数などの情報を共有しました。そして、クマにふんした人が市街地に現れると、猟銃の使用が可能な場所か確認し駆除するまでの一連の流れを確認しました。クマの出没が相次ぐ中、市町村の判断で特例的に市街地での猟銃の使用を可能とすることなどを盛り込んだ改正鳥獣保護管理法がことし4月、成立しています。北海道警察本部によりますと、ことしにはいって先月末までに、クマに関連する目撃情報は1275件と、去年の同じ時期と比べて83件増えています。池田警察署の安田雅智副署長は、「訓練を通じて自治体や猟友会と連携を深めて住民の安全を守るように努めていきたい。もしクマを見かけたら決して近づかず110番通報をしてほしい」と話していました。
(クマ出没を想定した対処訓練を実施:北海道)
北海道内でヒグマの出没が相次ぎ、道南の福島町では犠牲者も出るなか、十勝の芽室町ではクマの出没を想定した訓練が行われました。この訓練は芽室町役場をはじめ地元猟友会や警察などが合同で実施したものです。町内のコミュニティセンター付近を徘徊するクマが発見されたとの想定で行われました。道内で深刻なクマ被害が生じていることを受け、参加者は真剣に訓練にのぞみ、出没した際の避難方法や、通報態勢の確認、ハンターが駆除するまでの手順などをひとつひとつ確認しました。
(ヒグマ駆除!市街地で銃を撃つ難しさを考える:田中淳夫)
北海道福島町に出没したヒグマが駆除された。新聞配達員が殺害されているため市街地ながら緊急に行われた銃猟だが、まだまだ警戒は解けない。ヒグマだけではなく、秋田県ではツキノワグマが人家の中まで押し入って住人を襲う事件も起きた。もはや山の中でクマに出くわしたとか、時折迷ったように農山村にクマが現れるのではなくなってきた。クマが積極的に市街地に出没し、人間を襲う例が増えてきたのだ。そうなると、今後は市街地におけるクマの駆除が大きな課題となる。折しも今年4月には、市町村の判断で特例的に市街地での猟銃の使用を可能とすることなどを盛り込んだ改正鳥獣保護管理法が成立し「緊急銃猟制度」ができた。これまで市街地で銃を発砲するのは基本的にNGだったからだ。だが、その内容に目を通すと、現実的ではない点もあり、運用はしばらく試行錯誤が続くのではないか。また駆除を担当するハンターも、今までにない心得や技術を要求されるだろう。そこで市街地における危険鳥獣(ここではクマとする)の駆除について考えてみたい。まずクマの駆除と言えば、通常はライフル(もしくはハーフライフル)を使用して、遠距離射撃をイメージするだろう。射程は100~400mほど。それ以上となると、命中率が落ちてしまう。ヒグマは急所に当たらなければ、撃たれてから走り出しても100mくらいは数秒で詰める。必中で臨まねば危険である。そこで複数のハンターを配置することも必要だろう。市街地に入り込んだクマを追いかけて駆除するとなると、さらに距離は短くなるのは間違いない。50m以下の可能性も高い。さらに人家や公園などの茂みに潜んでいるクマが、捜索しているハンターに突如襲いかかることも想定しなければならない。今回の福島町のケースだと、なんと5mの距離からの射撃だったという。これがどれだけ命懸けのハンティングだったのか想像できる。ちなみに市街地で使用するのは、ライフルではなく散弾銃になる可能性が高い。なぜなら近距離ではライフルより強力だからだ。散弾銃は、普通なら散弾、つまり小さな800~900粒の弾を発射する。発射後に弾が散らばるので面で対象を捉えられる。だから鳥など移動中の獲物に当てやすいので重宝されるのだ。ただし散弾ではクマなどの大型獣は仕留められない。大型獣に対しては単発のスラグ弾が使われる。弾道が安定していて、近距離ならライフルより威力がある。しかもセミオートで3連射できるものが多い。どこから襲ってくるかわからない市街地のクマに対して対応しやすいわけだ。ここで忘れてはならないのは、改正法による「緊急銃猟」が認められる条件だ。当たり前だが、人に危害が及ぶ恐れがある状態では撃てない。外れた弾、もしくは対象に当たっても貫通した弾がどこに飛ぶか、背後を確認しておかねばならない。標的の後ろに人家などがないことも重要だが、硬い岩やコンクリート、鉄骨などに当たって跳弾にならないよう、柔らかい土などによるバックストップがあるべきだ。当然ながら通行禁止などの措置をとって、人や車などが予想される弾道範囲に入ってこないようにすることも必須だろう。市街地を舞台とする銃猟は、原野や森林における銃猟と条件が大きく違ってくるのは間違いない。戦争でも野戦と市街地戦で兵士の役割は全然違い、それぞれに合わせた訓練が必要とされるが、ハンターも原野での経験だけでは難しいだろう。改正法では、駆除活動の実施者の確保について、次のような条件をあげている。・過去3年以内の大型獣の捕獲経験を有していること・1年間に2回以上の銃猟又は射撃の練習をしていること。これは結構厳しい。ハンターと言っても、いつもクマを撃っている人は少ない。大型獣にはシカも含めるのかもしれないが、原野ならライフルを使った遠距離射撃のはずだから、市街地とは条件が違う、練習にいつもスラグ弾を使うとも限らないだろう。またクマなどに対する出動は複数が基本だが、その際に経験者を十分に集められるだろうか。やはり自治体が、積極的に市街地で銃猟を行うための訓練や研修会を主催し、養成することも考えるべきではないか。さらに適任者を単に登録するだけでなく、報酬や保険などの整備も重要となるだろう。すでに「緊急銃猟時補償費用保険」を始めた会社もある。改正法では、市街地駆除を実施することの責任は市町村が持つとしているが、そのために条件を厳しくするだけではなく、適任者を養成することも考えてほしい。
(夏はクマにとって「特別な時期」だった:山形)
全国的に頻発するクマの出没や目撃。今月に入り、岩手県北上市では民家の居間に侵入したクマに住人が襲われ死亡し、北海道福島町では新聞配達をしていた男性がヒグマに襲われ死亡するなど、クマによる被害は拡大しています。ヒグマとツキノワグマで違いはあるものの、とにかく連日報告されるクマ被害。1度人を襲ったクマは人をまた襲う、人喰い熊だ、という報道もされています。私たちはどうクマと向き合っていくべきなのでしょうか。国は去年4月にクマを指定管理鳥獣に追加しました。適切な個体数まで減らすのが狙いで、各県は国の交付金を使い対策を取ることが可能になりました。こうした中、山形県でも去年の夏と、今年の冬に人的被害が出ています。冬眠しているはずの冬に襲われたのは県内初という出来事でしたが、注意すべきは本格的な夏に入る今の時期。なぜ注意が必要か、それには理由がありました。去年7月、山形県西川町で、当時73歳の男性がクマに襲われ、腕や下腹部を噛まれました。命に別状はありませんでしたが、近くでの住民からは不安の声もきかれました。警察などによりますと西川町志津で、1人でタケノコを採りに来ていた山形県川西町の73歳の男性がクマに襲われ、右腕や下腹部をかまれるケガをしました。男性は命に別状はなかったということですが、付近で宿泊施設を営む人からは不安の声がきかれました。スキー客などが宿泊する施設を営む男性「クマが登山者を襲ったということは今までなかったのよ。時たま、クマを見てきたというお客さんはいる。この頃、秋田(去年被害があった)のように頻繁に人間が襲われるということは、ちょっと考えもんだな」。クマによる人への被害の発生に、県でも警戒を強めています。おととし、山形県で捕獲されたクマの数は762頭。過去2番目の多さでした。県は、そのほとんどを捕殺せざるをえなかったとしています。おととしは目撃件数も765件と急増。その前の年は約300頭だった捕獲数が、おととしは大幅に増えていることをみても、やはり頭数は増えていると言えそうです。このように目撃件数が増えている中で、人的被害も増えていると考えられています。県の担当者「非常に人身被害というのは、痛ましい事故」。では、なぜ夏にかけてが注意すべき時期なのか。県でクマなどへの対策を検討する部署の担当者(当時)はクマにとってこの時期は、非常に重要なタイミングであるといいます。県の担当者「これから夏に向けて、繁殖期ということになる。オスグマから子グマを守る行動に出るのです」。繁殖期を迎えたオスグマはメスグマを見つけると、連れている子グマを襲う習性があります。子グマを殺されたメスグマは発情するということで、オスグマは自分の交尾のために、他のオスの子である子グマを殺すのだそうです。このためメスグマは、子グマを守るために行動範囲を広げていて、さらに神経質になっているといいます。クマの繁殖期は春から夏にかけて続くとされていて、おととしは人的被害5件のうち4件が、5月から8月に起きていました。繁殖期で気が立っている状況である上に、クマにとって森や山は自分の場所、という意識があり、そこにも注意が必要です。県の担当者「森・山は(クマにとって)自分の領分。逆に人は”侵入者”であると言える」。人は、クマにとって”侵入者”なのです。人は、クマにとって”侵入者”なのです。では、人は「えさ」だと認識されるのでしょうか。県の鳥獣担当者(当時)は「人をえさだと考えて、狙って襲うことは考えづらい」としています。人が襲われ死亡した件については、人食いグマなどの報道がされていますが・・・それについては。「クマ(ツキノワグマ)は基本的に人に近づきません。出会ったときの対応が大切だと思います」。「クマは背中を向けて逃げる、大声を出すなどのことをすると襲ってくる習性があります。食べるというより、逃げる相手に思わず襲い掛かった結果ではないかと思います」。気が立っている時期や子グマを連れているなどの場合は危険が増すものの、基本的には向こうが逃げていくと考えられているとのことです。近年耳にするようになったアーバンベアという言葉。街中にクマが出た場合は、人的被害につながるリスクも高いことから、対応はどうあるべきかも注目されています。北海道の被害も、人里の、明らかに住宅街にヒグマが出没しています。こうした事態に、国が動いています。政府は2月21日、市町村の判断で銃を使用しクマに対処できるようにする鳥獣保護管理法の改正案を閣議決定しました。しかし課題も。今後、市街地にクマが出た場合はどうなるのか、専門家に聞きました。クマの生態や鳥獣保護管理法などに詳しい岩手大学の山内貴義准教授です。岩手大学 山内貴義 准教授「捕獲しなきゃいけないときに法律の壁があったので法整備されるのは非常にいいこと。各自治体が対応しやすい」。国によりますと、2023年度のクマによる人的被害は全国で198件、219人。これは統計史上最悪の数字です。このような事態を受け、政府は鳥獣保護管理法の改正を閣議決定しました。今は市街地でのクマへの発砲は原則禁止。人が危険になる場合などは県と警察の許可が出れば発砲が可能でした。(しかし手続きが複雑かつ時間がかかり現実的ではなかった)。