<射撃ニュース8月>
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(羅臼岳付近「友人がクマに襲われ 引っ張られていった」:北海道)
14日午前、北海道知床半島にある斜里町の羅臼岳付近で「友人の男性がクマに襲われ、引っ張られていった」と登山者から警察に通報がありました。これまでに男性は見つかっていないということで、警察は地元のハンターとともに15日も捜索することにしています。14日午前11時10分ごろ、斜里町の羅臼岳付近で「友人の男性がクマに襲われ、引っ張られていった」と登山者から110番通報がありました。警察によりますと、通報した登山者と襲われた友人の男性はいずれも20代で、通報した登山者は救助されましたが、襲われた友人の安否はわかっていないということです。通報した登山者は警察に対して友人がヒグマに襲われたのは通報の20分ほど前だと話しているということです。警察によりますと、当時の状況については「下山中に200メートルほど前を歩いていた友人から名前を呼ばれ、近づくとクマと格闘していた。追い払おうとしたが、クマは友人を林の方に引っ張っていき、連れて行ってしまった」と説明しているということです。羅臼岳はヒグマの生息地で、警察が上空から捜索しましたが、これまでに男性は見つかっていないということで、警察は地元のハンターとともに15日早朝から捜索を再開することにしています。一方、羅臼岳の展望台などには登山者が避難し、14日午後6時前までに警察などのヘリコプターで展望台にいた71人が救助されたということです。山頂付近にもまだ登山者がいるという情報もあり、警察などは確認を続けています。羅臼岳の登山道を管理している林野庁北海道森林管理局によりますと、羅臼岳には斜里町側と羅臼町側からの2つの登山道があり、被害にあったとみられる男性は斜里町側の登山道から入山していたということです。警察からの情報を受けて、現地では斜里町側と羅臼町側の登山道をともに封鎖したほか、羅臼岳につながる硫黄山の登山道についても封鎖する対応を取ったということです。男性がヒグマに襲われたという連絡があったことを受けて、北海道斜里町は、午前11時半に対策本部を設置して情報収集にあたるとともに、4人のハンターに出動要請をしたということです。ハンターたちは待機しているということです。町によりますと、通報があった現場は、斜里町側から羅臼岳に向かう登山口から200メートルから300メートルほど山道を登ったあたりとみられるということです。
(クマに襲われ男性けが、人身被害は7件目:秋田)
大館市で12日未明、49歳の男性が自宅の敷地内でクマに襲われ、足や背中にけがをしました。警察によりますと、命に別状はなく、入院もしていないということです。12日午前0時半ごろ、大館市長走で、自宅の敷地内にある小屋から物音がしたため確認しに外に出た49歳の男性が、近くの草やぶから出てきたクマ1頭に足をかまれ、背中を引っかかれました。男性は左の太ももや背中、それに右肘にけがをして、12日の日中に大館市内の病院を受診しましたが、命に別状はなく、入院もしていないということです。そして、13日午後、男性からの届け出を受けた大館市役所からの連絡で、警察が被害を把握したということです。警察によりますと、クマは体長1.3メートルほどで、男性を襲ったあとその場を立ち去り、行方は分かっていないということです。現場は、JR奥羽本線の陣場駅から南に2.4キロほど離れた、住宅が点在する山あいの集落です。これで秋田県内でことし発生したクマによる人身被害は7件目となり、このうち3件は今月に入って起きています。これで秋田県内でことし発生したクマによる人身被害は7件目となり、このうち3件は今月に入って起きています。県はクマの目撃件数が例年を大幅に上回っていることから、県内全域に出していた「ツキノワグマ出没警報」を来月末まで延長し、警戒を呼びかけています。また、倉庫や畑などでの出没も増えているとして、食べ物を求めるクマを接近させないように、畑に電気柵を設けたり、農作物などを保管する倉庫に鍵をかけたりするといった対策も行うよう呼びかけています。
(ヒグマ市街地出没時の発砲手順を確認:北海道)
道内各地でヒグマの目撃情報が相次ぐ中、来月から市町村の判断で特例的に市街地での猟銃の使用が可能となる改正法が施行されるのを前に、道や自治体、警察などの担当者が訓練を行い、市街地で発砲する際の手順を確認しました。これまで禁止されていた住宅が密集している市街地での猟銃の使用をめぐっては、来月1日に改正鳥獣保護管理法が施行され、一定の条件を満たした場合、市町村の判断で特例的に使用が可能となります。この法改正を前に道庁では、道や札幌市、警察や道猟友会のハンターなどおよそ100人が市街地にクマが出没した際の対応の流れを確認する訓練を行いました。まず、環境省の担当者が市街地での発砲が可能なケースは避難などによって住民に銃の弾丸があたるおそれがない場合など4つの条件すべてを満たす必要があることや、発砲によって万が一、住民がけがをした場合は、ハンターではなく国家賠償法によって市町村が賠償の責任を負うことになることなどを説明しました。このあと住宅街や大きな道路が近くにある河川敷にクマがとどまっていることを想定した図上訓練が行われ、発砲が認められる4つの条件を満たしているかや、どの範囲の住民に避難を呼びかけるべきかなどを確認していました。午後からは札幌市西区の公園で模擬の銃を使って一連の流れを確認する訓練が行われます。
(新たに2例野生イノシシが豚熱に感染:宮崎)
宮崎県都城市で新たに野生のイノシシ2頭の豚熱への感染が確認されました。県によりますと、都城市高崎町で8月9日に畑の畔道で、8月11日には、道路脇の竹林で死んだ野生のイノシシが見つかりました。宮崎家畜保健衛生所がPCR検査を行った結果、2頭とも豚熱に感染していることが確認されました。今年4月に1例目が確認されて以降、都城市と高原町では、今回を含め野生イノシシ合わせて10頭が豚熱に感染。県は1例目の発見場所から半径10キロ以内で、感染状況の確認を強化するため わなを増設したほか、農場防疫の徹底などを呼びかけています。なお、周辺の養豚場で異常は確認されていないということです。
(マダニ感染症「SFTS」、急速に全国拡大:北海道)
ウイルスを持ったマダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」について、北海道が7日、道央地域に住む60代男性の感染を発表した。道内で感染したことが確認されるのは初めて。感染地が急速に全国に拡大していることが裏付けられた。道によると、60代男性は7月30日に発熱や頭痛、下痢などの症状が現れ、8月2日に地元の医療機関を受診。その後、札幌市内の医療機関に入院した。検査の結果、SFTSの感染が判明した。男性は8日現在も入院中だが、症状は回復に向かっているという。マダニの成虫の体長は吸血前が3~8ミリ程度で、吸血後は10~20ミリ程度と2倍以上に肥大することから、目視で確認できる。長いものでは10日以上にわたって血を吸い続ける。SFTSは6~14日の潜伏期間を経て発症する。男性への聞き取りでは、潜伏期間とされる7月中旬以降、道外に出ていないほか、日常的に草木に触れる機会があり、男性自身が「ダニにかまれた」と話していることなどの状況から、道は男性が道内で感染したとみている。道感染症対策課は「マダニは鳥などによって道外から運ばれてくることもあり、ウイルスを持ったマダニが道内にいると考えられる」(担当者)としている。道央は、札幌市、小樽市、苫小牧市、日高町などの自治体を含む地域。SFTSは平成25年に山口県で国内で初めて感染者が確認されて以降、九州・四国・中国地方など西日本地域を中心に感染が徐々に広がってきた。相対的に東日本では感染確認が少なかったが、静岡県で今年6月以降、感染者数が過去最多ペースに。7月には隣接する神奈川県で発症した60代女性の県内感染が判明し、「関東上陸」が確認された。厚生労働省などによると、SFTSは発症すると、発熱や嘔吐、下痢のほか、意識障害や失語などの神経症状、皮下出血や下血などの出血症状が現れる。致死率は6.3~30%。有効な薬やワクチンはなく、治療は対症的な方法しかない。平成25年以降、今年4月末までに計1071件の感染が確認され、そのうち117人が死亡している。マダニに直接かまれて感染するケースのほか、感染したイヌやネコなどの動物を通して人間が感染するケースもある。マダニは草むらなどに潜み、春~秋に活動が活発となる。畑仕事やアウトドアレジャーの際は、長袖・長ズボンなど肌の露出を避ける服装をしたり、ダニに効果がある虫よけスプレーを使ったりすることが対策となる。
(専門医“マダニはわずかな隙間も入ってくる”:富山)
マダニが媒介する感染症、SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」をめぐり、ことし6月に県内で2例目の感染が確認された患者は、長袖と長ズボンを着用していたもののわずかな服の隙間からマダニが侵入しかまれたとみられることが分かりました。マダニが媒介する感染症、SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」は、発熱や下痢などのほか重症化すると血小板が減り出血が止まらないなどの症状を引き起こし、厚生労働省によりますと国内の患者のうち死亡した割合は27%と報告されているということです。ことしに入ってから今月3日までに全国で報告された患者数は、速報値で124人と去年1年間の累計を上回っていて県内では、ことし6月に、令和4年11月以来、2例目となる感染が確認されました。2例目となった県内の80代の患者に対応した、感染症が専門の富山大学附属病院の山本善裕病院長がNHKの取材に応じ、感染経路の分析を明らかにしました。山本病院長によりますと、患者は、畑などマダニの出やすい場所では長袖と長ズボンを着用していたということです。ただ、首にタオルを巻いたりズボンのすそを靴下の中に入れたりはしていなかったということで、首や足首などの服の隙間からマダニが侵入し、かまれた可能性が高いということです。山本病院長は「マダニはわずかな隙間でも入ってくるので、草むらや畑などに行く際は、肌の露出する範囲をできるだけ少なくしてほしい。命に関わるので少しでも早く対処するため発熱など気になる点があればすぐに受診してほしい」としています。
(野生鳥獣の農林業被害額状況について:兵庫)
令和5年度の野生鳥獣による農林業被害金額は、4億15百万円と前年度に比べて54百万円の減少となりました。獣種別の農林業被害では、シカ(1億67百万円、前年比+10百万円)とイノシシ(1億百万円、前年比-55百万円)が6割以上を占めています。その他獣類の林業被害額については、平成30年度、令和元年度、令和2年度、令和4年度:ノウサギによる被害、令和3年度:不明になります。
(市街地にクマ出没"想定して訓練":北海道)
北海道南部の福島町で男性がクマに襲われて死亡し、8月12日で1か月。各地で出没が相次ぐ中、北海道小樽市で、市街地でのクマ出没を想定した訓練が行われました。この訓練は、「市内の小学校近くのゴミステーションにヒグマが現れた」という想定で、小樽市と猟友会、警察が合同で行ったものです。道内では1か月前に福島町で、ヒグマによる人身被害が発生。その後も住宅地周辺で出没が頻発しています。8月12日は地図を使った図上訓練のあと、野外での実地訓練も行いました。「刻々と移りゆく状況にいかに素早く対処して、住民の安全を守っていくかということが大切なことだと考えます」(警察の担当者)。
(クマ出没を想定、駆除の流れ確認:北海道)
ヒグマの市街地への出没に備え、遠軽署と町、北海道猟友会などは12日、旧遠軽小校庭で合同訓練を行った。通報から駆除までの連携体制を確認した。
(『箱わな』の購入支援などを市が検討:青森)
青森県弘前市では、2023年を上回るペースでクマが目撃されていて、12日の関係機関を集めた会議では、「箱わな」の購入支援などを市が検討していることを明らかにしました。12日の会議には弘前市や猟友会、それに地元の農協などから担当者が出席して、現在の状況や今後の対策などについて意見を交わしました。市によりますと、今年度のクマの目撃件数は7月31日時点で61件に上り、捕獲件数は58件となっています。過去5年で最多だった2023年を上回るペースです。これからリンゴの収穫時期を迎えるため、弘前市では侵入防止策の設置に加え、「箱わな」5基の追加購入を決めたほか、猟友会などが「箱わな」を購入するさいの支援を検討しています。弘前市 櫻田宏 市長「リンゴ農家が安心して生産現場へ行ける対策をとらなければいけない。情報共有をして、市として一丸となって対策をとるのが大事なので、きょうの会議はその第一歩になった」。弘前市ではリンゴの食害なども確認されていて、会議で出た意見を踏まえて、新たな対策を考えていきたいとしています。
(襲いかかるクマ、3mまで迫る:北海道)
北海道福島町で7月12日、新聞配達員の男性(52)がヒグマに襲撃されて死亡した事故で、このヒグマを駆除した猟友会のハンターの男性(69)が緊迫した駆除現場の様子を証言した。毛を逆立てて襲いかかろうとするヒグマは約3メートルまで迫り、「あと一歩遅ければやられていた」。駆除を巡り、道庁や町役場には抗議の電話などが200件以上相次いだという。だが男性は、4年前に同じヒグマの犠牲になった高齢女性への誓いを胸に、危険な現場に立っていた。7月18日未明、ヒグマ出没の連絡が入った。6日前にやぶの中で亡くなっている被害男性を発見してから、寝る間を惜しんで捜索していた。犠牲者を思うことで、疲れや恐怖を払いのけていた。
(巨大ヒグマ前に「ただ立ちつくしていたら死んでいた」:北海道)
襲いかかる巨大なヒグマを前に、とっさの判断が生死を分けた-。4月に美唄市内の山中でクマに襲われ、顔の右半分に大けがを負った同市内のベテランハンター織田幸雄さん(77)が、北海道新聞の取材に答え、「ただ怖がって、立ちつくしていたら死んでいた」と当時の状況を詳細に証言した。織田さんはエゾシカの駆除のため、山中に入っていた4月3日の昼前、ライフルで仕留められないほど遠くにいるクマを見つけた。シカを1頭駆除し、雪が残る斜面を登っていた時だった。「かしこいクマは発砲音を聞き、手負いのシカを食べられると思って寄ってくる」。これまでの経験から、今回も遠くから様子をうかがっているんだろうと考えていた。警戒しながら斜面を進むうち、雪解けが進んで少し開けた場所に出た。その10メートルほど先のささやぶで、クマは身構えていた。クマの体長は、ハンター歴が50年近い織田さんが見ても「すごい大きさ」で、3メートル近くあった。気付くと同時に突進され、ライフルを構える余裕はなかった。攻撃を避けるため、近くの木に隠れた。しかし、木の幹は細く、はみ出した顔面の右半分を「たたかれた」。出血し、右目が見えなくなった。「とっさの判断で木に隠れなければ、大けがでは済まなかった」と振り返る。クマは威嚇にとどめたのか、それ以上は攻撃してこなかった。織田さんは一帯の地形を把握しており、急いで下山した。携帯電話は通信圏外で、1キロほど先にあった事務所に助けを求め、病院に搬送された。襲撃現場は美唄市役所から北東に約7キロの山中だった。けがは右の頬骨(きょうこつ)を複雑骨折する重傷で、皮膚を縫った後、約2週間入院した。負傷した右目の視力は失わずに済んだが、神経が切れて右側のまぶたや口は自由が利かない。それでも織田さんは「痛みがないのが不幸中の幸い」と冷静に語る。織田さんは美唄市で生まれ育ち、北海道猟友会美唄支部に所属。有害鳥獣捕獲許可を受け、年間2、3頭のクマを駆除してきた。「『地元のために』と大層なことを言うつもりはないが、体が動くうちはできることがしたい」と、襲われた後も有害駆除に出向く。6、7月には、それぞれクマを1頭捕獲した。「山では一段と気をつけて周りを見るようになった。クマへの対応を知っているから、活動を続けられる」と表情を引き締める。北海道内では、渡島管内福島町で12日に男性がクマに襲われ、死亡するなど住宅地への出没が増えている。織田さんは「クマを撃った経験があるハンターが減って駆除が追いつかず、襲われる例が増えている」とみる。ハンターの育成が急務だが、若いハンターには、山中でクマを見ると足が震える人もいるという。織田さんは「恐れたらその隙を突かれる。後継者を育てるためにも、まだハンターをやめるつもりはない」と話している。
(夏祭り帰りにクマに襲われた男性が当時の様子を話す:山形)
きのう夜、山形県戸沢村の住宅街で男性がクマに襲われ、頭や顔などにけがをしました。被害にあった男性が当時の様子を話してくれました。警察によりますと、きのう午後9時半ごろ、戸沢村の住宅街の路上で、和田史郎さんが1頭のクマと遭遇し、頭や左の頬などを引っかかれました。現場は、戸沢村役場から西におよそ200メートルの住宅街の路上で、和田さんは地区の夏祭りに行った帰りに一人で歩いているところを襲われたということです。クマに襲われた 和田史郎さん(65)「1メートル半ぐらい手前にきたらクマだというのがわかりまして、構えたけれど、やっぱり衝撃がどんと向かってきたので後ろに押し倒された。そこの上に(クマが)乗っかっていろいろこの辺もやられた。たまたま一緒に後ろに来ていた近くの方が助けてくれた追っ払てくれた」。クマは、体長およそ1.5メートルでそのまま姿が見えなくなり、村や警察が、住民に注意を呼びかけています。
(クマの生態を学ぶイベント:長野)
山の日の祝日となった11日、目撃情報が増えているクマの生態を知って信州の自然を楽しんでほしいと、長野市でイベントが開かれました。登山道にあらわれたクマ。8月始め、北アルプス爺ヶ岳から山荘に向かう登山道で撮影されました。体長2メートルほどの親グマと、子グマ2頭いたということです。こうしたクマの出没が相次ぐ中、長野市のMIDORI長野では、山の日に合わせて、クマの生態を学ぶイベントが開かれました。環境省 栗木隼大さん:「クマに襲われそうになってしまう。そういった時に、まず自分の身体の中でも大事なところを守らないといけない」。会場には夏休み中の子どもなどが訪れ、国立公園でクマの調査をしている環境省の担当者からクマに襲われそうになった場合の対処方法などを聞いていました。万が一、クマに襲われた場合は、うつ伏せになり、頭や首、腹部を守るほか、クマを驚かせないように動かないことも大切だといいます。また、山に入る際に、クマと近くで出会わないように音を出したり複数で行動したりすることも欠かせません。イベントでは、クマよけの鈴を作るワークショップも開かれました。県内のツキノワグマの里地での目撃件数は、平年並みということですが、これからの時期は注意が必要です。環境省 栗木隼大さん:「クマの動きが活発になってくる時期で、同時に、人間側も山に入るタイミングが増える。クマと人がばったり遭遇してしまうリスクが高くなる。ただ、だからと言って、山に入らないのではなく、クマに遭わないための対策をしっかり行った上で、登山などを楽しんでいただければと思います」。
(作物被害東北最多の岩手、4000ボルト以上でクマ撃退)
クマなど野生鳥獣による農作物被害額が東北で最多の岩手県が、鳥獣を撃退して被害を防ぐ県オリジナルの恒久電気柵の設置に力を入れている。ホームセンターでも手に入る足場用の単管パイプを支柱にフェンシングワイヤーを張り巡らすことで優れた耐久性を誇り、設置後に10年以上は使える。簡易な電気柵に比べて高い電圧をかけられるのも特徴。県は国の交付金を活用して県内で広く設置を進めたい考えだ。先月25日、この恒久電気柵の設置に関する県主催の講習会が花巻市の水田で開かれた。設置体験ができる初の講習会で、地元の農家やリンゴ園の関係者、県と市町で鳥獣被害を担当する職員ら30人以上が参加した。恒久電気柵は、県農林水産部農業普及技術課の中森忠義技術主幹兼農業革新支援担当課長と、電気柵の世界的なメーカーであるニュージーランドのガラガー社の日本総代理店「サージミヤワキ」の札幌営業所・盛岡事務所との連携で誕生した。発端は十数年前にさかのぼる。中森課長は当時勤務していた県北部の岩泉町では飼料用デントコーン畑にクマの被害を防ぐため簡易の電気柵の設置を推進していた。ポリエチレンにステンレスを編み込んだ電線の劣化を防ぐため、秋に撤収、翌春に再設置する必要があった。しかし、設置の総距離が数キロにもなる柵の撤収と再設置は農家の大きな負担だった。そこで、サージミヤワキが扱うガラガー社の特殊メッキを施した耐久性の高いフェンシングワイヤーなら電気柵を常設にできて、農家の負担が大幅に軽減できると工夫を重ねた。フェンシングワイヤーには簡易電気柵より高い電圧(4000ボルト以上)がかけられ、単管パイプの支柱で頑丈にできる。試しに設置すると、クマが寄り付かなくなり、電気柵が壊されることもなくなった。改良を続け、9年ほど前には県オリジナルの耐久電気柵の形が出来上がった。
(狩猟の魅力に触れる担い手研修会:岩手)
岩手県は矢巾町和味の矢巾総合射撃場で30日に開く「捕獲の担い手研修会」の参加者を募集している。わなや模擬銃に触れ、現役狩猟者の模擬射撃を見学。鳥獣被害が増える中、狩猟者は減少傾向で野生鳥獣対策に関心を高めてもらう。県内在住者が対象で定員30人(先着順、無料)。22日まで参加者を募集している。狩猟免許を取得したことがなく、研修会への参加経験がない人に限る。当日は現役の狩猟者が猟具の使い方や現場の体験談を説明。ジビエ料理の試食のほか、射撃のシミュレーター体験も行い、狩猟の魅力に触れてもらう。
(クマか…?各地で食害相次ぐ:北海道)
北海道名寄市や上ノ国町で、クマによるものとみられる食害が相次ぎました。名寄市の畑ではトウモロコシおよそ1000本が食い荒らされる被害が出るなど、警察が警戒を強めています。名寄市智恵文のトウモロコシ畑で、8月10日午後2時半ごろ、畑の持ち主の男性から「スイートコーンが1000本くらい食い荒らされている」と警察に通報がありました。駆け付けたハンターが畑を確認したところ、クマの足跡が見つかったということです。この畑では、通報2日前の8日にもトウモロコシの被害が確認されているほか、直線距離で20キロ離れた風連町の大豆畑でも午前9時ごろ、幅およそ15センチのクマの足跡が見つかっています。一方、道南の上ノ国町小森では10日午後2時ごろ、畑のカボチャが食べられているのを農家の男性が発見しました。カボチャには動物がひっかいた跡が残っていて、警察はクマによる被害とみて警戒を強めています。
(クマが住宅に侵入、アイスクリームなど食べられ散乱:長野)
長野県大鹿村の住宅で8月12日、台所が荒らされているのが見つかりました。残された足跡からクマの仕業とみられます。住人は避難して、けがはありませんでした。警察などが付近の住民に注意を呼びかけています。被害があったのは、長野県大鹿村大河原の住宅です。警察によりますと、12日午前7時ごろ、この住宅に1人で暮らす高齢の女性の家族から、「クマが住宅に侵入した」などと通報がありました。女性は11日午後10時ごろ、居間にいたところ、台所の方から物音が聞こえ、12日朝、台所を確認すると、調理器具や食器が荒らされ、椅子などが壊れ、網戸が突き破られていました。残された足跡から侵入したのは成獣のクマとみられます。警察によりますと、10日にもこの住宅の敷地内にある屋外の倉庫で冷蔵庫が荒らされ、アイスクリームなどが食べられ、散乱していたということです。女性にけがはなく、一時的に避難しています。警察や村は付近の住民に避難をすすめるとともに、防災無線などで「食料品を屋外に置かない」など注意を呼びかけています。
(クマがスイカくわえて食べる様子はっきり:北海道)
クマによる食害が相次ぐ北海道江差町で8月11日夜、また被害がありました。住民が撮影した動画には、畑でスイカをくわえるクマの様子がはっきりと映っていました。深夜の畑でエサを探すクマ。スイカを見つけ出し、そのままくわえて運んだあと食べ始めました。被害があったのは江差町田沢町の家庭菜園です。11日午後11時50分ごろ、家庭菜園の向かいの家の住人が、2階からクマのようすを撮影しました。クマは体長1.5メートルほどとみられています。12日に畑を見ると、スイカが食い荒らされていました。また、この畑からおよそ200メートル離れた畑でも、トウモロコシが被害にあいました。江差町田沢町では8月に入り、クマによるものとみられるスイカやトウモロコシの食害が相次いでいます。町はハンターによる巡回や箱わなを設置するなどして警戒を強めています。
(高速道路の路肩に座るクマ:福島)
警察によりますと、12日午後5時9分ごろ、福島市飯坂町平野小林の東北自動車道で、上り車線を車で走行中の男性運転手が、高速道路の路肩に座るクマ1頭(体長約1メートル)を目撃しました。その後の行方は分かっておらず、パトカーが目撃現場付近を警戒しましたが、発見には至らなかったということです。これまでに、人や物への被害は確認されていません。警察は、パトカーによる付近の広報・警戒活動を行っているということです。
(民家にクマ出没、敷地内で寝ていたか :宮城)
11日朝、仙台市太白区秋保町の民家の敷地内でクマ1頭が目撃されました。クマは寝ていたとみられ住民に被害はありませんでした。住民が撮った写真には、民家の裏でクマのようなものが写っているのが分かります。11日午前6時頃、仙台市太白区秋保町馬場で民家の住民が「敷地内でクマが寝ているようだ」と警察に通報しました。クマは体長1.2メートルほどで、警察が駆け付けた時にはすでに敷地内からいなくなっていたということです。住民や建物などへの被害はありませんでした。警察はパトカーで警戒するなど周辺の住民に警戒を呼び掛けています。宮城県はクマの目撃が急増していることなどから、7月にクマ出没警報を出し、山林などクマの生息域では「朝夕の行動を避ける」「クマ鈴やラジオを鳴らす」など注意を呼び掛けています。
(クマに桃100個超食べられたか:岩手)
11日早朝、一関市でクマによる物的被害が相次いで確認された。桃100個以上が食べられた可能性があり、玄米を保管する倉庫に侵入した形跡もあった。岩泉町では小屋の壁などが壊された。いずれも人的被害はない。一関署によると、午前6時ごろ、同市萩荘の70代男性方敷地内で、育てていた桃の実約100個全てがなくなっているのが確認された。周囲には食べかすのようなものが残されていた。別の桃の木も折れ曲がり、30~50個の実がなくなっていた。付近に足跡があることからクマの被害と判断した。同6時半ごろ、同市萩荘の60代女性方の倉庫の出入り口木戸が開き、玄米を保管する保冷庫が斜めに移動し、引っかいたような痕跡やクマの足跡が見つかった。玄米の被害はなかった。岩泉署によると、同7時半ごろ、岩泉町釜津田の60代男性方で小屋の壁、精米機、もみすり機が壊されていたのが確認された。もみ、ぬかを食べられた。小屋の中の足跡があり、クマによる被害と判断した。
(列車がシカと接触:鳥取)
JR西日本によると、13日午後、山陰線の福部駅―鳥取駅間で列車がシカと接触した。車両と線路の確認を行い、東浜駅―鳥取駅間の一部列車に5~15分の遅れが出た。
(エゾシカ肉供給活発化:北海道)
白老町内でエゾシカ肉の供給体制が広がっている。鹿肉がアイヌ民族の伝統食に使われてきたことなどが背景にあり、2023年に町萩野で解体処理施設が整備されたほか、林業会社による製品販売が進み、町内外への流通が多様化してきた。捕獲、精肉加工、販売を担う複数の事業者が活動する。町萩野の社会福祉法人ホープは23年、延べ約68平方㍍の鉄骨平屋建ての解体処理施設を整備。HACCP(ハサップ)に基づく衛生管理下で、皮剥ぎから精肉加工、パック詰めまで行い、処理済みの肉は苫小牧市の加工業者を通じ飲食店などに供給している。同法人はアイヌ民族に親しまれてきたナギナタコウジュ(アイヌ語でエント)を原料とするお茶を製造するなどアイヌの食文化を発信しており、鹿肉の活用に向けた取り組みも猟友会の協力で手掛けた。運営に関わる前北海道猟友会白老支部長で現相談役の堀起與賜(きよし)さん(78)は「衛生的な施設が整備されて良かった」と話す。町北吉原の林業会社、大西林業は、自社管理の山林でエゾシカを捕獲し、町石山で運営する「ブウペツ鹿肉工房」で解体・精肉。捕獲から処理までを30分以内に行う体制を整え、鮮度の高いジビエ供給を実現した。2月に苫小牧保健所の食肉処理業の許可を取得し、3月に精肉(スライス・ブロック)、6月から加工品(ハンバーグなど)を試験販売している。鹿肉を白老特有の観光資源と捉えてのことで苫小牧市の企業に加工を外注し、本州のジビエ専門レストランや札幌の個人飲食業者に供給。週末は町栄町の直売所ならの木家などでバーベキュー用や家庭用商品を販売している。大西潤二代表(46)は、山林所有企業と連携した有害駆除の枠組みづくりも検討しており「林業会社が捕獲、精肉加工、販売を担う例は道内でも珍しいのでは」と語る。町石山で「北鹿社(ほくろくしゃ)」を営むハンター島口英光さん(56)は、わな猟で得たエゾシカを精肉し、白老町や苫小牧市、登別市の飲食店に卸している。昨年は130頭ほどの実績があったという。「鹿肉のおいしさを伝えたい」と飲食店の協力を得て、試食を兼ねた販売会も実施。7月21日は苫小牧市日吉町のイタリア料理店で行い、8月は登別市幌別町の飲食店で予定している。
(有害鳥獣として捕られ、焼却されていたシカをドッグフードに:京都)
京都府舞鶴市で猟師として活動する男性と京都市でコンサルティング業を営む男性がタッグを組み、有害鳥獣として捕獲されるシカのジャーキーをドッグフードとして販売する事業を始めた。新鮮なシカ肉を加工する安全性とおいしさが強みで、デザインやブランディングにも力を入れている。舞鶴市ではシカによる農作物の被害が深刻だ。対策として市が市内の猟友会に依頼しているシカの捕獲数は2023年が1777頭で、4年前の2倍超に増えた。市によると、猟友会への報償や焼却処理の財政負担は大きくなっているという。本業のドライアイス販売の傍ら約10年前から有害鳥獣の捕獲に従事する泉政徒さん(54)は、こうした状況を知りシカを活用することを考えた。捕獲、焼却処理して命を奪い続けることに疑問を持っていたことも背景にあった。当初は食用ジビエを検討したが、衛生基準の厳しさなどからドッグフードに変更。同市河原地区に新設した作業場は、費用負担を考え自分たちで建てた。泉さんは「軽い気持ちで始めたが、やってみると大変だった」と話す。取引先を通じて泉さんと出会ったnullkyoto(ナルキョウト、京都市中京区)代表江口紀文さん(42)は、「思いに共感して自分も一緒にやりたいと思った」。ビジネスとしても可能性があると見通し、同社の新規事業としてシカ肉のドッグフードを展開するブランド「Rawto(ロウトゥ)」を立ち上げた。4月に販売を開始してからは、加佐地域で捕獲されたシカの一部を泉さんが新鮮なうちにさばいてスライスし、乾燥機でジャーキーに加工。利用者からは「鮮度が良く雑味がないからか、食いつきもすごく良い」と人気という。販売やPRは江口さんらが担い、スタイリッシュな包装のデザインやホームページ(HP)での発信にこだわっている。泉さんは「なんとか販売開始までこぎ着けた。これから販路を確立して事業を軌道に乗せたい」と意気込む。
(星のや富士が「狩猟体験ツアー」:山梨)
「星のや富士」(山梨県富士河口湖町)が10月~12月の5日間、「狩猟体験ツアー」を開催する。猟師と共に森を歩きながら狩猟現場を見学し、「一連の流れを体験することで、人と自然と動物のつながりを見つめ直すことを目的に企画した」という同プラン。2泊3日の宿泊型の体験プログラムとして2017(平成29)年から毎年開催し、今年で9年目を迎える。富士北麓ではシカやイノシシの増加による農林業被害や生態系の乱れが問題となっており、捕獲された野生肉の大部分はそのまま廃棄されている。同ホテルは開業以来ジビエを使った食事を提供し、この地域課題に向き合ってきた。こうした経験や背景から、自然との共生や命を無駄なく頂くことの大切さを考えるきっかけとして、同プランを提供しているという。体験ツアーの初日は「自然に触れるひととき」と題し、ホテル内の森を散策。自然に囲まれた特等席でたき火を囲みながら、翌日の狩猟体験への「期待値」を高めていく。2日目は富士五湖周辺の森へ入り、狩猟体験ツアーを行う。シカやイノシシの生態を知り尽くし、ジビエの生産にも携わる地元の猟師の案内の下、狩猟の一連の流れを間近で体験。昼食後には、鹿の解体作業を見学・体験する。夕食は、富士山麓周辺で狩猟した鹿肉を余すところなく使った「ジビエディナー」を用意する。最終日の3日目は、山梨の伝統工芸「甲州印伝」の漆付けをホテルのキャビン(客室)で体験。日本で唯一の甲州印伝伝統工芸士・山本裕輔さんが指導する。参加者が選んだ文様を鹿革に施し、希望の小物に加工し、後日、自宅に届ける。
(クマ出没:宮城)
登米市によると、15日午前10時ごろ、登米市東和町錦織嵯峨立にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、14日午後9時20分ごろ、仙台市青葉区芋沢二尺木にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
利府町によると、15日午前6時15分ごろ、利府町沢乙唄沢にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、14日午前7時30分ごろ、仙台市泉区福岡岳山にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
登米市によると、14日午前10時5分ごろ、登米市東和町米川西綱木にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
色麻町によると、14日午前10時15分ごろ、色麻町志津鷹巣石渕にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、13日午後3時ごろ、仙台市泉区福岡岳山にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、13日午前11時10分ごろ、仙台市青葉区大倉久保にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、11日午前6時ごろ、仙台市太白区秋保町馬場辺田にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、11日午後2時30分ごろ、仙台市青葉区作並日向にクマが出没しました。
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8/12
(わなにかかったイノシシ暴れ、狩猟歴50年のハンターを牙で突きケガさせる:栃木)
9日午前11時頃、栃木県那須町で、同町芦野、無職男性(84)が、わなにかかったイノシシに両足を牙で突かれ、10針以上縫うケガを負った。那須塩原署の発表によると、イノシシは体長約1メートルで成獣とみられる。男性は地元猟友会のメンバーで、わなにかかったイノシシをやりで駆除しようとしたところ暴れだし、牙が当たったという。男性の家族によると、男性は狩猟歴約50年のベテラン。猟でけがをしたのは初めてだという。わなはイノシシ駆除のため、同町の依頼で設置していた。
(農作業中に背後から、88歳男性がクマに襲われる:秋田)
秋田県横手市で9日、果樹園の近くの沼にいた88歳の男性がクマに襲われました。男性は頭にけがをしたものの、命に別条はないということです。9日午前6時ごろ、横手市杉沢の果樹園の近くの沼で、市内に住む88歳の男性が果樹園に水を引き込むため、ポンプの状況を確認していたところ、背後から体長約1メートルのクマに襲われました。男性は右のこめかみのあたりを引っかかれ、病院で手当てを受けましたが、命に別条はないということです。クマはその後、国道13号の方向へ立ち去ったということです。ことし県内でクマに襲われてけがをしたのはこれで6人目です。
(クマに襲われ65歳の男性が頬を引っかかれる:山形)
山形県戸沢村で10日夜、65歳の男性がクマに襲われ、顔や頭などにけがをしました。命に別条はないということです。警察によりますと、10日午後9時半ごろ、戸沢村古口の路上を歩いていた村内の65歳の男性会社員がクマ1頭に遭遇し、左の頬を引っかかれるなどしました。男性は顔や頭にけがをして病院に搬送されました。命に別条はないということです。現場は戸沢村役場から西におよそ200メートル先の住宅地で、男性は地区の夏祭りから帰宅する途中だったということです。クマは男性に襲いかかった後、現場から逃げていったということです。クマは体長およそ1.5メートルで、警察は現場周辺の警戒や住民への注意呼びかけを行っています。
(マダニ感染症『重症熱性血小板減少症候群』(SFTS)道内初の発症例、60代男性が入院中:北海道)
北海道初の感染例です。道央の60代の男性がマダニにかまれ、致死率が最大で30%のウイルスに感染し入院していることが分かりました。マダニが媒介するウイルス感染症の重症熱性血小板減少症候群、通称SFTSを発症したのは、道央の60代男性です。北海道や札幌市によりますと、男性は7月30日に発熱や頭痛、筋肉痛などの症状を発症。8月2日に病院を受診し検査したところ、致死率が最大で30%のSFTSに感染していることが分かりました。嘔吐や出血、腹痛などの症状があり男性は入院していますが、回復傾向にあります。男性は日常的に草木に触れる機会があり、7月下旬に肩をマダニにかまれていました。道は草の茂った場所に入る際は肌の露出を控えるよう呼び掛けています。マダニに噛まれないためのポイントです。まずは肌の露出を少なくしてください。帽子や手袋を着用して、首にタオルを巻くのも有効です。そして長袖や長ズボン、登山用のスパッツなどを着用してください。その際、シャツの裾はズボンの中に、そしてズボンの裾は靴下や長靴の中にと隙間のないように着用してください。足は完全に覆う靴を履いてください。サンダルなどは避けるようにしてください。さらに明るい色の服を着るというのもポイントです。マダニを目視で確認しやすくするためです。夏休みにアウトドアを楽しむ方も多いと思います。十分に気をつけてください。
(県内初感染、マダニ媒介で70代男性重体:茨城)
茨城県は7日、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に、県内在住の70代男性が感染したと発表した。県内で人の感染確認は初めてで、男性は意識不明の重体。畑や山での草刈りの際、マダニにかまれて感染したとみられる。SFTSの致死率は10~30%とされ、県は野山での活動の際に虫よけ剤を使用するなど対策を呼びかけている。県疾病対策課によると、中央保健所管内の医療機関から5日、発生届があった。男性は集中治療室(ICU)で、昨年認可された抗ウイルス薬「ファビピラビル」などによる治療を受けている。7月28日に発熱した男性は、同29日に医療機関で解熱剤の処方を受けた。改善しなかったことから、同30日に別の医療機関を受診し、その2日後に意識障害が現れたため入院した。県衛生研究所の遺伝子検査の結果、SFTSウイルスが検出された。男性は左太もも内側に1カ所、かまれたような痕があった。男性が潜伏期間中に遠出をしておらず、ペットを飼っていないことなどから、県は県内で草刈り中にマダニにかまれて感染したと推測した。SFTSはマダニにかまれたケースのほか、ウイルスに感染した人や動物の体液などを介して感染することもある。6~14日の潜伏期間の後、発熱や嘔吐(おうと)、下痢などが現れ、重症化すると意識障害などを伴って死亡する可能性がある。高齢者の感染が多く、致死率は10~30%とされる。国立健康危機管理研究機構の資料によると、これまでに確認された全国のSFTSの患者数は4月末現在で計1071件。西日本が中心だが、関東でも計3件の届け出があった。7月には神奈川県で60代女性の感染が確認された。茨城県では、5月に飼い猫1匹の感染が判明。6月には飼い犬1匹の感染が確認されたが、人の感染報告はなかった。マダニは草むらなどに多く生息し、春から秋ににかけて活発に活動。同課は野山や畑での活動時について「長袖、長ズボン、帽子、手袋の着用や虫よけ剤の使用が効果的」と対策の重要性を強調し、マダニに注意するよう訴えている。
(クマ目撃したらアプリ入力、市民ら出没情報を共有:岩手)
クマの目撃が岩手県内で頻発する中、クマの出没情報を通報・共有するスマートフォン向けのアプリが完成し、八幡平市で活用が広がっている。市が昨年4月に県内で初めて導入して以降、効率的な注意喚起につながっているという。開発されたアプリは「Bears(ベアーズ)」。クマを目撃した場合、アプリと連携する市のLINE公式アカウントを起動させ、「クマ情報」から「クマを見た!(通報する)」をタッチする。その後に「名前、電話番号、日付、時刻、目撃頭数(成獣、幼獣を選択)、場所(地図上で検索)」を入力して通報する。作業は1~2分程度で完了するという。目撃情報はアプリを通じて利用者と共有。「クマはどこ!(出没情報)」をタッチすることで、リアルタイムの目撃情報を地図上で確認できる。アプリを開発したのは救急や医療、防災のアプリを手がけるIT企業「ゴールデンフィールド」の代表金野利哉さん(30)。金野さんは市のプログラミング講座に参加し、アプリ開発に必要な技術を習得した。2021年4月から3年間、市の地域おこし協力隊を務めながら、同社を設立した。車やバイクで市内を運転中にクマと何度も遭遇し、目撃の防災無線も聞き取りづらかった経験から「クマは遭遇したら命に関わるのに、情報が平等に届けられていない」と不便を感じていた。市職員からは「市民から寄せられる目撃情報が多すぎて対処できない」と相談を受けたこともあり、半年ほどかけて24年2月、アプリ完成にこぎ着けた。市内で24年に目撃されたクマの目撃情報223件のうち、アプリでの通報件数は129件と約半数をしめた。市の担当者は「市民への注意喚起を効率的、迅速にできるようになった」と実感している。県自然保護課によると、今年4~6月の県内のクマの目撃数は1562件。直近5年間の同期比で見ると、23年度に次いで高い水準となっている。先月には北上市で在宅中の高齢女性がクマに襲われて亡くなった被害も発生した。金野さんは「リアルタイムの出没情報を市民に提供することでクマと遭遇するリスクを軽減し、クマとの共存に向けた一助になれば」と話す。
(「 ニホンジカの広域管理を考える ~高標高域・県境・アクセス困難地での捕獲について~ 」)
我が国では体系的な野生動物管理学教育を行うためのシステムを欠いていた。そのため、2019 年に日本学術会議は「大 学や大学院における教育体制の整備・拡充」を提言した。この提言を受け、農林水産省と環境省は「野生動物管理教育プロ グラム検討会」を立ち上げて理想的なカリキュラムを策定し、2022 年度には6 大学の協力体制のもと、同カリキュラムの 運用に向けての試行が行われた。さらに時を同じく、閣議決定された「生物多様性国家戦略2023-2030」では,「次世代の 鳥獣保護管理の担い手の確保・育成」を掲げ、その数値目標も提示された。すなわち、日本の野生動物管理学教育は、今ま さに黎明期を迎えようとしている。そこで本シンポジウムは,体系的かつ実践的な野生動物管理学教育の運用や体制に関わる諸情報の共有ならびに「生物多 様性国家戦略2023-2030」に謳われた「次世代の鳥獣保護管理の担い手の確保・育成」の実現を目指すロードマップの議 論を目的に企画した。
(“ガンマニア”の60代男を書類送検:秋田)
改造した拳銃などを不法に所持していたとして、県中央部に住む60代の男が書類送検されました。男はいわゆるガンマニアで容疑を一部否認しているということです。銃刀法違反の疑いで書類送検されたのは、県中央部に住む自営業の60代の男です。県警組織犯罪対策課の調べによりますと、男は今年2月、自宅で改造拳銃2丁と模造拳銃16丁を所持した疑いが持たれています。男が違法な拳銃を所持しているとの情報が警視庁から寄せられ、警察が自宅を捜索して発見しました。実弾は見つかっていません。男性はモデルガンなどを集めることが趣味のいわゆるガンマニアで調べに対し容疑を一部否認しているということです。
(第8回 東北野生動物管理研究交流会:福島)
野生動物によってもたらされる産業・生活基盤への影響は、深刻な社会問題として広く議論されるようになりました。これら問題の主因として、野生動物の個体数の増加と同時に、農村や、その周辺域における急速な人口減少が考えられます。そのため、人口減少率が高い東北において、縮小社会に適応した新たな野生動物管理システムの構築が今まさに求められています。この研究交流会では、東北各地の昨今の取り組み事例から課題を共有・整理し、問題解決に向けた産官学の役割について議論していきます。
(「肉食化の傾向が強まっている」クマの《4年後の人間襲撃》に専門家から「前例のない行動」と驚きの声)
住宅地で人がクマに襲われる被害が全国で相次いでいる。北海道では先月12日、福島町の住宅地で、新聞配達員の男性がヒグマに襲われ死亡。道庁は福島町全域に人身事故の防止を目的とする「ヒグマ警報」を発出した。’22年に注意報や警報の制度ができて以降、初めてのことだ。福島町のクマは6日後の18日、男性を襲った場所から約800メートルの住宅地でハンターに駆除されている。さらに、体毛のDNA型鑑定により、このクマが’21年に同町の畑で農作業中だった70代の女性を襲って死亡させたクマと同じ雄の個体だったことが判明した。DNA型の分析結果で明らかになった「4年後の人間襲撃」に、クマの専門家からは「前例がない」との声が上がっている。酪農学園大の佐藤喜和教授(野生動物生態学)も「初めて把握するケース」としたうえで、こう話す。「事故が起きた時にきちんと現地調査をし、DNAサンプルなどの採取と分析を積み重ねてきたことが、新しい事実の発見につながったと思います」。福島町で駆除されたクマが、4年の空白期間を経て住民2人を襲ったことについて、専門家は「少なくとも襲撃時には人間を狙っていたのではないか」や「エサを求めて住宅地への出没を繰り返すうち、人を襲った経験を思い出した可能性がある」といった見解を示している。佐藤教授はどう見ているのだろう。「私としては、もしクマが4年前に人を襲ったことを覚えていて人間に執着していたなら、その後も頻繁に出没していただろうし、この間にクマによる人身事故が起きていてもおかしくないと考えています。 クマは味を覚えた食べ物に執着しやすく、その食べ物を獲得したり守ったりするために攻撃的になりがちです。4年間、人里に出ることもなく静かに過ごしていたクマが突然、人を襲った時の経験を思い出すというのは不自然な気がします」。つまり、クマは人を狙って住宅地に出没したわけではない、と。「福島町では事故の前後に、町内のごみ置き場がクマに荒らされる被害が起きていました。ゴミに誘引されて夜中に出没を繰り返していたわけで、やはり、人よりもゴミに執着していたと考えていいのではないでしょうか。 今年のいつごろからクマがゴミを荒らすようになったのかわかりませんが、おそらくどこかの段階で、単なる出没からゴミに餌づいたことによる出没に一歩進んだと思うんです。 その変化を本来は危機的な状況と捉えるべきでしたが、従来の出没と同じ扱いをしてしまった。結果的にクマは成功体験を重ね、市街地の中心まで出てくるなど、行動のエスカレートにつながっていったのでしょう」。福島町のクマは、草むらからハンターや警察官がいるほうに近づき、5メートルまで迫ったところで駆除された。クマは一般的に警戒心が強いといわれるが、人を恐れないクマだったのだろうか。「最初は人間に出くわすことを嫌がっていたでしょうし、だから慎重に真夜中だけ出没していたんだと思うんです。 それが、たまたまいい匂いのする生ゴミがあり、食べてみたらおいしかった。人間界には特別な食べ物があることを学習し、生ゴミに執着して繰り返しゴミ置き場をあさるうちに、警戒心を失っていったのではないか。 クマにとって人間の食べ物は、周りが見えなくなってしまうほど、たまらなくおいしいんだろうと思います」。クマの人に対する警戒心自体も変化していると、佐藤教授は指摘する。「人の生活圏の近くで生まれ育っているクマは、山奥のクマに比べて人と出会う機会が多い分、人の存在に慣れています。 私たち人間も、追いかけたり脅したりせずクマに最大限気を使って行動している。人里の近くにいるクマほど、人間はあまり怖くないという経験を積むことになり、人に対する警戒心が相対的に弱くなりやすいと思います。 それ自体は悪いことではありません。ただ、警戒心のないクマが生ゴミや畑の作物などに出合うと行動が大胆になりがちで、危険なクマになっていく可能性が高い。そこは気をつける必要があります」。食性の変化についてはどうか。ヒグマは雑食性で、本来は木の実や植物、昆虫などが主食とされているが。「道内のメディアに『肉食傾向が強くなったのか』とよく聞かれるんですが、それはあると感じています。 ’90年代の後半からシカの数が急増し、クマが簡単に手に入れることのできるシカの死体がすごく増えました。北海道東部にいるほとんどのクマはシカを食べたことがあり、一部にシカを食べて生きている個体も存在するほどです。 シカの高密度化は現在、東部から徐々に道央、道南へと拡大しています。最近は道南のクマもシカを食べているかもしれません。 クマの食性が変わったとまでは言い切れませんが、動物系のエサを食べる機会が増えたために、肉食化の傾向が強まっているということは言えると思います」。だが、シカの増加はクマにとって望ましい状況かというと、必ずしもそうではなさそうだ。「シカが増えた要因はいくつかあります。温暖化で降雪期間が短くなって積雪量も減少し、冬場に死ぬシカが少なくなった。原生林が農地に変わってエサ場が広がったことや、天敵のオオカミが絶滅して生き延びやすくなったことなども理由の一つです。 その結果、クマが春から夏に好んで食べていた柔らかい草は、ほとんどシカに食べられています。夏から秋にかけては、クマたちが一番お腹を空かせている時期です。シカを見つければ狙うのは当然でしょうね」。北海道は’23年10月から見直しを進めてきた「ヒグマ管理計画」(’22年3月に策定)を、昨年12月に改定。積極的な捕獲によって頭数削減を図る方針に切り替えた。「被害を減らすために、問題を起こした個体だけでなく、人里周辺にいるクマも含めて捕獲を強化する方針にシフトしました。残雪がある時期の『春期管理捕獲』を促進し、ハンターの育成や確保に対する経済的なサポートも行う。捕獲を推進する流れは確実にできたと思います」。道によると、’23年度に道内で捕獲されたヒグマの数は過去最多の1804頭だった。’24年度の捕獲数は、暫定値で約700頭と大きく減る見通しだという。「’24年は捕獲数がそれほど増えず、一方で、子グマはそれなりに生まれたはずなので、今年はクマの数が少し回復しているかもしれません。ただ、捕獲数もけっこう伸びるのではないかと予想しています」。道は10年後の’34年末の推定生息数を、’22年の1万2200頭から35%減の約8000頭とする考えだ。実現は可能だろうか。「捕獲を強化することでクマの出没が減ればいいですが、そう簡単にいくかどうか。 もちろん捕獲は必要で、どの自治体もしっかり取り組む考えではあると思います。しかし、行政も住民も、クマの通り道となる場所の草刈りや電気柵の設置など地道な対策にあまり労力をかけたがらない。その点が大きな課題であり、私も繰り返し伝えてはいるんですが、なかなか……」。草が生い茂る見通しの悪い環境を放置しておいたり、前日からゴミを出したりするなど、対策のゆるさ・甘さがクマ被害のリスクを高めてしまうことを、クマの出没が多い地域の住民は認識しているはず……と思いきや、そうではないのか。「クマがゴミに餌づくと市街地で死亡事故まで起きる危険性があるということが、今回の福島町の被害で明らかになりました。 やはり地域はゴミの管理を徹底しなければいけないですし、このような事故が起きた時はすぐに万全の対策を取らないといけません。クマは成功体験を重ねるほどにエスカレートしますから」。行政の役割も重要だろう。「地方の市町村役場には、クマやシカ問題に専属で当たる職員がいないというのが現状でしょう。産業に関する課との兼務が多く、おそらく出没時と駆除の時だけ対応するケースがほとんど。しかもその職員が専門性もなく野生動物について知らないわけですから、適切な対策を取れるはずがありません。 クマ専門である必要はないんです。シカやアライグマ、カラスなどを含めた鳥獣に対応する人員の配置を、自治体の首長さんや地元議員には本気で考えてほしいですね。 さらに、道庁や振興局の市町村に対するサポートも、もっとあっていいと思います。たとえば振興局の職員は、管轄する市町村に対策の徹底を呼びかけるとか、各自治体の取り組みに関する情報を流すとか。地域の日常的な対策を底上げするようなサポートが必要です」。福島町で被害が発生した後は「ヒグマを絶滅させろ」「さっさと駆除しなよ」、駆除されて以降は「かわいそう」「殺すな」と、同庁や地元役場に抗議の電話やメールが殺到している。道外からの想像力を欠いた身勝手なクレームに、ヒグマがいる大地で暮らす道民の多くは憤っているはずだ。「北海道ではどこでも被害が起きる可能性があります。クマの問題がゼロになることもないでしょう。道民としてはとにかく、クマには侵入しにくい、クマに強い地域づくりを続けていく。それが何より大事だと思います」。