改正案では人の日常生活圏に侵入し、緊急性を要する場合などに、市町村の判断で銃の使用が可能になります。しかし山内准教授は対応に当たる現場の負担を心配します。岩手大学 山内貴義 准教授「猟友会のメンバーも数がどんどん少なくなっている。鉄砲を持てば誰でも獣を撃てるかといえばそうではない」。市街地などの人の住む場所でクマの活動がみられる中、ハンターに求められるスキルも高度になっています。(そもそも市街地でクマのみを一発で仕留めるのは困難)。岩手大学 山内貴義 准教授「各自治体人手不足で非常に対応に苦慮してるところ。さらに、この法整備があって動けるようにはなったけれど、実際に動かせるのかは今後人材確保とか研修会を踏まえておこなっていく必要がある」。また、山内准教授は人材確保として行政担当者が銃を持つこと、専門の民間業者に頼ることも必要だとしています。今回の改正案では、他にも銃の使用で家屋などが壊れた場合は市町村が補償する内容が追加されました。(保険への加入を想定。国が費用を支援へ)。岩手大学 山内貴義 准教授「安心するのではなく、この法改正をして実際にこれがクマ問題をいかに対処していくかのスタート地点に立ったという認識で皆さん捉えていただきたい」。鳥獣保護管理法の改正案は審議され、秋ごろの運用開始が見込まれています。県の担当者「近年、里山の手入れがされていなくなっている。以前ですと、クマと人間との住みわけがきちんとなされていた。それが手入れが行き届かなくなって、境界が曖昧になってきている」。県では、人とクマとの境界を区別するために、人が出した生ごみや、木に実った果樹を放置しないこと、山に入る際は音の出るものを身に着けて、人間の存在を知らせるといった基本的な対策を呼び掛けています。クマと人とのすみ分けがはっきりするのが1番だとは思いますが、クマが増えて人的被害も出ている状況である以上、多角的に対策を立て、スピード感を持って対応することが行政に求められています。
(「クマの安全対策の礎になった」、小林浩美JLPGA会長が“異例の大会”を総括:宮城)
クマの出没により、プロアマおよび初日の競技が中止。54ホールに短縮され、無観客で開催された試合は、無事、全日程を終えた。開幕前から異例のできごとが続いたが、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は3日間の競技中、クマの出没情報がなかったという報告をした。表彰式後にはJLPGAの小林浩美会長が会見し、大会を総括した。まずは「クマの目撃情報により、みんなが不安を感じる中、無事に大会をすすめられたのは富谷市役所、猟友会、警察などみなさまのおかげ。結束、連携、協力があって何重もの安全対策を講じたことで、無事終了することができました」と感謝を述べた。また、このできごとが「今後のJLPGAツアーで、クマの安全対策の礎になった」とも話す。ここからツアーは、現在クマの被害が報告されている北海道での試合も行われるが、「地域によっての違いは認識している。今後も専門家の意見をもとに、近隣のクマの出没情報に留意しながら連携をはかって、できる限りの安全対策を講じていきたい」と話した。
(今年も相次ぐクマ被害に人間はどう対処すべきか?)
北海道福島町で新聞配達員の男性がヒグマに襲われ、死亡した。この周辺では、度々クマの目撃情報が伝えられ、近くの住宅街にある藪の中で、ハンターによってヒグマ1頭が駆除された。このほかにも、全国各地でクマの目撃や被害に関する情報が出ている。もはや、クマの出没や被害は「異常現象」ではなくなりつつある。私たち人間がどのように付き合っていくかを考えていかなければならない時に来ている。それは、駆除することを「かわいそう」とするといったものではない。心理的な距離と物理的な距離をしっかり考えないといけないところにきている。今から筆者が述べる内容は、必ずしも科学的知見に裏付けられたものではない。長年の経験と研究者やハンターなどの関係者から得た知識をもとにしたものであることをあらかじめお断りしておく。十数年前筆者が群馬森林管理署長だったとき、ニホンジカの有害獣駆除業務に立ち会った。森林内にはシカやイノシシの通り道である獣道があるが、ここに括り罠(くくりわな)を仕掛けるのだ。ワイヤーでこしらえた輪にシカが足を突っ込むと自動的に輪がくびれて足が抜けなくなる仕組みである。何カ所かに仕掛けて、毎日これを見回らなければならない……。023年度は、北海道と東北地方を中心にクマ類(ヒグマ・ツキノワグマ)が大量に出没した。全国で人の殺傷が219人(うち6人が死亡)、出没件数が2万3669件、駆除頭数がヒグマ1422頭、ツキノワグマ7675頭と、記録が残る08年度以降いずれも最多を記録し、歴史的にクマ類と人との軋轢が急激に高まった。こうした軋轢は今回が初めてではない。明治・大正期にも、北海道に入植した和人とヒグマとの間で壮絶な戦いがあった。なかでも、1878年の札幌丘珠事件(死者3人、重傷者2人)、1915年の三毛別羆事件(死者7人、重傷者3人)、23年石狩沼田幌新事件(死者5人、重傷者3人)などの惨事は、ヒグマ三大事件として語り継がれてきた。この開拓期のヒグマと人の戦いを第一次ヒグマ戦争とすると、第二次ヒグマ戦争は、戦後入植のためにヒグマの生息地に人が侵入した60年代当初に始まった。とりわけ62年は冷害と十勝岳爆発の降灰で山の実りが悪く、戦後最高の868頭が捕獲され、ヒグマによる人の殺傷は11人(死者3人)、家畜被害745件に及んだ……。『「友だちでした。何も言えない」クマに襲われたとみられる遺体、北大生と判明…キャンパスで沈痛な声、水産学部長「志半ばの若い命が失われたことに深い悲しみ」』──。今年4月に筆者が上梓した拙著『「やさしさ」の免罪符 暴走する被害者意識と「社会正義」』冒頭の記述である。本の執筆を始めたちょうど1年前のこの時期、クマによる被害人数は環境省が統計を取り始めた2008年度調査以来で過去最悪となっていた。全国統計では11月の暫定値時点で22年(76人)の2.8倍以上の212人、死亡例は22年の3倍となる6人に及んだ……。「あっ、クマいた」小誌記者の隣に座っていた岐阜大学3年生の井内結叶さんがぽつりとつぶやいた。バスに乗車していた全員が我先にと身を乗り出し、井内さんの指差す方向に目を向けた。谷底に小さな沢がある。水辺のすぐ近く、緑の中に浮き立つ黒くて大きな物体は、紛れもなく、ヒグマだった。小誌取材班も瞬時にカメラを構え、クマを探して撮影したのが上の写真である。手前に2台の車が止まっていることに後から気付いた。人との距離がそれだけ近かろうと、構うことなくクマは出てきていたのだ。バスに乗車していたのは、イントロダクションでも紹介した「知床ネイチャーキャンパス」に参加中の学生たちだ……。冬を前に、野生の熊が人里に現れ、農作物や人に対して被害を及ぼす事例が報道されている。秋田市では、11月30日にスーパーに侵入し、2日にわたって居座った。通常、熊は11月から翌年の4月にかけて冬眠するといわれているが、今年は暖冬が続いたためか、11月に入っても熊の出没が報告されている。秋田県の「ツキノワグマ等情報マップシステム(クマダス)」によれば、11月1日から30日までの1カ月間で、54件のツキノワグマ目撃情報が登録されている。秋田県では毎日どこかで2件弱の熊の出没が起きていることになる。12月からの冬眠をまえに、熊も食料調達の追い込みをかけているためであろうか。今回は、野生の熊の被害状況を検討するとともに、その背景にある野生の熊の生存状況、人口の少子・高齢化を踏まえての展望などを地域別に検討することとしたい……。
(温暖化でシカ増加→食害で土砂災害)
温暖化の影響で山にシカが増え、草木を食い荒らした結果、土砂災害が頻発する――。一部の科学研究は温暖化が予想外の災害を引き起こしている可能性を指摘する。二酸化炭素(CO2)などの排出で温暖化を招いた人類は、夏の酷暑や集中豪雨に続く自然界の新たな「しっぺ返し」に直面しているという。人類の活動は想像以上に広い範囲にわたる影響を自然に及ぼしているのかもしれない。
(猟友会などとクマ出没対応訓練:栃木)
全国で人がクマに襲われる被害が相次ぐ中、栃木県警は地元の猟友会などとクマ出没に対応する訓練を行いました。訓練は市街地にクマが出没し、ケガ人が出たという想定で行われ、通報を受けた警察や市の職員、猟友会のメンバーなどが現場に駆けつけ、爆竹やロケット花火でクマを追い払う手順を確認しました。また、クマが逃げなかった場合の猟銃による駆除やケガ人の応急処置など、一連の流れや連携も確認していました。栃木県内でクマに襲われ人がケガをする被害は去年2件でしたが、今年はすでに那須塩原市内で3件起きています。警察は、「クマを目撃した場合には決して近づかないで、110番通報してほしい」と呼びかけています。
(日本最大の遊水地で“急増”なぜ?:栃木)
栃木県などにまたがる日本最大の遊水地の周辺で、イノシシが急増しています。スイカが食い荒らされる被害も。なぜ数が増えているのでしょうか。0日、私たちが向かったのは、栃木県などにまたがる日本最大の遊水地、渡良瀬遊水地。白昼堂々、現れたのは、1頭のイノシシです。さらに夕方、別のイノシシも。この日だけで、少なくとも4頭のイノシシを目撃しました。遊水地の敷地内では、いたるところに「イノシシ出没注意」の看板が。道ばたには、ワナが設置されていました。現場は、栃木・埼玉・群馬・茨城の4県にまたがっている渡良瀬遊水地。ここでは2011年に初めてイノシシの痕跡が確認されて以降、昨年度には1000頭超え。2022年度からの3年間で、倍以上の生息が確認されています。観光客や近隣住民からは不安の声が上がっていました。農作物の被害も出ています。足元には、イノシシに食い荒らされたスイカがあちこちに。なぜ、渡良瀬遊水地でイノシシが増え続けるのか。それには、2つの要因があるといいます。1つめは、「環境のよさ」。長岡技術科学大学 山本麻希准教授「特にイノシシにとっては、水があったり草がぼうぼう茂ってたり、好きな場所なので、生息地としてはとてもいいところ」。イノシシの生態に詳しい専門家によると、渡良瀬遊水地に流れ込む川の上流にいたイノシシが、移動してきているのではといいます。2つめの要因は、「捕獲の難しさ」。イノシシは学習するとワナにかかりにくくなるといいます。さらに…。栃木県猟友会藤岡支部 関口浄さん「渡良瀬遊水地は銃猟禁止、保護区だからみんな逃げ込んじゃう」。鳥獣保護区に指定されている遊水地では、狩猟が禁止されているのです。年1頭あたり4、5頭の子を産む繁殖力の強さもあり、増加の一途をたどっているといいます。人への被害などさらに事態が深刻化する前に、早急な対策が求められています。
(ヒグマに危険行為、登山客が自らクマに近づきスプレー噴射:北海道)
北海道の大雪山系白雲岳で7月13日、登山客がクマに近づき、スプレーを噴射する危険な行為が撮影されました。登山道のわきでエサを探し歩く様子のクマ。この映像は、上川町と美瑛町にまたがる大雪山系の白雲岳で登山者によって離れたところから撮影されました。多くの登山者が待機する中、1人の男性がクマに近づきます。クマとの距離は約20メートル。自らクマに近づいた男性が、クマに向かってスプレーを噴射しました。さらに、一部の登山者がクマに近づき写真を撮る行為も。距離を取って登山道の手前で待機していたしていた撮影者は、「必要以上にクマを刺激する行為は非常に危険なのでやめてほしい」と訴えています。
(シカ食害、ソルガムに期待:北海道)
エゾシカの食害に悩まされる村内の酪農家が本年度、飼料用トウモロコシの代替作物として注目されるイネ科の穀物「ソルガム」の試験栽培を始めた。ソルガムは背丈が3~4メートルに成長し、シカなどの侵入防止への効果が指摘されている。釧路管内でまだ普及は進んでおらず、食害対策効果や収穫量を独自に調べるという。
(クマ捕獲現場の猟師や警官、すぐ位置共有:北海道)
農作業支援システム開発、販売のエゾウィン(根室管内標津町)が、市街地や山間部に出たクマを捕獲するためハンターなど関係者が互いの位置情報を共有できるシステム「クマハブ」を商品化した。クマ追跡では、ハンターや自治体、警察が異なる無線システムを使うことが多く、刻々と状況が変わる中、リアルタイムの連携が難しいのが課題。クマハブが普及し、現状を変える切り札になるか―。
(高校のグラウンドにイノシシ乱入、わなで捕獲:宮城)
18日午後0時50分ごろ、松島町高城の松島高の第2グラウンドに体長約1メートルのイノシシが1頭いるのを同校職員が発見し、町や塩釜署に通報した。生徒は授業中で校舎内にいたため、けが人はいなかった。
(シカと衝突した列車が”自力走行不能”に:北海道)
7月21日夜、JR根室線の赤平~滝川駅間で、列車がシカと衝突する事故があり、列車が自力走行不能となりました。乗客にけがはありませんでした。JR北海道によりますと、21日午後9時50分ごろ、富良野発滝川行きの普通列車(1両編成)がシカと衝突。車両のエア漏れにより自力走行ができなくなりました。事故当時、列車には乗客11人が乗っていましたが、乗客と乗務員にケガはありませんでした。乗客は、JR北海道が手配したタクシーにのり目的地まで移動したといういことです。この事故の影響で、21日は2本の列車が運休となり約25人に影響が出ました。翌22日も3本の普通列車が運休になることが決まっていて、約40人に影響が出る見込みです。
(クマが鶏小屋に侵入、ニワトリ襲う:秋田)
21日午後0時10分ごろ、秋田市新藤田字治郎沢の鶏小屋で、クマがニワトリを襲っているのを、所有者の30代男性が目撃し110番した。秋田東署によると、クマは体長約1メートル。入り口付近でニワトリを襲っていた。通報で駆け付けたパトカーがサイレンを鳴らすと、鶏小屋の南東側の山中に去った。現場は事業所の資材置き場の一角。署はパトカーで付近を巡回し、注意を呼びかけている。
(シカと衝突、1本が2時間遅れ:北海道)
19日午後0時15分ごろ、JR石北線丸瀬布―白滝間で網走発旭川行き快速きたみ(2両編成)がシカと衝突した。けが人はなかった。きたみは運転に支障がないことを確認し、5分後に運転を再開した。上川発遠軽行きの普通列車が約2時間遅れ、2人に影響が出た。
(バードストライク防止期待の「鳥よけ装置」:山梨)
空港のない山梨県の小さな自動車用品製造会社が、航空業界の期待を集めている。鳥が近寄りにくくなる「鳥よけ装置」を開発したためで、航空機と鳥がぶつかるバードストライクの防止に一定の効果があるとして国内9空港が試験導入した。本格導入に移行した空港もある。エンジンに鳥が吸い込まれると出力低下を招き、大事故につながる恐れもあり、同社は「命を守るために少しでも役に立てれば」としている。開発したのは富士河口湖町の「ティ・エム・ワークス」。総勢10人の会社だ。装置は鳥が嫌がる高周波の音を出し、200メートル程度の範囲で効果があるという。滑走路周辺に設置する。鳥取空港では2023年度、滑走路周辺で1568羽のカラスが確認された。装置導入後の24年度は1270羽で、約2割減った。轟秀明社長(60)は「航空業界に進出できるなんて思ってもいなかった」と語る。転機は18年。「シカよけ装置」の販売を始めたことだった。富士山周辺では当時、シカと車の衝突事故が多発していた。知人から対策を頼まれ、シカが嫌がる周波数の音が出る装置を作ると、シカが列車にぶつかる事故に悩んでいた鉄道業界からも、注文が舞い込んだ。「他の動物にも効果があるかもしれない」。周波数を調整し、カラス被害に悩む近所のゴミ収集所に設置すると、効果てきめん。ゴミを荒らされる被害がぴたりとやんだ。カラス撃退などの話は岡山県瀬戸内市に伝わった。ノリ養殖場に21年、装置を設置すると、カモによる食害は例年より3割ほど減ったという。23年までの5年間でみると、国内の空港では年平均で1300件を超えるバードストライクが起きている。鳥を寄せ付けない装置があるらしい――。評判は口コミで航空業界にも広まった。23年3月、全国で初めて石見空港(島根県)が設置。これまでに中部空港(愛知県)など9空港が試験的に導入した。関西空港では24年3月の試験導入後、鳥の出現数とバードストライクが減少したといい、今年6月上旬に本格導入した。担当者は「安全確保や運航遅延率の低下などのため、効果に期待している」と話す。「装置が生かせる可能性を探りたい」。轟さんは装置の活用領域をさらに広げたい考えだ。その一つが養鶏。野鳥が鶏舎に近づかないようにすることで、鳥インフルエンザウイルスへの感染防止に役立てる構想だ。装置の名称は「バードソニック」。販売価格は約30万円だという。
(富士山を食害から守れ、ジビエを学べる加工施設:山梨)
全国各地の山林で個体数が増えた野生シカによる食害が進む。樹皮や苗木、希少な高山植物が食べられ、森が荒れる一因になっている。富士山も例外ではない。山梨県富士吉田市は鳥獣被害を減らし、持続可能な生態系バランスを目指す施設を2024年7月に新設した。富士山ジビエセンター「DEAR DEER(ディアディア)」は猟師が富士山麓で捕獲したシカやイノシシを処理し、ジビエとして加工する施設。
(鹿肉を使用したカレーの販売計画について:北海道)
北海道旅客鉄道株式会社(所在地:北海道札幌市)の紹介により、株式会社JR東日本クロスステーション(同:東京都渋谷区)が、古川建設株式会社(同:北海道上川郡新得町)ドリームヒル・トムラウシ事業所の鹿肉を使った鹿肉カレーを商品開発しており、今冬、株式会社JR東日本クロスステーションが運営する都内のカフェとJR北海道フレッシュキヨスク株式会社(同:北海道札幌市)の店舗、新得駅前地域交流センターとくとく内「cafe&shopコトイセ」にて、この商品の販売を計画しています。
(エゾシカジャーキー製造:北海道)
中標津農業高校は9日、義務教育学校の町立計根別学園との交流で、校内で製造しているエゾシカジャーキーの製造体験を行った。 高校生が授業で学んだことを共有する「計根別食育学校」の一環。
(クマ出没:宮城)
白石市によると、22日、白石市大鷹沢鷹巣芦ノ又にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
富谷市によると、21日午後3時50分ごろ、富谷市明石上折元にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、21日午後6時30分ごろ、仙台市泉区野村杉ノ内前にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、21日午後6時20分ごろ、仙台市泉区小角日陰にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、21日午前10時30分ごろ、仙台市青葉区上愛子北原道上にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
登米市によると、20日午後6時10分ごろ、登米市迫町新田下板橋にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
富谷市によると、20日午後5時15分ごろ、富谷市富谷源内にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
富谷市によると、19日午後6時54分ごろ、富谷市富谷清水沢にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
富谷市によると、19日午後3時40分ごろ、富谷市明石下寺前にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
富谷市によると、18日午後10時30分ごろ、富谷市富谷坂松田にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
色麻町によると、18日午後8時ごろ、色麻町王城寺沢口山にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
登米市によると、18日午後4時30分ごろ、登米市東和町米谷恩田にクマが出没しました。
(イノシシ出没:宮城)
登米市によると、18日午後2時30分ごろ、登米市津山町柳津沢田にイノシシが出没しました。
(クマ出没:宮城)
富谷市によると、18日午後2時35分ごろ、富谷市明石下寺前にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
富谷市によると、18日午前9時ごろ、富谷市明石上向田にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、17日午後4時ごろ、仙台市青葉区みやぎ台4丁目にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
白石市によると、18日、白石市小原蝦夷倉にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、17日午後3時15分ごろ、仙台市泉区明通2丁目にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
白石市によると、17日、白石市小原蝦夷倉にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
栗原市によると、18日午前6時ごろ、栗原市築館下宮野大仏にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