(クマに悩まされる養蜂家たちが告白)
警察や軍関係、暴力団組織などの内部事情に詳しい人物、通称・ブラックテリア氏が、関係者の証言から得た驚くべき真実を明かすシリーズ。今回は、増加するクマの出没に悩まされる養蜂を営む人たちについて。「今年は庭に巣箱を持ってくるのが怖い」。そう語るのは栃木県那須塩原市の自宅の庭で毎年、趣味で養蜂を行っている男性だ。天皇ご一家が夏に静養される那須の御用邸があるこの地は自然が豊かで、副業や趣味で養蜂を行う地元住民らがいる。彼らが巣箱で育てているのは日本ミツバチ、日本古来の在来種だ。日本ミツバチが集める蜂蜜は百花蜜と呼ばれ、その時期に咲く複数の花の蜜からなる。複雑な味の蜜は琥珀色でコクがあるが甘すぎず、さらりとして食べやすい。環境の変化や刺激にとても敏感な日本ミツバチは管理が難しく、一度巣箱に入っても、環境等の変化があればその巣箱を捨て、他の棲家に移動するという習性がある。以前、『ザ!鉄腕!ダッシュ!!』(日本テレビ系)で日本ミツバチの養蜂にトライするプロジェクトが行われたとき、巣箱を車で新宿の設置予定地まで運ぶ際、振動などに細心の注意を払っていたのを思い出した。採蜜量は少なく、採取できるのも年に1回程度のため、その蜂蜜は高価だ。那須で日本ミツバチの養蜂を行う人は、持っている巣箱に蜂を導入するため、繁殖期に蜂がいそうな場所を選んで巣箱を置くことが多いと男性はいう。緑の多い地域に住んでいるなら庭先に置けるが、住宅街や道路が近ければ静かな林の中などに置き、女王蜂が入るのを待つ。男性も毎年、親戚や友人などが所有する林の中に巣箱を置き、女王蜂が入って巣をつくり始めた初夏に、管理ができる自宅の庭などに慎重に巣箱を移動させるという。だが今年、それを阻むモノがいる。「庭に置いたらクマが出るかもしれない」。男性は巣箱の移動をためらっている。那須塩原市や那須地域では6月末からクマの目撃情報が多発。人がクマに襲われ重軽傷を負うという被害も相次いでいる。6月30日には、那須塩原市埼玉の住宅敷地内で高齢男性がクマに襲われ、後頭部や首をかまれた重傷を負った。報じられたニュース映像を見ると、庭先に置かれた蜂の巣箱が映り込んでいた。被害現場からほど近い場所に住む男性も、数年枚、庭先に置いていた巣箱をクマにやられた。「埼玉では巣箱が壊されていなかったが、オレの所では巣箱が2つともぐっしゃりとクマにつぶされ、中の蜂蜜が食べられていた。クマは蜂蜜の匂いを数キロ先からかぎ分けてやってくる。今年も林に置いた巣箱に女王蜂が入ったが、一度食べて味を占めているクマが、匂いにつられてやってきたら来たらと思うと…今年はあきらめるしかない」(男性)。養蜂を行う仲間うちでは、ここ数年でクマに巣箱を荒らされたという者もおり、「みんなクマを警戒している。山や林に入っていく時のために、槍のような武器を作って持参するヤツもいる」という。7月6日は那須塩原市塩原地区の自宅裏の山間部で高齢男性がクマに襲われた。被害者を知る男性は「イテぇと振り向いたらそこにクマがいて、尻を食われた。こらーっと大声を出したら逃げた」と言っていたという。その後も目撃情報は絶えず、那須塩原市の公式HPにある「クマ出没・被害情報マップ」には、出没地点を示すクママークが増えている。山間部ならまだしも小学校周辺や住宅街にまで出没しているクマに、「山から住宅地へ下りてきているだけでなく、熊川や蛇尾川(さびかわ)を通っているのではないか」と男性は推測する。「オレの家の側には熊川がある。名前の由来はわからないが、熊川というくらいだ。昔から熊がこの川を通っていたに違いない」。熊川は伏流河川と呼ばれる水無川だ。大雨がゲリラ豪雨にならない限り、常に川底が見えている。那須の地に広がる「那須野が原」は那珂川、熊川、蛇尾川、箒川などの河川によってつくられた扇状地で、熊川と蛇尾川は厚い砂礫に水がしみこむため水が無く、クマなどの獣でも容易に歩ける川だ。「(クマにとって)車が走る道路は危険だが川は安全。人間が思うより、クマは利口だ。道路沿いにあるオレの家の巣箱を狙うなら、道路をまたぎ民家の間を抜けてくるより、川沿いにくる方が早いし安全だ」(男性)。男性の家では、川沿いに自生した笹の茂みや竹林にクマが通ったあとが残っていたという。年々増加するクマの出没情報に、男性は「クマの生態が変わっているのか、彼らの住む環境が変わったのか。理由はいろいろ言われているが本当はどうなのか、クマに聞いてみたい。出てこられても困るけどね」とつぶやいた。
(車と衝突、倉庫荒らされる:宮城)
宮城県内では8月9日から10日にかけて、クマの目撃情報が相次ぎました。仙台市青葉区作並では、乗用車とクマが衝突しました。警察によりますと、9日午後6時10分ごろ、仙台市青葉区作並の国道48号線を、山形方面から仙台方面へ走っていた乗用車の側面に、右側から飛び出してきたクマがぶつかりました。車に乗っていた未就学児を含む5人にけがはありませんでした。大崎市古川清水では10日午前6時15分ごろ、住宅の倉庫から出てきたクマが目撃されました。入口の網戸が破壊され、保管していた竹が荒らされていました。およそ1時間45分後には、この倉庫から南に300メートルほどの畑でも、クマが目撃されたということです。気仙沼市で住宅などが建ち並ぶエリア、田中前からも10日朝、通報がありました。80代女性が自宅の庭に出たところ、路上に体長1.5メートルほどのクマがいたということです。被害は確認されていません。今年はクマの餌となるブナの実が「大凶作」と予測されているほか、先月の目撃件数は過去5年の平均と比べて大幅に増加していることから県は警報を出しています。
(2日連続で近隣の家庭菜園のスイカがクマに食い荒らされる被害:北海道)
道南の江差町では7日に続いて家庭菜園のスイカがクマに食べられた痕跡が見つかり、町などが警戒を強めています。8日午前5時半ごろ江差町田沢町で、住民が家庭菜園のスイカ30個以上がクマに食い荒らされていた痕跡を発見しました。警察によりますと、スイカが食い荒らされた畑では幅14cmほどのクマの足跡が見つかったということです。付近ではクマによる被害が7日から相次いでいて、現場からおよそ100m離れた場所でスイカなどが食べられる被害がこれまでに2件確認されています。付近の住民:「ここまでクマが出てくるとは思わないし、もうどうしようかなと思って。子どもたちも歩くことできないと思って心配です」。相次ぐクマによる被害を受けて、町はハンターに要請して巡回を行うなど警戒を強めています。
(小屋にクマ、ニワトリが食われている場面に遭遇:秋田)
秋田県内で9日、クマの被害が相次いだ。同日午前6時頃には、横手市杉沢の果樹園で農作業をしていた男性(88)が雑木林から現れたクマ1頭(体長約1メートル)に襲われ、右のこめかみなどを引っかかれた。男性は市内の病院に運ばれたが、軽傷だという。横手署の発表によると、男性は早朝から1人で作業していた。果樹園の敷地内にある沼でポンプの動作を確認しようとした際、背後からクマに襲われた。また、同日午前6時40分頃には、北秋田市米内沢で、70歳代男性が自宅の鶏小屋の中でニワトリがクマ(体長約1メートル)に食われている場面に遭遇し、110番した。北秋田署の発表によると、鶏小屋で飼育していた14羽全てが被害にあっていた。同署が注意を呼びかけている。
(クマ食害か、トウモロコシ20本など食い荒らされる:北海道)
10日午前5時15分ごろ、厚沢部町美和の畑でトウモロコシ20本と土に埋めていた生ごみが食い荒らされているのを畑の所有者の80代男性が発見し、江差署に通報した。同署は、クマによる食害とみて調べている。
(ツキノワグマ1頭捕獲:三重)
三重県松阪市西部農林水産事務所は8日、同市飯高町粟野地内の山林で、ツキノワグマ1頭が捕獲されたと発表した。地元の猟友会が殺処分した。同事務所によると、5日午前7時50分ごろ、粟野地内の集落から約600メートルの山中で、シカ捕獲用のくくりわなに、ツキノワグマがかかっているのを仕掛けた猟友会メンバーが発見した。ツキノワグマは体長130センチほどの雄の成獣。暴れていて危険な状態だったため、県と市で協議し、同日午後1時半ごろ、依頼を受けた地元猟友会が殺処分した。個体は、学術研究のため、県総合博物館(津市)が回収した。本年度に飯高地区でのクマの目撃情報はなかった。
(家庭菜園のスイカ10玉食い荒らされる:北海道)
北海道南部の江差町で家庭菜園の作物がクマに食い荒らされる被害が相次いでいます。8月10日午前5時半すぎ、町内の家庭菜園でスイカ10玉が食べられているのが見つかりました。警察は現場の状況からクマが食い荒らしたとみています。江差町ではクマによる食害が相次いでいて、8月7日にはスイカ52個とトウモロコシ15本、8日にはスイカ約35個が食べられています。この数日間でスイカの被害は合計で100個近くにのぼります。食害や目撃情報が相次いでいることから、町や警察は住民に警戒を呼びかけています。
(普通貨物自動車とクマが衝突:秋田)
9日午後4時55分ごろ、秋田県北秋田市脇神字からむし岱の秋田自動車道下り線で、鹿角市の30代男性が運転する普通貨物自動車と体長約1・5メートルのクマが衝突する事故があった。男性のほかに2人の同乗者がいたが、けが人はいなかった。県警高速隊によると、男性が片側一車線の道路を北秋田市方向から大館市方向に走行中、横断してきたクマとぶつかった。車は右前部バンパーが破損。衝突後、クマは対向車線方向に去った。現場は大館能代空港インターチェンジから西に約300メートル。
(バイクが道路わきから飛び出してきたシカと衝突:北海道)
北海道羅臼町で8月10日、バイクがシカと衝突したあと乗用車にも衝突し、バイクを運転していた60代の男性と、乗用車に乗っていた小学生の女の子がケガをしました。事故があったのは羅臼町湯ノ沢町の国道334号線「知床横断道路」です。消防などによりますと10日午前11時50分ごろ、走行中のバイクが路外から飛び出してきたシカと衝突しました。さらにバイクは直後に走ってきた車とも衝突しました。この事故で、バイクを運転していた60代の男性が背中の痛みを訴えて搬送されたほか、車に乗っていた小学生の女児も手にけがをしました。現場は片側1車線の知床峠内の山道で、人気の無料露天風呂「熊の湯」の近くです。北海道内では去年、シカが絡む交通事故は「5480件」発生していて、警察が注意を呼び掛けています。
(第9回ジビエ料理コンテスト、農水省が10月31日まで募集)
農林水産省は、ジビエの全国的な需要拡大と鳥獣利活用の推進を目指し、消費者への啓発と普及を図るため、「第10回ジビエ料理コンテスト」の募集を開始した。募集期間は10月31日まで。同コンテストは、野生鳥獣による農村被害が深刻化する中、捕獲された有害鳥獣を地域資源として活用し、野生鳥獣肉(ジビエ)を普及させる取り組みの一環として開催する。選定・表彰されたレシピは広く紹介されることで、消費者への普及啓発と需要拡大を目指す。
(子どもの病気や障害・悩み共有、ジビエ専門店も開店:福島)
病気や障害がある子と保護者の交流や収入面を支援する施設「みらいパーク」が4日、福島県福島市松川町にオープンした。家にこもりがちな親子らが一緒に過ごすことで悩みを共有し、親が施設の運営に携わることで有償ボランティアとして対価を得ることもできる。施設内にはイノシシやシカを使ったジビエ料理の専門店「猪鹿鳥(いのしかちょう)」も開店した。同市の一般社団法人みらいの光が運営する。施設には子どもの遊び場が設けられており、親は子どもを見守りながら猪鹿鳥での配膳やジビエの切れ端を使ったドッグフード作り、帳簿入力などの作業に取り組む。収益は有償ボランティア費用として分配される。同法人は施設の利用者を募集している。通所日や時間は自由。加治浩子理事は「互いに悩みを分かち合い、楽しい時間を過ごせる場所を目指している。収入が家計の余裕となり、家庭の笑顔につながってほしい」と話した。猪鹿鳥は、害獣として駆除されるイノシシやシカ、キジの肉を無駄なく有効活用しようとオープンした。全国各地から仕入れたジビエを使った低脂肪で高たんぱくな料理を提供する。定番の焼き肉に加え、ジビエのマーボー豆腐やレバニラ炒め定食、カレーなども楽しむことができる。
(シカのグルメや工芸品、ゲストハウス:岐阜)
中津川市坂下に2022年に移住した金海(かなうみ)祥吾さん(32)が、狩猟で捕まえたシカの肉のグルメや皮革工芸品の開発・販売に取り組んでいる。7月にはシカの皮や骨で作ったインテリアを随所にあしらったゲストハウス「KANOKO(鹿の憩)」をJR坂下駅近くにオープン。農作物の食害をもたらす厄介者のシカを有効活用し、地域の活性化を目指している。
(クマ出没:宮城)
色麻町によると、10日午前11時30分ごろ、色麻町四竃袋にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
富谷市によると、8日午後5時45分ごろ、富谷市大亀大沢二番にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
色麻町によると、8日午後4時40分ごろ、色麻町志津鷹巣石渕にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、8日午前9時30分ごろ、仙台市青葉区上愛子小塩前にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
松島町によると、8日午後1時30分ごろ、松島町幡谷原ケ沢にクマが出没しました。
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(メロン畑で81歳女性がクマに襲われケガ:山形)
6日午前、鶴岡市のメロン畑で81歳の女性がクマに襲われました。女性は足に軽いけがをしたということです。警察によりますと6日午前11時45分ごろ、鶴岡市辻興屋のメロン畑で81歳の女性がクマに襲われたということです。クマは1頭で体長およそ80センチでした。女性が夫と2人で畑仕事をしていたところ、突然、後ろからクマに襲われたということです。悲鳴で襲われたことに気が付いた夫が西の藪に逃げていくクマを目撃しました。女性は右太ももをひっかかれましたが擦り傷程度で歩けるということです。現場は鶴岡市のいこいの村森林公園から北東におよそ500メートルのメロン畑で県道43号沿いです。クマはまだ付近にいる可能性があり、警察がパトカーを出すなどして付近の住民に注意するよう呼びかけています。
(農作業中の80代男性の背後から突然クマが:秋田)
8日午前、北秋田市で農作業をしていた男性がクマに背後から覆いかぶさられそうになりました。男性にけがはありませんでした。北秋田警察署の調べによりますと、8日午前10時ごろ、北秋田市七日市字中道岱付近の畑で農作業をしていた80代の男性に突然、クマが後ろから手を伸ばし覆いかぶさってきました。クマの体長は約50センチで、子グマとみられ、男性が大声をあげるとクマは藪の中へ去ったということです。男性にけがはありませんでした。現場は、近くの民家までは約20メートルの場所で、警察がパトカーで警戒広報を行っています。
(野生イノシシにおける豚熱の確認について:宮城)
豚熱ウイルスの侵入を監視するため、野生イノシシの豚熱検査を行っておりますが、県内で新たに2頭の陽性が確認されましたのでお知らせします。(県内309-310例目)
(野生イノシシが豚熱に感染:長崎)
長崎県は、先月、松浦市で捕獲された野生のイノシシがCSF=豚熱に感染していることが確認されたと発表しました。県内で豚熱に感染したイノシシが確認されるのは、ことし2月以降、これが13例目ですが、今回は養豚場から10キロ以内の距離で見つかっていて、県は関係者に注意を呼びかけています。長崎県の発表によりますと、先月26日に松浦市志佐町で捕獲された野生のイノシシについて県の中央家畜保健衛生所で遺伝子検査を行ったところ、5日になって豚熱に感染していたことがわかったということです。松浦市では、ことし2月に野生のイノシシが豚熱に感染しているのが確認されて以降、今回で13例目の確認となりますが、養豚場から10キロ以内の距離で感染したイノシシが見つかったのは初めてです。豚熱は伝染力の強いウイルスによるブタやイノシシの伝染病で、人には感染せず、仮に感染した肉を食べても人体に影響はありませんが、ブタでは致死率が高く養豚業への影響が懸念されています。このため、県は、県内の養豚場に対し、改めて衛生管理を徹底するよう注意を呼びかけています。今回の感染確認について長崎県畜産課は「少しずつ感染が確認される範囲が広がっている。養豚場には引き続きワクチン摂取の徹底などを求めていきたい」としています。
(野生イノシシの豚熱感染事例:宮崎)
7月30日に高原町で捕獲された野生イノシシについて、宮崎大学での豚熱ウイルスPCR検査で野外株陽性が確認されました。(8例目)
(野生イノシシでの豚熱感染:兵庫)
兵庫県より、別紙の通り、神戸市内において捕獲された野生イノシシ1頭について、豚熱感染が確認されたとの報告がありましたので、お知らせします。神戸市での野生イノシシにおける発生確認は、2025年7月31日に発表された事例に続き、7例目(7頭目)となります。
(すぐ警察へ届け出を「クレーンゲーム景品の“おもちゃ銃”」:長崎)
本物の拳銃と同じ発射能力を持つ “おもちゃの拳銃” が確認され、警察は所持や販売は犯罪にあたるとして、提出するよう呼び掛けています。プラスチックでできた “おもちゃの拳銃”。しかし…(県警組織犯罪対策課 神田 雅弘 次席調査官)「構造的には、本物の拳銃に近い」。実弾を込めれば、本物の銃と同じような発射能力があります。県警によりますと、クレーンゲームの景品として中国から輸入されていて、今月1日までに県外で手に入れた人から、3丁を回収しました。全国でも、約450丁が回収されているということです。(県警組織犯罪対策課 神田 雅弘 次席調査官)「似たようなものがあれば、すぐに警察に届け出をしてほしい」。県警は、12月31日までの回収期間を過ぎて所持すると、銃刀法違反のおそれがあるとして、すみやかに提出するよう呼びかけています。
(クマ被害、過去最多と同水準に)
全国各地でクマによる被害が相次ぎ、環境省によりますと、ことし4月から7月末までに、クマに襲われてけがをした人や、死亡した人は全国で55人で、年間で過去最多の被害となった2年前とほぼ同じ水準となっています。環境省のまとめでは、ことし4月から7月末までにクマに襲われてけがをするなどの被害にあった人は、▽長野県が13人、▽岩手県が12人、▽秋田県、福島県、新潟県で、それぞれ4人などの、合わせて55人で、このうち北海道と岩手県、長野県で、それぞれ1人が死亡しました。過去の同じ時期と比べると、年間を通じて過去最多の被害者数となった2023年度は56人で、今年度はほぼ同じ水準となっています。一方で、九州と沖縄、北海道を除いた6月までのクマの出没件数は、全国で7248件で、2023年度の同じ時期の5691件より1.2倍余り増えています。環境省によりますと、この時期は、山の中でクマの食べ物が少なく、出没情報が増加する時期だとして、生ゴミなどを長時間、外に出さないことなどを呼びかけています。マによる被害が相次いでいることについて、クマの生態に詳しい東京農工大学大学院の小池伸介教授は、気温や梅雨の期間などの気象条件の変化が影響している可能性があるとしたうえで、食べ物を求めて近づくクマを接近させないため、畑に電気柵を設けたり、倉庫に鍵をかけたりするといった対策が必要だと指摘しています。小池教授は、ことしのクマ被害の傾向として、人が重篤な被害を受けるケースが市街地の中で立て続けに起きている点をあげています。長期的な要因として、40年ほどかけてクマの生息域が拡大し、人とクマの距離が縮まっていると考えられると分析したうえで、▽3月から5月にかけての気温が北日本では平年よりかなり高くなったほか、▽地域によっては梅雨が短かったなど、例年とは異なる気象状況が影響している可能性があるとしています。クマの主食の植物や果実の成育の時期が早まり、この時期に食べ物が少なくなり、それによって、クマが食べ物を求めて例年と違う行動を取っている可能性があるとみています。一方で、岩手県北上市と北海道福島町で、人がクマに襲われて死亡したケースでは、いずれも事前にクマが周辺で出没するなど、前兆があった中で被害が発生したとして、クマは、徐々に警戒心を緩めて大胆になっていったのではないかとしています。小池教授は、食べ物を求めて近づくクマを接近させないための対策が重要だとして、▽畑に電気柵を設けたり、▽農作物などを保管する倉庫には鍵をかけたりするほか、▽生ゴミなどのゴミ収集場所は、専用の箱を設置するなど、地域で厳重に管理することなどが有効だとしています。小池教授は「まさかクマがわざわざ来ないだろうという意識は捨てて、『来るかもしれない』という意識を持って、管理などをしていくことが大事だ」と話しています。クマの被害が各地で相次ぐ中、駆除をめぐる抗議などが自治体に相次ぎ、対応に苦慮する事態が起きています。北海道福島町では、7月に新聞配達中の52歳の男性がヒグマに襲われて死亡し、その後、駆除されました。駆除が行われる前後に、北海道庁や町役場には、「クマを殺すのはかわいそう」「山へ返すべきだ」という内容のほか、「クマをすべて駆除しろ」などの抗議の電話やメールなどが、合わせて200件以上寄せられたということです。中には、2時間以上にわたる長い電話や、職員の人格を否定するようなメールもあり、職員がその対応に追われたということです。こうした事態を受けて、浅尾環境大臣は、8月5日の閣議後の記者会見で「過度な苦情は、職員数が限られギリギリの体制で対応する自治体の活動を制限し、自治体職員やハンターの活動を萎縮させ、新たな事故につながりかねない。クマが連日出没して不安な生活を送る人々の状況や、人身被害を防止するための対策の必要性について、ご理解をいただいて、節度のある行動をお願いしたい」と理解を求めました。
(9月からは改正法施行で市長や町長の判断により猟銃を使った駆除が可能に:静岡)
全国でクマの出没や被害が相次ぐ中、静岡県庁では8月6日、いざという時の対応を学ぶ研修会が開かれました。住宅などが密集する市街地にクマが出没した際の対応を学ぶ6日の研修会には市や町の職員など、約70人が参加しました。この中で、法改正により9月からは住民の安全確保など、一定の条件のもと市長や町長の判断により猟銃を使った駆除が可能になることが説明されました。県自然保護課・寺澤暢 課長:判断が難しいと思うが本当に緊急性が高いという時には市町の判断でやってもらわなければならないので理解してほしい。県によると県内には約500頭のツキノワグマが生息していると推定されています。
(野生イノシシ豚熱感染後絶たず:岡山)
岡山県内で家畜伝染病「豚熱(CSF)」に感染した野生イノシシが発見されるケースが後を絶たない。昨年2月に県内で初めて確認されて以降、14市町で計57件見つかり、今年に入ってからは発見ペースがアップしている。
(イノシシ捕獲の助成期間拡大、豚熱拡散防止へ:岡山)
岡山県は野生イノシシを介した飼育豚の豚熱感染を防ぐため、イノシシの駆除に対する助成期間を2025年度から拡大した。これまでは非狩猟期(3月16日~11月14日)のみとしていた。
(止まらぬイノシシ、農作物被害が倍増:石川)
イノシシによる県内の農作物被害額が昨年度、約4500万円に上り、前年度から倍増したことが県のまとめで分かった。近年は豚熱の流行で個体数が減り、被害額も減少傾向にあったが、かほく市以南で防護柵の老朽化が進み、再び被害が急拡大している。昨年夏からの米価高騰を受け、コメ増産に踏み切る農家が多い中、県は対策を促す研修会を集落単位で開き、被害防止を急ぐ。県によると、昨年度のイノシシによる農作物被害は前年度比2369万円増の4549万円で、鳥獣被害全体の約7割を占めた。イノシシの比重は前年度の約5割から高まっている。被害額の増加は2年連続。内訳は宝達志水町以北の能登地域が692万円だったのに対し、かほく市以南の加賀地域は3856万円と大きい。市町別では、かほくが最多の982万円で、小松815万円、白山732万円と続いた。能登の各市町は100万円台以下だった。野々市、川北、内灘はゼロとなっている。加賀は能登と比べ早くから防護柵が普及したため、老朽化が進んでいる。電気柵ではないことが多く、イノシシが柵の下に穴を掘って侵入し農地を荒らすケースが相次いでいる。県は被害額が100万円以上に拡大した地域に対し、専門家の立ち会いによる現地研修を実施し、防護柵の効果的な活用について指導することにした。また、市町と連携しておりの設置や狩猟による捕獲も強化する。昨年度の捕獲頭数は前年度比1141頭増の8677頭で、2年ぶりに増加した。内訳は加賀3605頭、能登5072頭となっており、県は加賀でのてこ入れを図る。イノシシ被害は1999年度に県内で初めて確認されて以降、徐々に広がり、2018年度には被害額が1億1500万円を超えたが、その後、豚熱の流行を受け、22年度には2千万円余に落ち着いていた。イノシシが食い荒らすのは主に収穫前のコメで、夏から秋にかけて被害が増える傾向にある。県里山振興室の担当者は被害が拡大すれば生産者の収入減や離農につながる恐れもあるとし「コメ増産の流れに水を差すことがないよう、早急に対策を後押ししたい」と話した。
(シカ不法投棄しないで「クマ誘引の恐れ」:北海道)
広尾町と広尾署、北海道猟友会広尾支部は、町内の山フンベ地区の町有林に、駆除後のシカなどの不法投棄禁止を呼び掛ける看板を設置した。
(「クマ出没警戒警報」を発表:新潟)
今年度は、4月から7月までのツキノワグマ(以下「クマ」という。)の出没件数が過去最多となっていることに加え、今秋はクマのエサとなるブナの実が「凶作」と予測されたことから、クマの出没が多発し、人身被害の拡大が懸念されます。県民の皆様にクマから命を守る行動をとっていただくよう、これまでの「クマ出没警戒注意報」から警戒段階を引き上げ、「クマ出没警戒警報」を発表します。
(クマ駆除めぐり暴言などが明らかに:北海道)
北海道・福島町で、新聞配達中だった男性がクマに襲われ死亡した2025年7月12日以降、クマとの共生や駆除に関して北海道ヒグマ対策室に寄せられた意見の詳しい内容が明らかになりました。道によりますと、寄せられた意見はさまざまですが、中には強い言葉で責めるような暴言もあり、道はヒグマ駆除への理解を求めています。▼7月12日(問い合わせフォーム・メール)お前等が熊の駆除をしっかりしないからまた人が殺されたじゃねーかーよ。日本で一番危険害獣の熊との共生なんて出来ないんだっての。お前等どんだけバカなんだ?絶滅させろって。種を残したいなら適当に檻の中で管理しろよ。いい加減にしろって無能集団が!▼7月12日(問い合わせフォーム・メール)ヒグマ警報とかそんな意味のないことしないでさっさと熊を駆除しなよ。ちゃんと仕事して下さい。ゾーニングとかそんなことは意味がないので徹底的に駆除しなよ。とにかく駆除駆除駆除。▼7月12日(問い合わせフォーム・メール)ヒグマを絶滅させなさい。批判があったって大丈夫。全国の熊愛好家のご機嫌ばっか取ってんじゃないよ。仕事しないなら退職しなさいよ!▼7月14日(電話およそ5分)駆除を進めないから人身事故が起きた。北海道からヒグマを根絶すべき。▼7月14日(電話およそ5分)地元が福島町。安心して帰省できない。不安である。ヒグマをすべて駆除し、絶滅させてほしい。▼7月16日(電話およそ1分)熊殺し。人間が駆除されるべき。▼7月18日(電話およそ5分)なんでもかんでもクマを殺すな。クマを山にかえすべきだ。里山を復活させるべきだ。▼7月18日(電話およそ10分)動物たちは意味があって生きている。麻酔で眠らせて動物園に送り、その姿に癒やされるべき。クマを殺さないでほしい。▼7月22日(電話およそ5分)クマの命も大切だ。人を襲ったクマだとか、いい加減なことを言うな。▼7月22日(電話およそ5分)なんでもかんでもクマを殺すべきではない。かわいそうだ。麻酔銃を使うなどもっと方法はあるはずだ。狩猟により動物を殺せる世の中が間違っている。▼7月25日(電話およそ30分)クマを殺すのはかわいそう。動物の命を何だと思っているのか。殺すのではなく、山へかえせば良い。クマが駆除された前後で寄せられた意見はおよそ120件。その多くは道外からで、職員は対応に追われました。(道ヒグマ対策室 森山寛史さん)「長い物では120分、2時間にわたって電話を続けられたり、中には感情的になって、説明してもなかなかご理解をいただけないご意見もありました。事故発生日も土曜日曜昼夜問わず業務に邁進していましたので、誹謗中傷に近いような意見を頂くと非常につらいところではあります」。こうした苦情に、福島町民は憤りを隠せません。(町民)「クマの所に住んでいるわれわれにすれば考えられない。可愛いペットではないから」。(町民)「ちょっとね酷いと思いますよ。クマをかばうならクマの近くに掘っ立て小屋を建てて、住んでごらんと言いたくなりました」。道に相次ぐ苦情や意見。クマの駆除への理解をどう広めていくのかが、今後の課題です。
(シカとの事故に注意を:北海道)
弟子屈署(鈴木将人署長)は7月29日、オソツベツ原野の国道391号駐車帯で、シカとの交通事故防止を呼び掛ける啓発を町などの関係機関と合同で実施した。
(クマ出没多発でキャンプ場の夜間開放を取りやめ:青森)
青森県は7日から当面の間青森県青森市浪岡にある「青森県立自然ふれあいセンター」のキャンプ場の夜間開放を取りやめると発表しました。今年度に入ってアクセス道路でクマの目撃情報が相次いで寄せられていて、センター職員が不在の時に被害が生じるおそれがあるためとしています。開放を取りやめるのは午後4時から翌9時までのセンターの開館時間外です。センターや県民の森梵珠山の利用の際にクマ被害にあわないよう注意を呼びかけています。
(女子ゴルフ、クマ出没に“警戒強化”:北海道)
国内女子ツアー第20戦「北海道 meiji カップ」の開催を前に、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)がクマ出没への警戒強化を発表。地元自治体や警察、猟友会と連携し、万全の体制で大会を迎える。札幌近郊でも近年、ヒグマの目撃件数が増加傾向にあり、会場となる島松コース周辺も例外ではない。大会主催者は北広島市役所、所轄の警察署、報道機関と連携し情報収集、近隣エリアのクマ出没情報を毎日モニタリング。特にアウトコース6番グリーン、インコース15~18番、練習場周辺を重点ポイントとし、早朝の巡回を重機(芝刈り機など)で実施し、機械音によってクマを遠ざける対策を取っている。さらに、大会期間中にクラブハウスを中心とした半径1.5キロ圏内でクマの目撃情報があった場合には、警戒レベルを引き上げる「警戒強化」モードに移行。れにより上記に加えて、・朝夕「カート」のコース巡回強化・コーススタッフにホイッスルやクマ鈴等を配備し、音出しを徹底・外周道路を車両で定時巡回し、視認と警告音を発出・コーススタッフにクマ除けスプレー支給・北広島市 環境衛生課と毎日会議を行い、猟友会情報の確認。といった体制で、選手・関係者・観客の安全確保に万全を期している。北海道ならではの“自然との共存”に向き合いながらも、安全第一で運営される今大会。コース上の熱戦に加え、その舞台裏でも万全の準備が進められている。7月17日から20日に開催予定だった、国内女子ツアー「明治安田レディス」(仙台クラシックゴルフ倶楽部/宮城県)では、開幕前日に会場内でクマの目撃情報があったため、初日が中止となり競技は4日間(72ホール)から3日間(54ホール)に短縮。無観客で開催された。
(91歳元猟師の作品展:鹿児島)
北薩の山や川で40年以上にわたって狩猟を続けてきた91歳の元猟師が、みずからの経験を色鉛筆の絵と文章で表現した作品展が薩摩川内市で開かれています。作品展には、薩摩川内市東郷町に住む91歳の田代重俊さんが40年あまりの狩猟体験などを色鉛筆で描いた256点が展示されています。最も多いのは多い年で150頭もの鹿やイノシシを取ってきた山での猟の経験を描いたものです。A4サイズの作品には「子のイノシシを見たら親が近くにいるおそれがあり注意が必要」とか、「150キロを超える大物がわなにかかったときはワイヤーが切れないか気配りが必要」といった狩猟の注意点も書き込まれています。また、ひと夏で70匹から80匹を釣り上げていたという川での天然うなぎの穴釣りの方法や120年に1度咲くという珍しいマダケの花など田代さんの自然との関わりやその美しさも表現されています。田代さんは友人に触発されて去年4月から絵を描き始め、作品数はわずか1年あまりで250あまりにのぼりました。田代さんは「頭の中に残っていることを引き出して書くことにすごく興味を持っています」と話していました。この作品展は今月11日まで薩摩川内市高城町の京セラ北門口正面のギャラリー「夢修庵」で開かれています。
(シカが八ヶ岳の森を食べつくす:柏 澄子)
発売中の『山と溪谷』2025年8月号の特集は、「癒やしと冒険の八ヶ岳案内」。豊かな森を楽しめる八ヶ岳ですが、シカの食害により森が失われつつあります。北八ヶ岳特有のコケにも影響が出ており、実際に景観が変わっています。登山者はすぐに行動できなくても、現状を知ることが大事です。策を講じても樹木の減少には追い付かない。これが今起きていることです。北八ヶ岳にある麦草峠(むぎくさとうげ)。標高は2120mであり、メルヘン街道と呼ばれる国道299号が走る。峠の南側、国道のすぐ脇には草原が広がり、それを取り巻くようにシラビソの森がある。峠の北側には木道が敷かれており、北八ヶ岳の峰々へと向かう登山道や、地獄谷(じごくだに)へと続くコースがある。地獄谷とは恐ろしい名前であるが、八ヶ岳にある火口のひとつだ。この地獄谷への道を案内してくれたのは、麦草ヒュッテ主人の島立正広(しまだてまさひろ)さん。木道を歩き始めシラビソの森を見渡すと、いたるところに樹皮が剥がれた木々があった。これはシカが食べた跡である。シカは、樹皮を食して、胃内環境を整えているとされているが、後述するさまざまな理由によりシカの頭数が増えたことで樹皮剥ぎも増加している。樹皮が剥がれた樹木は弱っていく一方であり、幹を一周して剥がれた木はやがて枯れてしまう。「シカが増えるということは、やがて森が消えることへつながっていく、と島立さんは言う。樹皮剥ぎによる森の変化はそれだけではない。地獄谷への道を歩くと、最初は北八ヶ岳特有のコケがたくさん見られたが、やがて林床はササへと変わっていく。これにもシ力が関係しているのだと、島立さん。樹木が少なくなり森が乾燥し始めると、コケが生きづらくなり、ササが広がってくる。そうなると森はいっそう乾燥傾向になり、樹木がさらに減少する。島立さんが子どもの頃は、麦草峠には今よりも緑濃いシラビソの森があり、足元には青々としたコケのじゅうたんが広がっていた。それは北八ヶ岳を象徴する景色であり、登山者たちはこの景色に喜んでいた。麦草ヒュッテなどの北八ヶ岳の山小屋では、コケの観察会を開いたり、コケをめでに来る登山者でにぎわっていた。いまもそれは続いているが、コケのじゅうたんは減少の傾向にあり、島立さんの案内もコケだけでなく、森の変化、樹皮剥ぎ、林床に広がるササ、シカに触れるようになった。それが、シカ柵に囲まれている地獄谷に一歩足を踏み入れると、青々とした森が戻ってくる。島立さんは訴える。「北八ヶ岳の景色は、以前とは明らかに異なります。いまでは、シカを見ない日はないし、森を見渡して皮が剥がされた樹木が目に入らないところはありません。八ヶ岳でシカの食害が言われ始めたとき、当初は高山植物が食べられてしまうことが注目されました。たしかにいちど食べられた高山植物がよみがえるには、長い年月が要ります。同様に、森が消えていくことも同じように重大な問題です。木々が一本一本枯れていくので、森が消えるスピードは遅く、私たちは深刻にとらえることが難しいのかもしれません。けれど、森が消えていくことに一歩一歩近づいています。八ヶ岳でシカの食害が問題視されたのは、2013年頃。麦草峠から始まった。当時のことを、信州大学農学部教授で動物行動管理学研究室所属の竹田謙一さんが語る。「麦草ヒュッテ周辺を歩き、シラビソの樹皮がシカに食われて剥がれているのが、目立ちました。3年間継続して調査しましたが、シカの目撃頭数も明らかに増え、北八ヶ岳を象徴する存在であるコケの上をシカが歩いているのも目にするようになりました。最初の対策はシカ柵。効果はありましたが、シカ柵で八ヶ岳全体を覆うわけにはいきませんよね。さらに調査を進めるうちに、硫黄岳(いおうだけ)のコマクサや、稲子岳(いなごだけ)付近の複線の高山植物、黒百合(くろゆり)ヒュッテ周辺のクロユリを、シカが食べていることもわかりました。これらについてもシカ柵が立てられました。島立さんの言うとおり、高山植物への注目度は高く、多くの方々に関心をもってもらいましたが、同様に森への影響についても知ってもらいたいです」。2013年当時、麦草ヒュッテでは、ボランティアを募りシカ柵を設置した。さらには、竹田さんらが講師となりシカの食害に関する勉強会も開催。茅野市や地元の登山道用具店の協力も得られた。けれどコロナ期などを経て、いまはその気運も薄い。シカの増加は八ヶ岳に限ったことではない。気候変動により温暖化や降雪量の減少があり、これまで自然淘汰されていた子ジカが生き延びるようになった。また長野県に残る江戸時代の古文書に、シカの増加により農作物が被害を受けるため、鉄砲の保持を願い出る記録もあるという。つまり、現在だけの問題ではなかったのだ。竹田さんはその後、八ヶ岳などで「シカの無期限捕獲禁止措置(1955~94年)が取られシカが増加した」とも指摘する。「長野県動物図鑑」(信濃毎日新聞社、78年)にはニホンジカが絶滅のおそれにあると記されるほど、当時は珍しい動物であったそうだ。では狩猟で頭数を減らせばよいのか?「国道があり、登山者や観光など人の往来が多く、安易に捕獲ができない」と言うのは、八ヶ岳を管理する林野庁中部森林管理局 南信森林管理署だ。くくり罠はシカがかかるとは限らない。鉄砲はシカだけを狙えるが、猟師の高齢化で担い手が減少。それでも捕獲はしている。けれどそれ以上に子ジカが生まれるため、全体の頭数は高止まりだと同署は説明する。「特効薬がなくもどかしい」というのは竹田さんであるが、その考えは南信森林管理署も同じであり、頭数を減らせないのであれば、シカ柵で環境を守るしかないという結論だ。また、こういった活動は、単体で行なうには限界があり、行政、山小屋、学者、登山者などが力を合わせて打開策を考え、また講じていかなければならないというのが、共通見解である。登山者はこの状況を知ることが、第一歩となるだろう。
(走行中の軽貨物車がクマと衝突:新潟)
5日午後5時半過ぎ、阿賀野市里の国道で、走行中の軽貨物車がクマと衝突した。運転していた五泉市の40代男性にけがはなかった。阿賀野署によると、クマは体長不明で、衝突後に逃げた。現場は民家まで約250メートル。
(建物内保管のコメやみそ被害相次ぐ:岩手)
一関市では、6日にかけて、民家で米袋やみそのたるが壊れているのが相次いで見つかっていて、警察は、いずれもクマによる被害と見て注意を呼びかけています。警察によりますと、6日朝5時半ごろ、一関市※萩荘の住宅で、住人が庭掃除のために家の外に出たところ、納屋の戸が開いていて、保管していたコメ袋が破れているのを見つけました。地元の猟友会などを通して通報を受けた警察が納屋を調べたところ、現場でクマの毛や爪痕が見つかったこということです。また、この場所から北に2キロほど離れた一関市厳美町では、4日と5日、倉庫や小屋合わせて2棟で、中に保管されていた米袋が破れていたり、みそを入れていたたるが壊れたりしているのを住民が発見しました。周辺の別の小屋のドアには、クマの爪痕とみられるひっかき傷が確認されたということです。警察はいずれも、クマによる被害と見て、パトロールをするなどして住民に注意を呼びかけています。また一関市は、地元の猟友会に依頼して、被害が確認された2つの地区に、7日までにわなを設置する準備を進めているということです。クマが侵入したと見られる納屋は、林や田んぼが広がる中に住宅が点在している地域です。住人によりますと、連絡を受けた猟友会が住宅の北側にある林の途中にコメ袋の切れ端を見つけたことから、クマの逃走ルートとみて、6日の午前中にわなを仕掛けたということです。コメ袋が破られる被害に遭った住宅に住む80代の男性は「クマにばったり遭ったりしたら逃げ場もないし、どのようにしたらいいか分からず、怖いです。今までは、他人の話だと思っていたが、けさはひと事ではないと思いました」と話していました。
(養鶏場を襲ったクマか、箱わなで捕獲:青森)
青森県黒石市は5日、同市沖浦青荷沢の畑でツキノワグマ1頭を箱わなで捕獲したと発表した。畑は先月22日にクマによる食害が見つかった養鶏場の近く。わなにかかったクマは体長約1.4メートル、4~5歳の雄の成獣で、市は鶏を襲ったクマとみている。養鶏場では鶏45羽が食い荒らされる被害が発生し、市や市猟友会などが付近に箱わなを設置した。25日に体長約1メートルの雌1頭を捕獲したが、被害の大きさに照らして、鶏を襲ったクマとは異なるとみていた。クマが入った箱わなは養鶏場から南東に2キロほど離れた地点にあり、食害発生前の6月中旬に沖浦地区で3カ所設置していたうちの一つ。市は継続して箱わなを設置し、警戒を続ける。
(走行中の乗用車が道路脇から飛び出して来たクマと衝突:北海道)
北海道南部でクマの出没が相次いでいます。「ヒグマ注意報」が出されている北海道上ノ国町では走行中の車がクマと衝突しました。3日、上ノ国町を走行中の乗用車が道路の脇から飛び出してきたクマと衝突しました。クマは体長1メートルほどですぐに山の方に走り去ったということです。運転していた男性にけがはありませんでしたが車のバンパーの周りが破損しました。上ノ国町では7月からクマに家庭菜園の農作物が食べられたり、ガラス窓や網戸が壊されたりする被害が相次いでいて、北海道は上ノ国町の全域にヒグマ注意報を出しています。一方、北海道八雲町熊石では6日午前8時半ごろ、畑のスイカ5個が食い荒らされているのを作業をしていた70代の女性が見つけました。警察が確認したところ、大きさが10センチほどのクマの足跡が残されていたということです。6日は、北海道江差町の住宅でも家庭菜園のスイカ7個がクマに食い荒らされたとみられる被害があり警察がパトロールを強化しています。
(クマか、トウモロコシ食い荒らされる:秋田)
仙北市と北秋田市で7日朝、畑のトウモロコシが食い荒らされているのが見つかった。クマによる食害とみられる。仙北市では7日午前5時半ごろ、田沢湖生保内字山居の畑で約20本のトウモロコシが食い荒らされているのを畑を所有する70代男性が見つけ、仙北署田沢湖交番に届け出た。
(イノシシ猟で見つけた50cm以上の真っ白な“謎の鳥”:宮崎)
イノシシ猟に出かけた男性が近くの林で目撃したのは“ナゾの鳥”でした。そこにいたのは、50cm以上の大きさでクジャクのような「鳥」。一般的なオスのクジャクは色鮮やかな羽を持ち、甲高く「カァァァ!」と鳴きますが…。林の中に消えていった“ナゾの鳥”は「真っ白」でフクロウのような「低い鳴き声」だったといいます。その時に撮影した写真を見せてもらうと…。果たしてこんな鳥が日本にいるのでしょうか。宮崎市フェニックス自然動物園の竹田正人園長に写真を見てもらうと、そこにいるはずのない“ナゾの鳥”の正体が明らかに。宮崎市フェニックス自然動物園・竹田正人園長:多分、ハッカンというキジの仲間。野生では中国南部の比較的高い山地や森にすんでいる。誰かが飼っていたのではないか。竹田園長は「ハッカンは外来種のため、見つけた場合は捕獲して警察に届けてほしい」としています。
(クマ、養蜂箱の蜂蜜食べる:青森)
5日午前9時55分ごろ、青森県七戸町寒水の中長運送付近の山林で、同町の立崎忠紀さん(71)が所有する養蜂箱がクマに倒され、中に入っていた蜂蜜の3分の1に当たる約5キロが食害などの被害に遭った。けが人はいなかった。
(民家にクマ侵入か、玄関壊され血痕も:宮城)
7日午後、宮城県大和町の民家にクマが侵入したとみられる事案が発生した。住人は外出中で、けが人はいなかった。警察によると、クマが侵入したとみられるのは、大和町吉岡石神沢にある民家。7日午後0時30分ごろ、外出先から戻った住人から「玄関のガラスが壊されており、家の中に爪痕や毛、血痕がある。動物の可能性がある」と110番通報があった。家の中には動物の足跡が複数残っており、地元の猟友会が確認したところ、クマによるものと判明した。警察が現場に駆けつけ、周辺をパトロールしたが、クマの姿は確認できなかった。大和町は防災無線を通じて注意を呼びかけるとともに、現場周辺の警戒を強化している。
(新幹線がシカと衝突し停車:岩手)
JR東日本秋田支社によると、秋田新幹線の秋田発東京行きの「こまち50号」が6日午前8時59分頃、田沢湖線区間の田沢湖駅(秋田県仙北市)―赤渕駅(岩手県雫石町)間でシカと衝突し停車した。車両点検を経て同9時13分頃に再開。その後、線路内の安全確認を行ったこともあり、こまち50号以外にも影響が出た。同支社によると、上下線の「こまち」計6本で大幅な遅れがでて、約1200人に影響したという。
(国産ジビエ認証施設に「富士吉田市立富士山ジビエセンター(DEAR DEER)」認証:山梨)
農林水産省は8月6日、国産ジビエ認証制度にかかる認証機関により、国産ジビエ認証施設の第42号として、食肉処理施設「富士吉田市立富士山ジビエセンター(DEAR DEER)」(山梨県富士吉田市)が認証されたことを発表した。
(エゾシカ肉の魅力知って:北海道)
登別明日中等教育学校の生徒4人が、登別産エゾシカ肉をPRするパンフレットを製作している。登別温泉調理師登庖会の渡辺晃紀会長に考案してもらったレシピの調理動画も製作し、動画投稿サイトで公開する予定。生徒たちは「パンフレットを通じてエゾシカ肉の魅力を発信したい」と意気込んでいる。製作しているのは、5回生(高校2年生相当)の佐藤花音さん、岡村和奏さん、北郷美那さん、押見莉杏さん。探究活動の一環で、昨年は市内の子ども食堂でエゾシカの食育をテーマに考案したクイズで参加者を楽しませた。今年は「レッツ のぼジビ(のぼりべつジビエ)」をテーマに、パンフレット製作を計画。関係者に焦点を当てる内容で、渡辺会長やのぼりべつ肉フェスをコーディネートし、狩猟も行っている地域おこし協力隊の増田好希さんへのインタビュー記事を掲載する予定だ。7月には同校で2回に分けて動画収録も行った。2回目の25日は、生徒たちが渡辺会長の指導を受けながら、伊奈不動産エゾシカ活用事業部(札内町)が販売している缶詰を使用した「登別エゾシカすき焼き風の卵とじ丼」と「登別エゾシカ大和煮のミートソースパスタ」を調理する様子をスマートフォンで撮影した。動画は登別市の公式ユーチューブチャンネルにアップロードし、パンフレットのQRコードを読み取ると視聴できる仕組みを考えている。パンフレット製作は、夏休み中にほとんどの作業を終える予定。佐藤さんは「栄養面で良いというのはもちろん、エゾシカに関わっている人がたくさんいることも知っていただき、興味を持ってもらえる内容に」、岡村さんは「エゾシカ肉はもっとおいしい、他の肉とも変わらない魅力があることを伝えたい」と抱負を話していた。渡辺会長は「若い生徒たちの新しい発想やアイデアを使って、いろんな人にエゾシカ肉はおいしいと発信してもらえたら」と期待している。
(クマ出没:宮城)
松島町によると、8日午前11時40分ごろ、松島町手樽左坂にクマが出没しました。
(イノシシ出没:宮城)
登米市によると、8日午前11時ごろ、登米市津山町横山宮田にイノシシが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、7日午後5時30分ごろ、仙台市青葉区上愛子上遠野原にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
色麻町によると、8日午前9時ごろ、色麻町志津鷹巣石渕にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、6日午後4時30分ごろ、仙台市青葉区大倉宮にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、6日午前11時15分ごろ、仙台市青葉区芋沢大勝草上野原にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、6日午前7時ごろ、仙台市青葉区芋沢赤坂にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
大和町によると、7日午後1時ごろ、大和町吉岡下町にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、7日午前9時ごろ、仙台市青葉区芋沢大勝草にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
色麻町によると、6日午後6時30分ごろ、色麻町志津鷹巣石渕にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