栗原市によると、18日午前6時45分ごろ、栗原市築館薬師台にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
大崎市によると、16日午後11時ごろ、大崎市三本木南谷地にクマが出没しました。
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(シカ猟していたハンター戻らず、ヒグマに襲われたか:北海道)
15日午後4時半頃、北海道函館市の 恵山 (618メートル)でシカ猟をしていたハンターから「仲間が帰ってこない」と110番があった。道警や地元消防によると、行方不明になっているのは50歳代の男性ハンター。麓の林道に男性のものとみられる猟銃が落ちていた。道警はヘリコプターで男性の行方を探している。この林道の付近では、12日にヒグマが目撃されていたという。
(男性がクマに襲われケガ:新潟)
13日午後1時30分頃、糸魚川市根知地区栗山地内で男性(70代)がクマ1頭に襲われました。男性は頭や腕から出血していると言うことです。現場は栗山バス停近くで、糸魚川市は防災無線などで地域住民に注意を呼びかけています。
(クマが男性2人襲う:福島)
14日朝、福島県下郷町の温泉街に近い川沿いで男性2人がクマに襲われてけがをしました。警察などによりますと、午前8時半ごろ、下郷町湯野上の川沿いで、環境調査をしていた30代の男性2人がクマに襲われました。2人は太ももや手首をクマにかまれ、病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。クマは体長80センチほどで、今も行方は分かっていません。一方、新聞配達員の男性がクマに襲われて死亡した北海道福島町では、現場近くに専門家らが調査に入りました。クマのDNAや糞(ふん)などの痕跡を調べています。福島町では、13日夜もパトロール中の警察官が体長約1.5メートルのクマを目撃したということです。
(80代の女性がサルに襲われけが:香川)
12日午後、高松市で80代の女性がサルに襲われ、けがをしました。警察によりますと午後4時ごろ、高松市庵治町の住宅の庭で、80代の女性が背後からサルに襲われ、右腕と背中を噛まれるなどして全治10日のけがをしました。警察は、今後も周辺に出没することが予想されるとして、戸締まりや不用意に近寄らないことなどを呼び掛けています。
(80代女性クマに顔引っかかれてけが:奈良)
15日朝早く、奈良県五條市の住宅で住民の80代の女性がクマに襲われ、けがをしました。五條市によると、15日午前5時ごろ、奈良県五條市大塔町阪本の住宅で、この家に住む80代の女性が外に出ようと玄関の扉を開けたところ、家の前にいたクマに襲われました。女性はクマに引っかかれるなどして、顔にけがをし、自分で救急車を呼んで、病院で治療を受けていす。クマはそのまま逃げたということで、行方や大きさは分かっておらず、五條市は注意を呼びかけています。
(女性は休憩中に「背後から」クマに襲われる:青森)
15日のきょう弘前市のりんご畑で農家の女性がクマに襲われ、顔や右腕にけがをしました。きょう午前9時半ごろ、弘前市大和沢のりんご畑で、70歳代の農家の女性が休憩していたところ突然、クマに背後から襲われました。女性は右目と右ほほ、それに右腕にけがをして弘前市内の病院に搬送され、手当を受けています。クマは女性を襲ったあと逃走したということです。現場はJAつがる弘前やさい育苗センターから南西におよそ500メートルのりんご畑です。ことし県内でクマによる人への被害は初めてです。弘前市や警察は現地をパトロールするとともに、現場付近にクマ出没の注意を促す看板を設置しました。弘前市は農作業をしているときにクマの被害に遭わないよう、ラジオをつけるなどして音を出すよう注意を呼びかけています。2025年2月1日県内で目撃されたクマの出没件数は今月6日時点で583件と、前の年の同じ時期に比べ226件多く、月別でデータを取り始めた2011年以降、過去最多のペースで推移しています。
(77歳男性がツキノワグマに襲われる:広島)
全国各地でクマの被害が相次ぐ中、広島でもクマによる被害が起きました。15日朝、北広島町で77歳の男性がクマに襲われけがをしました。北広島町によりますと、15日午前7時ごろ、北広島町小原で77歳の男性が自宅隣にある空き家に養蜂用の巣箱の様子を見に行った際、屋外で小型のツキノワグマに遭遇しました。男性はクマに左足の太ももとふくらはぎを爪で引っかかれて転倒し、軽傷を負いました。男性が叫ぶとクマは逃げたということです。今後捕獲用の箱罠や防犯カメラを設置するほか、クマレンジャーによるパトロールを1週間程度おこなう予定です。北広島町は、見かけても近づかないように注意を呼び掛けています。
(釣りの20代男性がクマに遭遇、肩を引っかかれけが:福井)
全国各地でクマの出没が相次ぐ中、福井県内では今年初めての人身被害が発生しました。坂井市内で15日、釣りをしていた男性がクマに肩をひっかかれ、けがをしました。県は16日に緊急の対策会議を開き、改めて県民への注意喚起などについて確認しました。県などによりますと、15日正午頃、坂井市丸岡町の龍ケ鼻ダムの上流で、1人で釣りに来ていた県内の20代男性がクマの成獣に遭遇しました。男性は肩をひっかかれてけがをしたたほか、驚いて転倒した際に足を骨折しました。県内では2023年11月24日に越前市の中心市街地で散歩をしていた女性が襲われけがをして以来で、2024年はクマによる人身被害はありませんでした。緊急の対策会議には県や市町の担当者などが参加。山や川ではクマとの遭遇を避けるため、単独行動を避け音が鳴る物を持参することや、人里にクマを引き寄せないため、生ごみを放置しない、などの対策を呼び掛けることを確認しました。
(猟銃暴発、数十メートル離れたマンションに着弾:北海道)
14日午後2時ごろ、北海道函館市宮前町のアパート2階の一室で、居住する大学研究員の小林由美さん(45)が猟銃を扱っている際に暴発させた。1発が少なくとも数十メートル離れたマンションに着弾し、5階の一室の窓ガラスが割れた。住人は不在で、けが人はなかった。函館西署によると、弾は別の建物や道路の上を飛び越えて着弾したとみられ、マンションの室内で弾が見つかった。小林さんは狩猟の免許を持っていた。署は詳しい原因を調べている。
(70代男性、猟銃抱えた状態で死亡:東京)
東京都足立区舎人4の住宅で15日、男性から「銃で死にたい」と110番があった事案で、警視庁は同日午後7時ごろ、住宅内で男性が倒れているのを見つけた。男性は間もなく死亡が確認された。警視庁は現場の状況から自殺を図ったとみて調べる。警視庁竹の塚署によると、死亡したのはこの家に住む職業不詳の70代男性とみられる。猟銃1丁を抱えた状態で倒れていた。男性は2000年に都公安委員会から猟銃所持の許可を得ていた。
(環境省ガイドラインに鈴木知事「現場に過度な負担かからないように」:北海道)
市街地などにクマが出没した際、これまでは警察官が命じた場合を除き市街地で猟銃を使う事は原則禁止されていましたが、9月からは市町村の判断で特例的に猟銃が使えるようになります。鈴木知事は市町村や現場に過度な負担がかからないよう、県として努力したいと述べました。(鈴木知事)「各市町村、現場に過度な負担がいって結局何も出来なかったという事にならないよう、可能な限り県として努力したい」。改正法の施行に向け環境省が公表したガイドラインによりますと、猟銃の使用は人の生活圏にクマなどが侵入または侵入の恐れが大きいこと、緊急性が認められること、猟銃以外の方法による捕獲が難しいこと、人に弾丸が到達するおそれがないなど安全性が確保されていること、これら4つの条件を全て満たした場合に市町村の責任で行います。9月の法改正に向け、県は今月下旬に国からの説明を受け対応指針を改定し、来月上旬にも各市町村に説明を行います。ガイドラインによると、猟銃の使用は委託したハンターに裁量を委ねられる一方、住民の避難などの安全確保や発砲中止の判断などは市町村の役割と定められています。
(9月法改正で市街地での銃駆除が可能に、課題と対策は?:北海道)
住宅地に出没するクマ市街地でのクマの駆除については9月から法律が変わり、市町村の判断で銃を使って駆除ができるようになります。今回、クマの被害があった福島町三岳地区は、周囲を山に囲まれた住宅街。いまの鳥獣保護管理法ではクマが市街地に出没した場合でも猟銃を使うことは原則、禁止されています。ただ、ここ数年、人間の生活圏でのクマなどの出没が多発。4年前には札幌市東区の住宅街にもクマが現れ、4人がケガをしました。環境省 浅尾慶一郎大臣)「近年の人身被害の発生をうけ、人命を守るための対策も重要と考えています」。国は法律を改正し、9月から市街地でも銃を使いクマを捕獲できるようになります。これについて、環境省は今月8日にガイドラインを公表し生活圏での猟銃使用について4つの条件を挙げています。住宅や道路など人の生活圏に侵入していること。人への危害を防止する措置が緊急に必要であること。捕獲が銃猟以外の方法では困難であること。銃猟によって人の命や体に危害が及ぶ恐れがないこと。これらの条件をすべて満たす場合に、市町村の責任で発砲が可能になります。ハンターは・・・。北海道猟友会札幌支部 玉木康雄理事)「今までに比べれば格段にミッションの発生から結果に至るまでの動静が短くなった。非常に自由度は高くなったので、我々がやりやすくはなったと思っています」。ただ、生活圏での発砲は最終的には市町村長の判断となります。クマに命中せず流れ弾が市街地を飛んでしまったら…。住民への避難など市町村側の負担が重くなります。専門家は酪農学園大学 佐藤喜和教授)「事前に警察と役場市町村と捕獲に従事される方が十分コミュニケーションをとって役割分担を明確にしておくとか、想定訓練をし、きちんと行うことが大事になる」。
(市街地での発砲「流れ弾がどこに飛ぶか分からない」、クマ撃ち経験ない猟師に広がる困惑:山口)