南三陸町によると、6日午後5時ごろ、南三陸町入谷桜沢にクマが出没しました。
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(クマに襲われ80代男性けが:秋田)
4日午後3時20分ごろ、秋田県大館市比内町八木橋字五輪台の草地で、農作業中の同市二井田の男性(87)がクマに襲われた。右前腕部を負傷し、市内の病院に搬送された。会話はできる状態だった。県内でクマによる人身事故は今年5件目。大館署によると、男性が田んぼの見回りを終え、近くの堤に向かって歩いていたところ、右手の雑木林から現れたクマにかみつかれた。男性は車で近くのコンビニまで移動して助けを求め、店の従業員が119番した。現場近くに田んぼがあるという男性(67)は「最近はクマやイノシシなど野生動物が増えている。農作業で外に出なければならないので十分に注意したい」と話した。現場はJR扇田駅の西南約3・5キロで、直近の民家まで約400メートル。警察や市が近隣住民らに注意を呼びかけている。
(登山中クマに襲われ男性(56)がけが:岩手)
3日午前、岩手県八幡平市の七時雨山で登山中の56歳の男性がクマに襲われけがをしました。命に別状はないということです。警察によりますと、3日午前10時ごろ八幡平市にある七時雨山で市内に住む地方公務員、松浦武彦さん(56)が登山道を歩いていたところクマに襲われました。松浦さんは左腕と右足をひっかかれた後、自力で下山して病院で治療を受けました。軽傷で命に別状はないということです。松浦さんはその後、自ら警察に通報しました。松浦さんを襲ったクマは体長約1メートルのオスとみられ、その場から立ち去ったということです。今回を合わせた2025年度の岩手県内のクマによる人身被害は12件13人となっています。
(クマ駆除の自治体へ苦情殺到、浅尾環境相が自粛呼びかけ「職員やハンターを萎縮させる」)
市街地などで人に危害を加えたクマを駆除した自治体に地域外などから苦情が殺到する状況を受け、浅尾環境相は5日、閣議後記者会見で「対応に当たる自治体職員やハンターを 萎縮いしゅく させ、新たな事故につながりかねない」と述べ、過度な苦情への自粛を求めた。市街地でのクマによる人身被害は相次いでおり、7月4日には岩手県北上市で自宅にいた女性(81)が侵入してきたツキノワグマに襲われて死亡したほか、同月12日未明にも北海道福島町で新聞配達中の男性(52)がヒグマに襲われて死亡している。浅尾環境相は大臣就任後、秋田県で駆除中に重傷を負ったハンターから状況を聞いた経験に触れ、「ハンターや自治体職員は命懸けで活動していただいている。頭が下がる思いだ」と述べた。その上で、福島町のクマ駆除を巡り、北海道庁や福島町役場に計200件以上の苦情が寄せられたとして、「クマの出没で不安な生活を送る人々の状況や人身被害防止対策の必要性に理解いただき、節度ある行動をお願いしたい」と呼びかけた。北海道の鈴木直道知事も7月25日の定例記者会見で、福島町で男性を襲ったクマについて「殺すのはかわいそう」といった苦情が道外などから相次ぎ、2時間以上の電話もあったと説明。「本当に人が亡くなっている。命の危険の中、ハンターが加害個体を捕獲していることを理解いただきたい」と訴えた。出没が相次ぐ青森県むつ市は今月1日、クマの「捕獲数」を初めて公表した。山本知也市長は積極的な公表を控えてきた理由を「県外などからの電話で業務が滞る場面を避けたかった」と述べる一方、「市民の不安解消のために公表した」と複雑な胸中を明かした。クマを駆除した後に寄せられる悪質な苦情電話への対応を問われた秋田県の佐竹敬久前知事が昨年12月、「話して分からない人にはあまりお付き合いする必要はない」「お前のところにクマを送るから住所を送ってくれと。こうすると相手が電話を切ります」と発言し、議論を呼んだ。
(野生イノシシの豚熱確認について:広島)
平成30年9月9日、岐阜県の養豚場において、国内で26年ぶりとなる豚熱の発生が確認されました。広島県内の養豚場での豚熱は確認されていませんが、令和4年3月21日、県内では初めて大竹市において野生のイノシシでの感染が確認されました。この度、府中市においても、令和6年1月30日に上下町で捕獲された野生イノシシ1頭について、広島県西部畜産事務所が豚熱ウイルスの遺伝子検査を実施したところ、2月6日に感染が確認されました(県内34例目)。豚熱は、豚やイノシシの病気であり、人に感染することはありません。しかしながら、豚熱が発生した場合、家畜業界への影響が甚大となることから、家畜伝染病予防法の中で家畜伝染病に指定されています。
(野生動物が運ぶマダニ感染症「SFTS」過去最多)
主にマダニが媒介する感染症、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が過去最多のペースで増加している。野生動物が人の生活圏に運ぶことで感染が広がる。地球温暖化でマダニの活動期間が長くなった影響も出ている。猫は室内飼いを徹底し、人も草むらに入るときは肌の露出を避けるなどの注意が必要だ。
(サル・シカの捕獲数最多、被害額3億4800万円:山口)
山口県は、2024年度中の野生鳥獣による被害状況をまとめた。全体の被害額は約3億4800万円で2年ぶりに増加。捕獲実績(速報値)はサルが993匹、シカが1万943匹で過去最多となった。サルによる農作物被害を防ぐため、県は本年度から、ドローンを使って追い払う実証事業を新たに進めていく。全体の被害額は減少傾向にあり、シカが前年度比約500万円減の約1億100万円、サルが同200万円減の4700万円だった。被害額全体の4割を占めるイノシシは同700万円増の約1億4200万円。豚熱の感染拡大で一時的に減少していた生息数が回復したことが要因とみられる。一方、獣類の捕獲実績はサルが同375匹増の993匹、シカが同473匹増の1万943匹、イノシシが同3342匹増の1万6057匹だった。県は本年度から3年間の計画で、ドローンを活用してサルを追い払う実証事業に着手する。山口、長門の両市と阿武町を対象に、いったん捕獲したサルに衛星利用測位システム(GPS)発信機を取り付けて放し、群れの行動圏を把握。スピーカーを装備したドローンを行動圏に飛ばし、猟犬の鳴き声などを流して山側へ追い払うという。全体の被害額は減少傾向にあり、シカが前年度比約500万円減の約1億100万円、サルが同200万円減の4700万円だった。被害額全体の4割を占めるイノシシは同700万円増の約1億4200万円。豚熱の感染拡大で一時的に減少していた生息数が回復したことが要因とみられる。一方、獣類の捕獲実績はサルが同375匹増の993匹、シカが同473匹増の1万943匹、イノシシが同3342匹増の1万6057匹だった。県は本年度から3年間の計画で、ドローンを活用してサルを追い払う実証事業に着手する。山口、長門の両市と阿武町を対象に、いったん捕獲したサルに衛星利用測位システム(GPS)発信機を取り付けて放し、群れの行動圏を把握。スピーカーを装備したドローンを行動圏に飛ばし、猟犬の鳴き声などを流して山側へ追い払うという。県農林水産政策課は「栄養価の高い食べ物を摂取することで、サル自体の死亡率も下がっている可能性がある。柵やネットによる防護と動物の生息地管理、捕獲の3本柱で今後も農林業を守りたい」としている。県農林水産政策課は「栄養価の高い食べ物を摂取することで、サル自体の死亡率も下がっている可能性がある。柵やネットによる防護と動物の生息地管理、捕獲の3本柱で今後も農林業を守りたい」としている。
(野生動物が運ぶマダニ感染症「SFTS」過去最多)
主にマダニが媒介する感染症、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が過去最多のペースで増加している。野生動物が人の生活圏に運ぶことで感染が広がる。地球温暖化でマダニの活動期間が長くなった影響も出ている。猫は室内飼いを徹底し、人も草むらに入るときは肌の露出を避けるなどの注意が必要だ。
(北アルプス登山道の「ど真ん中」でクマがエサ探し:富山)
登山道の「ど真ん中」にクマ出没、専門家が警告する夏場の危険性北アルプスの登山シーズンが本格化する中、富山市有峰地区の登山道でBBTの取材班がクマに遭遇した。暑さが例年より早く訪れた今年、人里離れた山中でさえクマが食料を求めて活動範囲が変化している。人とクマの接触リスクが高まる夏、登山者はどう身を守ればいいのか。標高約1600メートルに位置する富山市有峰地区の登山道。北アルプス・薬師岳へと続くこの道で、体長1メートルほどの成獣とみられるクマが姿を現した。BBTの取材クルーが遭遇したこのクマは、登山道の真ん中でのんびりと過ごしていた。「登山道の真ん中、ど真ん中です。クマがいます。エサを探しているんでしょうか」折立の登山口から太郎平の間、三角点のある休憩地点付近で、クマは茂みから出たり入ったりを繰り返していた。驚くべきことに、人を警戒している様子はあまり見られなかった。登山客からも「クマいました。さっきまで顔を出してたんですけど、いま藪の中に…」との証言が得られており、複数の人が目撃している。富山県自然博物園ねいの里の赤座久明さんは、目撃されたクマについて「比較的、若い個体なんじゃないかなと。体つきが。『ヤングアダルト』というか完全に成熟しきっていないクマだと思う」と分析する。クマの行動についても「夏のクマがよくやる、アリをたべる採食行動。朽ち木を引っかいて、中に巣くっているアリ、主に卵やサナギ、一緒に成虫まで食べてしまう」と解説した。有峰地区はもともとクマの生息域だが、今年の異常な気候がクマの行動パターンに影響を与えている可能性があるという。赤座さんは今年の異常気象がクマの生態に与える影響について警鐘を鳴らす。「(今年は)前倒しになって春が通り過ぎていったという感じがしています。今年に限らず夏はエサ不足なんですけれども、エサ不足の真夏モードがかなり早い時期から訪れてきて、秋の木の実が実る時期までの間に時間があるので、食料不足の時期なんです」。さらに「いつもの年よりもエサ不足が長く続くという状況の可能性がある」と語り、この状況がクマの行動範囲を変化させ、人との接触機会を増やす可能性を指摘した。登山者にとって最も気になるのは、クマと遭遇した際の対処法だろう。赤座さんは冷静な対応の重要性を強調する。「しばらく立ち止まって、クマが別のところに移動するのを待つ。近くに寄って急に大きな音を出すなどしてパニックにさせない。そういう対応の仕方が大事だと思う」北アルプスへの登山を計画している人は、クマスプレーの携行や複数人での行動など、基本的な対策を講じた上で、万が一の遭遇時には冷静に対応することが命を守る鍵となる。例年より長引く可能性のあるクマのエサ不足期間、登山者の注意がより一層求められている。
(クマは食べごろを狙う!?:長崎)
北海道では生ごみや家庭菜園の果物などを狙ったヒグマが連日、住宅街に出没し、秋田県の農園ではモモが食い荒らされ、約2000個に被害が。専門家は、クマは野菜や果物の食べごろを見極めていると指摘しています。番組では、そんなクマの習性を独自に検証しました。断末魔の叫びにも聞こえる、シカの鳴き声。北海道羅臼町で撮られた、エゾシカを襲うヒグマの映像です。そこには、自分より大きなシカを山へと引き込む、クマの姿が映し出されていました。 北海道共和町の畑には、深夜、巨大なクマが出没。突然現れた3頭のクマに、車が足止めをくらう事態も起きました。人身被害も続いています。秋田県北秋田市の障害者施設では、入所者が襲われ、意識不明となりました。相次ぐクマの出没に“注意報が発表されている街”がありました。 (被害にあった住民)「スイカとメロン(をやられた)」 Q.回数は? 「2晩で3回来ていたな」 北海道上ノ国町。この町では、先月22日以降、20件のクマの目撃や、食い荒らされた跡などが見つかっています。 (下里航平ディレクター)「先月30日、こちらに置かれていた生ごみ処理機をクマが壊しました。付近の畑ではクマの目撃が相次いでいます」 こちらの農家では、植えていたトウモロコシが食い荒らされていました。狙われたのは、今が旬の農作物。 (被害にあった農家)「自分の畑にはクマは来ないと思っていた。トウモロコシ植えていても。だけど今年はクマ入ったんだよ。今年初めて」 この畑には、クマのものと思われるいくつかの足跡も残されていました。 こちらの農場では、防護ネットに生々しい爪跡まで… 上ノ国町は、先月12日、新聞配達員が襲われて死亡した福島町に隣接した街。不安は募ります。 (被害にあった農家)「4時半に私、いつも起きて野菜をとるのに(畑に)出るんだけど、何回ももうやられているからね、今朝もやられている。だから怖いよ、やっぱりね」。先週、クマの専門家を取材した際“クマの習性”について、こんな話をしていました。 (岩手大学 山内貴義准教授)「基本的には川沿いを歩いてきて、川沿いに食べ物がないか。河畔林にもいろいろ食べ物があるんですけど、そこからさらに一歩踏み出して、住宅地の家庭菜園や公園の中を物色して、いつ食べごろになるのかをちゃんと計算して、また戻ってくる。」 それを裏付けるような動画があります。これは5年前の7月に柿の木を撮影した映像。 (岩手大学 山内貴義准教授)「まだ7月なので、柿が食べられる状態ではないんですけれども、今どういう状態なのかというのをチェックしに来ていると。」 動画では、毎日のように、何度も何度も柿の状態を確認するツキノワグマの姿がとらえられていました。そして、その2年前の9月、同じ柿の木を撮影した映像では… (岩手大学 山内貴義准教授)「9月になると柿が食べられるような状態になってくる。これは親子の個体で、もう完全に食べる実を選んでいる状態ですね。おそらく子どもはもうかなりかじっているんです。親は多分隣の方の柿の木を食べに行っている感じ。」 柿が熟したころを見計らっているのでしょうか。 (岩手大学 山内貴義准教授)「基本的には雑食性なんで、何でも食べるんですけど、やっぱり、結構グルメで、その時期になる美味しい餌が、一番いい状態になってから食べ始めます。」 本州と四国に生息する『ツキノワグマ』と、北海道の『ヒグマ』。『ツキノワグマ』は、植物をより好んで食べ、『ヒグマ』は、肉食傾向が強いといいます。実際にクマは、熟した実を選んで食べるのでしょうか? 今回、愛知県の豊橋総合動植物公園の協力を得て検証実験を行いました。 (草薙和輝アナウンサー)「こちらがヒグマのブースです。いましたね、27歳のメスのヒグマです。近くで見ると大きいですね」 『アマナ』と名付けられたこちらのヒグマは、人間で言えば80歳近くの高齢のヒグマ。今回は普段、餌に出ているというトマトで実験。熟した赤いトマトと、まだ熟していない緑のトマト。果たして、どの様な結果となるのか、実験開始です。 (草薙和輝アナウンサー)「今、扉が開きヒグマが出てきました。ゆっくりと今、トマトの方にヒグマが近づいていきます。」 「今、視界にとらえましたね。まず青い方、熟れていないトマトに近づいていきました。口で動かし…どうでしょう。あっ、食べています。食べましたね、かじりました。どんどん食べていきます。」 熟していない“青いトマト”を食べる、意外な展開…しかし… (草薙和輝アナウンサー)「今度は赤いほうですね、気づきましたね。赤いトマトを手で囲うようにして、今口にしていきます。口元見えづらくなっていますが、食べていますね。あ、もう無いですね。青いトマトは少し残したのですが、赤いトマトは全部食べましたね。跡形もなく赤いトマトを食べ切りました。」 別の場所に設置したトマトも… (草薙和輝アナウンサー)「あ、いきましたね。赤いトマトを先に食べました。」 結果、完熟のトマトは跡形もなく完食、青いトマトは口にはしたものの食べ残してしまいました。人目が気にならないよう、室内の檻の中でも実験しましたが、完熟のトマトを完食し、青いトマトは残す結果に… Q.(青いトマトは)食べ残したが? (「豊橋総合動植物公園」 獣医グループ専門員 吉川雅己さん)「やっぱり美味しくないんだろうなって。最初に緑の(トマト)方に興味を示して、食べかじったと思うのですが、食べ物としての認識ではなかったと思います。」 日頃の食べ方からも、味の違いは分かっているといいます。 一方、ツキノワグマでも同様の実験を行うと… (草薙和輝アナウンサー)「赤い熟れたトマトの匂いを嗅いでいます。そして青い方も匂いを嗅ぎに行きます。それぞれの匂いを嗅いで確認していますね。トマトにはかなり興味を示しています。」 しかし結果は、食べることなく終了。実はこちらのツキノワグマには、これまでトマトを与えたことがなく、餌としての認識が無かった可能性があるといいます。今回の実験映像を見た専門家は… (岩手大学 山内貴義准教授)「クマは色の識別自体はあまり赤と緑は得意じゃないと言われていますので、(匂いで)嗅ぎ分けてちゃんと食べる順番を考えている。味をやっぱり分かっていて、食べ頃っていうのはちゃんと認識して(食べる)順番を付けているんだなというのは分かりました」 取材した被害現場をみると、食べ頃のトウモロコシは食い荒らされ、まだ熟していない物は、手つかずのまま残されていました。 (作物被害のあった地域の農家)「明日とろうかなと思えば、きちんとクマが来て食べていく。退治しない限りまた来ますよ。」 (岩手大学 山内貴義准教授)「クマはちゃんと餌となるような場所をちゃんと把握して、いつ食べればいいかっていうのを熟知しているということなんです」。(果樹園の代表 池田貴宏さん)「そこの畑なんですけど」 秋田県鹿角市にある果樹園では、お盆明けにも、桃の出荷を予定していましたが、クマに食い荒らされ、2000個もの桃に被害があったといいます。そこには“ある異変”が…。 (果樹園の代表 池田貴宏さん)「今年のクマの傾向なんですけど、全然味がしない、シブい桃を(クマが)食べているので、多分相当、山の中の木の実だとか不作というか(餌が)無いんだと思います」 成熟前の桃にさえ手を出してしまうクマ。猛暑による餌不足で、人里での被害が相次いでいますが、専門家は、今後さらに警戒が必要だと指摘します。“餌大凶作で“人里クマ”増に警戒 (岩手大学 山内貴義准教授)「林野庁の発表を見ても今年は、『ブナ』が凶作であるという予想になっていますので、『ミズナラ』とか『コナラ』とか『栗』とか『くるみ』とか、そういった代替のものがあるので、里にだんだん近づいてくる。」 クマは、標高が高いところにある『ブナ』や『ミズナラ』。その下にある『コナラ』『栗』『クルミ』などを餌にしています。『ブナ』や『ミズナラ』が凶作になれば、その分、標高が低いところにクマが下りてくる可能性があるのです。 実際『ブナ』や『どんぐり』が凶作だったおととし、柿の木に登り、実を食べるクマの姿が撮影されていました。 (岩手大学 山内貴義准教授)「人間を恐れない個体がいれば、そういった個体は、さらに住宅地の方まで行って、ごみを漁ったりとか、もしかしたら住宅に入って、また倉庫の中を荒らしたりとか、普通の住んでいる家に入り込んじゃうということも、もしかしたらなくはないかもしれない」。
(捕獲の担い手研修会参加募集:岩手)
岩手県では、新たな捕獲の担い手となる狩猟者を確保するため、狩猟に関する情報や知識を得ることを目的とした研修会を下記のとおり開催します。狩猟に興味のある方・狩猟免許の取得を考えている方など、皆様の御参加をお待ちしております。
(エゾシカの生態を学ぼう!:北海道)
おびひろ動物園(渡邊誠克園長)は23日、動物の生態を学べる「おびZoo寺子屋・エゾシカ編」を同園で開く。7日まで参加者を募集している。
(襲いかかるクマ、目の前に:北海道)
北海道福島町で7月、新聞配達員(52)がヒグマに襲われて死亡した事故で、このヒグマを駆除した猟友会のハンターの男性(69)が、共同通信の取材に緊迫した現場の様子を証言した。襲撃後、捜索を続けていた18日未明、ヒグマ出没の連絡を受けて現場に着くと、茂みの中に気配が。やぶから「バキバキ」と葉を踏む音が向かってきた。銃を構えると、暗闇から体長約2メートルのヒグマが姿を現した。毛は興奮で逆立ち、顔は倍以上に膨らんで見えた。周囲には住宅がある。銃口を下に向けて撃つため、ぎりぎりまで引き寄せた。ヒグマは目の前で両足を踏ん張り、頭を下げた。襲いかかる前の姿勢だ。引き金を引いた。倒れたヒグマとの距離は2.8メートルだった。翌日、2021年に町内で高齢女性を襲ったのと同じヒグマだったと知った。あの夏、2カ月に及んだ捜索の間、毎朝襲撃現場で手を合わせた。「必ず敵とってやるから、俺を守ってくれ」。駆除後、4年もかかってすまなかったと犠牲者に謝りながら家路についた。「あのばあちゃんが撃たせてくれたんだ」。
(クマ目撃相次ぐ、4・5月は前年比1.9倍:兵庫)
クマが全国の人里に出没し、襲われた人が死傷する事案が相次ぐ中、兵庫県豊岡市内でもツキノワグマの目撃事例が増えている。5月には同市但東町で70代男性が襲われ、全治3カ月の重傷を負った。同市によると、4、5月の目撃などの件数は前年比1.9倍に上ったといい、一層の注意を呼びかけている。本年度、同市に寄せられたクマの目撃などの件数は4、5月に34件と、昨年同時期の18件を大きく上回った。4、5月の捕獲頭数は昨年はゼロだったが、今年は5頭を数えた。繁殖期に差しかかり、例年目撃件数が増加する6月は、昨年の41件を大きく下回る7件といったん落ち着いたかにみえた。しかし7月に入り、目撃件数は再び増加傾向という。県森林動物研究センター(丹波市)などは、昨年山でエサとなる木の実などが少なかったことから、餌を求めて集落に出没していると推測する。出没地域は市内の広範囲に及んでおり、豊岡市は年間を通じて集落と周辺に箱わな約500個を設置している。人身被害が発生した場所などには、県から有害捕獲の許可を得てドラム缶型のわなを置いている。また、収穫予定がなく放置されている柿などの不要果樹は、クマを引き寄せる要因となることから、同市は市議会6月定例会で不要果樹の伐採費用300万円を一般会計補正予算として計上した。さらにクマの目撃情報や捕獲状況を地図上で公表する「クマ目撃マップ」の公開、防災行政無線での呼びかけを通じて住民らに注意喚起している。外国人観光客の多い城崎温泉街では、英語でアナウンスする。同センターの野口和人さんは「まずクマに出合わないようにすること。山に近づく際は『クマ鈴』やラジオなど音が出るものを持ち、人がいると分からせることが大切」と訴える。その上で、出合ってしまった場合は、背を向けずにゆっくり後退するなどクマを刺激しないことが大切と指摘する。「死んだふり」「木に登って逃げる」は危険という。
(奈良のシカ、生息調査で過去最多の1465頭を確認)
奈良公園を中心に生息する野生のシカは、国の天然記念物として手厚く保護されている。2025年7月の調査では、過去最高の1465頭が確認された。一般財団法人「奈良の鹿愛護会」によると、7月15日、16日の両日にわたり奈良公園域内で実施した生息調査で、前年より140頭多い1465頭を確認。同様の方法で調査を始めた1953年以降、最も数が多かった。内訳はオス315頭、メス816頭、子鹿334頭。前年と比べ、オスの数がほぼ横ばいなのに対し、この1年で生まれた子鹿は100頭以上増えた。愛護会は「これまでの傾向から、エサが豊富だと出産が多い。外国人観光客の増加でせんべいを食べる機会が増え、平坦部にシカが集まって妊娠率が上がっていると考えられる」としている。奈良のシカの主食はノシバなどの植物。公園内で売られている「鹿せんべい」は米ぬかと小麦粉でつくられており、シカにとっての「おやつ」扱いで餌として与えることができる。増加する外国人観光客に対し、愛護会の担当者は「奈良のシカは放し飼いされているのではなく、昔から奈良公園で人間と適度な距離を持って暮らしている。近づきすぎると人に危害を与えることがあるので、十分注意してほしい」と話している。24年7月からの1年間に死んだシカは140頭で、前年より10頭増えた。死因は交通事故が前年比7頭増の36頭、病気が30頭など。半数ほどは、死後日数が経っていることなどで、死因の特定はできていない。奈良公園内でシカが当事者となった交通事故は、この1年間で72件(前年比8件増)発生。県庁東交差点―近鉄奈良駅前間の国道369号線区間が最も多く。23件だった。
(どうして日本は海外事例に学ぶことができないのか)