市街地に出没したクマの緊急銃猟を自治体判断で可能にする改正鳥獣保護管理法が4月に成立した。山口、広島、島根の3県にまたがる西中国山地のツキノワグマは、国の「絶滅のおそれのある地域個体群」に指定され保護されてきたため、クマを撃った経験者はほとんどいない。クマの目撃情報や人が襲われる被害が増える中、猟友会や銃使用許可を判断する自治体からは、適切な運用に向けた国の方針整備を求める声が上がっている。6月下旬、狩猟免許の更新講習会が山口県岩国市内であり、市内の猟友会員たち約30人が参加した。講習会では、県岩国農林水産事務所の担当者から、改正鳥獣保護管理法の説明もあった。クマなどの危険鳥獣が市街地に出没し、人が被害を受ける危険が差し迫った場合、市町村長の許可で銃猟が可能となるとの内容に聞き入った。一方、参加者からは戸惑いの声も聞かれた。岩国玖西猟友会の渡辺孝行会長(72)=同市周東町=は、「市街地での発砲はリスクが大きい。流れ弾がどこに飛ぶか分からず、責任の所在も明らかでない今の状況ではイメージが湧かない」と打ち明ける。同会によると、銃猟をすることができる会員の減少も著しい。銃を扱える会員は約30人で、ツキノワグマの狩猟が禁止になった約30年前の約300人の10分の1に縮小している。渡辺会長は「今言われてもという感じもある。クマがずっと狩猟鳥獣であれば状況も違ったのではないか」と嘆く。判断を委ねられる自治体側も心配する。岩国市農林振興課の若林敏彦課長は「法律が変わったからと言ってすぐに実行できるというものでもない。国からはいち早く何らかのガイドラインを示してもらいたい」と要望。「そのガイドラインに従って、猟友会や警察との協議が必要になる」と話す。これまでは市街地での猟銃使用は原則禁止で、人に危険が迫ってから警察官職務執行法により警察官がハンターたちに発砲を命じる仕組みだった。環境省は、発砲の判断や捕獲方法に関するガイドラインを公表し、秋までに施行する方針。県もハンターの育成を進めている。近年、クマの目撃件数や人的被害は増加傾向にある。特に山口県では2024年度、799件の目撃件数(痕跡含む)があり、10年前の約4倍に増加。人がクマに襲われる被害も3件発生し、捕獲頭数は89頭に上った。いずれも過去最多だった。かつて、県内では東部の山奥だけに生息していたツキノワグマだが、近年は西部や南部の沿岸部まで生息域を広げている。山口市南部の秋穂二島では今年5月、藤山正昭さん(69)が仕掛けたイノシシ用の定点カメラに、クマ1頭が写っていた。「海も近い場所にクマがいるなんて驚いた。ハンターもいない地域。街中で現れても誰も対応できる人はいない」と話す。地域で対応力に大きな差があることも課題だ。3県では現在、5年に1度のクマの生息調査を進めている。山口県も6月、国の狩猟禁止措置が正しいのか科学的に検証するよう国に要望した。県自然保護課は「人とクマとの距離が近づく中、クマ対策は県内の重要課題の一つ。市街地のクマの緊急銃猟対策を進めるとともに、地域の実情に合わせた国の支援が急務だ」と訴えている。
(相次ぐ野生イノシシの豚熱感染、緊急の対策会議:宮崎)
県内で「豚熱」の発生が相次いでいることを受けて、県は15日緊急で会議を開き、感染が確認された自治体や猟友会などと今後の対策について意見交換を行いました。高原町で見つかった野生のイノシシ2頭の豚熱感染が14日確認されるなど県内では、4月以降、6例の豚熱感染が発生しています。15日の会議で県は、感染が確認されているエリアでの捕獲強化のため、わなを増設する考えを示しました。一方で高原町の猟友会の会員からは「これまでワクチンが散布されていないエリアに追加で散布することが必要ではないか」といった意見が出されました。県は、ウイルスを広げないため「山に入る機会が会った際には靴についた泥を落とす、弁当を食べた際には容器を必ず持ち帰るなどを徹底してほしい」と呼びかけています。
(男性襲ったクマは「腕にかみつき、ものすごいスピードで引きずっていた」:北海道)
12日午前2時50分頃、北海道福島町三岳の住宅地で、新聞配達中の男性がヒグマに襲われて草むらへ引きずられていると、住民から110番があった。駆けつけた警察官らが約2時間後、全身に傷を負って倒れていた同町月崎、新聞配達員の佐藤研樹さん(52)を発見したが、その場で死亡が確認された。ヒグマは見つかっておらず、道警などが警戒を強めている。ヒグマに襲われて死亡した事案は今年初めて。道は初のヒグマ警報を町全域に発出し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。道警などによると、ヒグマは体長1~1・5メートル。佐藤さんは民家前で襲われ、数十メートル先の草むらまで引きずられた。全身に爪痕、腹部にはかまれた痕があった。佐藤さんはクマよけの鈴を身につけていたという。道警が死因を調べている。現場は町役場から北東約700メートルの住宅街で、近くには学校やグループホームがある。付近では9日未明からヒグマの目撃が相次ぎ、ゴミ置き場が荒らされる被害も起きていたという。目撃した近くの主婦(52)は「寝ていたら『助けて』という叫び声が聞こえた。クマは男性の腕にかみつき、ものすごいスピードで引きずっていった。思い出すと今でも体が震える」と表情をこわばらせた。
(ヒグマ襲撃、専門家が現地調査へ:北海道)
北海道福島町で新聞配達中の男性がヒグマに襲われて死亡した事故で、松前署や猟友会は13日も襲撃したヒグマの捜索を続けた。北海道立総合研究機構は14日朝から専門家による現地調査を行う。現場に残されたヒグマの毛やふん、唾液からDNAサンプルを採取し、男性を襲ったヒグマの習性を調べる狙い。現場近くの住宅の玄関先には13日、ヒグマの足跡があり、事故直後には裏手に被害者のものとみられる靴と靴下が残されていた。住人男性は「まるで新聞配達に来るのが分かっていたようだ」と神妙な面持ちで語った。近くに住む70代女性は「どこに潜んでいるかわからず、昼間も怖くて外を歩けない」と不安げに話した。ヒグマは民家の玄関先で襲った男性を約100m離れたやぶまで引きずっていったとみられる。男性の腹部には、かまれた痕があった。警察官が駆け付けた後もヒグマは男性のそばにとどまって執着心を見せたことから、署はヒグマが数日中にも現場に戻ってくる可能性が高いとみて、24時間態勢で警戒。署の幹部も現場付近に待機して指揮に当たる。
(東北5県でブナ「大凶作」予想)
東北森林管理局は、クマのエサとなるブナの今秋の結実予測について、2年ぶりに「大凶作」となる見込みだと発表した。秋田県は、秋以降に市街地でクマが出没する可能性が高まるとして注意を呼びかけている。同局が4~6月、県内の国有林51か所のブナの開花状況を4パターンにわけて調査したところ、「まったくついていない」が7割を占める36か所に上った。「ごくわずかについている」が13か所で見られたが、「木の上部に多くついている」「木全体にたくさんついている」は1か所ずつだった。開花時の豊凶指数は0・4だった。指数が1を下回ると、4段階中、最悪の大凶作となる。同局が管轄する東北5県(福島県を除く)で大凶作となる見通しとなった。最終的な判定は秋に結実状況を調べて判断する。秋田県自然保護課の加賀谷一樹課長は「生ごみを屋外に置かないなどの対策を引き続き徹底してほしい」と話した。
(市街地でクマ目撃相次ぐ、会議開き対策を強化:福井)
市街地でクマの目撃が相次いでいる大野市で対策会議が開かれ、捕獲による頭数の管理や、やぶの伐採などの対策を強化することを確認しました。大野市は、クマの活動が活発になる時期に毎年、対策会議を開いていて、県や大野市の担当者、それに、地元の猟友会のメンバーなどおよそ20人が出席しました。大野市では、コンビニエンスストアの駐車場など市街地での目撃情報が今月に入って3件寄せられていて、会議では、県の担当者から県内全域で例年と比べて出没が多いことが報告されました。そして、大野市の担当者が、計画に基づいて4頭を捕獲したことを報告しました。その上で、今後も捕獲によって頭数を管理したり、生息地と市街地の間にあるやぶを伐採したりするなど対策を強化することを確認しました。大野市農業林業振興課の石川達哉主事は「山に近いところにはなるべく近づかず、家などの戸締まりにも注意してほしい。クマを見つけたら、市や警察にすぐに連絡をしてもらいたい」と話していました。
(各地で続く熊被害「住民は恐怖」、わな設置やパトロール強化も)
全国各地で熊の人身被害が相次いでいる。環境省によると、2025年度の4~6月までの人身被害件数は岩手や長野など13道府県で31件。7月に入っても続出する。各地ではパトロールやわなの設置に取り組むが、効果は少なく、住民は恐怖を感じている。専門家は「今後さらに深刻化する」と警鐘を鳴らす。長野県上松町の才児集落の山林。熊がひっかいたような爪痕が残る木を見つめ、町産業観光課の大平直己林務係長が険しい表情で語った。「この集落は頻繁に目撃情報が出ている。この時期は餌を求めて下界に降りてくる。住民は恐怖を感じながら暮らしている」同集落は6月26日、山の中で苗木の忌避剤散布をしていた森林組合の男性職員2人が130センチの親熊に襲われた。30代の1人は頭を引っかけられ、助けようとした60代の職員はふくらはぎをかまれた。同町内で発生した熊による人身被害は17年以来となる。集落では5世帯10人が暮らす。山から降りると、管理されずに雑草が生い茂る耕作放棄地には熊が土を掘り返した跡もあった。同町は町職員らが車で熊よけのスプレーを持参し、住民が熊の被害に遭わないよう注意喚起を呼びかける。岩手県は4~6月、全国で最も多い人身被害が9件発生した。7月以降も4日には北上市和賀町で80代の女性が自宅で熊に襲われて死亡。現場周辺は田畑が広がり、6月から住宅や倉庫など保管されている米を食い荒らす被害も発生していた。同市農業振興課は「相次ぐ熊の目撃情報や人身事故で住民は心配している」とする。新潟県長岡市吹谷では6月4日に80代の男性が首や頭を引っかかれる事故があった。市はドローンを活用して熊の捜索をした他、猟友会のメンバーなどでつくる鳥獣被害対策実施隊が餌の入った熊捕獲用のドラム缶型わなを事故現場から5キロ圏内に5カ所設置した。市鳥獣被害対策課は「熊の行動範囲は1日で20キロ以上になる。特に夏季は繁殖期で交尾の相手を求めて広範に移動するため、今以上に防止対策に努めたい」と話す。栃木県那須塩原市埼玉地区でも6月30日に同地区在住の73歳の男性が住宅敷地内で頭を引っかかれる事故があった。登山中の熊の被害も多い。滋賀県長浜市高山町では6月7日に60代の男性が登山中に左頬と左肩にけがを負った。奈良県では上北山村と天川村の境目の山中で6月20日に60代の男性が親子のツキノワグマ3頭に遭遇し、左足のふくらはぎと左腕を引っかかれる被害があった。林道の看板の設置やメール配信で熊への注意を呼びかける。日本ツキノワグマ研究所の米田一彦理事長によると23年から熊がよく出没し、山の中だけでなく、人里や市街地での被害が発生しているという。「熊の対策は近隣自治体と連携することが大切。今後、市街地などで被害が増えることが予想され、社会全体で考える必要がある」と指摘する。
(担い手減少する猟師の仕事 魅力を伝えるイベント:福島)
猟師の役割や狩猟の魅力を知ってもらおうというイベントが6月、福島県会津若松市で開かれました。会場には狩猟で使う銃のモデルやワナなどが並んだほか、バーチャル映像ながら狩猟の体験ができるブースも用意され、訪れた人たちの人気を集めていました。
(クマ駆除担うハンター確保へ:秋田)