北海道福島町で起きたヒグマによる死亡事件は、日本社会に衝撃を与えている。この事件の加害ヒグマは、4年前にも同じ町で女性を襲った個体とDNAが一致した。これは、一度人間を襲ったヒグマが再び人間を標的とする危険性を示す痛ましい事実だ。しかし、この駆除に対して「クマがかわいそう」といった抗議の電話やメールが殺到している。こうした非現実的な感情論に対し、筆者はロシアで起きた凄惨なヒグマ事件の教訓に学ぶ必要性を訴える。経済損出でみても、ヒグマによる農作物被害は北海道で2億6000万円(2021年)に上るという。クマ被害について取材を続けてきた、経済誌プレジデントの元編集長で作家の小倉健一氏が、人間の安全を最優先とする現実的な危機管理のあり方を問う。北海道福島町で起きたヒグマによる死亡事件は、日本社会に深刻な問いを投げかけている。7月12日、新聞配達員の52歳の男性がヒグマに襲われ、命を落とした。現場は住宅地であり、住民の生活空間が凶暴な野生動物の牙によって蹂躙された。北海道立総合研究機構の調査は、さらに衝撃的な事実を明らかにする。男性を襲ったヒグマの体毛から検出されたDNAは、4年前にあたる2021年に同じ町内で77歳の女性を襲い死亡させた個体のDNAと完全に一致した。この事実は、一度人間を襲撃し、その肉の味を覚えた個体が、再び人間を標的とする危険性を明確に示している。ヒグマの生態に詳しい酪農学園大学の佐藤喜和教授は、読売新聞の取材(7月18日)に対して、「一度、人を襲った個体は繰り返すとされる。すぐ駆除しないと、次の被害につながる」と指摘している。この警告は、今回の事件によって痛ましい形で証明されたわけだ。福島町では事件後、南東に1キロメートルほど離れた住宅街で1頭のヒグマが駆除された。体長208センチメートル、体重218キロメートルの巨大なオスであった。ハンターがライフル銃を2発撃ち込み、ようやく仕留めた。駆除された個体が新聞配達員の男性を襲った個体とは別である可能性を示唆する声もあがっており、人を食い殺した殺人ヒグマが、今もなお野に放たれている恐怖は、地域住民の心を深く蝕んでいる。この悲劇的な事件と、住民の安全を守るための駆除という当然の措置に対し、日本の一部からは信じがたい反応が寄せられた。北海道庁には、駆除に抗議する電話やメールが殺到した。その件数は事件発生から12日間で120件に上るという。抗議の内容は「クマがかわいそう」「クマにも命がある」「殺さずに山に返すべきだ」といった、現場の恐怖とは著しく乖離した感情論に終始した。抗議者の一人は、2時間以上も電話で一方的な主張を続けたという。北海道の鈴木直道知事は記者会見で、特に北海道外からの問い合わせが多いと明かした。続けて、「市街地でヒグマと対峙する危険性が想像できないのだろう」と述べ、ハンターたちが命懸けで職務に従事していることへの理解を求めた。人の命が奪われた現実を前にして、加害者であるヒグマの側に立って同情を寄せる行為は、異常である。被害者と遺族の悲しみ、地域住民が抱える恐怖を全く無視した、極めて無責任な言動と言わざるを得ない。日本のヒグマ問題を正しく理解し、適切な対策を講じるためには、このような国内の非現実的な感情論から脱却する必要がある。我々は、世界で発生したクマによる悲劇的な事件から、クマという動物の捕食者としての本質を学ばなければならない。特に、広大な自然と多数のヒグマを抱えるロシアで起きた事件は、日本の甘い認識を根底から覆す、極めて重要な教訓を含んでいる。国内のニュースを紹介する上で、ロシアの事例は、我々が踏まえておくべき基準となりえよう。例えば、2008年7月、ロシア極東のカムチャツカ半島で、世界を震撼させる事件が起きた。ロシアの通信社イタルタスは、ハイリノ村近くの鉱山で、警備員2名が巨大なヒグマの群れに襲われ、食い殺されたと報じた。このニュースはAP通信を通じて世界中に「Starving bears eat 2 men in Russia(飢えたクマがロシアで男性2名を食べた)」という衝撃的な見出しで配信された。事件の詳細は、私たちの想像をはるかに超える凄惨なものであった。約30頭もの飢えたヒグマが、ハイリノ村とコルフ村という二つの静かな集落を完全に包囲した。住民たちは恐怖のあまり家から一歩も出ることができず、村は陸の孤島と化した。ハイリノ村の長老ヴィクトル・レウシキンは、ヒグマが人間の血の味を覚えてしまったのではないかと深刻な懸念を表明した。事態を重く見たカムチャツカ地方政府は、ヒグマの反乱を鎮圧するため、ハンターと狙撃手からなる特別チームを派遣する決定を下した。カムチャツカ半島における人間とヒグマの関係性は、日本の一部で語られるような牧歌的な共存とは全く異なる。カムチャツカではクマを殺すことに社会的な抵抗感はほとんど存在しないという。報道で、野生生物学者が「30頭ものヒグマが協力して人間を襲うことは前例がない」としながらも、「集団の規模自体は驚くべきことではない」と分析している。近くに容易に手に入る食料源がある場合、ヒグマの集団はそれほど巨大になる。この専門家の指摘は、日本の状況を考える上で極めて重要である。ロシアの事件と北海道福島町の事件には、無視できない共通点が存在する。それは、人里近くの食料源への執着である。カムチャツカのヒグマが村を包囲したのは、自然界の食料が不足し、人里で容易に手に入る食料源を見つけたからに他ならない。北海道福島町でも、男性が死亡した現場からわずか400メートル離れたスーパーマーケットで、生ゴミが荒らされる被害が確認されている。ゴミ置き場の扉は大きく壊され、周辺にはヒグマのものとみられる足跡と体毛が残されていた。一度、人間の出すゴミの味を覚えたヒグマは、その餌場に執着し、繰り返し現れるようになる。ロシアの事件でヒグマが人間の味を覚えたと懸念されたように、北海道の事件でもヒグマは人間を襲うことを学習した。4年前に女性を襲い、今回男性を襲ったという事実は、ヒグマの学習能力と執着心の強さを物語っている。人間社会が提供する豊富な食料は、ヒグマにとって抗いがたい魅力を持つ。この魅力が、ヒグマを人里へと引き寄せ、人間との致命的な遭遇を生み出す根本的な原因である。「クマがかわいそう」という抗議の声を上げる人々は、30頭の飢えたヒグマに村を包囲される恐怖を想像できるだろうか。警備員が食い殺されるという、ロシアで現実に起きた出来事を自分の身に置き換えて考えることができるだろうか。ヒグマは愛らしいぬいぐるみではない。人間を容易に引き裂き、時には食料と見なす、体重数百キログラムの頂点捕食者である。人間の生活圏に侵入し、人命に危害を加える個体は、もはや保護の対象ではない。断固として駆除すべき有害鳥獣である。この認識は、世界中の人々がクマとの長い闘いの歴史の中で獲得してきた、血塗られた教訓である。日本だけが、この冷徹な現実から目を背け、安全な場所から非現実的な動物愛護を唱えることは、文明社会の住民としてあまりに無責任である。我々は、人間の安全確保をあらゆる議論の最優先事項としなければならない。人里への出没を繰り返し、人間への警戒心を失った個体、一度でも人間を襲撃した個体は、発見次第、躊躇なく駆除する体制を全国規模で構築すべきである。これは感情的な強硬論ではない。ロシアの事件、そして北海道の事件が示す、科学的かつ経験的な事実に基づいた、唯一の現実的な危機管理である。日本人は、世界人類がクマとの闘いで得てきた厳しい教訓に真摯に学び、感傷的な理想論を捨て去るべき時を迎えている。人の命の重さを軽んじる者に、野生動物との共存を語る資格はない。
(銃で駆除されるシカを見た少年「一生に一度しか書けない作文」:宮城)
宮城県気仙沼市の男児が書いた作文を絵本にした「にんげんばかり そばを たべるのは ずるいよ」が出版された。同市のカキ養殖漁師で環境保護活動家としても知られ、4月に亡くなった畠山重篤(しげあつ)さん(享年81)の孫、凪(なぎ)さんが作者。自然と命のつながりをまっすぐ見つめた飾らない言葉が胸に響く。今は小学5年生の凪さんが、1年生の時に書いた作文だという。東日本大震災の津波で荒らされた畑を家族で復活させ、夏休みにみんなでソバの種をまき、収穫を楽しみにしていた。畑の近くで野生のシカがわなに掛かる。逃げようとするシカを猟師が銃で駆除した。その様子を見ていた凪さんは、「畑の作物を食べてしまうから」と説明される。父親は畑の周りを網で囲ってシカを入れなくした。凪さんは書いた。「でも、しかにも そばは たべてほしいです」「にんげんばかり そばを たべるのは、ずるいと おもいました」。そして「にんげんと しかが なかよくなったらいいです」と。凪さんの叔母、イラストレーター白幡美晴さんが消しゴムはんこを使った絵を添えた。生前の重篤さんが共感のメッセージを寄せている。「一生に一度しか書けない作文だな、と思いました。凪、その通り、その通りだよ」。大震災後の被災地取材で重篤さんのことを知り、何度か話を伺った。幼い頃から家業のカキ養殖をはじめ海の恵に接し、高度経済成長に伴って海が力を失っていくのを実感していた。1988年、気仙沼湾に流れ込む大川へのダム建設計画が浮上。山の養分を運ぶ川と海の水が混じり合う汽水域の環境は沿岸漁師の生命線。建設阻止のため編み出したのが「海と川を元気にするために上流の山に植樹しよう」というアイデア。反対運動のアピール手段にとどまらず、豊かな海を取り戻す“急がば回れ”的な環境再生活動だった。ダム計画はその後に中止されたが、植樹運動は「森は海の恋人」を合言葉に、今も地道に続く。重篤さんは津波で母を亡くし、養殖施設も壊滅的被害に遭った。それでも自然への畏敬の念を忘れず、地元に巨大な防潮堤を造る構想にも、地域で議論し「不要」と決断、眼前の海とともに生きる選択に導いた。そんな一家に生を受け育った凪さん。彼の作文は単なる感傷とは思えない。農業の現場を取材することも多く、獣害対策を「やむを得ない」と感じている私だが、だからこそ「にんげんと しかが なかよくなったら」という思いを受け止め、より視野を広げた生産と環境保全の調和をどう図れるか、改めて考えさせられている。
(狩猟の腕、獣捕獲に一役:徳島)
イチゴの研修は順調だったが、ちらほらと先端がない果実が目立つようになった。どこからか、ハクビシンやイタチなどがハウス内に侵入し、悪さをしているのである。畑や水田もイノシシに掘り起こされることは日常。いたる所で「ピーピー」と甲高い鳴き声がこだまし、その鳴き声を聞かない日はないのでは?と感じるくらい鹿が多い。村を貫いている国道438号には、夜になると道路沿いに鹿がたむろしているほどだ。徳島県は香酸かんきつのスダチが全国生産量の9割以上を占め、佐那河内村とお隣の神山町はスダチの本場である。徳島県民とは切っても切れないスダチだが、管理しやすいように低木へと改良していった結果、背の届くスダチの柔らかな新葉などは鹿の格好の餌食となった。移住前から趣味として私は狩猟をしており、わな猟と銃猟の資格を取得して10年以上がたっている。当村のイチゴ部会には有資格者もおらず、稼ぎ頭のイチゴをみすみすと動物たちに食われているのは非常にもったいない。このスキルがあったおかげで、移住直後から村の有害鳥獣捕獲員として活動でき、小動物から大型獣までほぼ通年で捕獲活動が実施できるため、害獣被害に一役買えた。他地域の猟友会によっては、捕獲員になるための期間や取り決めが面倒な地域もあるが、狩猟者が少なく面積が広い佐那河内村ではウエルカムだったのがありがたい。「動物と共存」とは聞こえの良い言葉だが、農家にとっては稼ぎを著しく減らす害悪としかならず、「ぜひ(有害鳥獣を)とってくれ」という要望が後を絶たない。
(猪狩ともか、クマ殺処分反対派に「見てほしい映像」)
事故で脊髄を損傷して車いすで活動している、アイドルグループ仮面女子の猪狩ともか(33)が31日までにX(旧ツイッター)を更新。「クマの第一撃は『顔面パンチ』で次に『噛む』の破壊力」との報道のリンクとともに、一般ユーザーの遭遇した、ヒグマとみられるクマが、猛スピードで車に迫り、ワイパーやフロントガラスをたたき割る前足による一撃をとらえた動画をアップ。「クマを殺さないでと自治体にクレーム入れてる人たちに見て欲しい映像。こんなの遭遇したら生き残れる気がしない…」とつづった。猪狩が引用した報道は、クマの人への攻撃の破壊力を詳報した記事。メディアで「命に別状はありません」と報じられても、実際には頭部などに深刻な被害を受けているとしている。記事では、クマの初撃は、前足による、人の頭部への横殴りの一撃が多く、その後、噛む攻撃が続くとしている。記事はクマに襲われた人の頭蓋骨やアゴの骨が粉砕されたCT画像も紹介している。また、猪狩が引用した一般ユーザーの動画ポストは、北海道のヒグマとみられる映像。車で林道を走行中、数十メートルほど先にいたクマが、車に気付くと同時に猛ダッシュで距離を詰め、約5秒で到達。そのまま車の助手席側正面に右前足で横なぎ払いの一撃を加え、態勢を建て直して2秒も経たずに運転席側正面を再び右前足の横なぎ払いで叩く様子がとらえられている。1発目でワイパーが壊れ、2発目でフロントガラスが割れていた。このクマはさらに車を追ってきていた様子で、車は林道を猛スピードで逃げ、動画が終わっている。クマの殺処分をめぐっては近年、行政に「クマがかわいそう」などの抗議が入るケースが相次いでいる。7月には、北海道で新聞配達の男性がヒグマに襲われて死亡。このヒグマが殺処分されると、道庁へ抗議の電話やメールが相次ぎ、中には2時間以上の電話もあり、鈴木直道知事が「これでは仕事にならない」と苦言。「北海道外からの問い合わせが多い。市街地でクマと対峙する危険性が想像できないのかもしれないが、ハンターも命を賭けて従事していることを理解してほしい」と訴えていた。
(オスのクマ駆除、先月男性を襲ったクマか確認できず:山形)
月50代の男性がクマに襲われた川西町で、近くに設置したわなにオスのクマがかかって猟友会が駆除しました。男性を襲ったクマかどうかは確認できないということで、町は引き続き住民に注意するよう呼びかけています。先月25日、川西町玉庭で、50代の男性が住宅の敷地内にあるトウモロコシ畑の様子を見に行ったところ、クマに頭や手足をかまれて指を骨折するなどの大けがをしました。町によりますと、被害を受けて地元の猟友会が現場近くにわなを設置していましたが2日の深夜ツキノワグマの1頭がかかり、翌朝に駆除したということです。駆除されたクマは体長150センチほどのオスの成獣で、町によりますと男性を襲ったクマかどうか確認できないということです。町では付近の住民に対し、家の周りにエサとなるような残飯を置かない、自宅や小屋などの扉を開けたままにしないなど引き続き、対策を取るよう呼びかけています。
(JR上越線が一時運転見合わせ、電車がクマと衝突:群馬)
5日午前8時15分ごろ、群馬県みなかみ町のJR上越線上牧―水上駅間を走っていた下り普通電車がクマと衝突した。JR東日本高崎支社によると、上越線は沼田―水上駅間の上下線で一時運転を見合わせた。約50分後に運転を再開した。午前9時半現在、水上―高崎駅間の上り線の一部列車に遅れが出ている。
(倉庫前でコメが散乱、クマか:岩手)
4日午前5時ごろ、一関市厳美町字外谷地の農業男性(71)方の倉庫で、妻(69)が倉庫前の敷地にコメが散乱しているのを発見し、110番通報した。一関署によると、倉庫内のスチール製コメ保管庫の扉が壊され、30キロ入りの米袋2袋が引き出された。3日午後11時ごろに妻が外で大きな物音を聞いている。
(クマと車が衝突車の前部が破損:北海道)
2025年8月3日午後7時44分ごろ、上ノ国町早瀬の道道でクマと乗用車が衝突する事故がありました。男性(30代)の運転する乗用車が木古内方面に走行していたところ、右から来たクマと衝突したということです。車のバンパー右前がへこみましたが、男性にケガはありませんでした。クマは体長1.5メートルほどとみられ、衝突後は森の中に逃げていったということです。現場は住宅のある場所からは3キロ離れていて、通報を受けた警察が周囲をパトロールしましたが、クマの姿は確認できなかったということです。
(ジビエ食もっと身近に:福島)
ジビエ(野生鳥獣肉)をもっと身近なものにしたい―。福島県猪苗代町出身の料理人・平山真吾さん(40)は11日、郡山市の市街地でジビエ料理をメインに扱う料理店「四季彩 平山」をオープンする。合わせて県内初となるジビエの処理や加工を行う施設を今秋にも整備する構想を掲げる。自ら狩猟した肉を市内外で流通させ、専門人材の研修の拠点にする考えだ。関わる人を増やし、県民に魅力を伝えることで、東京電力福島第1原発事故発生後の影響を受けた駆除や利活用の機運を高めたいと願っている。オープンを控えた新店に屋久島の巨木で作ったいろりが据え付けられた。ジビエをはじめ、キノコ、山菜など旬の食材のおいしさを引き出すため、最高の調理法を取り入れる。素材に火を入れながら、自ら山を歩き、見つけた自然の食材の魅力を来店者に伝えたい―。平山さんは開店後の風景を思い描く。秋を目指して準備しているジビエ用の処理施設は食品衛生法に基づき、衛生的に解体や加工できる機器を備える。比較的個体差が大きく、難しいとされるジビエを安全に、迅速に加工できるようになるという。ジビエ料理への関心は高まっており、将来的には県内各地の飲食店などへの販売も考えている。県内を中心に同様の施設の整備を検討する事業者らが希望する場合、視察を受け入れる考えだ。「県内で食文化としてのジビエ料理の裾野が広がる場所になれば」と期待を寄せる。商都郡山で人気のイタリア料理店を営んでいた平山さんが、ジビエの道に踏み出したのはさまざまな料理人や生産者との出会いがきっかけだった。食材を求めて友人らと県内外の山野を歩く中で、野生鳥獣が田畑の実りを食い荒らす被害の深刻さを目の当たりにした。「自分にできることは何か」。新型コロナ禍での営業休止を機に、旅をする中で全国にあるジビエの処理施設を訪れ、現在の構想に思い至った。「イタリアンの枠を超えて食材本来の特長を最大限生かせる料理を提供したい」。自ら狩猟した最高のジビエを届けようと狩猟免許を取得。10年にわたって地域から愛されてきた店を3月に閉め、新店の開業準備を進めてきた。原発事故による放射性物質の影響を受け、県内ではイノシシ、ツキノワグマ、ヤマドリ、カルガモ、キジ、ノウサギの6種類は国による制限が今も続く。利活用が限られる現状が捕獲や駆除に影を落としている。新店では当面、県外のシカやイノシシを使った料理を振る舞う予定だ。処理施設整備後は制限のない野生鳥獣を市内で捕り、地元のジビエのおいしさを発信し、利活用を広げる一助とする考えだ。「ジビエに対するイメージが変わるきっかけになれればうれしい」と新たな挑戦への思いを語った。
(シカ捕獲、おいしく提供:兵庫)
年平均400頭のシカを処理し、製品化した肉やソーセージを豊岡市と朝来市にあるJAたじまの直営店、道の駅などに卸す。但馬地域と関西各地、関東のレストランにも精肉などを販売している。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、5日午前9時ごろ、仙台市青葉区上愛子道半にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、5日午前6時30分ごろ、仙台市青葉区上愛子道半にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
富谷市によると、5日午後2時10分ごろ、富谷市富谷落合にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
白石市によると、5日、白石市福岡蔵本箕輪田二番にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、4日午後6時ごろ、仙台市泉区野村登田にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
富谷市によると、4日午後9時ごろ、富谷市今泉鶴巻にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
利府町によると、4日午後7時ごろ、利府町葉山1丁目にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
登米市によると、4日午後5時ごろ、登米市迫町新田彦道にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
大崎市によると、4日、大崎市鳴子温泉入沢にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
大崎市によると、4日、大崎市鳴子温泉大畑にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
大崎市によると、4日、大崎市鳴子温泉川渡にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
柴田町によると、4日、柴田町本船迫十八津入にクマが出没しました。
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(クマに襲われる、76歳の女性がけが:山梨)
山梨県身延町の民家の裏で76歳の女性がクマに襲われ、けがをしました。身延町によりますと3日正午ごろ、身延町折門の民家の裏で崩れた養蜂箱を確認に行った女性(76)がクマに襲われました。クマは駆け付けた夫がスコップで殴り、逃げたということです。女性は病院に救急搬送され、左のふとももとこめかめを負傷していて、けがは長さ3~4㎝、深さ2~3㎝で軽症より重い中等症ということです。襲ってきたクマは体長が140~150㎝で、町が猟友会などに連絡し、付近のパトロールが行われました。
(クマに襲われ、障害者施設入所の73歳女性が意識不明の重体:秋田)
7月31日午後11時ごろ、秋田県北秋田市上杉の障害者施設「グループホームつつじ」の敷地内で、女性が血を流して倒れていると119番通報があった。県警北秋田署によると、被害者はグループホームに入所する73歳の女性で、クマに襲われて頭や顔を負傷しており、意識不明の重体という。別の入所者が部屋の窓から人のようなものが倒れているのが見えたため、玄関に行くと、うめき声をあげている女性を見つけたという。女性は発見時に顔面の傷が深く、会話できない状態だった。付近の防犯カメラには、女性がゴミを捨てようとゴミ捨て場に向かう途中に、1メートルくらいのクマとみられるものに襲われる映像が残っていたという。同署は詳しい状況を調べるとともに、パトカーで周辺の警戒にあたっている。
(妻に向かってきたクマ、男性が大声を出すと飛びかかってきて襲われけが:福島)
1日午前、福島市のあづま総合運動公園内にある福島市民家園で、妻と散策していた男性がクマに襲われてけがをしました。消防などによりますと、午前11時前、福島市のあづま総合運動公園内にある「福島市民家園」を訪れていた50代の男性から「クマに襲われた」と通報がありました。男性は妻と民家園を散策中、体長約1メートルのクマに遭遇しました。クマは当初、女性のほうに向かってきましたが、男性が大声を出したところ、男性にとびかかってきたため、足で払おうとしたところ、クマに襲われ、左足にけがをしたということです。男性は意識があり、自力歩行が可能で、命に別状はないということです。その後、公園内や周辺でクマの目撃情報はなく、警察や市の職員が捜索と警戒を続けています。クマの出没を受け、県は安全が確保されるまであづま総合運動公園を全域で閉園にする措置をとっています。
(新聞配達中のバイクとクマが衝突、男性が転倒し軽いけが:福島)
1日未明、福島市郊外の市道で新聞配達中のバイクが脇から飛び出してきたクマと衝突して転倒し、乗っていた30代の男性が軽いけがをしました。1日午前3時すぎ、福島市佐原の市道で新聞配達中のバイクが突然、脇の河原から飛び出してきたクマと衝突しました。この衝突のはずみでバイクが転倒し、乗っていた30代の男性が腕やひざなどに、すり傷などの軽いけがを負いました。警察によりますと、クマは体長およそ1メートルで、バイクと衝突した後、近くの山林の中に走り去っていったということです。現場は、JR奥羽本線の庭坂駅から南におよそ5キロの畑などが広がる川沿いの道路で、警察は現場付近をパトカーで警戒するなどして、クマに注意するよう呼びかけています。福島市では、市街地周辺でもクマが出没するなど、ことし6月以降、目撃が相次いでいます。
(シカとバイクの衝突事故、意識もうろうで搬送:北海道)
北海道・新得町の林道で2025年8月2日、60代の男性が運転するバイクとシカが衝突する事故がありました。事故があったのは、新得町新得西10線付近の林道です。2日午後1時30分ごろ、男性のツーリング仲間から「シカとバイクの衝突事故」と消防に通報がありました。消防によりますと、この事故で、バイクを運転していた60代の男性が意識もうろうの状態で病院に搬送されたということです。警察によりますと、当時、男性を含めた6人でツーリングをしていて、連なるように走行していました。男性は最後尾を走っていましたが、途中で男性の姿が見えず、仲間が林道を引き返したところ、男性が乗るバイクとシカが衝突していたということです。バイクの付近には1頭のシカが死んでいるのも確認されました。警察が当時の状況を詳しく調べています。
(シカ衝突や車両不具合、エアポート20本運休:北海道)
2日午前9時35分ごろ、札幌市厚別区のJR千歳線上野幌-新札幌駅間で、新千歳空港発札幌行きの快速エアポートがシカと衝突した。乗客にけがはなかった。約25分後に運転を再開したが、エアポート8本が運休か部分運休し、約6100人に影響が出た。
(ヒグマ市街地駆除の「緊急銃猟」、猟友会が想定外の事故時のハンター免責求める:北海道)
猟銃を使ったヒグマの駆除が市街地でも可能となる改正鳥獣保護法の「緊急銃猟」が9月に施行されるのを前に、北海道猟友会が道に対し、想定外の事故が起きた際にハンターを免責するよう要請していることが、猟友会関係者への取材でわかった。 緊急銃猟は、住宅地などでの猟銃による駆除を、住民の安全確保などを条件に市町村長の判断で可能とする制度。被害の賠償責任は市町村が負うが、関係者によると、避難せず現場付近の屋内に残った住民に弾が当たって死傷することをハンターは懸念する。制度上、発砲の最終判断を行うため、人身事故があった場合は刑事責任を問われる可能性があり、「協力するのは不安だ」との声が猟友会内で出ているという。
(令和7年度狩猟期間における銃猟安全対策とエゾシカ対策の具体の取組について:北海道)
平成 30 年 11 月 20 日に発生した、狩猟者の誤射による北海道森林管理局職員の死亡事故を踏まえ、北海道森林管理局、北海道、北海道猟友会の3者が連携し、銃猟安全対策に取組んできています。令和7年度の狩猟期間についても、森林内作業者等の安全確保を図るため「銃猟立入禁止区域」を設定するとともに、3者が連携して銃猟安全管理に係る取組を進め、狩猟者に対し安全行動を求めることにより、「銃猟立入禁止区域」以外での一般銃猟を可能としたのでお知らせします。また、エゾシカ捕獲対策についても、引き続き連携した取組を進めます。
(国、道有林に銃猟立入禁止区域を設定:北海道)