市街地にクマが出没した際などに市町村の判断で特例的に猟銃の使用を可能とする改正法が施行されるのを前に、環境省は、条件や手順を示したガイドラインを公表しました。こうしたなか、クマの捕獲にあたるハンターの担い手を確保しようと、魅力を伝える催しが由利本荘市で開かれました。クマの被害や市街地への出没が相次ぐ中、ことし9月に施行される改正法により、市街地などでクマが出没した際、市町村の判断で猟銃の使用が特例的に可能になります。改正法の施行に向けて環境省は今月、条件や手順を示したガイドラインを公表しました。それによりますと、市街地での猟銃の使用は人が生活している場所などにクマなどが侵入していることやそのおそれが大きいことと、緊急性が認められること、猟銃以外の方法での捕獲が困難で、人に弾丸が到達するおそれがないなどの安全性が確保されていることの4つの条件をすべて満たした場合に市町村が行います。使用する場所として主にクマなどが建物に侵入している場合や農地や河川敷が想定されるとしています。また、ハンターの負担を考慮し、日当に環境省の交付金が活用できることなども示されています。こうしたなか、県内ではハンターの確保が課題となっていて、13日は由利本荘市の県立総合射撃場で狩猟の魅力を伝える催しが開かれました。およそ100人が訪れた会場には害獣を捕獲するためのくくりわなの仕組みや使い方について実演するコーナーや散弾銃の模擬銃でスクリーンに映し出されたかもを射撃する体験ができるブースが設けられました。参加した八郎潟町の男性は「クマを見かけることもあるので猟銃も使えるようになればいいと思い参加した。子どもの登下校も心配なので、人とクマの住み分けがうまくできればいいと思う」と話していました。
(シカとの衝突事故多発:鳥取)
2025年7月3日。鳥取県八頭町内を走行中の車のドライブレコーダーに、衝撃の瞬間が記録されていました。直線道路を走る車の前で、突然、前方の車が急ブレーキ。ハンドルを大きく切る様子が映っています。その直後、道路を横切っていくのは――1頭のシカ。バランスを崩し、転ぶようにして逃げていきました。実は今、鳥取県東部ではシカとの交通事故が急増しています。各警察署の事故発生件数(2025年4月~7月3日)は、郡家警察署:9件 智頭警察署:9件 倉吉警察署:1件。特に、夜間の事故が多発しています。郡家警察署管内の事故発生時間帯は19時:3件 20時:1件 21時:4件 22時:1件。夕暮れ以降の運転は、特に注意が必要です。鳥取県農業振興局 鳥獣対策課によると、この時期は出産期を迎えた母シカや親離れした1~2歳のオスが単独行動をして、餌を求めて畑や道路沿いに移動するということです。シカと衝突すると、車が大きく破損することもあり、修理費が50万円を超えるケースも報告されています。警察は万が一、事故が起きた場合は、必ず届け出るよう呼び掛けています。夜道を走る際は、ハイビームを活用して視界を確保し、スピードを控えめに。カーブや林道では特に注意を心がけてください。あなたの注意が、事故を防ぎます。そして、大切な命を守ることにもつながります。
(航空機バードストライク、“最も危険な鳥のひとつ”国内で急増)
2024年12月に韓国の空港で旅客機が胴体着陸して炎上し、179人が死亡した事故では、バードストライクが起きていましたが、このときと同じ種類の鳥が日本国内で急増し、国土交通省が航空機の安全上最も危険な鳥のひとつだとして、全国の空港などに注意を呼びかけたことがわかりました。2024年12月、韓国南西部のムアン(務安)空港で、チェジュ航空の旅客機が胴体着陸して炎上し、乗客乗員179人が死亡した事故では、機体の2つのエンジンから鳥の羽根と血が見つかり、バードストライクが起きていたことがわかっています。DNA鑑定の結果、衝突した鳥は、ロシアで繁殖し冬に朝鮮半島や中国、日本に南下する「トモエガモ」で、日本の環境省が毎年1月に全国で行う2週間の調査では、2020年度には2万羽余りだったのが、2024年度は14万羽余り確認されていて、5年間で6倍以上に急増しています。こうしたことを受けて、バードストライクの対策を話し合う国の検討委員会が、ことし3月、トモエガモを注意が必要な「問題鳥種」に指定したことが、国土交通省への取材でわかりました。そのうえで、国土交通省が、航空機の安全上最も危険な鳥のひとつだとして、全国107の空港とヘリポートに対し注意を呼びかける通知を出しました。通知では「トモエガモ」は非常に大きな密集した群れを形成するため、航空機に一度に複数が衝突するおそれがあるうえ、カモの中では体重が重く、機体が損傷する確率が極めて高いとしています。そして、▽島根県の出雲空港のすぐ隣にある宍道湖、▽千葉県の成田空港から近い印旛沼、▽佐賀県の佐賀空港に近い諫早湾には、近年、大群が訪れていて、これらの空港では特に注意する必要があるとしています。対策については、大群の場合は黒い雲のようで比較的見つけやすいため、管制塔や操縦席から群れを探すなどと記載しています。バードストライクやトモエガモについて、国土交通省の担当者などに話を聞きました。Q. そもそもバードストライクとはどういう現象のことですか?A. 航空機の胴体やエンジンに鳥が衝突することをいいます。高度が低く、比較的スピードが遅い離陸と着陸の時によく起こるとされています。衝突すると機体が傷ついて運航に影響が出ることがあるほか、最悪の場合、墜落事故につながる可能性があります。Q. 墜落事故につながるのはどういうケースですか?A. 最も危険なのはエンジンが関係するときです。鳥がエンジンに吸い込まれるとエンジンの出力が低下し、最悪の場合は停止してしまいます。Q. バードストライクはどれくらい発生しているのですか?A. 国土交通省は2011年から統計を公表しています。2011年は1599件、2012年は1710件、2013年は1903件、2014年は1967件、2015年は1769件、2016年は1626件、2017年は1555件、2018年は1436件、2019年は1575件、2020年は970件、2021年は1074件、2022年は1421件、2023年は1463件、2024年は1647件でした。去年、2024年は過去5番目に多い発生件数でした。Q. 大きな事故につながったケースはありますか?A. 国内では墜落事故につながったケースはありません。ただ、海外では大きな事故が起きています。よく知られているのは「ハドソン川の奇跡」と呼ばれるアメリカ ニューヨークで起きた事故です。2009年1月、当時、運航していたUSエアウェイズの旅客機がニューヨークのマンハッタン近郊の空港から離陸した直後、カナダガンという鳥の群れと衝突し、左右のエンジンが停止しました。その後、機体はハドソン川に不時着し、乗客乗員155人全員が救助されました。Q. 今回の「問題鳥種」への指定とは、どういう取り組みなのですか?A. 「ハドソン川の奇跡」を受けて、バードストライクの対策への機運が日本国内でも高まりました。このとき、各地の空港から「対策をしたいが、どういう鳥が危ないのかわからない、鳥の生態もよくわからない」といった意見が寄せられ、2013年から始まりました。バードストライクの対策を専門家が話し合う国の検討委員会は毎年1回開かれていて、ここで「問題鳥種」が指定されます。バードストライクの発生件数のほか、飛来数や生態などから専門家が判断して指定します。指定すると国土交通省が全国の空港などに対しその鳥の生態やリスク評価、対策などを文書で通知します。通知を受けた空港などは必要な対策をとることになっています。Q. どんな鳥が「問題鳥種」に指定されているのですか?A. トモエガモを含め、トビやコアジサシなど25種類が指定されています。トビは全長60センチほど、羽を広げたときの長さは150センチから160センチにもなる大きな鳥で、衝突すると強い衝撃があるため指定されました。コアジサシは12年前の2013年、関西空港や中部空港の誘導路周辺に巣を作り、バードストライクが急増しました。絶滅危惧種で巣の撤去が難しいことなどから指定されました。Q. トモエガモはどんな鳥ですか?A. ロシア極東で繁殖して、毎年11月ごろになると朝鮮半島や中国、日本に南下し、3月ごろに再びロシアへ戻る渡り鳥です。全長40センチほど、翼を広げると70センチほどの大きさです。体重はおよそ400グラムと、カモのなかでは重いほうです。ほかのカモと比べて密集した群れをつくり、数十羽で行動することが多いですが、数万から十数万羽の大群になることもあります。環境省が絶滅危惧種に指定しています。Q. 日本国内にはどれくらい飛来しているのですか?A. 環境省は毎年1月、全国およそ8700地点の湖や沼で2週間にわたって渡り鳥の個体数を調べています。ボランティアの調査員が同じ個体を重複して数えないよう調査しています。その結果、各地で確認されたトモエガモは、2011年度は3838羽、2012年度は3181羽、2013年度は7624羽、2014年度は7458羽、2015年度は1946羽、2016年度は2181羽、2017年度は1万3025羽、2018年度は1万2502羽、2019年度は3292羽、2020年度は2万2006羽、2021年度は2万2124羽、2022年度は4万7919羽、2023年度は11万5709羽、2024年度は14万7313羽と、急増しています。また、NPO法人「バードリサーチ」の全国調査では、2023年10月から2024年3月にかけて38万7836羽が確認されています。このときの調査では、佐賀空港に近い諫早湾で14万5720羽、成田空港に近い印旛沼で13万8670羽、出雲空港のすぐ隣にある宍道湖で5万8000羽が確認されています。Q. なぜ、トモエガモは急増しているのですか?A. バードストライクの対策を話し合う検討委員会の委員長で東京大学の樋口広芳名誉教授は「トモエガモの越冬の中心地の中国やロシアで都市開発が進み、住みかがなくなった一部が飛来しているのではないか。また、温暖化の影響でシベリアの氷が早く溶けて繁殖時期が長くなったことや、冬の死亡率が下がったことも影響していると考えられる」と話しています。Q. 具体的な影響は出ているのですか?A. 「要注意」というのがいまの段階です。なかでも国土交通省が注視しているのが出雲空港です。これまで滑走路の周辺で数万羽の群れがうねりながら飛び回る様子が目撃されています。えさのどんぐりを食べるために早朝と夕方に数キロ離れた山に向かう習性があり、この際に滑走路を横切ったり周辺を飛び回ったりしています。2024年1月には、羽田空港を出発して出雲空港に着陸しようとしていた機体にトモエガモ3羽が衝突しました。機体を確認したところ、右の翼などに損傷が見つかり、折り返しの便は欠航しました。Q. 出雲空港ではどんな対策を取っているのですか?A. 花火を打ち上げたり銃の空砲を鳴らしたりする従来の対策はトモエガモには効果がありませんでした。出雲空港管理事務所でバードストライク対策にあたっている真弓浩史管理係長は「びっくりする鳥もいましたが、鳥の数が多すぎてほとんど効果はありませんでした」と振り返ります。このため昨シーズンは鳥の状況を確認するパトロールを空港内だけでなく宍道湖周辺にも広げました。もともと空港に設置されていたカメラを宍道湖に向け管理事務所の職員が監視することも始めました。これらに加えてさらなる対策をとろうと、空港ではいま、急ピッチで準備を進めています。進めているのはトモエガモの動きをより早く把握し、関係者に情報共有する体制の構築です。宍道湖周辺に向けるカメラを新たに設置し、管理事務所だけでなく管制塔や各航空会社でも同時に見ることができる仕組みの導入を検討しています。さらに、2025年度、暗視スコープを購入しました。夜間でも素早く動きを把握するためで、管理事務所の屋上から監視し群れで飛んでいるのを発見した場合は、管制官を通じてパイロットに伝える予定です。Q. 成田空港や佐賀空港はどのような状況なのですか?A. 成田空港や佐賀空港は飛来が確認されている印旛沼や諌早湾まで距離があるため、トモエガモの行動範囲と航空機の飛行ルートは重なっていません。しかし、トモエガモの生態はわかっていないことも多く、今後、行動範囲と飛行ルートが重なる可能性もあるとして国土交通省が注視しています。Q. 今後、どのような対策が必要なのでしょうか?A. 検討委員会の委員長を務める東京大学の樋口広芳名誉教授は「トモエガモは間違いなく最も危険な鳥種だ。一度航空機に当たると次々に衝突する危険性が高く、大事故につながる可能性がある。えさ場の状況や気温の僅かな変化で生息域が変わるので、注意深く観察を続ける必要がある。一番の問題はたかが鳥だという認識を持ってしまいがちなことで、早期に生態調査を行い、有効的な対策を打ちたい」と話しています。Q. 飛来する前のいまの時期からできる準備は何でしょうか?A. 樋口名誉教授は「トモエガモが飛来する場所は国内でどんどん広がっていて、どこの空港周辺に来てもおかしくない状況だ。対策のために人や予算をつけるとなると、いまから動く必要がある。各空港はまずトモエガモがどんな鳥かを認識し、周辺の環境なども調査して、一刻も早く対策に乗り出すべきだ」と話しています。
(自治体職員がクマに遭遇した際の対処法など学ぶ:長野)
県内でクマの被害や目撃情報が相次ぐなか、県や自治体の職員などがクマの生態や遭遇した際の対処法を学ぶ研修会が、15日、佐久市で開かれました。県によりますと、県内ではことしに入って14日までにクマに人が襲われる被害が7件あり、1人が死亡、11人がけがをしています。こうしたなか県は業務で山に入る機会がある県や自治体の職員などを対象に15日、佐久市で講習会を開き、90人あまりが参加しました。会では長野県クマ対策員の玉谷宏夫さんが講師を務め、県内に生息するのはツキノワグマで、時速40キロ以上で走ることができ、人が走って逃げるのはむつかしいと説明しました。そのうえでクマに遭遇しないためのポイントとして、クマの鳴き声を覚えたり、ふんなどの痕跡を見分けたりして近づかないようにすることが大切だと話しました。そのうえでクマに遭遇した場合は背中を見せず静かに後ずさりをするほか、万が一、襲われた場合はうつ伏せになり、頭や首を腕で覆って守るよう呼びかけていました。参加した県の男性職員は「仕事で山に行くことがあるのできょう学んだことを生かして、安全に業務にあたりたいです」と話していました。講師をつとめた玉谷さんは「長野県ではどこでもクマに遭う可能性があることを頭に入れて行動することが大切だと思います」と話していました。
(明治大出張講座「鹿にしか、竹にだけ」:長野)
「さとりのてらす」旧飯田測候所(飯田市馬場町)で7月13日、明治大学の出張講座が行われた。開催は3回目。当日は、「ONLY:鹿にしか、竹にだけ 地域資源の新しい可能性」と題し、明治大学建築・アーバンデザイン研究室、修士2年の石川優希さんが講演。飯田の地域資源にフォーカスして研究してきた石川さんは、2022年に研究室が立ち上げた「シカとプロジェクト」に関わり、「しかと」されている南信州の地域資源や課題に焦点を当て、その可能性を広げたり、課題解決の一助になったりすることを目的として、人・モノ・空間などのデザインを研究してきた。講義では地域課題の一つとして放置竹林問題を挙げ、「竹林は成長速度が速く、全国的にも課題となってる」と話し、その原因の一つとして「竹製品の需要の低下により、竹を使わなくなって放置されてきた」という。竹はウッドチップやパウダーなどにして最終的には土に帰るというメリットを生かし、竹を建材として利用を見いだすことを考えた。建材化に向けた活動として下伊那農業高校と「移動式鳥小屋」を制作したり、竹ベンチの制作を行ったりした。放置竹林問題を知ってもらうのこと目的に、かざこし子どもの森公園(丸山町)でも子どもたちを対象に竹ベンチのワークショップも行った。石川さんは「楽しさを体感してもらうことができた」と振り返る。一方、鹿については害獣問題を地域課題として挙げ、「今は猟師に鹿を駆除してもらっているが、肉や皮の利用が確立していないため、お金にならないこともが獣害増加につながっている」という。プロジェクトでは2023年に皮職人でなくてもできる「鹿皮のペンホルダー」を実際に商品化した。商品化に際し、地元の人に制作してもらい、新たな雇用を生み出すことも考え、「大きな循環を目指す」という。講義の途中、10人の参加者がオリジナルの「鹿皮の傘タグ」を作り、実際に鹿皮に触れた。講義を終え、石川さんは「いつもの講座とは違った角度から地域の問題を捉えてもらえたのでは」と振り返る。「大切な何かに気づいてもらうために、鹿にしかない、竹にだけある価値や可能性に着目した」と話し、「ビジネスの可能性として、どう地域に還元されるのかなどを考えながら取り組んだ。南信州だけでなく、ほかの地域にも波及できれば」と先を見据える。講義を受けた飯田女子高校の熊谷実桜さんは「飯田の大学生ではなく県外の大学生が課題に向き合ってくれるのはうれしい事。そうした大学生に間近に触れ合えるのは貴重な機会」と話す。次回は8月24日、「動き続ける風景をデザインする」をテーマに信州大学の吉武駿助教授が講義を行う。
(小学生がシカの角でアクセサリーづくり:北海道)
日高の様似町で、子どもたちがシカの角を使ったアクセサリーづくりを体験しました。この体験は、自然に親しんでもらおうと12日、地元の子ども会が様似町の「ふれあい広場」で開いたもので、小学4年生から6年生までの17人が参加しました。講師は、道の「木育マイスター」にも認定されている地元のアウトドアガイドが務め、はじめにシカの特徴や動物と森林のつながりなどについて説明しました。続いて、子どもたちがアクセサリーづくりに挑戦し、さまざまな大きさや形のシカの角の中から気に入ったものを選び、角や丸く切られた木の枝の表面を紙やすりで滑らかにしたあと、ひもを通してネックレスやブレスレットなどを完成させました。参加した小学4年生は「角を選んだり、削ったり、いろいろなことができて楽しかった」と話していました。また、講師を務めた鈴木亜室さんは「身近な動物を通じて、自然とのつながりを知ってもらいたかった。みんな思い思いのアクセサリーをつくっていて、子どもたちの視点がとてもおもしろかった」と話していました。
(〝猟犬LOVE〟19歳女子が、ハンターチーム入り:鹿児島)
鹿児島市犬迫町で有害鳥獣駆除に取り組む「チーム犬迫スペシャルハンターズ」に、新メンバー外山千乃さん(19)が加わった。40~60代のおじさんチー父親の柔道整復師、貴彦さん(49)の飼う猟犬が好きで、子どもの頃から狩猟について回った。高校で一時不登校になったときも、野山で動物と触れあう中で克服したほど。高校3年生で18歳になると、すぐにわな猟の免許を取った。卒業後は大手コーヒーチェーンでアルバイトする傍ら早朝に父と野山にわなを仕掛け、休みや夕方に見回る日々。そんな姿がチーム犬迫の目にとまり、スカウトされた。5月には町内に畑を借りて野菜作りを始め、ハンターズ仲間の紹介で空き家を改修して移り住む準備も進める。「動物は好きだが、狩猟のワクワク感がたまらない。畑を作るようになって害獣被害の深刻さも分かった。市街地の近くで自然豊かな犬迫は素晴らしい。地域の役に立てるように頑張りたい」と意気込みを語る。獣肉の処理もこなす。自家消費や知人へのお裾分けのほか、ペット用に加工した干し肉は犬好きに好評だ。将来は手軽にジビエ(野生鳥獣肉)を楽しめる施設を造りたいと考えている。ムの紅一点。今は新屋敷町の自宅から通うが、近く犬迫に家を借りて移り住む。将来は獣肉を活用した事業など、自然の中で生計を立てる夢を描く。
(「殺さずに守る」革命的忌避剤が登場:北海道)
北海道恵庭市在住の安原歩は、7月10日(木)より、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」において、世界初となるヒトデとホタテの殻を組み合わせた天然忌避剤「忌避の達人 獣壁」の先行販売を開始いたしました。本プロジェクトは、従来の「駆除」から「共生」への発想転換により、野生動物の命を奪うことなく農業被害を防ぐ革新的な農害対策として注目を集めています。安原氏は5年前に猟友会に入会し、当初は趣味として狩猟を楽しんでいましたが、活動を通じて農家の方々の深刻な野生動物被害を目の当たりにしました。「せっかく実った作物が全部食べられてしまった」「このままでは生活していけない」といった農家の切実な声を聞く中で、「殺さずに共生する方法はないのか」という思いから本製品の開発に至りました。ヒトデに含まれるサポニン成分とホタテの殻(うろ)を特殊配合。ホタテの殻が水分を含むと粘土状になり土壌に浸透する特性により、従来の忌避剤では困難だった長期持続を実現。一度の散布で約1年間の忌避効果を維持。競合製品が3ヶ月程度の効果であるのに対し、4倍の持続力を実現。さらに独自のフリーズドライ製法により、軽量で取り扱いが容易。撒くだけの簡単施工で、農家の負担を大幅に軽減。鹿、イノシシ、クマ、キツネなどの野生動物を殺すことなく、忌避効果により人里への侵入を防止。人と動物の平和的共存を実現。
(クマ出没情報でプロアマ戦中止の明治安田レディス、安全考慮し初日順延に:宮城)