道や北海道森林管理局、道猟友会の3者は、10月1日からの狩猟解禁日に向け、今年も国有林と道有林では森林内作業従事者の安全確保のため「銃猟立入禁止区域」を設定し、安全管理に取り組むことで合意。
(豚熱に感染した野生イノシシの確認について:群馬)
群馬県が令和元年10月1日から実施している野生イノシシの豚熱検査において、7月31日の遺伝子検査で3頭の陽性が確認されました。これにより、県内における野生イノシシでの豚熱感染確認事例は371,372,373頭目となりました。群馬県では、全ての養豚場でワクチンを接種しているため、監視対象となる農場はありません。
(沖縄にいないはずの「ニホンジカ」、県が村に捕獲許可:沖縄)
去年10月以降、国頭村で複数回目撃されている「シカ」について、村は、野生では沖縄に生息していないはずの「ニホンジカ」だとして捕獲することが分かりました。国頭村では去年10月に初めてシカの目撃情報が寄せられ、何度か目撃情報があるものの、役場の職員が到着するころには移動しているというケースが続き、現在も行方は分からないままです。ニホンジカは鳥獣保護管理法における「指定管理鳥獣」で、村は「野生の鳥獣」として捕獲することを環境省と県に申請。先月、許可されたということです。これまで牛用の牧草が食べられたことがあり、農作物や生態系への影響も懸念されていますが、ことし4月に村内の安田地域の牧場で目撃されて以降、新たな情報は寄せられていません。村は目撃した場合は連絡するよう呼びかけるとともに、狩猟免許保持者と捕獲の調整を進めています。
(マダニ感染症「SFTS」、女性が感染:京都)
京都府は31日、マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に、山城北保健所管内在住の80代女性が感染したと発表した。軽症という。京都府南部での感染確認は、2013年の統計開始以降初めて。京都府によると、女性は7月下旬に発熱などを発症し、入院した。宇治田原町内で感染したと推定しているという。府内のSFTSの症例報告は今年4件目で、統計を取り始めた13年以降で最も多い。SFTSはウイルスを保有するマダニに刺されて感染する。潜伏期間は6~14日程度で、発熱や嘔吐(おうと)などがみられる。マダニは草むらややぶに生息しているといい、府は「草むらでは肌を隠すなど対策が必要。長時間地面に寝転んだり、座ったりしないようにしてほしい」としている。
(救急医「『クマを殺すな』という人は実情を知って」:秋田)
クマによる人身被害が相次いでいる。今年はクマが大量出没する恐れがある。治療にあたった医師は、「命に別条はない」と報道される被害者の実情を知ってほしいと訴える。7月21日早朝、秋田県北秋田市の畑で農作業をしていた75歳の男性が突然、ツキノワグマに襲われ、負傷した。男性は自ら車を運転して帰宅し、家族が救急車を呼んだ。「顔や頭などにけがをしましたが、命に別条はありません」。そう、メディアは報道した。だが、秋田大学の救急・集中治療医学講座教授の中永士師明(なかえ・はじめ)医師はこう話す。「こうした表現で、クマによる人身被害を軽くとらえてしまう人がいる。加害グマの駆除に対して、『クマを殺すな』という電話が自治体や猟友会に殺到したりするのです」。先日もクマが駆除されたことに対し、自治体に苦情や批判が相次いでいることが報じられたばかりだ。この男性は、ドクターヘリで秋田大学医学部附属病院に搬送された。鼻骨が折れ、開眼困難で、下肢にもけがを負っていた。「われわれの救急外来で受け入れました。さいわい、全身状態は安定していたため、入院後は耳鼻科、眼科、形成外科に任せました」。なぜ、これほどの重傷者が、畑から自宅まで車を運転できたのか。ちぐはぐな印象も受ける。中永医師に尋ねると、「似たような事例は多い」という。たとえば、秋田市内に住む80代男性は自宅前の畑でクマに襲われた。意識は明瞭で、自ら119番通報した。だが、その症例写真を見て、あまりの惨状に息苦しくなった。額から上あごにかけて顔がなくなっているように見えたからだ。左の眼球はだらりと飛び出ていた。「鼻は取れ、皮膚が左右に裂けていました。救急隊員が道端に落ちていた鼻を見つけて運んできてくれたので、形成外科の先生が手術して、くっつけました」(中永医師、以下同)。別の男性は、山菜採りをしていたところ、目の前に突然クマが現れた。追い払おうと、とっさにパンチをしたという。驚いたクマは逃げていった。男性は「やれやれ、助かった」と思い、ふと見ると、手に血がついている。「痛みは感じないのに変だな」と、よく見ると、薬指が骨折し、小指がなくなっていた。「受傷直後はあまり痛みを感じないケースは少なくありません。人に備わっている防衛反応によるものです」と、中永医師は説明する。人間は絶体絶命の危機に直面すると、副腎からアドレナリンが大量に分泌される。心拍数や呼吸数が増加し、「逃げるか」「戦うか」の準備を整える。「アドレナリンが痛覚を麻痺させ、痛みを感じにくくなる。血管は収縮するので、出血も少なくなる。だから、深い傷を負っても逃げられる」。ただ、アドレナリンの効果が持続するのは数時間だ。「それを過ぎると、皆さんものすごく痛がります」。なかにはクマに攻撃されてもすぐに病院を受診しない人もいるという。「クマの爪や牙による傷は、皮膚にぽちっと穴が開いているだけのように見えることもあります。けれども、深い傷を洗浄していると、奥から折れたクマの爪が出てきたこともあります」。クマによる外傷を受けると、傷口は細菌に汚染され、放っておくと化膿してしまう。敗血症で亡くなった人もいる。そのため、大量の生理食塩水による傷口の洗浄や、抗生剤治療などの感染対策が必須になる。また、救急医や外科医だけでなく、精神科医の治療も必要になることが多いという。「『急性ストレス反応』が出て、眠れなくなってしまう患者は多い。『クマに襲われる悪夢を見る』という人もいます」。受傷して1カ月ほど経ってから、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症するケースもあるという。「たとえば、農作業中にクマに襲われた場合など、畑に行くことに抵抗を感じるようになる。それが長引くのはクマ外傷によるPTSDだからなのか。現在、研究中です」。一方、クマに襲われた記憶が鮮明でない人もいる。「けがを負ったときの状況を尋ねても、『クマがぶつかってきた』と、あいまいにしか答えられない。ショックの大きさから身を守るための、ある種の防衛反応なのでしょう」。中永医師が行った患者からの聞き取り調査によると、クマは出合ったときは四つん這いであっても、攻撃の際には立ち上がるという。自分の体を大きく見せて、相手を威嚇するためではないかと推察する。「第一撃は、『顔面パンチ』です。傷や骨折の状況からして、打ち下ろしや、下から突き上げるアッパーカットはない。水平方向に殴打しています。それから牙で噛む」。そのため、至近距離で出合ってしまったら、ただちに腹ばいに伏せて顔を地面につけ、両手で頭部や首筋を守れば致命的なダメージを防げる可能性が高いという。「特に重要なのは目と首を守ることです。爪で目をぐちゃぐちゃにされてしまったり、視神経を切断されてしまったりすると、失明してしまう。首の頸動脈や頸静脈が傷つくと大出血する」。クマが食害目的で人を襲うケースはまれで、人間が危害を加えないとわかると、それ以上は攻撃せずに去っていくことが多いという。ただし、好奇心旺盛な子グマは人間を恐れずに近づいてくることがあるという。子グマであっても人間は勝てないのか。「子グマは1歳半までは母グマと一緒に行動します。『子グマなら勝てるのでは』と思って戦うと、まず間違いなく、母グマが現れる。母グマの防衛本能はとても強い。激しい反撃を受けることになってしまう」。また、たとえ子グマ1頭であっても、爪や牙はとても鋭い。「勝てるとは思わないほうがいいでしょう」。もしもクマの攻撃によって体の一部が取れてしまったら、病院に持ってきてほしいという。ポリ袋に入れたり、タオルで包んだりしてもいい。部位は洗浄したうえで、形成外科医や整形外科医がつなぐ。今の医療技術は進んでいることも知ってほしいという。秋田県によると、今年は昨年の同時期に比べてすでに約3倍、クマの目撃情報が寄せられている。70人もの人身被害が発生した2023年度のように、大量出没の恐れがあるという。クマによる人身被害のピークは、実は秋だ。冬眠を前にしてクマの活動が活発になるからだ。「クマは人里に現れることも増えました。クマに襲われると、体が傷を受けるうえ、精神的にも深く傷つくことになる。できる限り被害を防げればと思います」。
(なぜ夏はクマの目撃・人的被害が多くなるのか:山形)
全国的に熊による人的被害が相次いでいます。クマはすぐ近くにいるのかもしれない。そういう気持ちで過ごした方がいいのかもしれません。山形県でも、危機一髪と言える出来事がありました。7月25日の夜、山形県川西町の住宅の敷地内で男性がクマに襲われ、左手の指を折るなどの大けがをしました。クマがどのように襲いかかってきたのか、当時の状況の一部始終について、話を聞くことができました。警察によりますと、7月25日の午後9時ごろ、川西町玉庭の住宅の敷地内でこの家に住む56歳の男性が、体長およそ1メートルのクマ1頭に襲われました。男性は、頭や手足をかまれ、薬指を骨折するなどの大けがをして入院中ですが、命に別状はないということです。一部始終を目撃した男性の家族から当時の状況を聞きました。被害にあった男性は、午後9時頃、自宅敷地内のとうもろこし畑で物音を聞いたそうです。被害者の息子は「この先に田んぼがあるので(父が)戻ってきたときにこの辺で物音がして、タヌキかなと思ったらクマで」。男性は畑から自宅まで走って逃げようとしましたが、クマが追いかけてきました。被害者の息子は「この辺り(玄関前)だったと思うんですが、(父が)足をかまれて転んでしまって、そこに頭をかまれて、払おうとして左手もかまれた」。被害者の息子と妻が玄関までかけつけ、玄関の網戸越しから大きな声を出すと、クマは去っていったということです。被害者の息子は「やっぱり怖かったですけど、父がやられているのを見てやばいなと思ったので、必死で大声を出してどうにかしようと。何も考えられなくて反射的に大きな声を出した」。地元の猟友会が現場付近に箱ワナを設置していますが、クマは現在もワナにかかっていないということです。近くに住む人は「私はここで(住んで)68年になるけどれも、いままでクマを見たこともないし出合ったこともない。また襲われたり、けがをしたりしないか心配なので早くつかまればいいなと」。近くで畑仕事をしている人は「この近辺は山が近いので、出るところだろうから、気をつけてはいる」。こちらの男性は、畑にネットを張り、こまめに草刈りをするなど対策をしているそうです。町によりますと、玉庭地区では男性が襲われる数日前にもクマの目撃情報があったということです。被害者の息子は「これからは、クマは身近にいるものだと心に刻んで生活していかなくてはならない」。今年クマによる人的被害は、7月18日に米沢市の愛宕山で男性が襲われたのに続き、3件目になります。
(クマ駆除に抗議相次ぐ:北海道)
北海道福島町で先月、新聞配達員の男性がクマに襲われて死亡したことを受け、1頭のクマが駆除されました。北海道庁や役場には今も「クマがかわいそう」といった抗議が相次いでいます。北海道 鈴木直道知事 「命の危険がありながらも、ハンターの方に捕獲していただいている。このことをどうか理解していただきたい。北海道民から電話が来るというよりは、むしろ道外の方からじゃんじゃん電話がきて、しかも1時間、2時間と」。そんななか、札幌市議がSNSで、こんなアイデアを提案しました。札幌市議会 成田祐樹市議(47)「クマの駆除に抗議する電話、全部転送して広域のコールセンターで受けられないかな。ナビダイヤル10秒300円くらいで」「2時間で21万6000円か…悪くないな」。成田市議本人は次のように話しました。「私としてはいったん話を聞く場はやっぱり必要かなと思う。ただその話を聞く人の人件費については、ご負担くださいというような形で、ご理解をいただいたうえでお話をいただければ、それはそれで一つの方法ではないか」。
(小学生「シカ事故」に迫る:北海道)
根室市内で増えているシカと車の衝突事故について、海星学校6年生の児童5人が独自に実態などを調査した。約千件のサンプルを取るアンケートを実施し、市民の約半数がシカとの事故を経験していることを知るなど、事故が身近なことを学んだほか、事故防止対策をした道路も見学して理解を深めた。
(クマ市街地に出没想定、猟友会と連携確認:北海道)
市街地へのヒグマ出没を想定した対応研修・訓練(興部署主催)が31日、町内のオホーツク農業科学研究センターで行われた。同署や興部、雄武両町、西興部村の職員、3町村のハンターら計25人が参加し、協力体制を確認した。
(公園にクマ出没想定、模擬銃構え訓練:北海道)
新篠津村や江別署などは村内の市街地でヒグマが出没した事態に対応する訓練を、村運動公園と村役場で行った。渡島管内福島町で新聞配達員の男性がクマに襲われ死亡したほか、道内各地で目撃情報が相次いでおり、関係者は真剣な表情で手順を確認した。
(キョンや里山の現状学ぶ:千葉)
一宮町のキャンプ場「Ocean's Camp TORAMII」(一宮町一宮)で8月23日、「キョンや里山、狩猟について考える」体験イベントが開催される。主催は房野ジビエ(一宮町)とオンジュクジビエラボラトリー(御宿町)。特定外来生物であるキョン(シカ科の小型動物)による農林業被害や、生態系への影響が問題となる中、同イベントでは、狩猟や命との向き合い方について体験的に学ぶ機会を提供する。会場となるキャンプ場「Ocean's Camp TORAMII」は、東京五輪のサーフィン会場近くに位置し、都心からのアクセスの良さも特徴の一つ。イベント後の宿泊や、前泊の予約も受け付けている。イベント内容は、動物と人との関係を紹介する紙芝居やキョンに関する解説、狩猟に使うわなの種類の紹介など。キョンの解体体験では、内臓を処理済みの個体を使い、参加者自身が皮を剥いで解体する工程を学ぶ。昼食には、キョンやイノシシ、シカのジビエ串を、千葉県産の野菜などと共にバーベキュー形式で提供する。猟師らとコミュニケーションを図るほか、命を頂くことの意味を考える対話の時間も設ける。講師を務めるのは、房野ジビエ代表の大木一夢さんとオンジュクジビエラボラトリー代表の宮嵜勢太郎さん。2人ともジビエに関わる事業を展開しており、猟師としての経験を生かしながら、環境保全や命の教育に取り組んでいる。宮嵜さんは「首都圏からもアクセスしやすい一宮町でイベントを開くことで、キョンや狩猟について知るきっかけになれば。紙芝居では『どうぶつたちとにんげんのおはなし』を朗読し、里山について分かりやすく伝えたい」と呼びかける。開催時間は10時30分~15時。参加費は、大人=1万2,000円、中学生以下5,000円。定員は15人。申し込みはオンジュクジビエラボラトリーの公式LINEアカウントで受け付ける。
(害獣駆除の難しさ「キツイのは世間体だよね」)
ときに耳にする「クマ被害」のニュース。最近では市街地で起きることも増えているという。野生のクマと接近した経験がある、女性セブンの名物ライター“オバ記者”こと野原広子氏が、昨今のクマ被害についてつづる。「クマに襲われて死亡」というニュースは、毎年のように流れてくる。それはたいがいの場合、キャンプ場だったり登山の途中だったりするから、「山に入るときは気をつけなくちゃね」と思ってきた。でも先日、北海道の市街地で起きたニュースには、いやもう「こんなことってある?」と二度見したよね。新聞配達中の52才の男性が住宅地の家の玄関先でクマに襲われたというニュースよ。悲鳴を聞いた近所の人が駆けつけて、声を上げたり物干し竿でクマを突いたりして救出しようとしたけれど太刀打ちできない。100m以上引きずられてやぶの中で男性は絶命した、というけど、そのむごたらしさに言葉も出ない。その少し前には岩手県の民家の居間でクマに襲われた81才の女性が死亡したばかりだ。今年は人の生活圏でのクマ被害が多すぎるよ。そして、そのたびに私はクマのニオイを思い出して身震いをするの。あれは、毎年きのこ狩りに出かけていた30代初めのこと。私の先を猟犬と歩いていたYさんが「見て。クマがぬたを打った跡だよ」と言って、辺り一帯の低木ややぶをなぎ倒して平たくなった場所を指し示したの。「フンを見ると、今日のものじゃない。昨日か一昨日のものだから心配ないと思うけど、今日は奥に入るのはやめよう」と言うんだわ。それにしても、動物園で感じる動物臭を100倍濃くして、さらに強烈な生臭さを加えたような、ともかく約40年たったいまもあのニオイは忘れられない。それが私が野生のクマに最接近した日だけど、その後、2人のクマ関係者に会っている。ひとりは那須塩原で温泉取材をしたときのタクシー運転手さんだ。「うちは代々、マタギをやっているんだよ」とバックミラー越しに言うから、思わず身を乗り出した。「マタギってまだいるの?」「いるさ。まぁ、最近のマタギは横着して、クマを追いかけるのにスノーモービルを使っているけど、親父の代までは足で追ったんだよ」と言う。「じゃあ、山でクマに遭遇したら、とっさにどう思うの?」と聞くと、「そりゃあ、うれしいよ。商売だもの。オレたちはクマの商品価値を下げないように顔を撃つんだ。胆とか内臓を傷つけると値段が下がっちゃう」と、そんな話をしていたときよ。突然、道沿いにタクシーを止めて、「ちょっとあの木を見て」と指さしたの。一本の大木の皮がボロボロにはがれて生木が見えている。「クマの爪痕だけど、ここまでクマが下りてきちゃダメなんだよ。人間が舐められているんだ」と、それまで柔和だったドライバー氏の目の色が変わったの。ああ、この人はクマと対峙するときにこんな目をするんだなと思ったら、背筋がゾクッとしたっけ。もうひとりは10年前に婚活で出会ったTさん(当時59才)だ。大手メーカーを定年退職間近のバツイチ氏で、婚活の方はともかく、彼の趣味の猟の話がめちゃ面白くて、二度三度と会った。何が面白いって、猟師界のグチ話よ。猟友会に入っていると行政から害獣駆除の依頼が来るんだけど、その手当は数千円。猟仲間も高齢化が進んで、ベテラン連中はキツいことはやりたがらない。「クマが出た、なんて聞くと『腰が痛い』『血圧が高い』と言って出て来やしない」と。一見、勇ましいハンターもひと皮めくれば人の子よね。撃った鹿はその場で解体するのが決まりだけど、何十kgの生肉を里まで持ち帰るのがまた重労働。都会ではジビエ料理とかいってもてはやされてても、彼の住む多摩地域では売れるどころかもらい手すらいないのだそうな。「あと、キツいのは世間体だよね。要請があって害獣を撃つのは、人の役に立ちたいって気持ちがあるからだよ。それなのに、30代半ばの娘は、ママ友たちから『あんたのお父さんが生きているクマとか鹿を殺しているって信じられない』って言われたって」と肩を落としていた。ちなみに、住宅地に出没したクマは警察の指示がなければ撃てないのが決まり。行政と警察の担当者がクマの危険を理解している人ばかりとは限らないので、目撃してから何時間も手をこまねいてしまうこともあるんだって。クマ被害、なくなりそうもない気がしてきたわ。
(ツキノワグマ対応訓練、警察と猟友会が連携:岐阜)
人里へ来たクマに襲われる事故が全国的に相次いでいる状況を受け、岐阜県警関署や地元自治体、猟友会などが1日、市街地にツキノワグマが出没したとの想定で、対応訓練を行った。訓練は、市街地にクマがうろついた場合とガレージに侵入した場合の2ケースを想定。市民の目撃情報による通報を受けた警察官がパトカーに乗って臨場し、被害者役を保護し、周辺住民へ外に出ないよう呼びかけるなどの注意喚起をした。署の敷地内で署員がクマや襲われた被害者に扮する中、猟友会会員が警察官と連携し、クマを捕殺するため、高所や軽トラックの荷台から散弾銃を構えた。
(エゾシカ死骸など不法投棄防止呼び掛け:北海道)
シカの死骸や解体後の残渣(ざんさ)、タイヤ、漁具などの不法投棄禁止を周知するため、広尾町と広尾署、北海道猟友会広尾支部は1日、町山フンベの林道沿いに、「不法投棄 警戒強化中」を訴える啓発看板を設置した。
(エゾシカ事故、3割が釧路・根室:北海道)
北海道東部の釧路、根室地域では秋の繁殖期に向けエゾシカが活発化し、関連した交通事故に一層の注意が必要だ。2024年に北海道で発生したエゾシカ関連の交通事故は5460件で、うち両地域が1617件と3割を占めた。法定速度順守をはじめ、道路横断や飛び出し時のスピードダウン、一時停止など慎重な運転が求められる。2024年にエゾシカ関連の交通事故が多かった道内市町村を見ると、道警釧路本部が所管する釧路、根室地域からは5市町が10位以内に入った。多い方から釧路市が337件(2位)、根室市が137件(5位)、別海町が125件(7位)、標茶町が119件(8位)、厚岸町が96件(9位)となっている。道内1位は苫小牧市の391件で、このほか札幌市や札幌近郊、稚内市が入った。道警釧路本部交通課の村上学課長補佐は「エゾシカが関係する交通事故は17年から8年連続で増えている」と指摘。交通量の多い国道で事故が多いとし、個体数の増加に伴い増えていると分析する。村上課長補佐は、季節に関係なく午後6時―8時は食事の時間で動きが活発になり「一頭が横断していたら、それに倣って後続も出てくる。車を見てはいない」と習性を説明。特に10―11月は繁殖期で活動が活発化する。「木々の緑は少なくなり、周囲の色と同化し、発見も遅れる」と注意喚起する。根室警察署の水留成副署長は「国道での事故が多い。根室市厚床地区から道の駅スワン44ねむろにかけての国道44号は、スピードを出しやすい」と説明。その上で「防鹿ぼうろく柵の一部に切れ目があるなどエゾシカが横断しやすい状況になっている」と事故原因を分析する。釧路本部管内では2022年10月にエゾシカが絡む2件の死亡事故が発生。交通事故を一件でも減らすにはスピードダウンの徹底が必須だ。法定速度の順守、ハイビームの積極的な活用、エゾシカの習性を理解した上で、ハンドルを握ることがドライバーには求められている。
(「神戸にクマはいない」とも言い切れない:兵庫)
神戸市内で、ツキノワグマの出没情報が相次いでいる。出没情報は2023年度まではほとんどなかったが、昨年度は10件寄せられた。隣接の市でも目撃情報が増えており、市街地に現れる「アーバンベア」が社会問題化する中、神戸市は山中にAI(人工知能)で自動検知する監視カメラを設置するなどして対策を強化している。「神戸市や兵庫県三田市などでツキノワグマの目撃が増えている。殺処分せずに人と離れたところに放すのが望ましいが、全国的には人身被害もあるので難しい問題だ」。神戸市の久元喜造市長は4月、隣接する市町長を代表して兵庫県庁を訪れ、斎藤元彦知事と問題意識を共有した。神戸市にはクマの狩猟技術を持つ捕獲従事者がおらず、他地域の経験豊富な従事者を派遣する仕組みの構築などを要請した。県内では昨年度、クマが冬眠前に食べるドングリ類が凶作だったこともあり、目撃・痕跡情報が過去2番目に多い1125件に上った。8割が県北部の但馬地域で、3年ぶりに人身事故が2件発生した。神戸市でもこれまでに出没情報がほとんどなかったものの、昨年度は10件に急増した。神戸市によると、フンなどの痕跡を調査してハクビシンとわかったケースなどを除くと8件で、そのうち1件は神戸市灘区の摩耶山麓だったが、残り7件は三田市と隣接する神戸市北区だった。いずれも目撃情報のみで、足跡やフンなどの痕跡は確認できなかったため、クマかどうかは断定できていないという。神戸市と接する三田市と宝塚市を含む阪神地域では昨年度、15件の出没情報があった。三田市では昨年11月から今年7月にかけて子グマの目撃情報が13件相次いでおり、目撃者の提供画像からクマとみられるケースも確認された。神戸市はこうした状況を踏まえ、昨年度、隣接する三田市や宝塚市、三木市に近い山中に監視カメラ約100台を約2000万円かけて設置。AIによる映像分析でツキノワグマやニホンジカを自動検知できるシステムを導入したが、これまでにクマを検知したケースはないという。神戸市は「イノシシをクマと見間違ったり、全国的にクマの出没が話題になり、市民の意識が高まった影響が出たりしているのかもしれないが、『神戸にクマはいない』とも言い切れない。餌を求めて、いつか都心部に出てくる可能性もあり、被害を未然に防ぐために警戒を続けたい」としている。
(有害鳥獣駆除に備え、ハンター講習会:青森)
青森県弘前市は3日、同市の弘前クレー射撃場で、猟銃の所持許可証取得後4年以上の中堅ハンターを対象にした講習会を開いた。同市では今年、クマが過去最多ペースで出没しており、参加者の中には危機感を抱くリンゴ農家もいた。講師を務めたベテランハンターは「許可証を持っていても実際に銃を使っていない人は多い。いざという時に瞬時に対応するためにも、講習会はますます重要になる」と話した。
(東北新幹線はやぶさ61号がイノシシはね停車:宮城)
東北新幹線は、東京発新青森行きの「はやぶさ61号」が1日午後3時33分頃、古川―くりこま高原駅を走行中、異常な音を感知したため停車し、32分後に再開した。JR東日本によると、同社の係員が周辺を改めて確認したところ、イノシシの死骸をトンネル内で発見、異音の原因はイノシシをはねたことによるものと発表した。また、同8時25分頃には、新青森発東京行きの「はやぶさ64号」が仙台―白石蔵王駅間を走行中にやはり異音を感知したため停車。25分後に再開したが、その後、同社は鳥との衝突が原因だったと発表した。東北新幹線は61号の停止で仙台―盛岡駅間で一時運転を見合わせ、計3本で約1900人に影響。64号については小山―仙台駅間で見合わせが起こり、計2本で約1000人に影響が出た。