女子ゴルフの明治安田レディス(17~20日)開幕前日の16日、会場となる宮城県富谷市の仙台クラシックGCに、クマが出没したとの情報があり、プロアマ戦が中止になった。関係者らが捜索したが見つからず、安全を考慮して初日の競技が順延になった。関係者によると、クマが現れたのは、すでにプロアマ戦が始まっていた午前10時15分ごろ。1番ティーイングエリア近くの林に、小型のもの1頭がうろついていたという。コースに出ている選手、キャディー、ゲストらに、急いでクラブハウスへの避難を呼びかけた。プロアマ戦には合計45組が参加していたが、突然の事態に一帯は騒然。中には走って避難する選手もいた。その後、地元警察署員、消防隊員を含む10数人が1時間にわたって捜索。はしごを持ち出して木の上まで探したが、クマは見つからなかった。所属先が主催する大会とあって、3月のVポイント×SMBCレディス以来の国内戦出場を決めた勝みなみ(27)は、2ホール目の10番で避難を告げられた。「カートで運営の方が来られて、今日は中止です、と。(ゴルフ場で)クマは見たことがない」と、びっくり。前週のメジャー戦、アムンディ・エビアン選手権(フランス)を最終日まで戦い(68位)、前日帰国したばかりだった。前週優勝の内田ことこ(22)=加賀電子=は、北海道生まれ。道内では今月に入り、クマに襲われたとみられる死亡事故が起きていることもあり、「コースにクマが出た経験は、ないです」と言いながら、不安そうな表情だった。第2日以降の大会開催については、17日に改めて協議する。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)によると、クマの出没でレギュラーツアーの試合が中止になったことはない。下部ツアーでは今年5月、石川県で行われたツインフィールズ・レディス最終日にクマが出没し、最終日が中止になった。▽小林浩美・JLPGA会長「クマの目撃情報があり、本日のプロアマ大会を中止させていただきました。現在、大会関係者、警察、自治体などの方々と一緒に、安全対策の検討を進めているところです。大会第1日は中止と判断いたしました。楽しみにしてくださったファンの皆さま、大変申し訳ありません」。
(商業施設の金属製の物置が"力ずくでこじ開けられ"生ゴミなど荒らされる被害:北海道)
北海道南部の福島町で7月12日、新聞配達員の佐藤研樹さん(52)が配達中にクマに襲われ、やぶに引きずり込まれ死亡しました。佐藤さんは、クマに約100メートルも引きずられたとみられています。住民らの不安が増すなか、福島町内の商業施設で14日朝、クマに荒らされたとみられる新たな痕跡がみつかりました。けさ「コープさっぽろ ふくしま店」で、敷地内のごみ置き場が荒らされ、付近のやぶの中が生ごみだらけになっているのを店長が発見しました。金属製の物置の引き戸が壊され、クマが体当たりしたような大きなくぼみが残っていて、クマの毛とみられるものも付着していました。午前5時ごろには、店の駐車場付近でクマの姿が目撃されていることから、店では早朝の商品搬入を取りやめました。また店の営業時間を当面のあいだ短縮し、午後6時までとすることを決めました。
(クマがハト食い荒らす:秋田)
13日午後1時ごろ、北秋田市上杉字上森沢のハト小屋で体長約80センチのクマがハトを食べているのを、所有者の60代男性が発見した。けが人はいなかった。
(所有する飼育小屋でクマと遭遇:新潟)
15日午前9時前、村上市越沢の無職男性(82)が、所有するニワトリの一種アローカナの飼育小屋で体長約1・2メートルのクマに遭遇し、村上署に通報した。男性にけがはなく、クマは山の方に逃げた。男性は14日に小屋付近でアローカナの体の一部や羽毛が散乱しているのを確認しており、同署はアローカナはクマに襲われた可能性もあるとみて、周囲の警戒を続けている。
(クマに襲われたとみられるシカの死骸を畑で発見:北海道)
北海道増毛町で7月13日、ヒグマに襲われ食べられたとみられるシカの死骸が見つかりました。現場近くでは、クマ1頭が目撃され、警察などが警戒を続けています。13日午後2時ごろ、増毛町信砂で、町民からハンターに「畑でクマのフンを見た」と相談がありました。ハンターが畑に向かったところ、畑で死んでいるシカを発見。さらに10メートルほど先に体長約1.5メートルのクマがいるのを目撃しました。ハンターはすぐに猟銃を持ってこようと自宅に戻りましたが、改めて畑に着いた時にはすでにクマは姿を消していたということです。クマが目撃された場所は、住宅から約100メートルほどの場所で、警察がパトカーによる警戒を続けています。
(新たにクマ1頭を駆除:岩手)
岩手県北上市はクマの被害が相次いでいる市内の和賀町山口で、7月12日に新たにクマ1頭を駆除したと発表しました。付近ではその前日にも1頭が駆除されていますが、依然目撃は続いているということです。北上市和賀町山口地区などでは6月からクマによる被害が相次いでいて、7月4日には自宅でクマに襲われた81歳の女性の死亡が確認されています。14日、北上市の八重樫浩文市長は取材に応じ、12日に新たにクマ1頭を駆除したと発表しました。北上市 八重樫浩文市長「11日に駆除したあともクマがかなり出没している。猟友会によってクマ1頭を駆除した」。市によると山口地区では、7月11日の午前6時ごろにクマ1頭が駆除されていましたが、その後も目撃情報が相次いでいたということです。また山口地区では2頭目を駆除した後の13日午後6時半ごろにもクマが目撃されているということです。市ではわなの設置を継続するとともに、駆除したクマが女性を襲ったクマと同一か確認を試みることにしています。
(ジビエ料理など通じ狩猟に関心を:青森)
野生動物の肉を使ったジビエ料理などを通じて狩猟に関心を持ってもらおうという企画展が青森市で開かれています。この企画展は、野生動物による農作物の被害が増える中、県内の狩猟者で作る団体「ジビエベースあおもり」が、狩猟や鳥獣被害の対策に理解を深めてもらうとともに野生動物の肉を使ったジビエ料理の魅力を知ってもらおうと青森市で開きました。会場では、この団体が弘前市で行った狩猟を疑似体験するイベントの様子を動画で見ることができるほか、ニホンジカの角や皮などが展示されています。また、ジビエ料理のコーナーではシカの肉がはいった「けの鹿汁」や「鹿ミネストローネ」の写真や開発の経緯などが紹介されています。県内では、高齢化などでハンターが減少している影響でクマやニホンザルなど野生動物による農作物の被害が増えていて、令和5年度の被害額は、9161万円と前の年度の2倍近くに上っています。「ジビエベースあおもり」の盛英吾代表は「日頃の活動を皆さんに見ていいただき、少しでも興味を持ってもらえればと思います」と話していました。この企画会は青森市森林博物館で今月(7月)31日まで開かれています。
(ジビエパティのジューシーな肉汁が舌の上で踊る:東京)
「ダブルツリーbyヒルトン東京有明」では、9月13日(土)より期間限定で、秋の味覚とハロウィンの世界観を融合させた「秋季限定プロモーションメニュー」が登場。オールデイダイニング「SAUS(ソース)」とバー「Brew33 Bar(ブリューサーティースリーバー)」で味わえるのは、漆黒のバンズが目を惹く「漆黒(ブラック)ジビエバーガー」だ。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、17日午前6時15分ごろ、仙台市泉区加茂2丁目にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、16日午後5時50分ごろ、仙台市泉区野村新松林にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
栗原市によると、16日午後6時10分ごろ、栗原市金成片馬合宇南にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
登米市によると、16日午後5時30分ごろ、登米市東和町米谷沢尻にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
富谷市によると、16日午前10時15分ごろ、富谷市石積北沢田にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
登米市によると、16日午前、登米市東和町錦織天留居にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
丸森町によると、16日午前9時45分ごろ、丸森町舘矢間山田市ノ沢にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、15日午後4時20分ごろ、仙台市泉区明通2丁目にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
栗原市によると、15日午前11時40分ごろ、栗原市金成片馬合下吉目木にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、15日午前7時ごろ、仙台市青葉区上愛子二岩にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、13日午後5時30分ごろ、仙台市太白区秋保町湯元太夫にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、13日午後3時ごろ、仙台市太白区秋保町湯元行澤にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、13日午後0時ごろ、仙台市太白区秋保町湯元行澤にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、13日午後5時30分ごろ、仙台市青葉区新川土手下にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、13日午前8時40分ごろ、仙台市泉区根白石福沢下にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
栗原市によると、14日午後3時30分ごろ、栗原市金成沢辺館南にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
松島町によると、14日午後1時50分ごろ、松島町幡谷泉ケ原にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、13日午後5時15分ごろ、仙台市青葉区熊ケ根檀の原一番にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、13日午後4時30分ごろ、仙台市青葉区国見6丁目にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
登米市によると、13日午後7時20分ごろ、登米市石越町南郷松ケ崎前にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
富谷市によると、13日午前8時45分ごろ、富谷市穀田角力沢にクマが出没しました。
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