(クマがモモ約200個食べる:秋田)
鹿角市で31日から1日にかけて、クマによる果実や果樹などへの被害が確認されています。県のツキノワグマ等情報マップシステム「クマダス」によりますと、31日午前9時ごろ、鹿角市十和田錦木枯草坂で、モモ約200個がクマに食べられているのが見つかりました。果樹23本の枝を折られたほか、樹皮を引っかかれる被害も確認されています。近くにはクマのフンが複数あったということです。
(クマが住宅の倉庫に侵入しコメ袋持ち去る:宮城)
宮城県加美町の住宅にクマが倉庫に侵入し、コメ袋を持ち去る被害がありました。けが人はいませんでしたが、警察や町は注意を呼び掛けています。警察によりますと1日午前3時半ごろ加美町の住宅で、飼い犬が吠えたことを不審に思った住人が敷地内の倉庫を確認したところ、体長1メートルほどのクマがコメ袋に保管していたコメを食べていたということです。住人は住宅の中に避難し、けがはありませんでした。朝になって改めて倉庫を確認すると、コメ袋がなくなっていて、倉庫から道路に向かってコメが散乱するなど、袋を引きずった跡が残っていました。 町によりますとこの付近では例年クマの目撃が多く寄せられていて、2023年には住宅の敷地内に保管していたコメの容器がクマに壊され、食い荒らされる被害も起きていました。警察や町が注意を呼び掛けています。
(高速道路でクマと衝突、11時間通行止め:山口)
31日、山口市の中国道で乗用車がクマと衝突し、現場付近は11時間にわたって通行止めとなりました。31日午後6時40分ごろ、山口市の中国道上り線で乗用車とクマが衝突しました。乗用車の男性2人のうち1人が軽傷を負い、警察では安全のため現場付近を通行止めにしました。夜が明けて、クマが死んでいるのが確認されました。現場付近はおよそ11時間通行止めとなりました。
(トマトをムシャムシャ、箱わなを設置していたら茂みからこちらを窺う1頭のクマの姿が:北海道)
北海道留萌地方の羽幌町で7月31日、クマ1頭が目撃されました。クマはその後、ハンターにより駆除されています。クマが目撃されたのは、羽幌町中央の道道747号と道道437号が交わる付近の茂みです。31日午後2時20分ごろ、ハンターと役場の職員が箱わなを設置していると、近くの茂みに1頭のクマが現れました。その後、クマはいったん姿を消しましたが、近くにある農業用ハウス内に忍び込み、作物のトマトを食べているのが見つかりました。クマはトマトを食い荒らしたあと、近くの羽幌川へ移動し、行方をくらましました。警察やハンターなどが、クマが再び現れた場合の駆除方法などを話し合っていたところ、4時間ほど経った午後6時過ぎ、再びクマが出没。同じ個体と判断し、ハンターが駆除しました。駆除されたクマは体長約1.3メートル、推定3歳のオスでした。このクマによる人への被害は確認されていません。
(クマと車衝突:秋田)
31日午前7時40分ごろ、横手市雄物川町大沢字新道の国道107号で、大仙市の20代女性の乗用車が右側から飛び出してきた体長約1・2メートルのクマと衝突した。女性にけがはなかった。
(イノシシと電車が接触:埼玉)
西武鉄道によると、西武秩父線は31日午後8時22分ごろ、武蔵横手―東吾野駅間でイノシシと列車が接触した影響により、飯能―西武秩父駅間で遅れがでている。イノシシは接触後、そのまま逃げたという。
(駆除された鹿肉でレトルトカレーとカレーパン:岐阜)
管理栄養士を目指す東海学院大学(岐阜県各務原市)の学生が、郡上市内で獣害対策として駆除された鹿肉を使ったレトルトパウチのジビエカレーと冷凍のジビエカレーパンを考案した。昨年、先輩たちが商品化した「ジビエフランク」に続く第2弾。学生は「害獣をマイナスからプラスの存在にしたい」と意気込む。同大学では2年前から、高齢化による深刻な後継者不足に直面している郡上市白鳥地区にある六ノ里棚田の保全活動に参加している。医療栄養学科の学生たちは毎月のように現地を訪れ、田植えや稲刈りなどを体験。収穫した棚田米を使ったポン菓子や甘酒をつくり、イベントなどで販売してきた。活動を通して、棚田の周辺ではシカによる農作物の被害が深刻化していることを農家から聞き、駆除した鹿肉に付加価値をつけようと、先輩たちが地元企業と協力してジビエフランクを開発した。鹿肉が入手できるのは狩猟期間の冬場に限られる。学生たちは、継続して食べられる商品として、長期間保存ができ、防災食にもなるレトルトパウチのカレーづくりを思いついた。協力を求めたのは、岐阜市のインド料理店「ラサマンダ」。経営者の村瀬嘉代さんも、ジビエカレーをつくるため、郡上産の鹿肉の入手先を探しているところだった。東海農政局やJAぎふなども協力し、産官学連携の取り組みに発展した。学生たちは、栄養学の観点から1日に必要な野菜摂取量の3分の1以上が1食でとれるように、学生たちが栽培した「各務原にんじん」のほか、タマネギやトマトなどをたっぷり使用したレシピを考えた。鹿肉は鉄分が豊富で、カレーに使うスパイスやハーブによって臭みが消え、香ばしさが食欲を誘い、夏バテ防止にもなるという。アレルギーも意識し、カレーには小麦粉を使っていない。賞味期限は1年間。学生たちと何度も試作を繰り返した村瀬さんは「肉の食感を残し、辛めの味に仕上げた。栄養満点で癖になるおいしさ」と胸を張る。完成したレトルトカレーは、スーパーの「北野エース」で8月上旬から販売が始まる。1人前1200円(税別)。カレーのルーを入れた冷凍のカレーパンも順次販売する予定で、同大学のキッチンカーでも提供するほか、郡上市内の道の駅での販売も目指している。7月7日には同市役所で報告会を開催し、山川弘保市長らが試食をした。商品を開発した郡上市出身の森島愛華さん(4年)は「レトルトにしても味や色が変わらないようにするのに苦労しました。価格も味も大人向けの鹿肉インドカレーです」とPRする。
(クマ出没:宮城)
利府町によると、4日午前5時50分ごろ、利府町菅谷館にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
丸森町によると、3日午後5時50分ごろ、丸森町大張大蔵小沼にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
登米市によると、4日午前7時40分ごろ、登米市迫町北方来田にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
色麻町によると、2日午前6時ごろ、色麻町黒沢北條にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
白石市によると、1日、白石市越河樋口山にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
栗原市によると、1日午後5時15分ごろ、栗原市栗駒猿飛来毛鳥前にクマが出没しました。
(イノシシ出没:宮城)
登米市によると、1日午前9時ごろ、登米市石越町南郷愛宕にイノシシが出没しました。
(クマ出没:宮城)
栗原市によると、1日午前8時51分ごろ、栗原市金成平治屋敷にクマが出没しました。
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(野生イノシシの豚熱感染:富山)
富山県は30日、上市町で死亡しているのが見つかった野生のイノシシから豚熱に感染していることが判明したと発表しました。このイノシシは、今月24日に上市町で死んでいるのが見つかりました。雌の成獣で、体長70センチ、体重20キロだったということです。県によりますと、この日は東部家畜保健衛生所で合わせて58頭の野生イノシシを検査し、このイノシシ以外の57頭からはウイルスは検出されなかったとのことです。富山県内では、今年4月から7月までの間に、高岡市や砺波市、魚津市などでも野生イノシシが豚熱に感染しているのが確認されていて、今回の上市町の事例を含め、今年度は合わせて5頭の感染が確認されています。
(ダニ媒介性脳炎の抗体開発、長崎大教授ら研究グループ)
長崎大高度感染症研究センターの好井健太朗教授らの研究グループは28日、マダニが媒介する感染症で急性脳炎を引き起こす「ダニ媒介性脳炎」ウイルスを感染後の脳内から排除する抗体を開発したと発表した。同脳炎の効果的な治療法は現在なく、治療法開発への応用が期待される。好井教授などによると、同脳炎はウイルスが脳内に侵入して中枢神経症状を引き起こし、極めて重篤な脳炎を発症する。世界では年間1万~1万5千人が感染。日本では1993年に北海道で初めて感染が確認されて以来、今月27日までに計9人の感染が報告され、うち2人が亡くなっている。治療法が確立されていないのは、脳の血管と組織の間で有害物質の移動を防ぐ「血液脳関門」の影響で、治療薬が必要な所に届きにくいことが一因だった。好井教授らは、血液脳関門を透過する性質を持つ小型タンパク質を融合させた抗体を開発。同脳炎ウイルスに感染したマウスに投与したところ、脳内のウイルス量が100分の1程度まで減少する効果が認められた。好井教授は「他の神経感染症への応用を見据えた薬物送達システム開発への貢献も期待される」と話している。
(野生鳥獣による農林産物被害、3年連続で増加:静岡)
静岡県がまとめた2024年度の野生鳥獣による農林産物被害状況によると、被害総額は2億9300万円(前年度比8%増)で3年連続で増加した。
(“サルから農作物を守れ”対策考えた4団体に補助へ:岐阜)
岐阜県はニホンザルによる農作物の被害を防ぐため、対策のアイデアを考えた4つの団体に活動資金を補助することを決めました。岐阜県では新たな政策を企画・立案するためのアイデアを募集する「政策オリンピック」を、今年度から行っていて、ニホンザルから農作物を守るための対策案を募集していました。その結果、ことし5月までに16件の応募があり、県は、このうち飛騨市、揖斐川町、下呂市、郡上市の4つの団体に、合わせて900万円の活動資金を補助することを決めました。このうち下呂市の猟友会の案は、サルをおりで捕獲する際に、エサとしてトマトやかぼちゃではなく、トウモロコシや大豆を利用するものです。ペットボトルに開けた穴から粒の小さなエサが少しずつ出るようにすることで、コストを削減するとともに、より多くのサルを、おびき寄せることが期待されています。また、揖斐川町の森林組合では、サルが人里におりてこなくてもすむよう、ドングリなどができる広葉樹を山に植樹するほか、GPSを使って、群れの動向を把握するとしています。県では3年間にわたって実績を報告してもらい、効果があったものは、ほかの地域にも広げることにしています。
(岩手県が恐れる「最凶ツキノワグマ」)
クマが住宅地で人を襲うニュースが増えている。これは決して偶然ではない。人間社会で起きた歪みが、クマの生態を大きく変容させた証左なのだ。ガタッ、ガタタッ、ガタッ。7月1日午前5時ごろ、岩手県北上市和賀町山口。ここは人口約400人の小さな集落で、土地の多くが水田の農村地帯だ。山と平地の境目に位置し、近くには一級河川の和賀川が流れている。この山口地区の一軒家で、小屋の戸を引っかく音が鳴り響く。「侵入者」は小屋に目当てのブツがないとわかると、住居のある母屋へ向かった。ガタタッ、ガタタタッ。鍵のかかった玄関の引き戸を開けようとするも、扉は開かない。それから母屋の横にまわり、キッチンの出窓を強引に割った。だが二重窓になっていて、奥側の窓には手が届かず中には入れない。仕方なく母屋を後にした「侵入者」は、隣家に移動した。用が済むと、また次の隣家に向かう。ガタッ、ガタッ、ガタッ。早朝の田園地帯に、不気味な音が何度も響き渡る。それから3日後、世間を脅かす凄惨な事件が起きた。「7月4日午前7時40分ごろ、山口地区に住む高橋成子さん(81歳)が、自宅の居間で血を流して倒れているところを長男に発見されました。高橋さんの全身には動物の爪でつけられたような傷が多数あり、駆け付けた警察により死亡が確認されました。死因は出血性ショック。現場の状況からツキノワグマに襲われたと見られています」(全国紙社会部記者)。本州最大の食肉類であるツキノワグマだが、本来は温厚で臆病な動物として知られている。それが民家に侵入して人を殺すとはどういうことか。本誌記者は現地へ飛んだ。昨年から夫が施設に入っていた高橋さんは、独居生活をしていた。昔は庭の草刈りもこなしていたが、ここ数年は手つかずで森のような状態になっていたという。クマからすれば、人が住んでいない家だと思ったのかもしれない。高橋さんの葬儀に参加した近隣住民はこう語る。「頭と顔を攻撃されたようです。ご遺体の頭には布が巻かれ、顔は傷跡が見えたものの縫合で綺麗になっていました」。この殺人ツキノワグマについては、6月末から地元で話題になっていた。山口地区のあちこちで「小屋にクマが入った」といった被害が相次いでいたのだ。目撃情報が出たばかりの時期には、なんと一日に4回もクマに侵入された住民がいる。6月30日に被害に遭った、当事者の高橋幸俊さんはこう振り返る。「最初に見たのは午前8時半です。ガタガタと音がするので敷地内の小屋を見に行くと、クマが侵入していました。引き戸を器用に開けて入ったようです。私の存在に気づくと逃げていきました。引き戸に鍵をかけてから、10時ごろに役所の職員に来てもらいました。現場の小屋まで案内すると、またクマがいたのです。別の扉を強引に押し倒して侵入していました」。高橋さんと職員の姿を見てクマは再び逃げだした。小屋の中を確認してみると、大きな箱に入れていた米2袋が食われていた。蓋代わりにベニヤ板を置いていたが、きれいにズラしていたという。「食べられたのはコシヒカリの古米です。残った米は自宅に移動させました。空にした箱には、元通りベニヤ板を載せ、その上にコンクリのブロックを5つ置いた」(高橋さん)。侵入はこれで終わらない。午後5時、再びクマが侵入。ブロックをすべてどかして米を探すも、見当たらないことに苛立ったのか小屋の中を荒らして回る。音に気付いた高橋さんは、腹が立って鉄の棒を持ち外へ出た。すると、小屋から出たクマと鉢合わせに……。「もう私を見ても逃げる様子がない。3メートルくらいの距離でにらみ合いました。『やるかコラッ』と大声を上げるも動じない。それどころか地面に置いてあった小型ラジオを手ではじき飛ばした。鉄の棒を振りかざすと、ようやく藪の中へ逃げたんです。全長にして1・5メートルくらいあるように見えました」(同前)。4回目の遭遇は午後5時50分。物音がした台所の方向に向かうと、クマが家の外についた換気扇によじ登ろうとしていた。高橋さんはさすがに身の危険を感じ、その日は近くに住む長男宅に身を寄せる。翌日の朝、自宅に戻ると驚愕の光景を目にした。「ついに母屋に侵入しようとしたのか、玄関の引き戸を開けようとした痕跡があった。さらに換気扇の下にあるガラス戸は割られ、網戸も壊されていました。ウチに来た後は、隣の家にも入っていたようです。やはりその小屋にも米が置いてありました」(同前)。
(猟師たちが警告する「殺人ツキノワグマ」の正体:岩手)
クマはコシヒカリの味を覚えて執着するようになったのか、冒頭に描写したように、7月1日には別の家の小屋にも侵入した。小屋の持ち主である工藤眞一さんは、こう語る。「朝8時、小屋に向かうと引き戸がきれいに開けられていたんです。中に入ると、保冷庫にあった米2袋が食べ散らかされていました。そして午後4時半ごろ、また小屋に入ってきたのです。結局、2時間ほどクマは中にいました」。7月3日には、クマが「家の中」に2回も侵入するという被害も山口地区であった。高橋菊子さんが振り返る。「午前7時半ごろ、1階にいたら縁側からクマが侵入するところに出くわしました。思い返すと、そこは米がある場所だったんです。駆け付けた警官が爆竹を鳴らして追い払ったのですが、2時間後にまたクマが来たんです。すべての扉に鍵をかけていたと思ったら、ひとつかけ忘れていた。そこから侵入していたのです。クマは縁側近くの米袋を食べていました」。翌朝に菊子さんが車で自宅へ戻ると、クマが自宅から出てくるところを発見。裏口の扉の一部が壊されていた。それから約1時間後に、高橋成子さんの遺体が発見される。この事態を受けて同日、岩手県は「ツキノワグマの出没に関する注意報」を「警報」に引き上げた。さらに北上市は和賀町内の3ヵ所に避難所を開設。クマ被害防止のために避難所を設置するのは県内初で、異例のことだった。この地域でクマの目撃情報は珍しくない。ただ、住民たちは今回の殺人ツキノワグマの「米への執着」と「器用さ」に驚いている。臆病なはずのツキノワグマが何度も同じ民家を訪れること。そして、引き戸を壊すことなく「引いて」開けることだ。なかには「ドアノブを開けて入ったクマもいる」(地元猟友会関係者)という。つまり、これまでの常識が通用しないクマなのだ。岩手大学准教授(動物管理学)の山内貴義氏は、こう解説する。「炊く前の米は非常に消化効率が悪いため、普通、クマは米を好んで食べません。ただ野性のクマは農家が廃棄した籾殻や糠をあさって食べることがあります。偶然、米の味を覚えたのかもしれません」。そして11日の午前6時ごろ、事態は急変する。山口地区で民家の小屋に侵入した成獣の雄グマが、地元猟友会によって駆除されたのだ。7月28日にはDNA鑑定の結果、このクマが高橋成子さんを殺害したクマと同一であることが発表されている。だが、駆除された11日の午後には、同地区で再び2件のクマ目撃情報が寄せられた。翌日は3件と、依然としてクマは人前に姿を現し続けている。地元猟友会の男性は、こう語る。「民家に入って米を盗むクマは1頭だけではない。ニュースにはなっていないけど、昨年には精米機を壊して米を食べた親子のクマも出ている。昔のクマとは性質も行動も違うし、人間なんて怖がらない。というのも、いまや多くのクマが里中に住み着いているんだ。たとえば、河川敷で草木が密集しているところなんかに生息する。これまでは草刈りや伐採で手入れされていたけど、次第に放置されてジャングル状態になった。そうなると、餌は民家の庭にある果樹や倉庫の米になる」。12日には北海道福島町の住宅街で、新聞配達員の男性がヒグマに襲われて死亡するという事件も起きている。これまでクマ被害は、主に山中で起きていた。だが、いまや人々が生活を営むエリアにクマたちは進出してきているのだ。山口地区の自治会長を務める高橋博敬さんは、こう話す。「高齢化が進み一人暮らしの世帯が増えたことで耕作放棄地が増えています。こうした場所も、クマの隠れ家になっている可能性が高い。クマの問題は、現代社会の課題でもあると思います」。今日も岩手県の農村では、無数のクマが古米を求めて人里をさまよい歩いている。
(イノシシ出没が暮らしに影響:長崎)
長崎市南部でイノシシの出没が目立っている。人口231人の離島・高島では海を渡って上陸したイノシシが繁殖し、捕獲数はここ5年で約200頭に上る。野母崎では農作物が荒らされる被害が出た。専門家は「捕獲だけでなく、人とイノシシのすみ分けが必要だ」と指摘している。長崎港から南西約15キロに位置する高島。春先、記者は高島で取材中、複数の住民から声をかけられた。辺りには「イノシシに注意」と書いた看板が立ち、イノシシが掘り起こした跡も目についた。高島でイノシシが確認されたのは2014年。山中で目撃情報があり、捕獲隊が4頭を捕まえた。だが、繁殖力が強い動物だけに島に定着した。高島地域センターによると、捕獲数は21年度の41頭から増え続け、昨年度には過去最多の56頭になった。家庭菜園で育てる芋や住民が猫に与える餌を狙い出没している可能性があるという。高台にある市立高島小中(小学生7人、中学生3人)は昨年度から、車やバスでの登校を徹底するなどの対策を取っている。野母崎地区の地域おこし協力隊、加賀江開さん(26)は昨年、市民に芋掘りを体験してもらう脇岬町のサツマイモ畑をイノシシに荒らされた。計約800平方メートルの畑の周囲に市から借りたワイヤメッシュ柵を張り巡らせていたが、それでも被害を受け、芋掘り体験は中止を余儀なくされた。今年は柵を二重にして、イノシシが嫌う臭いを発するという唐辛子をサツマイモの近くで栽培している。釣りや海水浴で多くの観光客が訪れる伊王島では、踏み板を踏んだり、糸に触れたりすると柵の扉が閉まる箱わなを9カ所に設置。地域住民でつくる捕獲隊が週に3回餌をまいて見回りをしている。今月11日にも餌をまいたが、わなにかかったイノシシはゼロ。伊王島では昨年度、45頭を捕獲したが、本年度は5頭にとどまっているという。捕獲隊の林田慎一さん(43)は「イノシシは警戒心が強い。わなの仕組みを覚えられたのでは」と不安を口にする。伊王島ではタヌキも増えている。昨年度は箱わなで100頭以上を捕獲した。伊王島地域センターの村山康博さん(62)は、観光客がタヌキに餌を与える姿を見ることもあり、人に慣れてきていると感じている。「人的被害はないが、ふんの掃除が大変。観光地としてのイメージを損ねないようにしないと」と気をもむ。長崎市大浜町の合同会社ながさき夢ファームは市の委託を受け、有害鳥獣に関する被害相談受け付けや捕獲に取り組んでいる。福山真尉(まさやす)代表社員によると、市南部には空き地や人里に近い低山が多く、イノシシが出没しやすい。「捕獲や防御だけでなく、草刈りや伐採をして荒れ地を整備し、人とイノシシの“すみ分け”をすることも重要だ」と指摘している。
(サイクリングロードに血だまり、シカの毛が散乱:北海道)
7月30日午後7時ごろ、北海道留萌市留萌村にある旧藤山駅近くのサイクリングロードで、シカの毛が散乱した血だまりが見つかりました。警察はクマによるものとみて、警戒しています。警察によりますと、付近を散歩していた住民が路上に血だまりを発見して通報。調べたところ、周囲にはシカの毛が散乱していて、サイクリングロードの脇のやぶへ引きずったような跡が確認されました。血だまりが発見された際、すでに日没を迎えていました。警察はやぶの中に入ることができず、シカの死がいは確認されていません。クマの足跡も見つかっていません。200メートルのところに住宅があり、警察も住民に警戒を呼びかけています。
(クマが民家畑でスイカ食べる:秋田)
31日午前6時50分ごろ、大仙市豊岡字杉ケ崎の民家敷地内の畑でクマがスイカを食べているのを住人の50代男性が目撃した。大仙署によると、クマは体長約50センチ。男性が爆竹を鳴らしたところ、クマは近くの山の方向に立ち去った。
(食害相次ぐ上ノ国町でクマ目撃:北海道)
クマに食い荒らされたとみられる食害が相次いでいる北海道・上ノ国町で2025年7月30日、男性がクマ1頭を目撃しました。また、クマがゴミを荒らした痕跡も見つかり、警察が警戒を続けています。7月30日午後10時30分ごろ、上ノ国町木ノ子の住宅敷地内の畑で、住宅を訪れた男性がクマ1頭を目撃しました。警察によりますと、男性は物音がしたため懐中電灯を照らしたところ、家庭菜園の畑にクマが居座っていたということです。目撃されたクマは1頭で、体長はおよそ1.5メートルでした。男性はその場から避難したため、クマの行方はわかっていませんが、警察官が現場に到着し周辺を確認したところ、畑のそばにあった生ごみを入れるコンポストが、荒らされていたということです。上ノ国町では7月に入り、スイカやトウモロコシなどがクマに食い荒らされたとみられる食害が相次いでいて、道は「ヒグマ注意報」を発表しています。警察も24時間体制でパトロールを続けるなど、警戒を強めています。
(クマが鶏襲う被害相次ぐ:岩手)
二戸市と雫石町で30日、クマが鶏を襲う被害が相次いだ。同日午後5時半ごろ、二戸市上斗米の佐藤養鶏の鶏舎で、鶏数十羽が襲われていることが確認された。二戸署によると、金網フェンスが破壊されており、クマによる被害とみられる。同日午後5時5分ごろ、雫石町長山松木の自営業の男性(65)方の鶏小屋にクマがいると家族が110番通報した。盛岡西署によると、クマは金属製ネット4枚と木の板1枚を破壊。ウコッケイ8羽が被害に遭った。
(住宅地のりんご畑でクマ食害:青森)
連日目撃が相次ぐクマの被害からです。青森市の住宅地近くにあるりんご畑でクマによる食害が見つかりました。被害にあったのは青森市駒込の月見野霊園から北におよそ400メートルのりんご畑です。きょう午前9時半ごろ、りんご畑を管理する70代の男性が畑を訪れて被害に気づき市に通報しました。およそ1,650平方メートルの畑にはりんごの木を4本植えていて、枝木を折られたほかりんご20個ほどが食われていたということです。市が猟友会と現場を確認したところ木にクマの爪痕があり、猟友会がクマによる被害と判断したということです。市はクマを見つけても絶対に近づかないよう、注意警戒を呼びかけています。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、31日午前11時30分ごろ、仙台市太白区茂庭大貝中にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、30日午後8時ごろ、仙台市青葉区大倉向田にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、30日午後6時ごろ、仙台市青葉区大倉高森にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
栗原市によると、31日午後4時5分ごろ、栗原市築館狼ノ穴沢にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、30日午後7時50分ごろ、仙台市泉区明通2丁目にクマが出没しました。
(クマ出没:宮城)
仙台市によると、30日午後6時10分ごろ、仙台市太白区茂庭中谷地南にクマが出没しました。
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